このPDFは、ラブヘルプのスクリーンキャスト(ラブ映像)をご覧になっていることを前提に、作成しておりますので、 未だ、ラブ映像のほうをご覧になられておられない場合は、まず、ラブ映像のほうを、ご視聴なされることをお勧めい致します。 第7回 Autdoesk Simulation Moldflow ラブヘルプ 「より深い、繊維配向テンソルの理解に向けて」 〓 繊維配向テンソルシリーズ その2 〓 ~ 繊維配向解析のオプション設定の仕方について ~ “ラブ ヘルプ”セッションの目的 Web会議システムによる、気軽に参加いただく1時間のサポートセッション テクニカルサポート 電話サポートWeb メールサポート FAQサイト フォーラム 開発部門へ製品不具合 をレポート ユーザ様固有の問題を迅 速に解決 ラブ ヘルプ 1. ASUGを通じて、多くのユーザ様 を直接ヘルプできる 2. 直接フゖードバックを頂くことが できる(Q&Aセッション) 3. テクニカルサポートから積極的な 情報発信ができる 4. セッションの録画を全ユーザ様へ 公開 忙しくてセミナー、トレーニングに出張 が難しいユーザ様にもお勧めです! 本日のゕジェンダ 「より深い、繊維配向テンソルの理解に向けて」 目標:繊維配向解析のオプション設定の仕方の理解 繊維配向テンソルの設定の仕方 (完結近似オプション・Ci値設定など) 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 (マクロメカニックスモデル他) 長繊維オプションの破断の扱いに関して 本日のQ&A トピック 「より深い、繊維配向テンソルの理解に向けて」 目標:繊維配向解析のオプション設定の仕方の理解 繊維配向テンソルの設定の仕方 完結近似オプション Ci値設定 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 (マクロメカニックスモデル他) 長繊維オプションの破断の扱いに関して 本日のQ&A トピック 「より深い、繊維配向テンソルの理解に向けて」 目標:繊維配向解析のオプション設定の仕方の理解 繊維配向テンソルの設定の仕方 完結近似オプション Ci値設定 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 (マクロメカニックスモデル他) 長繊維オプションの破断の扱いに関して 本日のQ&A 完結近似オプション 完結近似とは 直交異方性1(線形近似) 直交異方性3(2次近似) ハブリット(線形近似〒2次近似) 直交異方性2(ORF:Orthotropic fitted) 「直交異方性フゖッテゖング近似」 直交異方性4(ORL:Orthotropic, fitted for low Ci) 「直交異方性,低Ci対応フゖッテゖング近似」 完結近似オプション 完結近似とは 直交異方性1(線形近似) 直交異方性3(2次近似) ハブリット(線形近似〒2次近似) 直交異方性2(ORF:Orthotropic fitted) 「直交異方性フゖッテゖング近似」 直交異方性4(ORL:Orthotropic, fitted for low Ci) 「直交異方性,低Ci対応フゖッテゖング近似」 完結近似とは (ラブヘルプ第6回より) 4次元テンソル a□○▲● 2次元テンソル= 行列にしたい! a□○の関数に ⇒計算規模を減らして、 シンプルに計算したい 行列に納まるように パックして近似 完結近似によって、 計算結果に影響 ⇒Closed近似 【完結近似】 完結近似オプション 完結近似とは 直交異方性1(線形近似) 直交異方性3(2次近似) ハブリット(線形近似〒2次近似) 直交異方性2(ORF:Orthotropic fitted) 「直交異方性フゖッテゖング近似」 直交異方性4(ORL:Orthotropic, fitted for low Ci) 「直交異方性,低Ci対応フゖッテゖング近似」 直交異方性1(線形近似) 4次テンソル aLinear□○▲●≒ _a□○(繊維配向テンソル行列の1成分)+ _a□▲+ _a□●+ _a▲●+ _a○●+ _a○▲+・・・ 2次テンソルa□○の線形的な足し算の近似(Linear Closure) ランダムな配向状態のときに、良い一致 完結近似オプション 完結近似とは 直交異方性1(線形近似) 直交異方性3(2次近似) ハブリット(線形近似〒2次近似) 直交異方性2(ORF:Orthotropic fitted) 「直交異方性フゖッテゖング近似」 直交異方性4(ORL:Orthotropic, fitted for low Ci) 「直交異方性,低Ci対応フゖッテゖング近似」 直交異方性3 (2次近似:デフォルト) 4次テンソル Quad a a × ≒ a □○ □○▲● ▲● 2次テンソルa□○の、掛け算による近似(Quadratic Closure) 単一配向状態のときに、良い一致 完結近似オプション 完結近似とは 直交異方性1(線形近似) 直交異方性3(2次近似) ハブリット(線形近似〒2次近似) 直交異方性2(ORF:Orthotropic fitted) 「直交異方性フゖッテゖング近似」 直交異方性4(ORL:Orthotropic, fitted for low Ci) 「直交異方性,低Ci対応フゖッテゖング近似」 ハブリット (線形近似〒2次近似) 直交異方性1 (線形近似) 直交異方性3 (2次近似:デフォルト) ミックスしちゃいましょう 両方計算 ⇒ 計算負荷 完結近似オプション 完結近似とは 直交異方性1(線形近似) 直交異方性3(2次近似) ハブリット(線形近似〒2次近似) 直交異方性2(ORF:Orthotropic fitted) 「直交異方性フゖッテゖング近似」 直交異方性4(ORL:Orthotropic, fitted for low Ci) 「直交異方性,低Ci対応フゖッテゖング近似」 直交異方性2(ORF:Orthotropic fitted) 「直交異方性フゖッテゖング近似」(1/2) a□○▲●≒関数(第1,第2) Z軸 Y軸 X軸 繊維配向テンソル 「主要値」の 「第1」&「第2」 を使います 直交異方性2(ORF:Orthotropic fitted) 「直交異方性フゖッテゖング近似」(2/2) メリット:精度良い 問題点:Ci値低いと、精度悪い Ci値の復習(第6回ラブヘルプより) Δa□○ Δ𝒕 Δa□○ a□○ a□○ 〒 速度項(X)× +速度項(Y)× 〒速度項(Z方向)× Δ𝑿 Δ𝒀 Δ𝒁 時間ステップ 変化量は? = 流れに沿って移動する為の項 回転項 + 伸びる項 〒 完結近似オプション項 〒 ちなみにCi(相互係数)項 繊維同士が衝突する ことにより、向きが 変わってしまう影響 の度合い Ci(相互係数)項 完結近似オプション 完結近似とは 直交異方性1(線形近似) 直交異方性3(2次近似) ハブリット(線形近似〒2次近似) 直交異方性2(ORF:Orthotropic fitted) 「直交異方性フゖッテゖング近似」 直交異方性4(ORL:Orthotropic, fitted for low Ci) 「直交異方性,低Ci対応フゖッテゖング近似」 直交異方性4(ORL:Orthotropic, fitted for low Ci) 「直交異方性,低Ci対応フゖッテゖング近似」 1.基本的に、ORF(直交異方性2)と同じ。 2. 低Ci用(Ci=0.001オーダー) ( ORF(直交異方性2)は低Ciで精度悪いため) 直交異方性2と直交異方性4の扱いに関して (Ci値依存に注意) ORF(直交異方性2) Ciの値によって 手作業で切り分け ORL(直交異方性4) Ci値を、実験値として、確実に把握する必要あり、取扱い難 Moldflowでは、Ci値は自動計算(デフォルト) 「Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算)」 Ci値自動計算に適した、「直交異方性3」がデフォルト 完結近似の簡易比較 「直交異方性3」(デフォルト)、「直交異方性2」(高精度)の反り比較 デフォルトでも精度面許容 「直交異方性2」 (高精度) : ORF 「直交異方性3」 (デフォルト) :2次近似 高精度(ORF)は、理論上高精度 だが、Ci値など、ばっちり条件 がはまらないと、精度として大 きな差が望めない 高精度(ORF)だと、計算時間に負荷(本例では約30%増) 完結近似のまとめ Moldflowでは、Ci値は自動計算(デフォルト) 「Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算)」 Ci値自動計算に適した、デフォルト 「直交異方性3」でOK トピック 「より深い、繊維配向テンソルの理解に向けて」 目標:繊維配向解析のオプション設定の仕方の理解 繊維配向テンソルの設定の仕方 完結近似オプション Ci値設定 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 (マクロメカニックスモデル他) 長繊維オプションの破断の扱いに関して 本日のQ&A Ci値設定 Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算) Folgar-Tuckerモデル(Ciを指定) RSCまたはARD-RSCモデル(長さで決定) RSCモデル(Ciを指定) 長繊維用のARD-RSCモデル Ci値設定のベストチョス Ci値設定 Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算) Folgar-Tuckerモデル(Ciを指定) RSCまたはARD-RSCモデル(長さで決定) RSCモデル(Ciを指定) 長繊維用のARD-RSCモデル Ci値設定のベストチョス Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算)「デフォルト」 Folgar-Tuckerモデル Δa□○ Δ𝒕 Δa□○ a□○ a□○ 〒 速度項(X)× +速度項(Y)× 〒速度項(Z方向)× Δ𝑿 Δ𝒀 Δ𝒁 時間ステップ 変化量は? = 流れに沿って移動する為の項 回転項 + 伸びる項 〒 完結近似オプション項 〒 Ci(相互係数)項 Ci値=関数[フゔバーのゕスペクト比(L/d),フゔバー濃度(体積率)] 【自動計算】 Ci値設定 Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算) Folgar-Tuckerモデル(Ciを指定) RSCまたはARD-RSCモデル(長さで決定) RSCモデル(Ciを指定) 長繊維用のARD-RSCモデル Ci値設定のベストチョス Folgar-Tuckerモデル(Ciを指定) 相互係数Ci Ciは、フゔバーのゕスペクト比(L/d)と、フゔバー濃度cを 使用して、実験式から算出する必要があります。 確実な実験値の測定が必要なため、使用は難しい⇒研究者向け Ci値設定 Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算) Folgar-Tuckerモデル(Ciを指定) RSCまたはARD-RSCモデル(長さで決定) RSCモデル(Ciを指定) 長繊維用のARD-RSCモデル Ci値設定のベストチョス RSCまたはARD-RSCモデル(長さで決定) フゔバー初期長:1mm以上⇒ARD-RSCモデル フゔバー初期長:1mm未満⇒RSCモデル Ci=【自動計算】 RSC(Reduced Strain Closure)(1/3) Folgar-Tuckerモデルの課題 短い平板の場合、コゕ層の厚みが小さい計算結果 ⇒充填中の配向テンソルの変化が少し大きい Ref:AU2013 シェル層 シェル層 実験プロット コゕ層 裏面 中間面 表面 simple shear flow, CI = 0.008 RSC(Reduced Strain Closure)(2/3) Folgar-Tuckerモデルの課題 具体例で見てみる 次の時刻で、本来 「第1」=0.80→0.82 「第1」=0.80→0.83 とか 0.84 Reduced Strain Closureフゔクター すこしだけ変化率大きい 0.82 ← へ戻しましょう 係数を導入しましょう RSC(Reduced Strain Closure)(3/3) Reduced Strain Closureフゔクター(k≦1) ① デフォルト値:推奨(0.05) ② k=1: 元のFolgar-Tuckerモデル ③ kの許容範囲:0.033<k<0.1 ⇒ 実験値に近くなる k=1 k = 0.05 Ref:AU2013 Delphi Technorogies.Inc(Tucker et al.)は、RSCモデルの米国特許を有し、Autodesk社はこのモデルの独占的ラセンスを有します。 Ci値設定 Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算) Folgar-Tuckerモデル(Ciを指定) RSCまたはARD-RSCモデル(長さで決定) RSCモデル(Ciを指定) 長繊維用のARD-RSCモデル Ci値設定のベストチョス RSCモデル(Ciを指定) 相互係数Ci Ciは、フゔバーのゕスペクト比(L/d)と、フゔバー濃度cを 使用して、実験式から算出する必要があります。 確実な実験値の測定が必要なため、使用は難しい⇒研究者向け Ci値設定 Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算) Folgar-Tuckerモデル(Ciを指定) RSCまたはARD-RSCモデル(長さで決定) RSCモデル(Ciを指定) 長繊維用のARD-RSCモデル Ci値設定のベストチョス 長繊維用のARD-RSCモデル(1/2) 1.ARD(Anisotropic rotary diffusion)モデル ポント:Ciをテンソルで置き換えてしまう RSC, Folgar-Tuckerモデルの課題⇒Ci=一定 全方向(等方的)に、同じ衝突回転相互作用 長繊維では、短繊維とは違う流動影響 Ciが定数(一定)⇒ 等方的(全方位)に 同じ相互作用 ARDモデル 長繊維における、相互作用には異方性持たせましょう 配向は、流動のタプに依存(せん断/伸長) 長繊維用のARD-RSCモデル(2/2) ARDモデルのパラメータ Ciをテンソル化 基本スタンスは、測定値を用いる パラメータを間違えると、結果が不安定に 取扱い難 ⇒ デフォルト値推奨 長繊維用に、ARDモデルは、RSCモデルと一緒に用いる ⇒「長繊維用のARD-RSCモデル」 Ci値設定 Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算) Folgar-Tuckerモデル(Ciを指定) RSCまたはARD-RSCモデル(長さで決定) RSCモデル(Ciを指定) 長繊維用のARD-RSCモデル Ci値設定のベストチョス Ci値設定のベストチョス Folgar-Tuckerモデル(Ciを自動計算) Folgar-Tuckerモデル(Ciを指定) 通常は、こちらがデフォルト RSCまたはARD-RSCモデル(長さで決定) ① Ciを自動設定 RSCモデル(Ciを指定) ② 繊維長で、RSCモデル(短繊維用) か、 ARD-RSCモデル(長繊維用) 長繊維用のARD-RSCモデル か自動設定 ③ 「Reduced Strain Closureフゔ クター」はデフォルト トピック 「より深い、繊維配向テンソルの理解に向けて」 目標:繊維配向解析のオプション設定の仕方の理解 繊維配向テンソルの設定の仕方 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 (マクロメカニックスモデル他) 長繊維オプションの破断の扱いに関して 本日のQ&A マクロメカニックスモデルって何? 一言で言ってしまえば 樹脂の機械的特性(各種弾性率、ポゕソン比 など)を、決めてくれる予測モデル 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 【主なマクロメカニクスモデル】 Mori-Tanaka系統モデル Moldflowでの主要マクロメカニクスモデル その他のマクロメカニクスモデル どのマクロメカニクスモデルがいいの? 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 【主なマクロメカニクスモデル】 Mori-Tanaka系統モデル Moldflowでの主要マクロメカニクスモデル その他のマクロメカニクスモデル どのマクロメカニクスモデルがいいの? Mori-Tanaka系統モデル 起源 Mori-Tanakaモデル 発展型モデル 母材 Mori-Tanakaモデル に以下の概念を導入 ゕスペクト比と フゔバー体積率 の関係性 介在物 Eshelbyの 介在物モデル 機械的特性 Tandon-Wengモデル 介在物粒子が沢山、 母材に存在していると仮定 機械的特性 Moldflowでは、 更に汎用性を高め、 改良 機械的特性 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 【主なマクロメカニクスモデル】 Mori-Tanaka系統モデル Moldflowでの主要マクロメカニクスモデル その他のマクロメカニクスモデル どのマクロメカニクスモデルがいいの? Moldflowでの主要マクロメカニクスモデル Tandon-Wengモデル 母材:等方性母材 Mori-Tanakaモデル 母材:異方性母材 例:異方性LCP材料 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 【主なマクロメカニクスモデル】 Mori-Tanaka系統モデル Moldflowでの主要マクロメカニクスモデル その他のマクロメカニクスモデル どのマクロメカニクスモデルがいいの? その他のマクロメカニクスモデル 1.Halpin-Tsaiモデル P 1 v f Pm 1 v f P P f f / Pm 1 / Pm 1 同じ型の式で、機械的特性が求まる P= E11 E22 G12 G23 K G 2.Coxモデル 初期の短繊維のメカニカルモデル 繊維と母材の1軸モデル(E11のみの考慮) 3.Krenchelモデル EC Kv f E f 1 v f Em フゔバー側の弾性係数Efに3タプの係数K掛ける [単一配向1D (異方性)/ランダム2D/ランダム3D] 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 【主なマクロメカニクスモデル】 Mori-Tanaka系統モデル Moldflowでの主要マクロメカニクスモデル その他のマクロメカニクスモデル どのマクロメカニクスモデルがいいの? どのマクロメカニクスモデルがいいの? 基本⇒「自動」選択(デフォルト) 母材(内部で自動切り分け): 等方性母材⇒Tandon-Wengモデル 異方性母材⇒Mori-Tanakaモデル 異方性LCP材料 Mori-Tanakaモデルで精度向上 トピック 「より深い、繊維配向テンソルの理解に向けて」 目標:繊維配向解析のオプション設定の仕方の理解 繊維配向テンソルの設定の仕方 完結近似オプション Ci値設定 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 (マクロメカニックスモデル他) (休憩:1分間) 長繊維オプションの破断の扱いに関して 本日のQ&A トピック 「より深い、繊維配向テンソルの理解に向けて」 目標:繊維配向解析のオプション設定の仕方の理解 繊維配向テンソルの設定の仕方 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 (マクロメカニックスモデル他) 長繊維オプションの破断の扱いに関して 本日のQ&A 長繊維オプションの破断の扱いに関して 【繊維破断パラメータ】 入口フゔバー長オプション フゔバー長確率プロフゔル出力 繊維破断パラメータ 長繊維オプションの破断の扱いに関して 【繊維破断パラメータ】 入口フゔバー長オプション 「長さ分布を使用」 > 「入口のフゔバー長」 フゔバー長確率プロフゔル出力 繊維破断パラメータ 入口フゔバー長オプション 「長さ分布を使用」 > 「入口のフゔバー長」 入口のファイバー長分布 0.09 0.08 (×100%) 単位体積当たりの繊維濃度 0.1 0.07 0.06 0.05 0.04 0.03 0.02 0.01 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 繊維長さ(mm) 10 11 12 13 14 15 影響 長さと体積によって入口のファイバー長分布を指定します (既にわかっている場合)。 それぞれの長さのファイバーに対して、材料内の濃度を 体積パーセンテージとして指定した値を表に入力します。 長繊維オプションの破断の扱いに関して 【繊維破断パラメータ】 入口フゔバー長オプション フゔバー長確率プロフゔル出力 「はい」 > 「フゔバー長確率ノードリスト」 繊維破断パラメータ フゔバー長確率プロフゔル出力 「はい」 > 「フゔバー長確率ノードリスト」 ファイバー長確率プロファイルを 出力するノードを指定します。表 の個別の行に各ノードのノード ラベルを入力します。 長繊維オプションの破断の扱いに関して 【繊維破断パラメータ】 入口フゔバー長オプション フゔバー長確率プロフゔル出力 繊維破断パラメータ 繊維破断パラメータ 異方性抵抗係数(Dg) せん断速度定数(Cb) 確率プロフゔル制御フゔクター(S) 基本的にデフォルトのままで使用してください 繊維破断パラメータ 異方性抵抗係数(Dg) フゔバーの座屈抵抗に関与 せん断速度定数(Cb) 確率プロフゔル制御フゔクター(S) 繊維破断パラメータ 異方性抵抗係数(Dg) せん断速度定数(Cb) 破断確率の係数 破断確率Pi=Cb×(せん断速度)×(関数) 確率プロフゔル制御フゔクター(S) 繊維破断パラメータ 異方性抵抗係数(Dg) せん断速度定数(Cb) 確率プロフゔル制御フゔクター(S) L 約68% 標準偏差 [SL’] L’ L’ 長さLが破断して、L’を形成する確率分布の 標準偏差[SL’](ばらつき)のパラメータS 【余談】炭素繊維材料について (現在のトレンドと、将来的な展望について) 【余談】炭素繊維材料について(1/2) (「ツールエンジニゕ」2015,1月号,p31-36,大河出版より抜粋) 【余談】炭素繊維材料について(2/2) 複雑な3次元形状を射出成型で成形する樹脂製品の強度 問題に対して、既存の複合材料破断則では、割れ予測は 難しい? キーワード(将来的に) ① 長繊維(Moldflow) ② 構造連成解析(Autodesk解析製品で開発強化) コンポジット破断則との融合 非線形性対応 ③ 構造連成解析と実験比較・安全裕度の見極め 荷重 使用荷重 割れ・降伏・崩壊(統計的) 本日のサマリ 「より深い、繊維配向テンソルの理解に向けて」 目標:繊維配向解析のオプション設定の仕方の理解 繊維配向テンソルの設定の仕方 完結近似オプション Ci値設定 諸繊維配向予測モデルの区別の仕方 (マクロメカニックスモデル他) 長繊維オプションの破断の扱いに関して 本日のQ&A
© Copyright 2025 ExpyDoc