平成26年度 尚絅大学文化言語学部授業開放科目授業概要一覧 【前期】 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 韓国語Ⅰ 中川明夫 1 前期 演習 教養教育科目 授業概要 韓国語は日本語は語順が同じ上、共通した単語(漢字語)も多い利点を備えていま す。特に、ハングル文字を覚えると、韓国語で書かれたほぼ全ての表現の読み書きが でき、日本語をハングル表記できるようになります。さらに、飛行機で50分、船で3時間 で往来できるほど地理的に近い点を生かして効率的・実践的に学習できる外国語でも あります。本講義では、「文字・基礎単語・あいさつや自己紹介・基本的な文章ルー ル」を学び、コミュニケーションを可能にする表現や言語生活で役立つ文化を学びま す。 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 グローバル・スタディ概論 石原 修 2 前期 講義 教養教育科目 授業概要 ◇授業が関わる目標 国際社会に対する関心を深め、幅広い視野を持つように促し ます。 ◇授業内容の背景 様々な面でのグローバル化が進んでいます。更に資源の有限 性、地球環境問題等地球規模での問題も多数発生して、我々の生活を取り巻く状況 はかつてない程厳しい状況になっています。私達は今、国際社会の一員として、どの ような事が必要なのでしょうか?人類の生存基盤である地球の将来を守っていくには どうしたら良いかを考えましょう。 ◇授業概要 エネルギーセキュリティ問題、様々な分野での国際規格化問題、地球 環境保全に関する国際組織、ユニバーサルデザイン等、様々な面での国際社会の動 きを学習します。 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 環境の科学 石原 修 2 前期 講義 教養教育科目 授業概要 ◇授業が関わる目標 地域や社会に対する関心を深め、幅広い視野を持つように促 します。 ◇授業内容の背景 資源の有限性、地球環境問題、快適性の向上に伴うエネル ギー需要の増加など、我々の生活を取り巻く状況はかつてない程厳しい状況になっ ています。私達は今、経済活動を安定的に維持しつつ、更にライフスタイルを改善し ながら、人類の生存基盤である地球の将来を守っていかなくてはなりません。 ◇授業概要 現代の地球温暖化現象に代表される地球環境問題はどのような原因 で発生してきたのだろうか。日本のエネルギー需給バランスはどのようになっているの でしょうか。さらに、21世紀は水問題が重要な課題となってきています。このような状況 の下で、将来の私達の生活を考える際に、どのような意識の変化が必要なのでしょう か。ここでは、このような問題を考えながら講義を進めていきます。 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 中国語基礎Ⅰ 北口英穂 1 前期 演習 専門教育科目 授業概要 中国語は発音が非常に重要で「発音よければ半ばよし」と言われるほどです。発音 のちょっとした違いで意味が全く異なるほどです。日本人は漢字を理解できるため、中 国語に入り込みやすい反面、発音が難解であるため、発音で挫折する場合が少なく ありません。そこで、この講義では最初で最大のハードル「発音」を越えるために、音 読、暗誦などの方法による発音練習を重点にします。 ※語学習得は予習・復習必須です。徹底しないとすぐに置いていかれます。 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 日本古典文学講読Ⅰ 武田昌憲 2 前期 演習 専門教育科目 授業概要 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」で始まる、格調高く、人の心を打つ『平 家物語』の人間の様々な生きざまを間接経験していきます。本作品は『源氏物語』『和 漢朗詠集』等の平安王朝の優美さと、鎌倉武士の勇壮さを併せ持ち、琵琶法師が語り 歩いた国民文学です。 本講読では軍記の進化発展と本作品の位置・中世の女性の魅力等をみていきま す。今季は「祇園精舎」「祇王」「橋合戦」を読み進めます。 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 日韓交流史 中川明夫 2 前期 講義 専門教育科目 授業概要 日本と韓国(朝鮮半島)は様々な影響を与え合いながら交流して来ました。日本文 化の形成過程に朝鮮半島が色々な形で関与している事実を確認・考察することは、新 しい角度より日本文化と自分自身を見つめ直すきっかけになるはずです。このような視 点から古代~現代に至る歴史の流れの中で日韓交流がどのようになされて来たのか をテレビ特集や映画などの映像資料を見ながら考察します。特に、九州(熊本)と朝鮮 半島との交流にスポットを当て、身近な所から日韓交流の足跡を探ります。 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 日韓比較文化論 中川明夫 2 前期 演習 専門教育科目 授業概要 我々の文化に接する姿勢や意識・体験などの範囲・程度の違いによって異文化に 対する理解度は違ってきます。本講義では古代より日本とお互いに文化形成に大きな 影響を与えて来た韓半島の文化を紹介しながら、日本との文化的な共通点・相違点を 考察します。文化を比較する基準として「文化干渉パターン」を設定し、これらを基にし て日韓文化を比較させることで自分自身の文化論を構築していきます。 異文化、韓半島、文化的な共通点・相違点、文化干渉パターン 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 中国書道史 林田俊一郎 3 前期 講義 専門教育科目 授業概要 古代から中華民国までの中国書道史について学び、時代背景、代表的書人、作品 などを通して各時代の書文化について知る。さらに、拓本等の資料を実見したり、重 要語句について学ぶことでより理解を深めます。 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 米英文学概論 田口誠一 3 前期 講義 専門教育科目 アメリカとイギリスの有名作家を紹介し、その代表的短編を取り上げて文学理解の基 礎的事項を学習します。作品の時代と背景について理解を深めるとともに、作品の特 授業概要 徴や作者の人生観について考察します。短編の読み方を学習することにより、文学作 品が持つ普遍性を洞察します。 【後期】 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 韓国語Ⅱ 中川明夫 1 後期 演習 教養教育科目 授業概要 前期に引き続き、韓国語の発音ルール、基本単語・基本表現のルールを学びます。 表現スタイルを発展させながら、より多彩な韓国語の表現を習得し、実生活で韓国語 の会話ができるようにします。希望者は「韓国語スピーチ大会」への参加、「ハングル 能力試験」などにチャレンジします。 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 中国語基礎Ⅱ 北口英穂 1 後期 演習 専門教育科目 授業概要 前期に引き続き発音を重点におこないます。 練習を繰り返し、会話練習もおこなっていきます。 ※語学習得は予習・復習必須です。徹底しないとすぐに置いていかれます。 科 目 名 担当者 履修年 学期 授業形態 備 考 日本古典文学講読Ⅱ 武田昌憲 2 後期 演習 専門教育科目 授業概要 前期に引き続いて『平家物語』を、お話します。今期は主に「木曽最後」「那須与一」 等の作品後半をとりあげます。また、その後の軍記(南北朝「太平記」・室町・戦国や島 原の乱)についても時間が許す限り解説する予定です。
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