教育学部・教育学科の3つのポリシー 教育目的 我が国の歴史と伝統そして文化を尊重する日本人としてのアイデンディティーを基盤として、 グローバルな国際社会に通用する知識と実践力を備えた教育者を育成する。 ディプロマ・ポリシー 皇學館大学教育学部は、建学の精神に基づき、次のような人材を育成する。 1.教育に関する確かな知識やそれを伝える豊かな表現力を持ち、激しく変化していく社会の 教育課題に的確に対応できる高い技術を身につける。 2.子供の心身の成長を支え、さまざまな課題を発見し、その問題を主体的・積極的に工夫し、 解決する能力を身につける。 3.我が国の歴史と伝統そして文化に深い関心を持ち、それを基盤として、異なる歴史と伝統 そして文化を持つさまざまな世界を尊重し、適切な対応をしていくことのできる能力を身に つける。 4.教師としての使命感や責任感を持ち、他と協働しながら、社会の一員として適切な行動が できる。 5.公正な態度、広い視野、柔軟な思考等、教師としてふさわしい人格を身につけ、子供に知 育・徳育・体育の指導を適切に行うことができる。 6.以上の目標に加え、各コースにおける具体的な目標は以下の通りである。 ・学校教育コースでは、小学校教育に即応した学習内容の追究と各教科の指導法を修得し、 教科別に授業が展開できるとともに、個々の発育発達に応じた対応ができる。 ・幼児教育コースでは、保育・教育の理論と実践的な保育技術を修得し、適切な乳幼児理 解の下、感受性豊かな好奇心に富んだ子供を育てる保育指導ができる。 ・スポーツ健康科学コースでは、体育やスポ-ツ、健康に関する科学的理論と実践を融合 させ、個々に応じた保健体育の授業や一般人を対象としたスポーツ・健康指導ができる。 ・特別支援教育コースでは、特別な教育的ニーズに応じた教育の理論と実践を修得し、子 供たちの実情や能力に応じた適切な教育支援ができる。 カリキュラム・ポリシー 本学部は、ディプロマ・ポリシーに定める人材を育成するために、次のような教育課程を編 成する。 1.カリキュラムは、共通科目と専門科目とからなる。 2.共通科目は 10 分野から成る。すなわち、 「建学の精神」 「総合基礎」 「伊勢志摩定住自立圏 共生学」「人生と仕事」「職業人実務基礎」「外国語」「人間と文化」「現代と生活」「自然と科 学」「伝統の心と技」の 10 分野である。これらの学習を通じて、本学における学習に必要な 基礎学力の養成、幅広い教養の修得、さらに、学生個々の内面の充実をめざす。 3.専門科目については、教育学、教育方法学、教科教育学、教科研究、伝統教育論、実技、 演習の分野別に 4 つのコースに必要な科目をそれぞれ設置する。 4.1・2セメスターでは主に教育学に関する概論を、3~6セメスターでは教育学の本質や 方法論、各教科の研究と実践または実技を、各コースの違いに応じて系統的に習得できるよ うにする。7・8セメスターではさらに、それぞれの関心に従って、専門的な学力を身につ ける。 5.当該セメスターにおいて、各種の教育実習を経験することによって、実際の学校現場の取 り組みを知るとともに、将来教師になるためのモチベーションや実践力、対応力を高める。 6.7・8セメスターでは、6セメスターまでの勉学の集大成としての卒業研究を課し、自ら の関心に従って課題を設定し、問題を客観的に解決することができるよう、個別的に徹底指 導する。 アドミッション・ポリシー 本学部のディプロマ・ポリシーにふさわしい入学者として、以下のような人物を求める。 1.子供を愛し、1 人 1 人の子供が持つ個性を育てていくことに喜びを感じ、それに対する強 い使命感を有している。 2.日本の歴史と伝統そして文化を尊重し、それを子供に継承していくとともに、新しい知識 や取り組みを柔軟に取り入れ、応用して行くことができる。 3.自分の考えを適切にまとめ、日本語でわかりやすく表現できる。 4.高等学校までに履修した、教科書レベルの基礎的な知識を有している。
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