文学部

文学部
人材養成目的
日本民族固有の歴史と文化への深い理解と強い関心とを持つとともに、世界的視野で異文化を理解し、
国際交流を推進しながら、現代の社会的課題に対処できる人材を養成する。
日本文化学科
人材養成目的
歴史・民俗、文学・芸術にわたる日本の文化的伝統に関する豊かな経験と深い認識とを有し、それを地域
の文化や現代社会に生かしてゆける人材を養成する。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
本学科の教学の理念・教育目的に基づくカリキュラムを履修し、卒業に必要な単位を修め、次の能力を備
えた学生に、学位を授与する。
①.日本の歴史・文学などについて、幅広く、深い知識を持ち、各領域の研究方法を充分に会得し、社会
人として必要な日本文化に関する理解を有している。【日本文化理解】
②.日本の文化に関する書籍などの情報やさまざまな事象に対して、積極的に解明しようとする意識を持
ち、それらを正確に読解することができる。【読解力】
③.日本の文化について、主体的に関心を持ち、みずから問題を設定して適切に対象を分析し、成果を
得ることができる。【企画・分析力】
④.日本の文化に関するみずからの考えや理解を、さまざまな形式で適切に表現し、それを積極的に発
信することができる。【表現力】
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
・外国語科目を週に2回(180分)受講させ、国際人として外国語を活かせるように教育する
・日本文化の各分野の概論および講義科目を学生の関心に応じて自由選択できるように設定する
・1、2年次に、各専門分野(歴史・考古学・美術史・民俗学・日本文学・日本語・芸能演劇)の概論・概説
科目を履修する
・2年次から各分野の専門科目(古代史・中世史・考古学・民俗学・美術史・日本語・日本文学・芸能演
劇・関連科目)を体系的・横断的に履修する
・1年次から4年次まで少人数制の演習・ゼミナールを必修とし、日本文化・日本語の基礎から文献の読
解力・扱い方、そして各専門分野に応じた情報収集・研究方法を段階的に身につけ、最終的に自主的に
テーマを決めて卒業研究(論文または作品)を完成する
・学外(寺社・遺跡・博物館等)に出向いて実地踏査・学習する選択科目「学外実習」を設ける
・歴史・文化財コースと日本語・日本文学コースを設け、専門的な教養を深める
・中学校・高等学校の国語科および中学校社会科・高等学校地理歴史科教員免許、司書、司書教諭、
学芸員の資格取得に必要な科目を置く
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)
日本文化に関心があり、常に知的好奇心を持って学ぶ意欲を持つ人。特に次のいずれかに当てはまり、
大学の学習の中で探求したい事柄が明確である人を望みます。
①古典文学、近代・現代の文学、神話・民話や、日常使われる日本語といった、ことばによる表現や作品
を通じて日本文化を考えていきたい人
②日本史上の出来事や人物、事象などに関心を持ち、特に古代・中世の歴史文化を考えていきたい人
③全国各地の生業、冠婚葬祭、年中行事、民俗宗教、伝説などを通じて、人々の生活の歴史を考えてい
きたい人
④能、歌舞伎、文楽などの伝統演劇を通じて、日本の伝統文化を考えていきたい人
⑤遺跡や遺物を通じて、日本や東アジアの歴史文化を考えていきたい人
⑥仏像・絵画などの美術工芸品を通じて、歴史文化や美意識の移り変わりを考えていきたい人
⑦中学校社会科・高等学校地理歴史科、中学校・高等学校の国語科の教員、司書教諭、図書館司書、
文化財に関わる職(博物館学芸員など)をめざしている人
⑧日本文化について幅広い知識・教養を身につけ、社会人・国際人として活躍したい人