会長就任の御報告

2015年11月25日
公共選択学会会員 各位
公共選択学会会長 小澤太郎
「公共選択学会会長就任のご報告」
2015年11月21日~22日に明海大学で公共選択学会第19回大会が開催され、
規定により第一日目をもって役員が任期満了で交代し、第二日目より新しい役員の体制が
スタートしましたので、会員の皆様に下記の経緯とともにご報告いたします。
なお、公共選択学会理事の任期は3年ですが、東日本大震災後の節電事情により、以前
は6、7月に開催していた大会及び総会を冷暖房が不要な11月に移行させざるを得なか
ったことにより、前期の理事の任期についてどうするのかを2013年11月23日の総
会(公共選択学会第17回全国大会、於駒澤大学深沢キャンパス開催第一日目)で協議し
ました。その結果、同総会決定により理事・監事選出規程第3条を「現理事が就任した総
会の3年後の年に行われる総会の4ヶ月以前に理事選挙の告示を行う」とし、理事の任期
を開始から3年後の年の総会までとしたものです。
この理事・監事選出規程第3条に従い、2015年7月7日に理事選挙公告を行い、選
挙管理委員会により理事選挙を実施した結果、14名の公選理事候補が当選しました。そ
の後、理事・監事選出規定第8条により公選理事候補による理事・監事選考委員会を開催
して、推薦理事候補14名と監事候補2名を選任し、2015年11月21日の総会で公
選理事候補及び推薦理事候補が新理事に、監事候補が新監事に就任しました。そして、同
日の総会後に開催された新理事会において、会則第8条2に従い、互選により小澤太郎が
新会長に選任されました。
なお、公共選択学会の昨年度末(2015年3月末)時点の会費納入率はほぼ 9 割と他
学会に比べて遜色のない値です。しかし、多くの学会が前年度までの会費未納者に対して
理事選挙の選挙権・被選挙権を停止するのに対して、公共選択学会では理事・監事選出規
定第4条3により、理事選挙が行われる年の「7月1日現在、同年を含めて過去単年度で
も会費未納の者は、選挙権および被選挙権が停止される」という厳しい規定により、選挙
権及び被選挙権を制限される会員がおりました。お陰様で、多くの方は、その後、11月
の大会以前に会費納入を済ませ頂きましたことに感謝申し上げます。
今後、公共選択学会の一層の発展のために尽力する所存でおりますので、宜しくお願い
申し上げます。