4 J ; t y r a s t e l l a s 薬 機能性消化管疾患診療ガイ防イン~.m一機能性デ川プシア(町 機能性ディスベプシア (FD)の 定義・診断・治療のポイン卜 監修:東北大学名誉教授/公 立 黒 川 病 院 管 理 者 本 郷 道 夫 先 生 これまで形態学を中心に消化器病学が進んできたわが国においては, 器質的疾患がないのに腹部症状を生じる機能性消化管疾患に対する関心は低かった しかし,生活レベルの向上とともに国民の QOしへの関心が高まったとと , そして複雑化する現代社会において増加するストレスがその発症に関与していることなどを 背景として , 機能性消化管疾患に対する関心が飛躍的に高まってきている 実際,日常診療では腹部の愁訴を訴える患者は極めて多く,これらの患者を正しく診断し, 科学的 に対応することが求められるようになった そこで,日本消化器病学会ではこの疾患に対して標準的な診断・治療指針を示すため, 機能性消化管疾患に対するガイド、ラインを作成することと芯った わが国においては, 2013年 5月に機能性テ、ィスペブシアという保険病名が誕生し, 2013年 6月にアコチアミドが世界で初めて機能性ディスペプシア に対する治療薬として承認された さらに今固との疾患に対するガイドラインができたことで,この領域が注目を浴びるとともに, 機能性消化管疾患を有する患者に対して正しい診断とよりよい治療が 提供される素地が整ったと思われる. 世主う耳石船員i i ぷ│ t:r/ ロ んにより用すること) Acofide @ Tablets1 0 0 m g [ 禁 忌(次の患者には投与しないこと)] 本剤の成分に対し、過敏症の既往歴のある患者 I 診断と治療のフローチャート[全体像簡略版] 1 5 /Eヨ」EJ↓2 2 1 5 042 2 2 J 「 注1 「 芯し 機能性ディスペブシア 疑い あり 説明と保証/食事生活指導 l j 部 週処 をと る 討す 4目 変一 燃 は 状一 不一 再 る な と 因 原し のな 状見 症所 た 症一 ま 注4 初期治療 ー控2 症状の原因となる 所見なし 症状の原因となる 所見あり 症状不変 !仙 F (除菌治療 建問 抵抗性 FD) HP関連 ! 症状再燃 l ディスペブシア I I 由 山/,,~, 一 一 一 一 一 " l 機能性 ディスペプシア 疑 し / │ 機能性ディスペプシアの 治療 初期治療 酸分泌抑制薬 運動機能改善薬 二次治療 抗不安薬 抗うつ薬 漢方薬 1 + + I I 他疾患の検索 機能性ディスペブシア 説明と保証/食 事 生 活 指 司 初期治療 消化管機能検査・ 心理社会的 因子の評価 注日 E 二次治療 推奨の強さ 1(使用する ことを推奨する)の ものを初期治療に, それ以外を第二段階の 治療選択肢とし,使用 してもよい薬剤とした 注1 警告徴候とは以下の症状をいう 0原因が特定できない体重減少 0再発性の幅吐 0出血徴候 0瞭下困難 0高齢者 また NSAIDs,低用量アスピリンの使用者は機能性ディスペブシア患者には含めない 内視鏡検査を行わない場合には機能性ディスペブシアの診断がつ けられないため, I 機能性ディ スペプシア疑い」患者として治療を開始してもよ いが, 4週を目途に治療し効果のないときには内視鏡検査を行う j 主3 説明と保証 患者に機能性ディスペプシアが,上部消化管の機能的変調によって起こっている病態であり,生命予後に影響する病態の可能性が低いことを説明 す る 主 治医が患者の愁訴を医学的対応が必要な病態として受け止めたとと。愁訴に対して治療方針が立てられることを説明することで ,患者との 適切な治療的関係を構築する 内視鏡検査前の状態にあっては ,器質的疾患の確実な除外には内視鏡検査が必要であるととを説明する j 主4 二;欠治療の薬剤も状況に応じて使用してもよいここでは推奨の強さ 1( 使用することを推奨する)のものを初期治療に,それ以外を二次治療と し,使用してもよい薬剤とした j 主5 これまでの機能性ディスペフシアの治療効果を調べた研究では効果判定を 4週としている研究が多く ,また治療効果が不十分で治療法を再考す る時期として多くの専門家が4週間程度を目安としていることから 4週を自途とした j 主6: Hρy l o r i除菌効果の判定時期については十分なコンセンサスは得られていない。 注 7: H . / Jy l o r i 未検のとき H . / Jy l o r i 診断へ戻る j 主8: H . / Jy l o r i除菌治療,初期 二次治療で効果がなかった患者をいう 注 9 心療内科的治療(自律訓練法 認知行動療法,催眠療法など)などが含まれる j 主10:H./Jylori除 菌治療を施行したあと, 6~ 1 2 ヵ月経過 しても症状が消失または改善している場 合 は HP 関連 ディスペフシア (H./Jylori 臼 sso ciated dyspepsia) という 注2 1 「 日本消化器病学会編機能性消化管疾患診療ガイドライン2 014-機能性ディスベプシア ( FD),x v i i i,2 0 1 4 ,南江堂」 よ り許諾を得て転載 CQ 推奨の強さ ( 合意率) ステートメント CQ46 FDの治療薬として ,酸分泌抑制薬は有効 であ FDの治療薬と して ,酸分泌抑制薬 は有 。 使 用 することを推奨する 効かつ CQ4フ プロトンポンプ阻害薬とヒスタミン H2 受容体括 プロトンポンプ阻害薬はヒスタミン H2 抗薬の効果に有意差を認めないしたがって , ど 受容体括抗薬より も有効かっ ちらの治療も有効である CQ48 消化管運動機能改善薬は FD 患者の症状改善 FDの治療薬として,消化管運動機能改 に有効であり 使用することを推奨する l 善薬は有効かつ CQ4・9 H. ρy l o r i陽性者に対して ,Hρy l o r i除菌治療は FDの治療と して ,H . p y l o r i除菌治療は 一部の症例で有効であり, 行うことを推奨する 有効力、っ CQ410 FDの治療薬として,漢方薬は有効かっ FDの治療楽として, 漢方薬の 一部は有効 であ り,使用する ことを提案する CQ4 11 FDの治療薬として ,抗うつ薬・抗不安薬の 一 FDの治療薬と して ,抗うつ 薬 抗不安 部は有効であり,使用することを提案する 薬は有効力、っ CQ4-12 制酸薬, ブ口スタグランジン誘導体(ミソブロス FDの治療薬と して,制酸薬,ブロスタ 卜ー ル)お よび消化管粘膜保 護 薬 (スクラル グランジン誘導体および消化管粘膜保 護薬は有効かっ ( 91 %) なし 工ビプンス レベル A A ( 91 %) A ( 91%) A , 2 ( 100%) A 2 ( 100%) A なし B フアート,レパミピド)の有効性は明らかでない 同本消化器病学会編機能性消化管疾患診療ガイドライン2 0 1 4一機能性ディスペプシア ( FD) ,6 9 8 4 .2 0 1 4,南江堂」 より許諾を得て転載 • D r ' s仁0向 、 円 、 ent FDの初期治療として,消化管運動機能改善薬と酸分泌抑制薬が推奨されています コリン工ステラ ーゼ阻 害作用を持つ消化管運動機能改善薬であるア コチアミドは,日 本人を対象とした GCPガイドラインに基づく , 156),PDS -FDにおい てプラセポの効果を有意に上回りその有効性が示され 1)2) 日本 臨床試験で (n=1 で唯一 ,FDI こ対しての保険適用薬となっている薬剤で、 す . 1 )MatsuedaK,HongoM,Tac kJ .e ta . lA p l a c e b o c o n t r o l l e dt r i a lo fa c ot i a m i d ef o rm e a lre l at e ds ymptomso ff u n c t io n a ld y s p e p s i a .Gut2 0 1 2; 61 8 2 1 8 2 8(ランダム) 2 )MatsuedaK .HongoM,Tack],e ta l .Cl i n i c a lt r i a l: d o s e d e p e n d e n tt h e r a p e ut i ce f f i c a c yo fa c o t i a mi d ehy d r o ch l o r i de( Z3 3 8)i np a t i e n t swi t h ランダム) f u n c t i o n a ldy s p eps i a-1 0 0mgt .i . d .i sa no p tima ld o s a g e .Neur o g a s t r o e n t e r o lMot i 1201 0 ;2 2 :6 1 8 e 1 7 3( -エビデンスの質の定義方法 -推奨の強さの決定 つとしたまた工 ビ 推奨の強さは ①エビデンスの確かさ!②患者の晴好,③益と書,④コス 工ビデンスレベルは海外と 日本で別の記載とせすに 1 デンスは複数文献を統合作成した統合レベル (bodyo fevid巴nc巴) ト評価!の 4項目を評価項 目とした コンセンサス形成方法は . 0巴I phi とし,下表の A~O で表記した j 去.nomm白 Igroupt 巴c hni qu巴( NGT ); 去に準じて投票を用 い . 70% また, 1 つ 1つの工ビデンスに「保険適用あり」の記載はせず!保険適用不 以上の賛成をもって決定とした 1回目で,結論が集約でき広いときは 可の場合に 解説の中で明記した 各結果を公表し!日本の医療状況を加昧して協議のよ,投票を繰り返し た作成委員会は との集計結果を総合して評価し 下表に示す推奨の強 工ビデンスの質 さを決定し,本文中の囲み内に明瞭に表記した 1強い推奨J.i2弱い推奨」の 2通りであるが.i 強く推奨 推奨の強さは i A 質の高い工ビ、 T ンス ( High) する」や 「 弱く推奨する」という文言は馴染まないため,下表のとおり表記 真の効果がその効果推定値に近似していると確信できる した B 中程度の質の工ビ プンス (Moder日t e ) 効果の推定値が中程度信頼できる 推奨の強さ 真の効果は,効果の効果推定値におおよそ近いが 推奨度 それが実質的に異なる可能性もある l I I l 1 C 質の低い工ビデンス (Low) 効果推定値に対する信頼は限定的である。 真の効果は 効果の推定値と実質的に異なるかもしれない I 0: 非常に質の低い工ビ デンス (V巴r yLow) 効果推定値がほとんど信頼できない 真の効果は 効果の推定値と実質的におおよそ異芯りそうである I 白実施する"ことを推奨する ι 1(強い推奨) 2 (弱い推奨) “実施しない"ことを推奨する “実施する"ことを提案する “実施しない"ことを提案する 旧本消化器病学会編機能性消化管疾患診療ガイドライ ン2 0 1 4一機能性ディスベプシア ( FD) , xi -x i i,2 0 1 4 , 南江堂jより許諾を得て転載. CQ5・3FDと胃食道逆流症 CGERD)の合併の頻度は高いか? ステートメン卜 FDと胃食道逆流症との合併の頻度は比較的高い 旧本消化務病学会編機能性消化管疾患、診療ガイドライン2 0 1 4 機能性ディスベプシア ( F D ) .1 0 3 .2 0 1 4 .南江堂 J より許諾を得て転載 • O r ' sComment FDは,他の消化管疾患 (GERD.IB8)などと合併することが多いという結果が報告されています症例に よっては .FDの治療と同時に合併する消化管疾患の治療をすることもあります目 │ 疫 学 調 査 = = 叫 化 管 疾 患 の オ ー バ ー 日 プ. . . . 会社の健康診断受診者 2.680名を対象に問診にて消化器症状を調査したところ.GERD.FD.IB8の オー)¥ーラップが認め 5れました GERD GERD:n=207(7.7%) FD:n=269(10.0%) ¥ 旧 8:n=381(14.2%) 110 (4.1%) 141 (5.3%) FD I" . . . . . _ GERD 胃食道逆流症 .188 週敏性腸症候群 ¥ ~~ ¥ 63 ¥r 門 門 町 、 I I I _ /" . . . . . _ 257 (9.6%) _ /I IBS K a j iM.e ta l: JGastroenterolHepatol25( 6 ):1 1 5 1 .2 0 1 0 CQ 12 FDは ど の よ う に 定 義 さ れ る か ? ・ ステートメン卜 症状の原因と芯る器質的,全身性,代謝性疾患がないのにもかかわうす , 慢性的に心盲部痛や胃もたれ芯どの心富部を中心とする腹部症状を呈する疾患 「日本消化器病学会編機能性消化管疾患診療ガイドライン2 0 1 4一機能性ディスペプシア (FD),4,2 0 14,南江堂」より許諾を得て転載 CQ 13 現 状 の 慢 性 胃 炎 と FDの 関 係 は ど の よ う に な る の か ? ステートメン卜 FD患者の多くはとれまで慢性胃炎として診断 治療されてきたが, FDは症状により定義される疾患であり,両者は同ーのものではない. s 「日本消化器病学 会 編 機能性消化管疾患診療ガイ ドライン2 0 1 4 機能性ディスベプシア (FD) ,6 ,2 0 1 4,南江堂」より許諾を得て転 載。 • Dr' s Co門 、 円 、 ent 本来,慢性胃炎は慢性的な胃粘膜の組織学的炎症により定義され, FDは症状により定義されるため,基本的 に両者は異なる概念の疾患であり ,両者が併存することもしないとともあります. CQ31日 常 診 療 に お い て 内 視 鏡 検 査 は FDの 診 断 に 必 要 か ? ステートメン卜 他疾患の除外が重要となる FDの診断において ,内視鏡検査を 行う意義は大きく ,診療のいずれかの段階で内視鏡検査を 行うことを提案する. 推奨の強さ (合意率) 2 (100%) 工ビデンス レベル B 旧本消化器病学会 編 機 能 性消 化管疾患診療ガイドライン2 0 14-機能性ディスペプシア (FD) ,5 0,2014,南江堂jよ り許諾を得て転戦 • Dr' sComment FDの診療では器質的疾患の除外に,内視鏡検査を行うごと は重要ですが,内視鏡検査より症状の軽減を目 指した治療をます、開始すべき例もあります.プライマリケアでの対応として, 警告徴候がない場合は, FD疑 いとして治療を先行することも検討します.また.数ヵ月以内にその他の検査で器質的疾患が除外されてい る場合は,内視鏡をスキップし FDの治療を行います.改善が得られない場合は 4週間を目途に治療法を再考 し 専門医で内視鏡検査を実施します上部消化管に器質的異常がないととを確認することは医学的に重要 であるばかりでなく , 患者の安心と保証にもつながります 1 日本標準商品分類番号 販 7 ヨヲi'~ド註100mg 処方せん医薬品 名│ 承 認 番 号 AcofideTablets100mg 872399 アコファイド錠 100mg I 2250凶 MX 00868000 薬価基準収載 2013年 3月 2013 年 5月 販売開始 2013 年 6月 承認 l l (注意医師等の処方せんにより使用するとと) 売 年月 j 去 室温保存開封後は湿気を避けて保存すること 貯 使 用 期 限 包装に表示の使用期限内に使用すること 3副作用 [ 禁忌(次の患者には投与しないとと)1 本剤l の成分に対し、週敏症の既往歴のある患者 圏内臨床試験において安全性の評価対象 1. 1 2 5例中 183 例( 16.3%)に副作用(臨床 2, 1%)、便秘 (1, 6%)、悪心 検査値異常を含む)がみられた。主な副作用は下痢 ( (0, 8%)、幅吐 ( 0, 5%) であった。 臨床検査値異常は血中プロラクチン増加 ( 3, 6%)、AL T(GP T) 増加 ( 1, 8%)、y-GTP増 加( 1, 2%)、血中トリグリセ υ ド増加 ( 1O%),AST(GOT)増加 ( 1, 0%)、血中ビリルビン '1も)、白血球数増加(0, 5%)、血中ALP 増加 ( 0, 5%)であった(承認時)。 増 加 (07 [組成・性状] アコファイド錠 100mg 販売名 成 分 ・含 量 1錠中にアコチアミド塩酸塩水和物 100mgを含有する。 添加物 乳糖水平日物、結晶セルロース、低置換度ヒドロキシブロピルセル │ロース、ヒドロキシブ口ピルセルロース、軽質無水ケイ酸、ステアリン 酸マグネシウム、 ヒブロメロ ス 、 酸化チタン及び力ルナウパロウ その他の副作用 以下のよう芯副作用があらわれた場合には、投与を中止するなど症状に応じて適切な 処置を行うこと。 1% 以上 色剤形 外形-大きさ ・重量 白色のフィルムコ hmc 表。 裏面 週敏症 亡 コ │発疹、事麻疹 白血球数増加 血液 側面 直径9, 1mm、厚さ 4, 2mm、重量 257mg 消化器 下痢、便秘 悪 心、幅吐 肝臓 ALT(GPT )指加、 AS T(GOn増加、 yGTP増加 血中ビリ jレビン増加、 血中ALP 増加 [ 効能・効果] 代謝内分泌 機能性ディスペブシアにおける食後膨満感、上腹部膨満感、早期満腹感 i (効能・効果に関連する使用上の注意〉 ( 1機能性ディスペブシアにおける心寓部の震痛や灼熱感に対する有効 性 は 確 認 │ l されていない。 │ 2上部消化管内視鏡検査等により、胃癌等の悪 性 疾患 を 含 む 器 質 的 疾 患 を 除 外 │ │ すること。 [用法・用量] を 1日3回、食前に経口 通常、成人にはアコチアミド塩酸塩水和物として 1回 100mg 設与する。 i 1 〈用法用量に関連する使用上の注意〉 1 本剤を 1 ヵ月間投与しても症状の改善が認められ芯い場合は本剤の投与中止を 考 慮すること。 症 状 が持 続する場合は器質的疾患の可能性も考慮し、上部消化管内視鏡 検 査に │ l 加え、必要に応じて他の検査の実施を検討すること 。 1 継 続 的 に症 状 が 改 善した場合には、本剤 の 投 与中止を検討し、長期にわたって 漫然と投与しないように注意すること(臨床成績の項参照)。 l l : 2 ! 3 l i j [使用上の注意] 1重 要な基本的注意 ンエステラ ゼ阻害剤であり 、アセチルコリンの作用を増強する 本剤はアセチルコ υ ので、乙の点に留意して使用すること。 2,相互作用 併用注意 (併用に注意すること) 薬剤名等 臨床症状措置方法 0, 5% 未満 0 , 5~1%未満 ティング錠 機 序 危険因子 抗コリン作用を有する薬剤 アトロビン ブチルスコポラミン 臭化物等 本 剤 の 作 用 が 減 弱 す る │本剤はアセチルコリン工 可能性がある。 1 ステラ ゼ阻 害 作 用 を 有 するため、抗コリン剤 の併用により本剤の作 用が抑制される。 コリン賦活剤やコリンエ ステラ ゼ阻害剤 アセチルコリン塩化物等 ネオスチグミン臭化物等 本剤及び併用薬共に作 用 が 増 強 さ れ る 可 能性 がある。 │血 中 ブ ロ ラ 労 ン 増 加 血中卜 グリセ ド増加 υ υ 4高齢者への投与 般に高齢者では生理機能(腎機能ー肝機能等)が低下しているので注意すること。ま た、異常が認められた場合には、休薬するなど適切な処置を行うこと。 5妊婦、産婦、授乳婦等への投与 ( 1) 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回る と判断される場合にのみ投与すること。[ 妊娠中の投与に関する安全性は確立して いない。] ( 2 )授 乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得す投与する場合 は授 乳を避けさせること。[ラットで乳汁中へ移行することが報告されている。] 6小児等への投与 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。[使用 経験がない。] 7適用上の注意 P包装の薬剤は PTPシートから取り出して服用するよう指導すること。 薬剤交付時 PT [PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦 隔洞炎等の重篤芯合併症を併発することが報告されている。 1 8その他の注意 、 ラットの 24力 月 間 が ん 原 性 試 験 に お い て 、 子 宮 内 膜 腺 癌 が 200mg/kg/日 600mg/kg/目、2, 000mg/kg/日群でそれぞ 杓 5/50例 、 8/50 例 、 5/50 例 に認めら 日(投与量換算で臨床用量の約 1 00倍)群で有意に増加した。 一 方、本 れ 、 600mg/kg/ I では遺伝毒性や工ストロゲン様作用は認められなかった。また、マウスの24 ヵ月間が 斉J ん原性試験では 2, 000mg/同/日(投与量換算で臨床用量の約 330 倍)まで、遺伝子改 変動物を用いた子宮二段階発がん試験においても 2, 000mg/kg/日で本剤の影響は 認められなかった。 [ 包 装l PTP包装 ・100錠 ( 1 0 錠 x10 ) 、50 0錠 ( 1 0 錠 X10X5) I と共にアセチルコリ 本斉J ン受容体刺激作用を有 する。 ( 2014年 6月改訂) . I,は印刷日現在の製品添付文書に準じたものです。禁忌を含む使用上の注意等の改訂にご留意ください。 ・ 詳細は製品添付文書をご参照ください。なお、この D 製造販売元ゼリア新薬工業株式会社 東 京 都 中 央 区 日 本 橋 小 舟 町 10-11 [資料請求先]お客様相談室 ( 0 3 )3661-0277 受付時 間 9:00 ~ 1 7 50( 土日祝日・弊社休業日を除く) 発売元アステラス製薬株式会社 東京都中央区日本橋本町 2 5 1 [資料請求・お問い合せ先]宮業本部 0 1センター m0120・189・371 [ 医薬品情報サイ ト J h t t p : / / m e d . a s t e l l a s . j p / ( '14 AC011006Z01
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