2011年3月期第2四半期 決算説明資料

すべての人にベター・クオリティ・オブ・ライフ
ウイン・パートナーズ株式会社
WIN-Partners Co., Ltd.
2016年3月1日 個人投資家説明会
ウイン・パートナーズ株式会社
代表取締役社長
秋沢 英海
会社概要
医療機器の販売を通じて
皆様の健康に貢献しています
医療機器の適正使用支援
病院のバリューアップ支援
+
取引医療機器
メーカー
80
社
製品
製品
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製品利用情報
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アクティブ顧客数
370
製品
利用情報
医療施設
3
医療は低侵襲の時代へ
単に病気を治すというだけではなく、身体の負担を軽減し、
より効果的な治療へと向かっています。
(代表例)
• カテーテル血管内治療
• 内視鏡手術
• ロボット手術
• 粒子線がん治療
等
4
2つのターニングポイント
2013年
1993年
・低侵襲医療に着目し、
取扱品目を集約
・米国で心臓カテーテル治療
・東北の医療機器商社テスコ
と経営統合し、持株会社体制
に移行
を学んだドクターとともに、
国内での普及を推進
1983年
1973年
5
低侵襲医療の発展と共に売上拡大
510
億円
600600
億円
2013年3月期まではウイン・インターナショナル業績(単体)、
2013
2014年3月期以降はウイン・パートナーズ実績及び業績予想(連結)
500500
億円
TAVI
1998年3月期は決算期変更により、11か月決算
2012
MRI対応
ペースメーカ
2010
400400
億円
インスリンポンプ
2006
300300
億円
末梢血管ステント
CRTD
ステントグラフト
2004
200200
億円
1993
100100
億円 ステント
1996
DES
ICD
00
'93/4 '94/4 '95/4 '96/4 '97/4 '98/3 '99/3 '00/3 '01/3 '02/3 '03/3 '04/3 '05/3 '06/3 '07/3 '08/3 '09/3 '10/3 '11/3 '12/3 '13/3 '14/3 '15/3 '16/3予
6
高い収益性と安全性
ROE
ROA
15%
7.0%
14%
6.0%
13%
14.17
2%.5%
5.0%
9.7%
ウイン・パートナーズ
4.0%
3.3%
3.7%
業界平均
2.0%
1.0%
0.0%
1.3億円
1.0億円
156
166
% %
141%
130%
100%
0%
120%
ウイン・パートナーズ
ウイン・パートナーズ
業界平均
業界平均
自己資本比率
50%
241%
200%
150%
282万円
0
業界平均
300%
140%
400
負債比率
170%
674万円
200
ウイン・パートナーズ
流動比率
一人当たり営業利益
600
0.5
業界平均
業界平均
800 万円
0.0
ウイン・パートナーズ
ウイン・パートナーズ
一人当たり売上高
1.0
2.0%
0.0%
ウイン・パートナーズ
1.5 億円
3.3%
3.2%
2.0%
1.0%
1.0%
業界平均
5.0
5.1
%%
3.0%
2.0%
売上高当期純利益率
160%
5.0%
0.0%
9%
3.0%
7%.3%
6.2
3.0%
10%
4.0%
6.0%
4.0%
12%
11%
売上高営業利益率
30%
45.1
41%
.7%
34.1%
20%
122 %
140%
ウイン・パートナーズ
40%
10%
0%
業界平均
ウイン・パートナーズ
業界平均
※業界平均は当社、カワニシHD(2689)、山下医科器械(3022)、ほくやく・竹山HD(3055)、DVx(3079)、メディアスHD(3154)、シップヘルスケアHD(3360)、日本ライフライン(7575)の2014年度の有価証券報告書に基づき当社作成。
7
高い利益率をもたらす当社の基本戦略
1
成長性の高い「低侵襲医療」に特化
低侵襲医療とは苦痛や出血などの
身体的負担が少ない検査や治療
2
プロに徹したサービスの提供
顧客は大学病院や地域の有力医療機関が中心
8
主要取扱製品
狭心症・心筋梗塞
ステント
不整脈
ペースメーカ
大動脈瘤
ステントグラフト
閉塞性動脈硬化症
脳動脈瘤
糖尿病
検査
末梢血管用ステント
塞栓用コイル
インスリンポンプ
MRI
9
サービス①:適正使用支援
医療機器を正しく使う為の医療現場支援
手術前
手術中
手術後
手術プランニング
の確認
緊急時対応の為、
待機等
未使用品の回収、
返品、
代金請求
症例に最適な
医療機器の選択
使用方法の説明、
出荷サイズの決定、
納品等
補充、
在庫管理等
PTCA
バルーンカテーテル
10
付加価値サービス② 病院のバリューアップ支援
サービス②:病院のバリューアップ支援
医療の質向上や競争力強化を総合的に支援
高度医療化支援
最先端の技術、
製品の提案
設備投資提案
人材補強支援
マーケティング支援
診療圏調査
ターゲット地域、
診療領域の提案
収益性改善支援
効率的な
オペレーションの提案
コスト削減策の提案
集患、増患施策の
提案
11
今後の展望
成長戦略
1
心臓関連製品の拡大
◆ 新しい治療法の普及促進 ◆ 新製品の拡大
2
治療領域の拡大
◆ 低侵襲治療を心臓以外へ拡大
3
地域、顧客の拡大
◆ M&A等により、全国主要都市へ展開
13
心臓関連製品の拡大
①虚血性心疾患関連 (PCI)
経カテーテル冠動脈形成術
心筋梗塞、狭心症等を血管内から治療する低侵襲治療法
PTCAバルーンカテーテル
PTCAバルーンカテーテル
薬剤溶出型ステント
血管
狭窄
薬剤溶出型ステント (DES)
血管が狭くなり
血流を阻害して
いる箇所
(千件)
260
PCI市場の推移(症例数)
249,600 症例
240
220
血管内超音波(IVUS)診断カテーテル
200
180
160
140
120
100
'98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15予
(出典)R&D「医療機器・用品年鑑2015年版」
14
市場の伸びを上回る症例数
PCI症例数推移
200
190
180
当社グループ
国内症例数
2006年度~2012年度まではウイン・インターナショナル(単体)の顧客症例数、
180
7.6
2013年度以降はウイン・パートナーズ(連結)の顧客症例数
170
%
年率
160
150
グループ症例数
伸長率
※’06=100とする
140
121
130
120
国内PCI症例数
伸長率
2.4%
年率
110
100
'06
'07
'08
'09
'10
'11
'12
'13
'14
(出典) R&D「医療機器・用品年鑑2015年版」に基づき当社作成
15
高齢化がPCIの追い風
①PCIの中心患者は65歳~79歳
②中心患者(65歳~79歳)人口が増加
心臓カテーテル治療症例数(年齢別)
年齢3区分別人口の推移
(万人)
(歳)
90~94
男性
85~89
女性
9,000
8,000
80~84
15~64歳
7,000
75~79
6,000
70~74
実績値
推計値
5,000
65~69
60~64
4,000
65歳以上
55~59
3,000
50~54
(参考)年齢別の構成比率
45~49
2,000
症例数合計628件
40~44
65~79歳:全体の61%
35~39
65歳以上:全体の73%
0~14歳
1,000
0
0
50
100
150
(出典)当社取引先の3ヶ月間の年齢別症例数(2010年調査)
(人)
1990年
1995年
2000年
2005年
2010年
2015年
2020年
(出典)国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」(平成24年1月推計)
16
②心臓律動管理関連 (CRS)
ペースメーカ・ICD・CRTD移植術
PMI・CD・CRTD
市場の推移
不整脈等を治療する医療機器を埋め込む治療法
65,000
PM(左軸)
60,000
62,432個
12,000
(販売数量/単位:個)
11,000
10,000
7,036
個
ICD(右軸)
9,000
CRTD(右軸)
55,000
8,000
7,000
50,000
3,720個
ペースメーカ
45,000
植 込 型
除細動器
(ICD)
両室ペーシング
機能付き植込型
除細動器(CRTD)
6,000
5,000
4,000
3,000
心臓に電気刺激を送る
40,000
2,000
1,000
35,000
0
'05
心筋焼灼術 (アブレーション:ABL)
'07
'08
'09
'10
'11
'12
'13
'14 '15予
(出典) R&D「医療機器・用品年鑑2015年版」
不整脈を引き起こす異常な部分を焼灼する治療法
70,000
,
0
7
ABL用カテーテル
'06
60,000
,
0
6
ABLカテーテル
市場の推移
64,310本
(販売数量/単位:本)
50,000
心臓
,
0
5
40,000
,
0
4
30,000
,
0
3
20,000
,
0
2
10,000
,
0
1
0
高周波電流で
異常箇所を焼灼
0
(出典)R&D「医療機器・用品年鑑2015年版」
17
③心臓血管外科関連 (CVS)
ステントグラフト内挿術
大動脈瘤等を血管内から治療する低侵襲治療法
ステントグラフト
ステントグラフト市場の推移 (数量/単位:本)
腹部
胸部
9,950 本
12,000
8,270 本
10,000
10,000
8,000
8,000
6,000
6,000
4,000
4,000
2,000
2,000
0
'07
'08
'09
'10
'11
'12
'13
'14
'15予
0
(出典)R&D「医療機器・用品年鑑2015年版」
'08
'09
'10
'11
'12
'13
'14
'15予
18
③心臓血管外科関連 (CVS)
経カテーテル大動脈弁留置術 (TAVI)
大動脈弁狭窄症の低侵襲治療法
外科手術ができない高齢患者や重症患者も治療可能に
2013年10月より保険適用
バルーン拡張型人工生体弁セット (公定価格 ¥4,430,000)
TAVI用生体弁
足の血管からの治療
胸壁からの治療
19
治療領域の拡大
①末梢血管疾患関連 (PPI)
経カテーテル末梢血管形成術
下肢動脈等の血流悪化を血管内から治療する低侵襲治療法
シャント症例
PPI市場の推移
腎臓病の治療で血液透析を行うため、
動脈と静脈を縫い合わせた血管(シャ
ント)に生じた狭窄等を治療
(カテーテル・ステント等の数量)
(個)
PTAバルーンカテーテル
553,590 個
600,000
500,000
400,000
末梢症例
主に足の閉塞性動脈硬化症を治療
末梢血管用ステント
300,000
200,000
100,000
0
'08
'09
'10
'11
'12
'13
'14
'15予
(出典)R&D「医療機器・用品年鑑2015年版」
20
②糖尿病関連 (DMS)
インスリンポンプ療法
従来よりも適切な血糖管理が可能な糖尿病治療法
インスリンポンプ
血糖値変動の測定データをインスリンポンプに
プログラミングし、インスリンを持続的に体内に
注入し、血糖値をコントロールする。
21
地域、顧客の拡大
①営業拠点の開設
20
拠点
(2016年1月末現在)
22
②M&A
医療機器卸業界マップ
竹山
ムトウ
ウイン・パートナーズグループ
上場会社及びそのグループ会社
非上場会社
(出典)
R&D「医療機器・用品年鑑2015年版」に基づき当社作成。
*対象企業:医療機器卸・小売、医療機器メーカー販社の内、
売上高上位100社(直近の処置用機器売上高を使用)
テスコ
栗原医療器械店
グリーンホスピタルサプライ
山下医科器械
カワニシ
ウイン・インターナショナル
八神製作所
朝日インテックJセールス
DVx
MMコーポレーション
23
2016 年3月期 通期予想
2016年3月期 通期予想
期初計画通り
2016年3月期
金額(百万円)
売上高
百分比(%)
前期比(%)
55,500
100.0
+9.8
営業利益
2,950
5.3
+13.5
経常利益
2,950
5.3
+12.3
当期純利益
1,930
3.5
+14.2
1株当たり純利益(円)
134.46
+14.2
1株当たり配当金(円)
41.0
+7.9
24
分類別通期売上高見通し
(単位:百万円)
金額
前期比
構成比
虚血性心疾患関連(PCI)
23,260
+10.4%
41.9%
心臓律動管理関連(CRS)
12,000
+19.3%
21.6%
心臓血管外科関連(CVS)
6,900
+2.9%
12.4%
末梢血管疾患関連(PPI)
2,920
+9.0%
5.3%
脳外科関連
1,820
+16.0%
3.3%
730
+26.0%
1.3%
大型機器関連
3,830
▲4.5%
6.9%
その他
4,040
+3.8%
7.3%
55,500
+9.8%
100.0%
糖尿病関連(DMS)
合計
25
2016 年3月期 第1四半期実績
2016年3月期 第3四半期実績
前期3Q実績
当期3Q実績
前年同期比
高
36,650
39,733
+8.4%
(単位:百万円)
売
上
営
業
利
益
1,815
2,083
+14.7%
経
常
利
益
1,827
2,094
+14.6%
四 半 期 純 利 益
1,170
1,488
+27.2%
81.52
103.73
-
833.65
928.45
-
1株当たり四半期純利益(円)
1株当たり純資産(円)
26
分類別売上高の状況
分類別売上高(第3四半期実績)
金額
(百万円)
売上高伸長率(%)
数量
金額
売上高構成比
比率(%)
増減(pt)
虚血性心疾患関連(PCI)
16,892
+7.8
+8.7
42.5
+0.1
心臓律動管理関連(CRS)
8,345
+18.4
+14.7
21.0
+1.2
心臓血管外科関連(CVS)
4,924
▲ 1.5
▲ 3.2
12.4
▲ 1.5
末梢血管疾患関連(PPI)
2,062
+14.7
+3.1
5.2
▲ 0.3
脳外科関連
1,358
+5.6
+16.8
3.4
+0.2
糖尿病関連(DMS)
560
-
+31.8
1.4
+0.3
大型医療機器関連
2,239
-
▲ 3.8
5.6
▲ 0.7
その他
3,350
-
+18.1
8.4
+0.7
39,733
-
+8.4
100.0
合計
27
分類別売上高ハイライト
分類別下期対策
PCI
・新規顧客の獲得 ・新規営業拠点の売上拡大
CRS ・新製品の拡販( ABL) ・ABLチームによる取引拡大
冷凍
CVS ・新規顧客開拓で症例数増・新製品の拡販 (TAVI)
脳外科 ・バリューアップ支援による症例数増
大型医療
・既存顧客の大型設備投資の受注
機器関連
28
配当方針
業績、経営基盤の強化および
将来の事業展開等を総合的に勘案しながら
配当性向
30% 以上
を目指します
2016年3月期 配当金予想
期末
41円
29
主なリスク
リスク要因
対策
 医療制度改革による医
医療制度改革による
療機関の変化
医療機関の変化
バリューアップ支援
 バリューアップ支援等
等の提供
の提供
 2年毎の保険償還価格
2年毎の保険償還価格※
※
の改定による販売価
の改定による販売価格
格の低下
の低下
販売数量の拡大
 販売数量の拡大
 価格競争の激化
価格競争の激化
最先端の医療技術、
 最先端の医療技術、新
新製品の導入
製品の導入
 技術革新
技術革新
(画期的な医薬品等の登場に
よる医療機器の使用減少等)
※ 保険診療に使用できる医療機器の価格。国が価格を決定する。
30
株価推移
2014年9月
(単位:円)
2,000
2014年5月
JASDAQ から
1,800
2015年3月
株式売出
100万株
株式売出
目論見書
1,600
2013年12月
1,400
立会外分売
36万株
1,200
1,000
800
※株価は週の終値
2013
2014
2015
2016
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1
31
ロゴマークについて
幸せの象徴、青い鳥が向かい合ってつくる「W」
それは私たちの頭文字であり、企業や人とのパートナーシップを表しています。
三角形はひとつひとつの企業を表し、より良い社会に向けて自在に形を変え、
進化しながら高みを目指す私たちの企業姿勢を伝えます。
この資料は投資家の参考に資するため、ウイン・パートナーズ株式会社(以下、当社)の
現状をご理解いただくことを目的として当社が作成したものです。
当資料に記載された内容は、2016年3月1日現在において一般的に認識されている
経済・社会等の情勢および当社が合理的と判断した一定の前提に基づいて作成されて
おりますが、経営環境の変化等の事由により、予告なしに変更される可能性があります。
投資を行う際は、投資家ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
本資料に関するお問合せ先
ウイン・パートナーズ株式会社 社長室
TEL 03-6895-1234 FAX 03-5688-0891
HP http //www.win-partners.co.jp
32