[ ] ≪ 目 次 ≫ 1. そもそもFXって何?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2 2. FXの取引はどうやってするの?・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2 3. 『ロング』とは? 『ショート』とは?・・・・・・・・・・・・・・・P3 4. チャートに表示されている線は何?・・・・・・・・・・・・・・・・・P3 ① ボリンジャーバンド(BB) ② 一目均衡表 ③ 移動平均線(MA) 5. 『トレンド相場』とは? 『レンジ相場』とは?・・・・・・・・・・・P5 6. サポートライン、レジスタンスライン、トレンドライン、節目とは?・P9 7. 『抜けた!』 『割れた!』 『反発した!』これってどういうこと?・・・P10 ① MAを上抜ける ② MAを割れる ③ 雲抜け ④ 雲割れ ⑤ ミドル反発 ⑥ MA反発 ⑦ ±1σ反発 8. 『抑えられる』 『支えられる』とは? 『抜ける』 『割る』とは?・・・P13 ① レジスタンスラインで抑えられる、超えられない ② サポートラインで支えられる ③ レンジ帯を上抜けする、レジスタンスラインを超える ④ レンジ帯を下抜ける、サポートラインを割る 9. 『サポレジ転換』『レジサポ転換』とは?・・・・・・・・・・・・・P14 1 1.そもそもFXって何? FXとは、 “お金でお金を買うこと”です。 世界にはさまざまな通貨があり、国によって使っている通貨が違います。 日本では日本円「¥」、アメリカでは米ドル「$」、欧州ではユーロ「€」を使用し ています。 「$」を売って「¥」を買うこと、 「$」を売って「€」を買うこと。このようにあ る通貨から異なる通貨に交換することをFXと言います。 2.FXの取引はどうやってするの? FXの取引は「買い」と「売り」で取引します。 2 「買い」=これから値が上がると思ったら買う 「売り」=これから値が下がると思ったら売る このようにFXは「買い」と「売り」、「エントリー」と「決済」を繰り返して 取引をしています。 3.『ロング』とは? 『ショート』とは? FXでは、買うことを『ロング』 売ることを『ショート』といいます。 「買いエントリー」=ロングエントリーする、ロングポジションを持つ 「売りエントリー」=ショートエントリーする、ショートポジションを持つ を意味します。 4.チャートに表示されてる線は何? チャートに表示されている色のついた線を“テクニカル指標”や“インディケータ ー”と言います。 今後、上がりそうか、下がりそうか。「買う」か「売る」かの 判断をする目安としてチャートに表示をさせています。 3 ① ボリンジャーバンド(BB) ミドルラインの数値は20を使用しています。 ② 一目均衡表の雲 丸で囲ったオレンジ色の帯のことを、一目均衡表の“雲”と言います。 なぜ雲と言うのか・・・ それは形が雲に似ているから。 の雲 4 ③ 移動平均線(MA) 赤い実線を移動平均線と言います。別名でMAとも言います。 移動平均線にはいろいろ種類がありますが、こちらは単純移動平均線 (SMA)といい、数値は14を使用しています。 5.『トレンド相場』とは? 『レンジ相場』とは? チャートには、青色のロウソク足と赤色のロウソク足が表示されています。青色の ロウソク足を陽線、赤色のロウソク足を陰線と言い陽線は上昇、陰線は下降を意味 しています。 5 このロウソク足の集合を1つのかたまりとして見た時、FXでは大きく3つに分類 することができます。 「上昇トレンド」=安値を切り上げて直近高値を上に抜ける右肩上がりの相場 ロウソク足の陽線が多く、移動平均線が右肩上がりになる 「下降トレンド」=高値を切り下げて直近安値を下に抜ける右肩下がりの相場 ロウソク足の陰線が多く、移動平均線が右肩下がりになる 「レンジ相場」 =上昇トレンド、下降トレンド、どちらにもあてはまらない相場 移動平均線が小刻みに波を描いたり、横ばいになる チャートは上昇トレンド⇒レンジ、レンジ⇒下降トレンド、下降トレンド⇒レンジ というように、トレンド相場とレンジ相場を繰り返しています。 トレンド相場からレンジ相場への切り替わり、レンジ相場からトレンド相場への切 り替わりは、直近の高値や安値で判断します。 6 トレンドの『始まり』と『終わり』 ① 「(下降)トレンドの始まり」 高値を切り下げて直近の安値を終値で下に抜けた時、 “下降トレンドの始まり”と判断します。 ② 「(下降)トレンドの終わり⇒レンジ始まり」 下降トレンド中、直近の高値を上抜けた時“下降トレ ンドの終わり”と判断します。 またMAやミドルも上抜けて横ばいになり、レンジ相 場と判断します。 7 ③ 「レンジ終わり⇒(上昇)トレンドの始まり」 安値を切り上げて直近の高値を終値で上に抜けた時、 レンジ相場が終わり“上昇トレンドの始まり”と判断 します。 ④ 「(上昇)トレンドの終わり⇒レンジ始まり」 上昇トレンド中、高値を更新できなくなったり直近の 安値を下抜けた時“上昇トレンドの終わり”と判断し ます。 またMAやミドルも下抜けて横ばいになりレンジ相 場と判断します。 8 6.サポートライン、レジスタンスライン、トレンドライン、節目とは? トレンド相場で高値と高値を結んだ右肩上がりのライン、安値と安値を結んだ右肩 下がりのラインをトレンドラインといいます。 レンジ相場で現在のロウソク足よりも、上にあるラインをレジスタンスライン、下 にあるラインをサポートラインといいます。またこのラインのことを“節目”とも 言います。 ラインは複数のロウソク足の高値や安値が接触しているレートや、一番右側にある ロウソク足から見て、近い高値または安値に引きます。 9 7. 『抜けた!』 『割れた!』 『反発した!』これってどういうこと? ① 「MAを上抜ける」 青いロウソク足(陽線)が、赤いライン(MA)を 下から上にまたぎ、終値でMAを上に抜けた時に“MAを上 抜ける”と言います。 ② 「MAを割れる」 赤いロウソク足(陰線)が、赤いライン(MA)を上から下 にまたいぎ、終値でMAを下に抜けた時“MAを割れる”と 言います。 ③ 「雲抜け」 一目均衡表の雲の下にあったロウソク足が、雲の中に潜り、 雲の上に顔を出した時。終値で雲の上を抜けた時“雲抜け” と言います。 10 ④ 「雲割れ」 一目均衡表の雲の上にあったロウソク足が、雲の中にもぐり、 雲の下に顔を出した時。終値で雲の下を抜けた時“雲割れ” と言います。 ⑤ 「ミドル反発」 ボリンジャーバンドのミドルライン(真ん中の緑色のライン) の下にあったロウソク足が、ミドルラインまで上昇。でもミ ドルラインを終値で上抜けず、再度下に戻されることを“ミ ドル反発”と言います。 ボリンジャーバンドのミドルラインの上にあったロウソク足 が、ミドルラインまで下降。でもミドルラインを終値で下抜 けず、再度上に戻されることも“ミドル反発”と言います。 11 ⑥ 「MA反発」 MA(赤いライン)の下にあったロウソク足が、MA まで上昇。でもMAを終値で上に抜けず再度下に戻さ れることを“MA反発”と言います。 同じくMAの上にあったロウソク足が、MAまで下降。 でもMAを終値で下に抜けず再度上に戻されること を“MA反発”と言います。 ⑦ 「±1σ反発」 +1σ(点線)の上にあったロウソク足が、+1σま で下降。でも+1σを終値で下に抜けずに再度上に戻 されることを“+1σ反発”と言います。 -1σの下にあったロウソク足が、-1σまで上昇。 でも-1σを終値で上に抜けることができず、再度下 に戻されることを“-1σ反発”と言います。 12 8. 『抑えられる』『支えられる』とは? 『抜ける』 『割る』とは? ① 「レジスタンスラインで抑えられる、超えられない」 レジスタンスライン(現在のロウソク足より上にあるライン)にぶつかって、 跳ね返されること、レジスタンスラインよりも上に行けないことを “レジスタンスラインで抑えられる、レジスタンスラインを超えられない”と 言います。 ② 「サポートラインで支えられる」 サポートライン(現在のロウソク足より下にあるライン)にぶつかって、跳ね 返されること、サポートラインより下に行けないことを、“サポートラインで 支えらえる”と言います。 ③ 「レンジ帯を上抜けする、レジスタンスラインを超える」 今まで超えることができなかったレジスタンスラインを、ロウソク足が上に抜 けられたとき、“レジスタンスラインを超える”と言います。レンジ相場から 上昇トレンドへの切り替りポイントになるので“レンジ帯を上抜ける”とも言 います。 13 ④ 「レンジ帯を下抜ける、サポートラインを割る」 今まで抜けることができなかったサポートラインを、ロウソク足が下に抜けた 時、“サポートラインを割る”と言います。レンジ相場から下降トレンドへの 切り替わりポイントになるので“レンジ帯を下抜ける”とも言います。 9.『サポレジ転換』『レジサポ転換』とは? 「サポレジ転換」=サポートラインを下に抜けた後上昇し、そのラインを超えるこ とができずロウソク足が抑えられることで、サポートラインだったものがレジスタ ンスラインに転換します。これを“サポレジ転換”と言います。 14 「レジサポ転換」=レジスタンスラインを上に抜けた後下降し、そのラインを下抜 けずロウソク足が支えられることで、レジスタンスラインだったものがサポートラ インに転換します。これを“レジサポ転換”と言います。 15
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