Develosil テクニカル インフォメーション Vol.001 野村化学株式会社

Develosil テクニカル インフォメーション
Vol.001
●Develosil XG-C1(トリメチル基)のススメ
カラム選定の際にはまずC18カラムが⼀番に浮かぶと思います。しかし、C18カラムでは
⽬的を達成できないことも少なくはありません。そのような時にはどのカラムを選択しま
すか?ここではC1カラムを⽤いた分析例を紹介します。
実は汎⽤性のあるC1カラム!!
C18と⽐較するとアルキル鎖の分だけ保持が短いのは確かですが、これは疎⽔性相互作
⽤に限った事であり、全てが短いという訳ではありません。
ギ酸
←C1とC18の分離⽐較
サンプル:有機酸
XG-C1
酢酸
もちろんエンドキャップの効果等も加味する
必要はありますが、単純にアルキル鎖のみで
考慮するとC1カラムも侮る事はできません!!
プロピオン酸
XG-C18M
0
1
2
3
4
5
6
7
拘り抜かれたシリカ基材を使⽤しているため
ピーク形状もとてもシャープで⾒た⽬にも良
い印象を与えます。
8
Time(min)
まさに究極のカラム!!
Analytical comditions;
Column: Develosil XG-C1-5(4.6x150mm)
Mobile phase:
MeOH/0.3%TEA (pH6.1, with phosphoric acid)=60/40
Flow rate: 1.0ml/min
Temperature:
40℃
Detector: UV(210nm)
Sample:
1 (±)-Propranolol HCl
2 Desipramine HCl
3 Nortriptyline HCl
4 Amitriptyline HCl
Injection volume:
2.0uL
C1=保持が弱いと思われがちですが、無駄な
吸着もなく⾮常に使い易いカラムです。是⾮
⼀度お使い下さい。
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野村化学株式会社
TEL: 0561-48-1853 FAX: 0561-48-1434
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