変化朝顔の葉は、その色や形、模様にちなんで様々な名前がつけられています。それが 何種類も組み合わさったものもあります。葉にも注目してみてください。 斑入並葉 松島鍬形葉 砂摺 掬水打込葉 網掛縮緬 三方に尖った朝顔の葉の原形 松島は葉脈を境にして緑と黄に 分かれたもの 面に砂を摺り込んだような凹 凸がある 掬水は強くかつ深く抱えてい るもの。打込は物を打ち込ん だようなくぼみがある 縮緬地に網の目のような葉脈 が隆起したもの 蜻蛉葉 丸葉 立田葉 笹葉 林風掬水葉 トンボの羽に似た形で細長い 心臓形で目立った特徴がない 葉先が五つに分かれたカエデ のような形 三枚の笹の葉を組み合わせた ような形 林風(りんぷう)は歪んで手で しごいたような形 南天葉 鳳凰糸柳葉 孔雀葉 宝蓑葉 南天の葉に似て、切れ込みが 深く付け根がくぼんでいる 丸型だが丸葉よりもやや長い 雨龍葉 鶏足雨龍葉 八つ手葉 蛙足砂摺葉 蓬葉 鶏の足に似た形で細く深く切 れ込んでいる 立田葉の切れ目が浅いもの 蛙足は立田葉の形が小さいもの 蓬のような細く切れ込んだ形 葉が巻いていて先端がよじれ ている。龍のような形 抱葉 葉が巻いていて先端がよじれ ている。龍のような形 握葉 掬水葉よりさらに強く抱えて、 手を握っているような形 鳳凰は柳の形で縁がところど ころ抱えている。糸柳は糸の ように細い 針葉 蓑のように細く長く切れ渦巻く ような形。林風葉、笹葉、立田 葉が結合したもの 細くて長い針のような形。南天 葉と柳葉が結合したもの 鉄線葉 立田芝舟葉 打込抱葉 鉄線の葉に似た形 芝舟は細長く抱えたもの 抱葉は葉の縁が表に反った形 葉の模様や形は、名前を見るとわかります。 この葉はどれにあてはまるでしょうか? 楓葉 笹葉の中央の葉が短いもの。 楓の葉に似た形 霰斑入南京葉 蝙蝠葉 霰斑は白色斑が霰のように丸 い粒になって現れたもの 蝙蝠の羽、または銀杏の葉に 似た形。丸葉に南天が入った もの 砂摺縮緬林風掬水葉 【岡山大学資源生物科学研究所 史料館 (岡山大学附属図書館資源生物科学研究所分館)】
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