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メディア特別講義Ⅰ
NHK提携講座「放送メディア最前線」講義レジュメ
提出日:平成26年12月 2日
講義テーマ
開講日
講師名
クライムドキュメントという形の調査報道
平成27年1月8日(木)
第4時限(15:00~16:30)
所属:NHK報道局社会部
氏名:板倉 弘政
授業の目的(授業で学生に伝えたいこと、学んでもらいたいこと)
NHKスペシャル「攻防 危険ドラッグ~闇のチャイナルートを追う」(2014年11月
30日放送)を題材に、調査報道の実践事例として話したい。
危険ドラッグをめぐるニュースは、日々、事件・事故の発生や、警察が容疑者を逮捕した
という形で伝えられている。
しかし、警察などの捜査当局への取材だけではなく、実際に事件関係者への独自の取材を
進めることで “新事実”を明らかにする取材手法の意義を知ってもらいたい。
授業概要(キーワードを使って説明)
●一般のニュース取材と、独自の調査報道の違い(又聞きと、当事者への直接取材)
●警察などの捜査当局から事件関係者まで、取材のチャンネルを幅広く持つことの意義
●社会を動かすキャンペーン報道(例:ワーキングプア、振り込め詐欺、無縁社会)
●一過性になりがちなテレビと、継続することの重要性