これまで説明しました内容についてまとめますと、以下のようになります。 通貨選択型の投資信託のイメージ図 選択した通貨 取引 対象通貨 対象通貨を選択 C お客さま (受益者) 収益の源泉 申込金 分配金 償還金等 為替取引※ 投資 投資信託 投資対象資産 A 利子・配当収入 投資対象資産の価格変動 B 利子・配当収入、 投資対象資産の価格変動 ※取引対象通貨が円以外の場合には、当該取引対象通貨の対円での為替リスクが発生することに留意が必要です。 通貨選択型の投資信託は、株式や債券などといった投資対象資産に加えて、為替取引の対象となる円以外の 通貨も選択することができるよう設計された投資信託です。 収益を得られる ケース 損失やコストが 発生するケース 為替取引による プレミアム/コスト C 取引対象通貨の短期金利が投資 対象資産の通貨の短期金利を 上回る 投資対象資産の市況の好転 (金利の低下等)※ B 為替変動 A 為替差益/為替差損 取引対象通貨が対円で上昇(円安 になった場合) 投資対象資産(債券等)の 価格の上昇 プレミアム(金利差相当分 の収益)の発生 為替差益の発生 投資対象資産(債券等)の 価格の下落 コスト(金利差相当分 の費用)の発生 為替差損の発生 投資対象資産の市況の悪化(金利 の上昇、発行体の信用状況の悪化 等)※ 取引対象通貨の短期金利が投資 対象資産の通貨の短期金利を下 回る 取引対象通貨が対円で下落(円高 になった場合) ※投資対象資産の価格の上昇/下落の要因は、資産の種類(債券、株式、不動産等) により異なります。 ●通貨選択型の投資信託が実質的に投資を行う 「ハイ・イールド債」や「新興国債券」等の投資対象資産に関する投資リスクについては、 各投資信託の投資信託説明書(交付目論見書)および補完書面、その他資料等でご確認ください。 本リーフレットの記載内容を含め、 ご質問、 ご不明な点等ございましたら、営業部店までおたずねください。 通貨選択型の投資信託の収益源としては、以下の3つの要素が挙げられます。 これらの収益源に相応してリスクが内在していることに注意が必要です。 1 投資対象資産による収益(上図 A 部分) ●投資対象資産が値上りした場合や利子・配当が支払われた場合は、基準価額の上昇要因となります。 ●投資対象資産が値下りした場合には、基準価額の下落要因となります。 2 投資時 ※新興国通貨の場合などは、金利差がそのまま反映されない場合があります。 円を米ドルに換金し、 A (米 ドル建債券) に投資 日本円売り 米ドル買い 米ドル 当資料は、 SMBCフレンド証券株式会社が投資者の皆さまへの情報提供を目的として作成したものであり、特定の投資信託等の売買を 推奨・勧誘するものではありません。また、 金融商品取引法に基づく開示資料でもありません。当資料は信頼に足ると判断した情報に基づき 作成していますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。 SMBCフレンド証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第40号 加入協会/日本証券業協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 (米ドル建債券) 米ドル売り (ブラジル・レアル)買い ・レアル)の B (ブラジル 為替取引(為替予約) 為替取引による プレミアム/コスト A 投資対象となる (米ドル建債券)の 価格変動や利金収入 B (ブラジル・レアル)と米ドルの短期金利差 による為替取引によるプレミアム(金利差相当分の収益) ●為替取引とは米ドルから (ブラジル・レアル)に交換し、将来米ドルに戻すことを現時点で予約する事です。 将来米ドルに戻す際の為替レートは、不平等にならないように2カ国間の金利差に基づいて調整されます。 ●為替取引する通貨(ブラジル・レアル)の金利が、保有している米ドルの金利より高い場合、 プレミアム (金利差 相当分の収益) となります。 ( 米ドルの金利より低い場合、 コスト (金利差相当分の費用) となります。) ●為替取引によって(ブラジル・レアル)を保有しているのと同様の経済効果を得られます。 為替変動による収益(上図 C 部分) ●上図Ⓑ部分とは異なり、上図Ⓒ部分については為替取引を行っていないため、 「選択した通貨」 (円を除く。以下同じ)の円に 対する為替変動の影響を受けることとなります。 ●「選択した通貨」の対円レートが上昇(円安) した場合は、為替差益を得ることができます。 ●「選択した通貨」の対円レートが下落(円高) した場合は、為替差損が発生します。 『ファンドのポイント(主な基準価額の変動要因)は3つ』 日本円 為替取引によるプレミアム収益(金利差相当分の収益) (上図 B 部分) ●「選択した通貨」 (コース)の短期金利が、投資信託の「投資対象資産の通貨」の短期金利よりも高い場合は、その金利差による 「為替 取引によるプレミアム (金利差相当分の収益)」が期待できます。 ●「選択した通貨」 (コース)の短期金利のほうが低い場合には、 「為替取引によるコスト (金利差相当分の費用)」が生じます。 ●「選択した通貨」 と 「投資対象資産の通貨」が同一通貨の場合、為替取引によるプレミアム (金利差相当分の収益) や為替取引による コスト (金利差相当分の費用) は発生しません。 3 投資対象が(米ドル建債券)、選択通貨が(ブラジル・レアル) コースの場合(イメージ) (ブラジル・レアル) 実質的に (ブラジル・レアル)の価値に転換 (原資産の(米ドル建債券)は米ドルで保有) 換金時 評 価 基準価額 日本円 (米ドル建債券) (米ドル市場)の 価格動向 C(ブラジル・レアル)/円の 為替レートの動向 《主な基準価額の変動要因》 A(米ドル建債券)市場の上昇・下落 (ブラジル・レアル)の短期金利差による B 米ドルと 為替取引によるプレミアム/コスト C(ブラジル・レアル)/円の為替変動 (2015年1月作成)
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