レギュラーカテゴリー(ベーシック競技) 小学生部門

WRO Japan 2015 秋田県中央地区大会
レギュラーカテゴリー(ベーシック競技)
小学生部門(ベーシック)
2015.7.1 Ver.1
小学生部門
秋田県中央地区大会の競技ルールは,全国大会の競技ルールをそのまま使用します.
全国大会の競技ルールについては下記URLをご参照ください.
http://www.wroj.org/2015/2015info/rule.html
1.はじめに
WRO JAPAN BASIC はロボット学習の初学者を対象とした競技であり,ロボット機構の製作やプロ
グラム制御の基礎技術を確認する内容になっている.2015 年度よりライントレースに曲線部分が取り
入れられており,フィールドが変更されている.
2.競技フィールド
① 外寸 900[mm]×1800[mm],白地の合板で製作.
② 競技フィールド内の黒ラインの幅は 20[mm]である.
③ 競技フィールドのサイズは下図を参考にすること.
3.ロボット規程
① ロボットのスタート時のサイズは 250[mm]×250[mm]×250[mm]以内とし,スタート後は自動変形
することができる.
② ロボットは LEGO MINDSTROMS NXT,あるいは EV3 の基本セット 1 セットのみで作ること.
③ プログラムは NXT ソフトウエア,ROBOLAB,EV3 ソフトウエアのいずれかを使用すること.
④ NXT を使用する場合は,付属の光センサーをレゴ社製カラーセンサや Hi Technic 社製カラーセン
サに置き換えることができる.
⑤ EV3 でロボットを作るときは,モータの数は最大で 3 個までとする.また,ジャイロセンサは使
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小学生部門(ベーシック)
2015.7.1 Ver.1
用できない.
⑥ 競技フィールドのスタートからゾーン B までは,必ずライントレースを行うこと.ロボットの接
地面の全てがラインの片側に外れた場合は,ライントレースをしていないと判定する.
⑦ ゾーン A およびゾーン B ではロボット本体が完全にゾーン内に入ること.
⑧ 黒ライン,黒色正方形,円形などはカッティングシートで作り,競技台に貼付けられている.
⑨ 競技ルール内の「ロボット本体」とは NXT あるいは EV3 本体を表す.
4.小学生ミッション
競技エリアのスタートゾーンからロボットがスタートし,ライントレースしてゾーン B に移動す
る.ロボット本体(NXT,または EV3 本体)が完全にゾーン B に入ったあと,ゾーン A に移動しロ
ボット本体(NXT,または EV3 本体)が完全にゾーン A に入ること.その後、ゴールエリアにもど
り,ロボット本体(NXT,または EV3 本体)が完全にゴールゾーンに入ること.ロボットがゴール
ゾーンで 3 秒間静止した時点でミッションは終了とする.ただし,ゴールゾーンでの静止時にはロ
ボットのすべてがゴールゾーンを囲む壁にふれていないこと.
競技時間は 2 分(120 秒)であり,1 ラウンド,2 ラウンドの 2 回実施する.時間内であればリト
ライを認める.ただし,競技時間の計測は継続する(競技時間はリセットしない).大会当日,サプ
ライズルールとして簡単な課題の追加・変更がある.
5.ポイント
 ライントレース(ロボット本体がゾーン B の入口に到達するまで.):
 ゾーン A,または,ゾーン B に完全に入った:
20 点
20 点 × 2
 ゴールゾーンに完全に入り(壁にふれていない),3 秒間停止:
20 点
 合計 80 点
 ポイントが同点の場合は,競技タイム(スタートからゴールまでの経過時間)をもとに順位を
決める.