おいでませ!山口国体、おいでませ!

おいでませ!山口国体、おいでませ!山口大会の開催について
山口県国体・障害者スポーツ大会局
1 48年ぶりの国体
山口県では、東京オリンピックの前年の
1963(昭和38)年、
「友愛・奉仕・躍
進」をモットーに、第18回国民体育大会
を開催しました。
総務企画課
国体」では、各競技団体が持てる力を発揮
し、総合優勝、天皇杯の獲得を目指してい
ます。
48年ぶりの開催となる今回の国体は、
前回が東京オリンピックの前年開催であっ
「君の一生けんめいに会いたい」をスロ
たように、くしくも「ロンドンオリンピッ
ーガンに開催する二巡目の第66回国民体
ク」の前年開催となり、一巡目山口国体で
育大会「おいでませ!山口国体」は、全国
から約2万2千人の選手・監督が参加しま
驚異的な新記録や数多くの好記録が生まれ
たように、今回もオリンピックに繋がる国
す。会期は10月1日から11日までの
体として、全国のアスリートが最高の力を
11日間で、
県内19全ての市町を会場に、
発揮する大会となることが期待されていま
陸上競技や水泳などの37の正式競技、公
す。
開競技の高等学校野球、県民が参加する
19のスポーツ行事を行います。
競技の内、
水泳の飛込は広島市、ライフル射撃(CP
2 初開催の全国障害者スポーツ大会
山口県では初めての開催となる第11回
を除く)は広島県安芸太田町での県外開催
全国障害者スポーツ大会「おいでませ!山
となります。また、水泳、体操、クレー射
口大会」は、国体終了後の10月22日か
撃は、会期前の9月に開催します。
ら24日までの3日間、県内8市で開催し
ます。66の都道府県・政令市から約5千
5百人の選手団が参加し、
13の正式競技、
オープン競技の卓球バレーで力と技を競い
合います。
3 着々と進む競技会場の整備
山口国体の競技会場は全体で89施設。
千葉国体入場行進
正式競技は、都道府県対抗で争い、入賞
(8位以内)すると競技得点が与えられ、
男女総合成績第1位に「天皇杯」が、女子
総合成績第1位には「皇后杯」が授与され
ます。
山口県は、前回の国体では僅か0.4点
差の第2位で、今回の「おいでませ!山口
国体のメーン会場となり、本県スポーツ振
興の拠点となる「維新百年記念公園陸上競
技場」は、3月19日、最新の設備を備え
た陸上競技場に生まれ変わりました。
また、水泳競技の会場となる「山口きら
ら博記念公園水泳プール」も5月14日の
オープンに向け、現在、急ピッチで工事が
進められています。
●陸上競技場の特徴
国体などの大規模競技会の開催が可能
な、本県唯一の「第1種公認陸上競技場」
総参加の大会」と「本県選手の活躍による
で、約2万席のスタンドを有し、全天候舗
総合優勝」を実現することが、何よりも重
装のトラックや大型映像装置、照明設備、
要です。
雨天走路などを備えており、サッカーJリ
ーグの試合も開催可能な施設です。
●大会運営を支えるボランティア
受付案内や会場整理、会場サービスなど
を行うボランティア活動には、国体では、
総合開・閉会式で2千人、競技会全体で約
1万人、全国障害者スポーツ大会では、大
会運営や情報支援などに約5千人のボラン
ティアが必要となります。
メーン会場の維新百年記念公園陸上競技場
太陽光や雨水等自然エネルギーの有効
利用や、車椅子でスタンドを一周できるな
どバリアフリーにも配慮しています。
●水泳プールの特徴
ボランティア活動
県内初の屋内温水50メートルプール
(国内公認)で、子どもから高齢者、障害
ボランティア活動は、円滑な大会運営だ
者まで幅広く利用できるよう、水深を0∼
けではなく、山口県のイメージが評価され
2.5mまで変えられる可動床を備えてい
るという大変重要な役割を担っています。
ます。
このため、ボランティアに登録いただいた
方々を対象に、接遇や障害のある方への接
し方などについて、県内各地で100回以
上の研修会を開催しています。
本番では、全国から来県された方々に
「本当に山口県は良かった」と言っていた
だけるよう、
笑顔いっぱいでお迎えします。
山口きらら博記念公園水泳プール
4 山口国体成功の鍵
山口国体の成功に向けては、円滑な大会
運営や受入体制に万全を期すことはもちろ
んですが、ボランティア活動や花いっぱい
運動など国体県民運動の推進による「県民
●地域が一体となって取り組む「花いっぱ
い運動」
花いっぱい運動は、本番の年だけではな
く、3年間の取組として実施しており、農
業関係高校や小・中学校で花の苗を育て、
地域団体等の協力を得ながら、育苗から植
栽、管理までを、地域が一体となった取組
を展開しています。
2年目となった昨年は、国体の競技別リ
ハーサル大会の会場を国体推奨花のプラン
ターで飾りました。本番の今年10月は、
競技会場や街並みを色とりどりの花々で飾
り、多くの来場者を花いっぱいでお迎えす
ることにしています。
●天皇杯の獲得に向けて
山口国体成功の二つ目の鍵は、本県選手
の活躍による総合優勝の実現です。
山口国体最後の前哨戦となった昨年の
千葉国体は、目標を上回る13位となり、
また、秋の山口国体の総合成績に加算され
る冬季大会の総合成績は24位と、ほぼ順
調なスタートをきることができました。
今後、山口国体での総合優勝に向け、短
期集中型で更なる競技力の強化を図り、真
に強い「チームやまぐち」をつくりあげる
ことにしています。
5 開催に向けた環境美化活動の展開
全国から来県される選手、監督や応援の
皆さんを、ゴミ一つない“きれいなまち”
で気持ちよくお迎えするため、国体県民運
動の大きな柱として、県内全域で「クリー
ンアップ運動」を展開しています。
●これまでの取組
県では、両大会に向けたクリーンアップ
運動の最初の取組として、
昨年4月18日、
メーン会場となる維新百年記念公園の清掃
活動を実施しました。
当日は、地元の鴻南中学校やボーイスカ
ウトの子どもたちをはじめ、ボランティア
団体や社会貢献活動の一環として参加され
た企業の皆さんなど約600人で、公園内
や周辺沿道のゴミや落ち葉拾い、草取りに
汗を流しました。
維新百年記念公園沿道でのクリーンアップ運動
この取組を皮切りに、各市町では、昨年
5月から始まった山口国体の競技別リハー
サル大会等にあわせ、競技会場を中心に清
掃活動を実施し、これまで、全県で約2万
人の皆さんに参加いただいています。
●県下一斉クリーンアップ大作戦の実施
∼「8月28日」は一斉清掃の日∼
国体イヤーの今年は、山口国体開幕直前
の8月28日(日曜日)に、維新百年記念
公園や県内の各競技会場、沿道、主要交通
拠点等において、
県と市町が一体となって、
県下一斉の清掃活動を実施します。
県民総参加で取り組み、歓迎ムードを盛
り上げていきたいと考えていますので、ぜ
ひ、参加いただきますようお願いします。
6 みんなの力で成功させよう!
山口国体、山口大会の開催まで200日
を切りました。本年10月、
「山口県が丸ご
と感動アリーナ」となり、力と技を競う選
手、見守り応援する観客、大会を支えるボ
ランティア、
みんなの一生懸命がきらめく、
夢と感動にあふれる県民総参加の大会を目
指して、これからもしっかりと準備を進め
ていきますので、引き続き、皆様方の御支
援、御協力をよろしくお願いいたします。