●超高エネルギー吸収落石防護柵● （メガジュールネット）落石エネルギー150kJ〜3000kJ MJネット研究会事務局〒102-0083　東京都千代田区麹町5-7-2 （麹町31MTビル4F）ゼニス羽田株式会社　防災事業部内 TEL（03）3556-0466　FAX（03）3556-2326 MJネット研究会 14.11.2,000 ■MJネットの落石エネルギー吸収システム ASMネットブレーキシステム山側アンカー谷側アンカーサポートロープサポートロープネットに落石が衝突するとワイヤーリングの変形により落石のエネルギーを吸収します。応力の伝達は柵面全体に分散されるため極めて効率的なエネルギー吸収が可能となります。サイドアンカー動的解析（粒子法）によるシミュレーション我が国は環太平洋造山帯に属し、国土の約 7 割が丘陵･山岳地帯です。そこに建設された道路や鉄道、住宅などは風化や集中豪雨、地震などによって引き起こされる落石や土砂崩れといった災害の危険に曝されています。従来、これらの災害を防ぐため、各種の対策工が国や自治体によって講じられて来ました。その対策工の中で大きな落石エネルギーに対応するものとしては、コンクリート製などの洞門工が一般的でした。しかしながらこの工法は建設に多大な費用がかかるため、公共事業縮減の中、採用したくてもなかなかできない状況となりました。防護ネット背面に取り付けられたブレーキシステムはアンカーの負担を軽減します。そのような経済環境の下で開発されたのが、落石を柔らかく受け止める高エネルギー吸収型の鋼製防護柵 MJネットです。この MJ ネットは、落石や土砂を直接受け止めるネット部分にワイヤーリングを用いることにより強化した防護柵です。このワイヤーリングで作られた ASM ネット（ASM ＝アンチサブマリン）は、湾内に侵入する潜水艦を捕獲するために軍事利用されていたものです。 MJ ネットは、ASM ネットに加え、本体を斜面に固定するワイヤーにブレーキシステムを装備し 150kJ から最大 3,000kJ の落石エネルギーまで対応する各種タイプを揃えています。現在、 MJ ネットはその有効性、経済性などが高く評価され、実績は年々増えています。今後とも斜面防災対策をご検討の際には MJ ネットをご採択頂きますようよろしくお願い申し上げます。 1 2 4 ■MJネットの基本形状 ■施工例景観と融合した構造は、人々を威圧することなく、山岳地域の安全 MJ ネットの特長性を大きく高めます。 ● これまで対策が不可能と考えられた落石エネルギーにも対応します。（150kJ 〜 3000kJ） ● 現場で製作する構造物が少なく、施工が容易です。 ● スリムな形状は自然と調和し、景観を壊しません。北海道目梨郡羅臼町 ● 設計エネルギーに対する費用は在来工法の中で最も安価です。標準柵高支柱間隔設置延長北海道中川郡中川町種類仕様　C-015 C-025 C-10 C-15 C-30 エネルギー吸収能力※1 150kJ 250kJ 1000kJ 1500kJ 3000kJ 標準柵高※2 3.0m 3.0m 3.5m 4.0m 4.5m 支柱間隔※3 5.0～10.0m 5.0～10.0m 5.0～10.0m 5.0～10.0m 5.0～10.0m 宮城県刈田郡七ヶ宿町 ※1　標準柵高、支柱間隔の変更により若干変化することがあります。 ※2　表示寸法は標準寸法であり、変更も可能です。ただし変更により吸収エネルギーが若干変化することがあります。 ※3　10. 0mを標準として吸収エネルギーが算出されているため、支柱間隔を短縮した場合には、吸収能力が若干減少することがあります。 ※　ご要望により上記以外のモデルの製作も可能です（仕様は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください）。群馬県吾妻郡東吾妻町 3 東京都西多摩郡奥多摩町 4 5 山梨県甲州市兵庫県宝塚市長野県上高井郡高山村岐阜県高山市上宝町広島県三次市高知県南国市三重県熊野市和歌山県新宮市大分県別府市宮崎県日向市 6