多摩ウィンド フィルハーモニー オーケストラ 団内規約 第1章 総則 第1条<名称及び所在地> 当団は:『多摩ウィンド フィルハーモニー オーケストラ』と称し、事務局を 東京都多摩市鶴牧 3-12-7 新谷眞久 方におく。 第2条<目的> 当団は練習とその演奏を通じて、団員相互の交流と親睦を図ると同時に、音楽を通じて市民との交流を 図り、文化レベルの向上に寄与することを目的としている。 第3条<活動方針> 当団は第2条の目的を達成するために、次の方針に基づいて活動を行う。 1.より良い音楽を目指し、聴衆と共に感動できる音楽空間をつくる。 2.メンバーはお互いに切磋琢磨し、思いやりのある人間関係を作る。 3.多摩の地域活動に積極的に参加し、地域の文化レベルの向上に貢献する。 第4条<活動内容> 当団は第2条の目的および第3条の活動方針に基づき、次の活動を行う。 1.音楽技術向上の為の自己啓発と、それら研究成果発表及び幅広い聴衆に対する自主的な演奏活動。 例:定期演奏会 2.地域の施設、諸団体からの依頼並びに文化活動への参加による出演。 3.団員相互の親睦を図り、当団の目的・活動方針への理解を深めるための演奏活動以外の行事、会合 4.その他、目的達成のために必要な活動 第2章 団員 第1節 入団 第5条<団員資格> 基本的に、週1回の練習と各種演奏会に参加可能な、高校生以上の楽器経験者とする。 第6条<入団手続き> 入団に際しては以下の手続きを踏む。 1.仮入団(3ヵ月間) ・当団の説明 ・仮入団申込書の提出 ・団費の支払い 2.正式入団 ・入団確認 ・入団申込書 1 ・入団金の支払い 第7条<仮入団> 入団者は正団員となるまでに3ヵ月の仮入団期間を以下の通り設ける。 1.期間 入団月の1日から翌々月の末日とする。月の途中で仮入団しても、これに従う。 例 4月10日 仮入団登録の場合 4月10日∼6月30日 2.提出資料 当団指定の仮入団申込書を仮入団と同時に提出する。 3.団費 仮入団中の団費は活動費用として正団員と同様の扱いとする。 4.活動内容 活動への参加については、特に条件は定めず、正団員と同等の扱いとする。 5.試奏 仮入団者の演奏能力を把握し、演奏活動への参加意欲を確認するため、演奏委員と該当パートリーダの 立ち合いによる試奏を行う。 第8条<正式入団> 仮入団後、次の手続きを経て正団員となる。 1.入団確認 本人の意識確認と仮入団中の行動から正式入団の確認を行い、運営委員会にて決定する。尚、以下の場 合においては正式入団を認めない場合がある。 ・団費未納の場合 ・仮入団中の参加が著しく悪い場合 ・当団の名誉を著しく汚し、団員としてあるまじき行為をした場合 2.提出資料 当団指定の入団申込書を入団と同時に提出する。 3.入団金 入団申込書と併せて入団金2000円を支払う。 4.入団時期 前月末に入団確認を行い当月初からの入団とする。 第9条<再入団> 1.退団者(第19条を除く)が再入団を希望する場合は、運営委員会で協議の上再入団を決定する。 2.入団金 :不要 3.入団申込書:再提出 第2節 団員 第10条<団員の義務> 当団の団員であることに自覚とを誇りを持ち、常に心身を磨き、楽団活動に努めなければならない。そ の一端として次の事項を尊重する。 1.演奏技術向上のための研究 2 2.演奏活動への参加 3.演奏以外の活動への協力と参加 4.施設、備品等の愛護と清掃 第11条<団運営への参加> 当団は地方自治体その他に事務局を置かず、全て団員の中で団の運営を行う。したがって些細な事項に おいても、団員は協力と惜しみない努力をしなければならない。 第12条<規約の遵守> 団員は規約を十分に理解し、これに従わなければならない。 第13条<団費納入の義務> 団費は2000円/月とし、毎月第1週の練習日に会計に支払う。 尚、高校生以下は1000円/月とする。 第14条<練習場費> 相応の練習場費用については必要に応じて別途上乗せされる。 第15条<意見具申> 1.役員等の活動において疑義が生じた場合は、口頭又は書面を以て具申することができる。 2.前項の場合、役員等は即答するか改めて答申をしなければならない。ただし、秘密事項掌理のとき は、その旨だけは伝えるものとする。 第16条<慶弔> 1 忌引(本人) 20000円 2 忌引(両親、配偶者、子供、兄弟、同居の親族) 10000円 3 結婚(本人) 10000円 4 出産(本人,配偶者) 5000円 5 傷病(本人) 5000円 第3節 退団 第17条<退団の定義> 退団の届け出を行い、運営委員会において認められた者及び退団命令(第19条)を受領した者は、当 団に籍を置くことはできない。 第18条<退団届け出の義務> 団員は、自己その他の理由により当団に対して退団を希望する場合は、退団届けを提出しなくてはなら ない。 第19条<退団命令> 団員が次に該当する場合は、運営委員会で協議の上、退団を命ずることができる。 ・3ヵ月以上の無断欠席をし、連絡にも応じない場合 ・理由なくして出席率の著しく悪い場合 ・当団の名誉を著しく汚し、団員としてあるまじき行為をした場合 ・団費を3ヵ月以上滞納した場合 第20条<借用品等の返済> 3 退団をした場合は、当団からの貸与品一切をすみやかに返済または返還しなければならない。 第21条<退団時の未納分団費の支払い> 退団する場合は未納分の団費を速やかに支払わなくてはならない。 第4節 休団 第22条<休団者の定義> 休団者とは、自己その他の理由によって長期間当団の活動に参加できないが、復帰する意識があり、休 団開始前に休団届けを提出した者をいう。 第23条<休団届出の義務> 団員が、やむをえない理由により休団を希望する場合は、当団宛に休団届けを提出しなくてはならない。 第24条<休団の期間> 休団の期間は単位を1ヵ月と、最小は3ヵ月からとする。 期間は最長1年間とし,休団を継続する場合は申告をして更新手続きを行わなくてはならない。更新手 続きを行わないと,退団処理扱いとなる。 尚、上限は特に定めない。 第25条<休団時の未納分団費の支払い> 休団する場合は未納分の団費を速やかに支払わなくてはならない。 第26条<復帰> 休団期間を終了した者及び途中で休団理由が無くなった者は、すみやかに当団の活動に復帰しなくては ならない。 第27条<休団中の団費> 休団中は団費の支払義務はない。 第5節 団友 第28条<団友制度> 転勤・出産・結婚・進学・就職等の諸般の事情等により、当団の活動に参加できなくなった者に対して 適用する制度である。 諸規定については別途定める。 第29条<団友の条件> 1.当団に1年以上在籍していること。 2.団費の未納が無いこと。 3.上記以外に運営委員会が適当であると認めた者。 第30条<団友の手続き> 1.退団届けを提出し、団友希望の旨を記載する。 2.運営委員会にて検討し、決定する。 第31条<団友の権利> 1.練習への参加 事前に演奏委員会に連絡し、許可を得た上で練習参加を許可する。 4 但し、演奏会前や行事前等では、曲の仕上がり状況によっては参加を認めない場合もある。 2.各種行事への参加 本人の意志、または団からの出演依頼により、演奏委員会が参加を認めた場合に参加が可能である。た だし、出演する際には練習に参加し、演奏の支障をきたすようなことをしてはならない。もし、事前に 支障をきたすことがわかっている場合は、参加を認めない場合がある。尚、当団からの依頼であっても 謝礼は支払わない。 3.定期演奏会への参加 定期演奏会の参加に当たっては以下の参加費の支払いと、演奏委員会の了承により参加が可能となる。 ただし、出演する際には練習に参加し、演奏の支障をきたすようなことをしてはならない。もし、事前 に支障をきたすことがわかっている場合は、参加を認めない場合がある。尚、当団からの依頼であって も謝礼は支払わず、参加費(金額は別途)を徴収する。 第3章 機関 第1節 機関 第31条<会議と種類> 当団には次の機関をおく。 1.全体会 :定期総会、臨時総会 2.常設会 :運営委員会、演奏委員会、各担当部会 3.特別会 :実行委員会 第2節 定期総会 第32条<定期総会> 定期総会は当団の最高議決機関であり、正団員を以て構成し、その3分の2以上の出席を以て成立する。 ただし委任状も含む。 第33条<招集時期> 定期総会は年度当初に毎年1回行う。 第34条<招集権者> 定期総会の招集は運営スタッフが行う。 第35条<取扱事項> 定期総会では次の事項を取り扱う。 1.総会議長の選出 2.活動報告 3.会計報告 4.運営委員会よりの付議事項 5.規約の改廃 6.新役員の選出と承認 7.その他 第36条<発議事項と方法> 5 定期総会では次の事項と方法で発議を行う。 1.役員、団員からの要求により運営委員会が必要とした事項。 2.団員の過半数(要求時点)からの要求事項がある場合、運営委員会は発議を行わなければならない。 3.開催日より7日以前に運営委員会に要求のないものはこれを受理しない。 第37条<決議方法> 1.総投票数の過半数を以て可決する。 2.但し、運営委員会が団の発展を考慮し、重要項目とした事項に対しては運営委員会決定とする。 第3節 臨時総会 第38条<臨時総会> 臨時総会は定期総会に次ぐ議決機関であり、正団員を以て構成し、その3分の2以上の出席を以て成立 する。ただし委任状も含む。 第39条<招集・開催> 1.運営委員会で臨時総会の開催を決定した後、すみやかに開催事由を公表する。 2.開催は公表後15日以内とする。 第40条<招集権者> 臨時総会の招集は運営スタッフが行う。 第41条<発議事項> 臨時総会では次の事項を発議する。 1.役員、団員からの要求により運営委員会が必要とした事項。 2.団員の過半数(要求時点)からの要求事項がある場合、運営委員会は発議を行わなければならない。 第42条<取扱事項> 1.運営委員会が決定した発議内容とする。 第4章 組織 第1節 組織 第43条<組織> 当団には次の組織を設ける。 1.運営委員会 ・運営スタッフ ・会計 ・団内指揮 ・インスペクター ・ライブラリー 2.演奏委員会 ・団内指揮者 ・コンサートマスター ・インスペクター 6 ・パートリーダ ・ライブラリー 3.セクションリーダ、パートリーダ、コンサートマスター統括の下に、以下のパートリーダを設ける。 ・フルート ・オーボエ/ファゴット ・クラリネット ・サキソフォン ・トランペット ・ホルン ・トロンボーン ・ユーフォニュアム/チューバ ・打楽器 4.実行委員会 当団では、活動内容に応じて実行委員会を組織する。 人選、業務内容については公募の上、運営委員会にて協議の上決定する。 第2節 役員会 第44条<運営委員会> 運営委員会は当団の全般的な業務執行及び運営上の重要事項に関して、運営委員が共同で決定する機関 である。 第45条<構成> 1.運営委員会の構成は第43条に規定する運営委員とする。 2.議論、説明等のために必要に応じて、実行委員及び団員が参加できる。 第46条<運営委員の職務> 1.運営スタッフ ・当団の活動を総括すると共に、重要な対外的諸関係を掌握する。 ・団内運営における総務、衣装および親睦会に関する一切の業務を行う。 ・当団の活動をメディア等を通じて広報、宣伝活動を行う。演奏会においては印刷物の作成、配付業務 を行う。 ・当団所有の楽器管理及び外部との借用管理を行う。 ・トラック運転手の把握・管理を行い、安全運転の指導を行う。 ・当団の演奏活動および各種活動の記録を取り保管・管理する。各種委員会等での書記業務を行う。 2.会計 活動計画に基づく予算案の作成と決算、および団内外の金銭授受、管理の一切を行う。 3.団内指揮者 音楽面での責任者として、合奏指導、セクション指導を行い、コンサートマスター及びセクションリー ダ、パートリーダとともに当団の演奏技術向上に努める。 4.ライブラリー 団内の楽譜整理及び内外の管理業務一切の処理を行う。また、演奏会に於ける楽曲資料の作成を行う。 7 第47条<招集権者> 1.運営委員会の招集は運営スタッフが行い、議事運営を行う。 2.運営委員は議決事項に関し、運営委員会の開催を要求することができる。 第48条<運営委員の選出・承認> 定期総会にて選出・承認される。 尚、事情により任期途中に退任する場合は、欠員補充を運営委員会にて協議し、人選・承認を行う。 第49条<運営委員の任期> 任期は当期定期総会完了後から次期定期総会完了までの1年間とする。 但し再任は妨げない。 第50条<スタッフの選出・承認> 1.運営委員会のもとにスタッフをおくことができる。 2.人数は任意とし、運営委員会にて承認・選出される。 第3節 演奏委員会 第51条<演奏委員会> 当団の演奏活動に関する次の諸業務に関し、演奏委員が共同で決定する機関である。 1.選曲 2.練習方法 3.人事管理及び楽器購入検討 4.その他 第52条<構成> 1.演奏委員会の構成は第43条に規定する演奏委員および各リーダとする。 2.コンサートマスター 演奏者の代表として、演奏面を統括し、団内指揮者に協力して当団の演奏技術向上に努める。 団内指揮者不在の時はその職務を代行する。 3.議論、説明等のために必要に応じて他の運営委員、実行委員及び団員が参加できる。 第53条<招集権者> 1.演奏委員会の招集は団内指揮者が行い、不在のときは次の順序により演奏委員の一名がこれにあた り議事運営を行う。 1)インスペクター 2)コンサートマスター 3)前2号以外の演奏委員 2.演奏委員の中で議決事項に関し開催要求をすることができる。 第4節 パートリーダ 第54条<パート> 演奏者を楽器の種類によって次のように分類する。 1.フルート 2.オーボエ 3.ファゴット 8 4.クラリネット 5.サキソフォン 6.トランペット 7.ホルン 8.トロンボーン 9.ユーフォニュアム 10.チューバ 11.弦バス 12.打楽器 第55条<パートリーダ> パートを代表し、音楽面の指導及び当団の活動方針にそってパート内をまとめ、当団の目的達成に尽力 する。なお、人数の多いパートについてはサブパートリーダを設け、運営に支障のないようにする。 第56条<パート内係> パート運営を円滑に行うために以下の係を若干名設ける。 1.楽譜係 パート内の楽譜管理 2.庶務係 各種連絡係 第57条<任期及び人選> 1.任期は特に定めず、人選は各パートにて行い、運営委員会にて承認する。 2.何らかの事情によりパートリーダ及びパート内係を当該パートで選出できない場合は運営委員会に て他のパートリーダに兼務を依頼する。 第5節セクションリーダ 第58条<セクション> 各パートを次のように分類する。 1.木管セクション フルート/オーボエ/バスーン/クラリネット/サキソフォン/弦バス 2.金管セクション トランペット/ホルン/トロンボーン/ユーフォニュアム/チューバ 3.打楽器セクション 打楽器 第59条<セクションリーダ> いずれかのパートリーダが兼務し、セクションを代表して演奏面の指導を行っていく。 第6節 実行委員会 第60条<実行委員会> 当団では、運営委員会で必要と認めた特別事項に関して実行委員会を組織する。 第61条<実行委員の選出> 団員からの希望者及び運営委員からの任命により選出し、運営委員会にて決定する。 9 第62条<決議及び事務処理の委嘱> 実行委員会は総会および運営委員会から委嘱された事項に関して審議、決定し執行する。ただし、運営 委員会の見解を越えないものとする。 第63条<運営委員会への報告> 実行委員会の活動内容、決議事項については運営委員会に報告をする。 第7節 組織図 第64条<組織図> 第5章 庶務 第1節 文書 第65条<公印の捺印> 外部に発信する文書には必ず「多摩ウィンド フィルハーモニー オーケストラ」と捺印する。 第66条<公印の捺印を省略する文書> 日常使用する文書には公印を省略できる。 第6章 会 計 第67条<会計年度> 1.当団の会計年度は毎年 1 月1日に始まり、12月31日に終わる。 2.決算報告は翌年の定期総会で行う。 第68条<予算案作成と調整> 10 1.会計は運営委員と協議し、予算案を作成して運営委員会に提出する。 2.運営委員会は各委員の予算案を調整する。 第69条<予算の流用> 支出予算について当該予算の目的以外は使用してはならない。但し、予算の実施上適当かつ必要と判断 されるときは、運営委員会に上申し協議すること。 第70条<会計監査> 会計決算については半期ごとに監査を受けるものとする。 第7章 規約の改訂 第71条<規約の改訂> 規約の改訂については、団員の要求または運営委員会による発議に応じて行い、運営委員会において決 定する。 第8章 補 則 第72条<その他> この規約に定めない事項は、別途運営委員会にて決定する。 この規約に定めない事項の内、運用で実行できると運営委員会が判断した事項については、この限りで はない。 第73条<本規約の実施> 本規約は1994年4月3日より実施する。 1994年1月15日草案立案、検討 1994年4月 3日実施 1995年4月 2日改訂 1995年5月15日改訂 1996年4月 7日改訂 1997年5月10日改訂 2000年5月7日改訂 第 67 条 会計年度変更 2001年4月22日改訂 第 1 条 事務局変更 2002年5月 5日改訂 第1条 事務局変更 2004年5月 2日改訂 第 1 条 事務局変更 2005年4月24日改訂 第 1 条 事務局変更 2006年5月 7日改訂 第1条 事務局変更 2006年6月25日改訂 第67条 会計年度変更 11
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