IAIR 認定プラクティショナー ベーシックⅠ

IAIR 認定プラクティショナー
ベーシックⅠ
施術が上手くならない理由が分かる
リハビリセラピスト Tune up セミナー
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結果が出せるセラピストの作り方
∼
<講義内容>
◆ハード面とソフト面について(ハード:ソフト、7:3)
◆自分自身の身体状況が患者さんに与える影響を学ぶ。(緊張は伝染する)
<セラピスト自身の身体特性の評価:潜在能力を最大限に引き出す>
Oリングテストにて
・前軸
・後軸
・内外側軸
<自分自身の身体特性にあった身体の使い方>
前軸タイプ:
・ 身体の腹側を意識。
・ つま先、膝、肩のラインを意識。
・ 立位では下肢を前後に開いた状態で治療する場合、前に出している下肢に重心を乗せる。
・ 指先を意識してコンタクトし、中手骨を動かす。
後軸タイプ:
・ 身体の背側を意識。
・ 踵、股関節、鳩尾のラインを意識。
・ 立位では下肢を前後に開いた状態で治療する場合、後ろに出している下肢に重心を乗せ
る。
・ 手のひらを意識してコンタクトし、指先を動かす。
内外側タイプ:
・ 内側タイプでは内果、外側タイプでは外果を意識して立つ。
・ 内側タイプでは人差し指、外側タイプでは小指を中心に動かす。
<骨盤股関節のセルフコンディショニング>
作用:
・ 仙腸関節の可動性向上
・ 股関節の詰まりを取る
・ 股関節感覚の向上
注意点:
・体幹はフラット
・ 膝とつま先は同方向
・ 股関節に乗る
<結果が出せる治療姿勢とイメージ法>
・ 患者様に近づく。
・ 自分の中心(胸骨)を患者さんの中心に常に向ける。
・
骨 to 骨のタッチ(患者さんと自分の手を骨でイメージして触る)
・
ダイヤル式の滑らかなタッチの調節(ON/OFF はダメ!)
・ 患者様に体重をかけすぎない。(セラピストの支持期底面に乗る)
・ 目線を下げない。(頭位は大切!)
・ 身体の前に大きな風船(縦の円と横の円、両方を意識)を抱えるように上肢を使う。
(大胸筋ではなく前鋸筋を働かせる)
・ 身体をフリーズさせない。(アイドリング状態を保つ)
・ 力の入れ方。(下図)
* 前鋸筋の働かせ方は、肩関節を90 外転させ、肘関節伸展。
肩甲骨は内転、下制。この状態から肩関節外旋させ前腕を回内。
* 練習する際には、力の方向を分解してメリハリを付けて行う!
<結果が出せる考え方>
・ 「目的」を確認しながら治療する。「今、何の為にその作業を行っているのか」
・ 正確な評価の為には結果を出せなければならない。
・ 検証作業の重要性。治療法を学んでから評価を深める方が上達は早い。
・ 効果持続と全体性の変化の関係。
・ 内観:セラピスト自身の身体の観察8割、患者様の観察2割。
<軸を鍛えるための参考文献>
・ 「究極の身体」高岡英夫著
・ 「決定版
講談社プラスアルファ文庫
身体意識を鍛える」高岡英夫著
<最後に>
・あきらめない!
・焦らない!
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