No 発行 2 平成27年 6月18日 大宮開成中学・高等学校 生徒指導部 21世紀を担う調和のとれた人間教育 全高校3年生を対象にフリーアナウンサーの皆藤慎太郎さんに講演をしていただきました。第1部は「夢を追うこと、自分を活かすこと」と 題して、ご自身が学校生活で多くの事を学び、興味関心を見つけ出していったという体験の話をしていただきました。講演を通じて何かをやり 遂げ、自分の強みを持つことの大切さをうかがうことが出来ました。また、様々な事に挑戦していく中での多くの人との出会いや経験が自分自 身を成長させていくことも教えて下さいました。 さらに、社会人となるにあたっての心構えとして ① 「面接の受け方」 面接では、第一印象で8割決まる。話はじめて7~8秒が勝負。 身だしなみ、頭髪と靴、姿勢、言葉のアクセントが重要。話す時は、大きな声でゆっくり、焦らず、 一文字一文字をはっきりと発音をすること。 笑顔も忘れずに。50%の緊張と50%の平常心が重要である。 ② 「正しく美しい日本語を使うこと」 「信用を失う若者言葉は今のうちから直すこと」 「ファーストコミュニケーションの使い方が重要」 という貴重なアドバイスをいただきました。 第2部では、 「相手に正確かつ豊かに表現・伝達する方法を学ぶ」ということで、生徒代表7名に自 己アピールのスピーチをしてもらい、皆藤さんから代表生徒一人ひとりに講評、アドバイスをいただ きました。 「伝えたいことを繰り返して主張できている」 「具体例を入れていて分かりやすい」 「キャッチコピー・キーワードを入れて、自分をアピールできている」など、7人の自己アピールも 上手に表現出来ているとお褒めの言葉もいただきました。 以上、大変意義深いお話で生徒たちは今後の生き方、社会人としてあるべき姿について学んでくれ たことと思います。果敢に新しいことにチャレンジし、多くの経験を積む中で人との触れ合いを大切にして、人生を築いて欲しいと期待してい ます。 講演感想文(高3) 実践ワークでは、確かに早口で話している相手を見て、ふざけている印象を受けました。相手の悪いところを指摘して改善するためのアドバイスを与え たり、相手も僕に改善点を挙げてくれたり、良かったところを褒めてくれたり、とても有意義なワーク活動の時間にすることができました。 皆藤さんのお話を聞いて、100回の練習より1回の本番が大切という言葉は確かにそうかもしれないと思いました。色々なことを経験すれば自分の自 信になるということなのかと思いました。 本当に大学に入ってやりたいことが見つかるのだろうかという心配がありました。しかし、講演を聞いて皆藤さんもしっかりとした夢をもって大学に入 ったわけではなく、新しい目標で未知なる世界を見てみたいということで大学に入ったと聞いて、「これでもいいのだ」とほっとしました。 相手に自分の思っていることや伝えたいことを上手に伝えられるように、まずは身近な人とのコミュニケーションがしっかりとれるように心がけていき たいと思います。 実際に隣の人と自己紹介をしてみて、声の大きさが少し変わるだけで印象がものすごく変わって驚きました。今回学んだことを今後の受験の面接や、就 職の面接で生かせたらいいなと思いました。 私にはこれといった夢がありません。でも、私はいろいろなことに興味があります。皆藤さんのように、大学に入ったらあらゆる種類のアルバイトを経 験してそれで学べるものは何でも自分のスキルアップにつなげていきたいです。
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