目録見書補足 (2015 年 9 月 28 日発行目論見書付) Starbucks Corporation 制限付き株式 – 日本 パートナー向け補足情報 以下は、Starbucks Corporation 2005 Long-Term Equity Incentive Plan (以下「プラン」 とする)に基づ き、Starbucks Corporation (以下「会社」とする)が付与する制限付き株式から生じる課税に関する影 響について、一般的な内容をまとめたものです。 この内容は、2015 年 7 月時点において、日本国内で実施されている税金および制限付き株式に関わる法 令に基づいています。このような法令には複雑なものが多く、頻繁に内容が変更されます。このため、 本補足情報に含まれる情報によっては、あなたの制限付き株式の権利が確定した時、または権利確定に 伴い株式を売却する時点で、変更されてしまう可能性もあります。 さらに、この補足情報は基本的に一般的事項であるため、適用される可能性のある様々な法令、法規、 規程のすべてについて言及しているわけではありません。個人の特定の納税または財務状況に当てはま らない内容もあり、あなたの具体的な納税に関する結果について、「会社」は保証できる立場にありま せん。従って、課税される国の税金またはそれに関連する他の法令が、ご自分の具体的な状況にどのよ うに適用されるかについては、然るべき税金の専門家に相談されることを強く推奨いたします。 あなたが、他国の市民権を有している場合、他国に居住している場合、制限付き株式が付与された後に 他国へ転勤になった場合、または、現地の法令に基づき他国の居住者と見なされる場合は、この補足情 報に含まれる内容が適用されない場合もあります。 税金について 付与時の課税 制限付き株式が付与された時点では、まだ課税対象とはなりません。 権利確定時の課税 制限付き株式が権利確定され原資産の株式があなたに発行されると、所得税の課税対象になります。 課税対象になる金額は、権利確定日における株式の公正市場価格です。この金額は、「給与所得」と称 され、累進税率に基づき課税される場合がほとんどです。さらに、2013 年から 2037 年までは、東日本 大震災の復興資金としての付加税が所得税の義務に追加されます。 この文書は、1933 年証券法(改正版を含む)に登録された証券に 適用される目論見書の一部に制定されるものです。 パートナー向け補足情報 - RSU - 日本 1/2ページ 目録見書補足 (2015 年 9 月 28 日発行目論見書付) 多くの場合、制限付き株式の権利が確定した時点では社会保険料負担の対象とはなりません。 出国税 新しい法令として、特定額を超える財産(これには権利未確定の制限付き株式および株式が含まれる場 合があります)を有する日本国民および長期日本居住者が国外へ引っ越す場合には、出国税が課せられ るようになりました。この件に関し、ご自身の納税義務について税理士に相談する必要があります。 売却時の課税 権利確定に伴い株式を売却する場合、譲渡所得税(付加税も含まれます)の対象になる場合があります 。株式の売却価格が権利確定日の株式の公正市場価格を上回った場合、譲渡所得が発生します。譲渡所 得は、一律税率で課税されます。2014 年 1 月 1 日以降、特別減税率は適用されなくなりました。 源泉徴収および申告 あなたの雇用主には、従業員の制限付き株式の権利が確定した時に、所得税(付加税も含みます)の源 泉徴収を行う義務はありません。しかし、雇用主は、制限付き株式の権利確定により従業員が受け取る 所得についての情報を毎年、その権利が確定した年の翌年 3 月 31 日までに日本の税当局に申告する義務 があります。 あなたは、制限付き株式の権利確定および株式の売却に対し課税された金額を申告し、納税する責任を 負っています。 さらに、日本の居住者であったり、日本の永住権を有している外国人である場合で、日本国外に資産 (この「プラン」の下に取得した株を含みます)を持っており、その資産額が 50,000,000 円を超える場 合には、日本の国税庁にその資産について毎年申告する必要があります。 日本の国税庁は、米国企業の日本の系列会社の従業員が株式インセンティブプランに加入している結果 として所得を得る場合があることを理解しており、その対象になる従業員の納税申告を体系的に監査し 、プランから生じた所得が正確に申告されているかどうかを確認しています。 日本の納税申告義務に準じているか、税理士に相談のうえ、確認することが推奨されます。 パートナー向け補足情報 - RSU - 日本 2/2ページ
© Copyright 2024 ExpyDoc