民間企業3社(日本ハム株式会社、オリジン東秀株式

事業名
行政栄養士の基本指
針における位置づけ
*該当区分に〇印
指標と目標値
食育セミナー「目指せ!調布っ子食育マイスター」
(3)生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底のための施策の推進
(4)社会生活を自律的に営むために必要な機能の維持及び向上のための施策の推進
○
(5)食を通じた社会環境の整備の促進
「調布市食育推進基本計画(第2次)」(平成25年3月策定)の基本目標より抜粋。
※()内の数値は平成23年度時点
①食べ物を大事にしたい人の割合を上げる (64.0%)
②五感をつかっておいしく、安全に味わって食べる (70.2%)
③主食・主菜・副菜をそろえて食べる (50.2%)
現状と課題
調布市では平成21年3月に「食育推進基本計画」を策定以降、妊娠・子育て期に重点をおいて食育を推進してい
る。しかし、「食育」という言葉は知っていても、実際に何かに取り組んでいるという市民はまだ少ない。
「食育」というと調理実習や収穫体験、栄養のバランスなどに目が向きがちだが、まずは食に興味・関心を持ち、
食を楽しむための土台となる「心」と健康の土台である「体」を育むことが大切である。
平成23年に実施した市民アンケート調査結果では、ふだんの食事で「食べ物を大事にする」「楽しく食事をする」
ことなどを心がけている人もいるが、食事のマナーや「よく噛んで味わって食べる」などの食べ方を意識している
人の割合は少なかった。
自分で食事を選択する機会が増えてくる学童期に「食」に関する理解と感謝を深めることは、望ましい食習慣の礎
となり、家庭・地域において食育を実践する力を培うことができると考えた。
事業の目的
(1)食に関する様々な体験を通して、食べることへの理解と感謝を深め、健全な心を育み、生涯にわたって健康
的な食生活を実践するきっかけとする。
(2)小学生を対象に実施することで、参加児童一人ひとりが媒体となり、教育効果が家庭・学校・地域などへ
波及することを目指す。
(3)関係機関との協力・連携強化を図り、地域における食育の更なる充実を目指す。
対 象
市内在住・在学の小学校4,5年生
連携機関
民間企業3社(日本ハム株式会社、オリジン東秀株式会社及び平成22年度:味の素株式会社、平成23年~25年度:
東京ガス株式会社、平成26年度:株式会社にんべん)
実施時期
夏休み期間中の4日間(7月下旬)
事業内容
「調布市食育推進基本計画(第2次)」(平成25年3月策定)の基本理念である、「食を通じたこころとからだ
の健康づくり」をテーマに、食に関する「心・体・技」について学ぶ4日間の食育講座。
全日程参加した児童には、「食」に関する知識と「食」を選択する力が身につき、今後も健康的な食生活を実践で
きるとして、「調布っ子食育マイスター認定証」を授与する。
1日目 「調布市の食育とは(総論)」食育マイスターの心得を学ぶ
調布っ子食育マイスター、調布市食育推進基本計画(第2次)について、
食事のマナー、食べるしくみと姿勢について
2日目 「味覚体験教室」(株式会社にんべん) 自分のからだを知る
味を感じるしくみ、五感について
3日目 「食べること、楽しもう」(日本ハム株式会社)
食べ物へ感謝の心について、ソーセージの手作り体験
4日目 「マイベストランチを作ろう」(オリジン東秀株式会社)
食事バランスガイドついて、マイベストランチ作り、認定証授与
※資料添付 : 有 ・ 無
プロセス評価 各日終了後に、学んだことをまとめるワークシートを記入
評価
結果評価
講座終了後、約1か月後に保護者向けのアンケートを実施。(受講後、家庭で取り組んだことなどについて)
課 題
講座終了後も継続して食育に取り組んでもらうため調布っ子食育マイスターの活動の場を設けているが、その機会
はイベントなどに限られている。
学校や関係機関と連携を図り、調布っ子食育マイスターが身近な地域で、世代を超え広く市民に食育の普及啓発が
できるとよい。
その他
平成25年度はスポーツ祭東京2013の競技会場の1つとして市内にある味の素スタジアムが使用されたことから、平
成22年度~24年度に調布っ子食育マイスター認定者とともに、選手や運営スタッフ向けに調布市オリジナルの「お
もてなし弁当」を作成。
弁当のメニューはオリジン東秀株式会社の協力のもと、「ぱくぱくメニュー自慢(アイディアレシピの募集)」入
賞作品等から決定。
工夫した点
キーワード:
本事業の趣旨を理解していただき協力してくださる企業を選び、実際に協力を得ること。
※本事業を魅力的かつ効果的なものにするためには、市の食育の方針に合う独自の食育プログラムを展開している
企業の協力が必要不可欠であったため。
実施主体
東京都調布市福祉健康部健康推進課
所在地
調布市小島町2-33-1 文化会館たづくり西館4階
電話番号
042-441-6100
FAX番号
042-441-6101
担当者
土谷 喜美子
E-mail
[email protected]