反応率が上がる! 学習塾向け DM の作り方

反応率が上がる!
学習塾向け DM の作り方
エグゼ・マーケティングサポート
著作権・免責事項について
本書に含まれる情報は、著作権法によって保護されています。その使用・取り
扱いに関しては以下の点にご注意ください。
著作権は、エグゼ・マーケティングサポートにあります。
ク ラ イ ア ン ト は 、本 書 の 情 報 を 著 者 の 書 面 に よ る 許 可 を 得 ず し て 、複 製 、出
版 、講 演 活 動 お よ び 電 子 メ デ ィ ア に よ る 配 信 な ど 、あ ら ゆ る 形 式 に お い て 一
般公開してはならないものとします。
オークションなどへの出品も禁止します。
クライアントが、この規定に違反した場合は、直ちに法的措置を執ります。
はじめに
こんにちは。エグゼ・マーケティングサポートの清 水 と申 します。
本 書 では 、反 応 率 が上 がるダイレクトメールの書 き方 を説 明 します。そ れも学 習 塾 のダイ
レクトメールに絞 っています。
ここで触 れるダイレクトメールは、ハガキ DM や封 書 でのダイレクトメールだけではありませ
ん。広 い意 味 では、折 り込 みチラシ、ポスティングするときに使 うチラシもダイレクトメールの
一 種 です。新 聞 折 り込 みチラシは 必 ずしも効 果 的 な集 客 手 段 だとは 思 いませんが、そん
なチラシも含 めてダイレクトメールと考 えてください。
そ して、本 書 を読 み終 わる頃 には 、きっとすぐにダイレクトメールを書 きたくなっていると思
います。
2006 年 12 月
エグゼ・マーケティングサポート
代表 清水 徹
目次
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
1. ダイレクトメール作 成 にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
1-1. ダイレクトメールの目 的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
1-2. 塾 を決 める 3 条 件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
1-3. ダイレクトメールの準 備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
a.塾 に親 しみを感 じてもらう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
b. 塾 のベネフィットを書 き出 す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10
c. 顧 客 の疑 問 を予 想 する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10
d. ベネフィットの絞 り込 み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
2. ダイレクトメールの構 成 要 素 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
3 ダイレクトメールの作 り方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14
3-1. ヘッドラインコピー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14
a. 利 益 誘 導 タイプのヘッドラインコピー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14
b. 情 報 提 供 タイプのヘッドラインコピー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15
c. 好 奇 心 刺 激 タイプのヘッドラインコピー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
d. 質 問 −回 答 タイプのヘッドラインコピー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
e. 行 動 訴 求 タイプのヘッドラインコピー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15
3-2. ボディコピー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
a. 「つかみコピー」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
18
b. 解 決 策 提 示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
c. 信 頼 性 を高 めるコピー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19
d. ベネフィットの説 明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20
e. オファーについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20
3-3. クロージングコピー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21
a. 保 証 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21
b. 行 動 を促 すコピー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21
① 限 定 キャンペーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
② 締 め切 り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
③ 期 間 限 定 で割 引 価 格 での提 供 、その後 は通 常 価 格 へもどす・・・・・ 22
④ 問 い合 わせしやすい方 法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22
⑤ 塾 名 ・連 絡 先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22
4. おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
23
1. ダイレクトメール作 成 にあたって
1-1. ダイレクトメールの目 的
まず一 番 最 初 にお伺 いします。あなたの塾 がダイレクトメールを出 す理 由 は 何 です
か?
もちろん、第 一 の理 由 は、入 塾 してもらう子 どもを増 やすということです。
これは、あたりまえです。
こ こ で 、 訊 き た い のは 、 どん な 効 果 を ねら って ダ イレ ク トメ ー ル を出 す か と い う こ と で
す。
そ の効 果 を考 え る前 に、顧 客 (潜 在 顧 客 も含 めて)は どん なダイレクトメールに反 応
するのでしょう。どん なダイレクトメールに反 応 して個 別 説 明 会 に来 てくれるのでしょ
う?まず、そこを考 えたいと思 います。
はっきりいって、ダイレクトメールは受 けとる側 にとっては「好 まれざるもの」です。別 に
そ れを見 な くて もいい わけ です 。 全 く 見 ず 知 らず のところか ら の手 紙 ( 広 告 )で すか
ら。
ふつうの保 護 者 にとっては、全 く見 ず知 らずの塾 に行 かせるのは少 し躊 躇 するでしょ
う。
みなさんが、何 か商 品 を購 入 するときのことを考 えてみてください。
どんなお店 (人 )から商 品 を買 いますか?
商 品 がそこにしか 売 っていないなら別 ですが、見 ず知 らずの人 から商 品 を買 うでしょ
うか?
もっと身 近 なところからいうと、生 命 保 険 を契 約 するときはどうでしょう?
一 般 的 なのは、親 戚 や友 人 が生 保 の営 業 マンをやっている場 合 ですね。
友 人 が○○生 命 の営 業 をやっていると知 っていながら、突 然 訪 れた全 く見 ず知 らず
の営 業 マンとは、よほどのことがない限 り契 約 しませんよね。
塾 もそれと同 じです。
子 どもの友 達 のお母 さん が「あの塾 おすすめよ 」と言 われたら、多 くのお母 さん は 一
度 はその塾 に話 を聞 きに行 きますよ。たまたま、そこに全 く知 らない塾 から DM が来
てもよほどのことがない限 り関 心 はないでしょう。
ですから、もしあなたが DM を出 すなら「よほどのことが起 きる」ものを出 さなければい
けません。どうしたらよほどのことを起 こすことができるのでしょうか?そのためには、保
護 者 や子 どもたちが塾 を決 める時 の条 件 を見 ればわかります。
1-2. 塾 を決 める 3 条 件
塾 を決 める時 に 3 条 件 (クチコミ以 外 で)があります。
それは、
その塾 に親 しみを感 じる
その塾 なら子 どもの希 望 (成 績 向 上 、志 望 校 合 格 など)叶 うと感 じる
その塾 の名 前 を覚 えている
この3条 件 を無 視 したダイレクトメールの作 り方 をしていると絶 対 に入 塾 者 を獲 得 で
きません。
保 護 者 が、あなたの 塾 名 を覚 え ていて、親 しみを 感 じ、そ の塾 なら子 どもの成 績 が
上 がると確 信 すれば必 ず入 塾 してくれます。
実 は 、クチコミの場 合 を見 てみるとこの条 件 がいかにそ の通 りか ということがわか りま
す。クチコミの場 合 は 、紹 介 者 がいるわ けです 。そ の紹 介 者 が「○○塾 は いいよ 」と
勧 めてくれます。そ の時 紹 介 された方 は 、自 分 の友 人 (親 しい間 柄 ですね)が紹 介
してくれる塾 なら親 しみを感 じます。少 なくとも、自 分 の知 っている人 がその塾 に行 っ
ているわけですからそのように感 じるのも当 然 です。
そ して、紹 介 者 がいいと勧 めてくれるには 、その塾 でその子 の成 績 が上 がったという
ことがあるわけです。すると、少 なくともその塾 の教 育 システムは 、成 績 を上 げられる
ものだと言 うことを理 解 します。当 然 のことながら、ふらりと舞 い込 ん できたダイレクトメ
ールとはちがいますから、その塾 の名 前 も覚 えているはずです。
この 3 条 件 は、何 も塾 だけにあてはまるものではありません。
たとえば、先 ほど挙 げた生 命 保 険 でも同 じです。
ふと、「そろそろ生 命 保 険 にはいるか」と人 が考 えた場 合 、
「そういえば、感 じのいい A さんが○○生 命 の営 業 をやっていたなぁ。○○生 命 の商
品 の良 さもわかりやすく説 明 してくれたし、保 険 にはいるなら A さんから入 ろう」という
ふうに考 えるでしょう。
ですから、ダイレクトメールの目 的 は
先 に挙 げた 3 つの条 件 をいかに満 たすものを作 っていけるかにかかっています。
この条 件 に合 うダイレクトメールができれば、スッと入 塾 が決 まってしまうものです。
決 して、自 己 満 足 のダイレクトメールを作 ってはいけません。
意 外 に自 己 満 足 型 のダイレクトメールが多 いものです。
たとえ ば、自 分 の塾 の特 長 はたくさん 書 いてあるが、保 護 者 や子 どもが訊 きたいよ う
なこと(たとえ ば、月 謝 金 額 、教 師 など)については全 く書 か れていないなんていうチ
ラシです。結 構 大 手 塾 でもそんな新 聞 折 り込 みチラシを見 かけます。
こんな自 己 満 足 のチラシでは入 塾 には結 びつかないでしょう。読 む立 場 としては、自
分 の悩 みを解 決 してくれませんので、親 しみを感 じません し、教 育 システムがいいも
のとも思 えないでしょう。
また、よくないダイレクトメールの例 としては、それだけで見 込 み客 にクロージングをか
けるものです。塾 のダイレクトメールで入 塾 させよ うというのは誤 りです。塾 のダイレク
トメールの場 合 は、それだけで入 塾 させるというものではありません。
1 ヶ月 に 2 万 円 程 度 とは言 っても 3 年 間 では講 習 費 を含 めると 100 万 円 を越 える出
費 となります。高 額 商 品 は 、ダイレクトメールだけでは クロージングをか けるわけには
いきません。
ですから、塾 のダイレクトメールは、個 別 説 明 会 などへの集 客 が目 的 です。
最 終 的 なクロージング(入 塾 )は、その説 明 会 で行 います。
1-3. ダイレクトメールの準 備
ダイレクトメールの文 章 は 、文 学 ではなく理 詰 めの文 章 構 成 ですので、ステップを踏
んでいけば誰 でもかけるようになるのです。しかし、そのためには準 備 が必 要 です。
また、文 章 の構 成 にも気 をつけなければいけません。
つまり、ダイレクトメールの文 章 は 理 詰 めの文 章 構 成 となっていますが、その内 容 は 、
見 込 み客 の感 情 に訴 えるものとなっています。
繰 り返 しになりますが、あなたの塾 に親 しみを感 じ、塾 の特 長 がその見 込 み客 (保 護
者 、生 徒 )のメリットになると感 じさせることが DM の大 切 な役 割 となります。
a.塾 に親 しみを感 じてもらう
塾 に親 しみを感 じてもらうことは、塾 長 であるあなたまたは、講 師 に親 しみを感 じて
もらうことになります。人 間 は 、自 己 開 示 をしてくれた相 手 に親 しみを覚 え ます。ま
ず、塾 長 であるあなた自 身 の自 己 開 示 をし まし ょう 。自 分 を徹 底 的 に明 か すこと
で、顧 客 はあなたに親 しみを感 じてくれます。
あなたのダイレクトメールを見 た見 込 み客 は 、あなたの塾 の内 容 にまだ半 信 半 疑
です。
ダイレクトメールの作 りも入 塾 させよ うとするものでは ありませんが、そ のダイレクトメ
ールを見 ただけですぐにあなたの塾 に入 ろうという人 はまずいないでしょう。
ですから、ダイレクトメールの目 的 は 、見 込 み客 の心 理 的 障 壁 を下 げることにあり
ます。言 葉 を換 えれば、塾 に対 して親 しみを感 じさせるものです。
だから、自 己 開 示 (自 分 を明 らかにすると言 うこと)は必 要 なのです。
具 体 的 に書 くと
顔 写 真 で顔 を見 せる
名 前 を明 らかにする(「○○塾 」だけではなく「○○塾 塾 長 ○○」)
年 齢 (生 年 )を明 らかにする(生 年 月 日 までは 必 要 ないか も知 れませんが誕 生 星
座 ぐらいはいいでしょう)
家 族 について語 る
仕 事 (塾 長 としての)上 のモットーを語 る
趣 味 を語 る
スペースの都 合 もあるでしょうから、すべてを DM に入 れることはできないかも知 れ
ません 。また、他 にもいろいろとあるか も知 れません。できる限 り自 分 を開 示 するこ
とが相 手 から親 しみを持 ってもらうことにつながります。塾 長 だけでなく、講 師 もで
きる限 り自 己 開 示 をすることが必 要 です。自 分 が、チラシや DM をもらったときにど
んな事 が書 かれてあったらその人 に親 しみを感 じるかを考 えながら自 己 開 示 事 項
を決 めていきます。
たとえばこんな感 じです。
経歴
19○○年 東 京 生 まれ(天 秤 座 )
○○大 学 教 育 学 部 卒 ← もともと教 育 に興 味 がありました。
○○ゼミナールで教 室 長 (○○教 室 )← このころからすでに教 育 の質 を追 求
していました
○○年 ○○ ゼミ ナ ール設 立 。 代 表 。← いま まで突 き詰 めていた「 個 を大 切
にする教 育 」実 現 のため、独 立 して学 習 塾 をはじめました。少 しでも学 習 習
慣 を身 につける子 どもが増 えて欲 しいというのが私 の願 いです!
塾 長 ○○太 郎 のプロフィール
趣 味 は、音 楽 鑑 賞 と読 書 です。
笑顔の
音 楽 に関 しては、洋 楽 、J-Pop、邦 楽 とジャンルを問 わず好
写真
きです。なんとい っても、ビリー・ジョエルのファンです。同 世
代 と い うこ と も あ り ま す が 、ス ポ ーツ を こよ な く 愛 して い ると
言 うところも私 と似 ていて共 感 を覚 えます。彼 の曲 の中 では
「ピアノマン」が気 に入 っています。
最 近 、J-Pop で、最 近 特 にハマっているのは、中 島 美 嘉 の「一 色 」、平 原 綾
香 の「Christmas List」、そ して絢 香 の「三 日 月 」! 若 く歌 のうまい 若 者
が続 々と現 れてきているので楽 しみです。
読 書 はまさに乱 読 状 態 です。ビジ ネス書 、教 育 書 を中 心 にい ろい ろと読 ん
でい ます。本 屋 さんに立 ち寄 るのが趣 味 ではないかとい うくらい本 が好 きで
す。気 に入 った本 をどんどん購 入 してしまうので、部 屋 の中 が本 に占 領 され
ています。
私 の家 族
妻 と 3 人 の子 どもたち(全 員 男 の子 )
ここまで徹 底 的 に自 己 開 示 をしたプロ フィールと一 般 的 な塾 長 略 歴 (たとえ ば下
のような)ものと比 べたときにどう感 じますか?
塾 長 (○○太 郎 )略 歴
19○○年 ○○大 学 教 育 学 部 卒 業
20○○年 ○○ゼミナール設 立
担 当 教 科 :国 語 、社 会
「しっかりと、個 人 個 人 に学 力 を身 につけさせます」
b. 塾 のベネフィットを書 き出 す
まず、あなたの塾 のベネフィットを書 き出 しましょう。
ベネフィットとはお客 様 (あなたの塾 生 や保 護 者 )によって達 成 される満 足 です。
よくダイレクトメールで自 塾 のよさばかり書 かれてあるものを見 かけます。
これは、明 らかに間 違 いです。
だれも、あなたの塾 の自 慢 を聞 きたいのではありません。
自 己 満 足 のダイレクトメールが最 悪 の広 告 なのです。
集 客 できないばか りか 、下 手 をするとあなたの塾 に悪 いイメージを持 たれてしまい
ます。
お客 様 の視 点 に立 った DM を作 るということが大 切 です。
メリット(あなたの塾 のいいところ)ではなく、ベネフィット(あなたの塾 に通 ってお客
様 、つ まり 生 徒 ・ 保 護 者 がどのよ うな 満 足 を得 ら れ るか )を書 か なくては い けませ
ん。
お客 様 は 、自 分 が抱 え ている問 題 の解 決 策 を求 めてあなたのダイレクトメールを
見 てくれたのです。ですから、お客 様 の視 点 に立 った DM の作 りをしなくてはいけ
ません。その手 始 めが、ベネフィットを書 き出 すことなのです。
c. 顧 客 の疑 問 を予 想 する
次 にあなたのお客 様 がいだくであろう疑 問 を書 き出 します。
疑 問 を書 き出 すことによって、あらかじめあなたの DM でその答 えに触 れておくの
です。そうすることによって、お客 様 が次 のアクションを起 こしやすくなります。
さあ、ここまでの作 業 であなたは、
1.自 己 開 示 事 項 を決 めました
2.塾 のベネフィットを書 き出 しました
3.顧 客 が疑 問 に思 う事 項 を書 き出 しました
d. ベネフィットの絞 り込 み
次 は、ベネフィットの絞 り込 みです。
多 くのベネフィットが出 てきたと思 います。このすべてを一 つの DM に入 れることは
無 理 です。ですか ら、絞 り込 みをするのです。いくつくらいまで絞 り込 むのか ?最
大 3 つです。
その 3 つについて文 字 の大 きさを大 きくしたり、フォントを変 えるなどして「強 調 」す
るのです。その 3 つのベネフィットについて顧 客 にできるだけ詳 しく説 明 します。
たとえ ば、ある塾 は 一 つのベネ フィット(この場 合 は、安 易 に生 徒 に答 え を教 えな
い指 導 方 針 が成 績 を上 げる)と言 うことについて次 のようなコピーを作 りました。
うちの塾は安易に生徒に答えを教えません!
当 教 室 で は、安 易 に答 えを教 えません。「先 生 に聞 いた らす ぐに教 えて く
れる も の」 と子 供 た ちが思 った ら おしまいで す 。 子 供 た ちは考 える こ とを
止 め、す ぐにき くよ うにな って しま います 。先 生 依 存 型 の子 供 が作 ら れる
だけです。真 に自 ら 考 え、自 らの課 題 に挑 戦 する 機 会 を先 生 が、「答 えを
教 えること」により奪 うのです。
それで は全 く教 えな いかというとそうで はありません 。学 校 の授 業 よ り塾
の授 業 の方 が早 く進 む「予 習 型 」の場 合 は全 く教 えなかったら生 徒 は何 も
分 かりません。「(安 易 に)教 えな い」というのは、答 えにた ど り着 く道 筋 で
事 細 かに教 え込 まないということです。
はっきりいって、教 師 がいろんなことを一 方 的 に教 える授 業 は、生 徒 が教
師 のヒントを受 けながら 一 人 で 考 えて いく当 教 室 の方 法 と比 べて 教 え込
む時 間 が早 いかも知 れません。でも子 供 が自 分 で考 えてたどり着 いた勉
強 の方 が身 に付 くことは事 実 です。
コピー量 は ここまで長 くなくてもいいのですが、一 つのベネ フィットに対 してできる
だけ詳 しく、生 徒 や保 護 者 が納 得 してしまう内 容 が必 要 です。
だれでもすぐに上 手 にダイレクトメールが書 けるわけではありません。
とりあえず書 いてみるということとともに、新 聞 の折 り込 みチラシ、ダイレクトメールな
どいろいろと研 究 してみることもいいことです。
新 聞 の折 り込 みチラシやダイレクトメールはファイルしておくと便 利 です。最 初 のう
ちは 、いろいろなものから切 り貼 りして自 分 の色 をつけていくことから始 めるのもい
いかもしれません。いい広 告 の基 準 は、あなたが読 んでみてその商 品 や会 社 に親
しみを感 じるかどうかという点 です。
そうはいってもあなたが、ゼロからその DM 構 成 を考 える必 要 はありません。中 核 と
なる構 成 要 素 ができたらそれを組 み立 てるだけです。
アメリカのマーケティング専 門 家 たちが長 年 心 理 学 的 な分 析 のもとに考 えられた
効 果 的 なダイレクトメールの作 成 順 の通 りに
要 素 を構 成 していけばいい
のです。
あくまで、パズルを組 み立 てていくようなものです。
あとは、デザイン的 にどのようにその要 素 を組 み立 てるかということです。
そ うはいっても、機 械 的 に組 み立 てるのではなく、考 え なければいけないことは い
くつかあります。
2. ダイレクトメールの構 成 要 素
ダイレクトメールの構 成 要 素 は、
ヘッドラインコピー
ボディコピー
クロージングコピー
の3つです。
ヘッドラインコピーは、
いわゆるキャッチフレーズ(キャッチコピー)です。
ボディコピーは
「つかみコピー」、「ベネフィット」、「証 拠 」、「信 頼 性 コピー」、「オファー」に分 か れま
す。
塾 のサービス内 容 や信 頼 性 を上 げるための部 分 で、ダイレクトメールの中 核 部 分 で
す。
クロージングコピーは
「価 格 」、「保 証 」、「行 動 を促 すコピー」に分 かれます。
行 動 を促 すものですから、一 番 大 事 な部 分 となります。
3.ダイレクトメールの作 り方
3-1. ヘッドラインコピー
ヘッドラインコピーの目 的 は、見 込 み客 の関 心 を引 くということです。
関 心 を引 かせて、ボディコピーまで読 んでもらう。それに尽 きます。
それでは、どんなヘッドラインコピーであれば、読 者 の関 心 を引 くのでしょうか?
大 きく分 けて関 心 を引 くヘッドラインは次 の 5 種 類 に分 けられます。
利 益 誘 導 タイプ
情 報 提 供 タイプ
好 奇 心 刺 激 タイプ
質 問 −回 答 タイプ
行 動 訴 求 タイプ
a. 利 益 誘 導 タイプのヘッドラインコピー
利 益 誘 導 タイプのヘッドラインコピーは、よく見 かけます。その商 品 ・サービスを使 うと
どのような利 益 があるのかを伝 えるものです。読 者 は、その利 益 についてもっと知 りた
いと思 いボディコピーまで誘 導 されるのです。
学 習 塾 のダイレクトメールですと、たとえば
「60 日 間 で人 がびっくりするほど成 績 が上 がる方 法 があるんです!」
みたいなものです。
b. 情 報 提 供 タイプのヘッドラインコピー
情 報 提 供 タ イプ のヘッドラインコピーとは 、ニュー スや情 報 を提 供 するものです。
読 者 が得 するニュースや情 報 をヘッドラインコピーに含 むことでボ ディコピーまで
誘 導 します。
「学 校 の先 生 もビックリ!
『本 物 の個 別 指 導 』とは?」
「これは画 期 的 。
○○メソッドだとたちまち英 語 がわかるようになります!」
c. 好 奇 心 刺 激 タイプのヘッドラインコピー
好 奇 心 刺 激 タイプのヘッドラインコピーとは、ネガティブ・キャッチなど奇 をてらった
コピーで読 者 の関 心 を引 きボディコピーまで誘 導 するものです。
具 体 的 には、
「あなたは塾 になんか行 く必 要 がない?!」
「本 当 に有 名 塾 がいいと思 っているんですか?」
d. 質 問 −回 答 タイプのヘッドラインコピー
質 問 −回 答 タ イプ のヘッドラインコピーは 、ヘッドラインコピーで読 者 に質 問 を投
げかけ、その回 答 をボディコピーで説 明 するというものです。
具 体 的 には、
「次 の定 期 テストで英 語 の成 績 がぐ∼んと上 がる方 法 を知 っていますか?」
e. 行 動 訴 求 タイプのヘッドラインコピー
行 動 訴 求 タ イプ のヘッ ドラインコ ピーとは 、 直 接 的 に読 者 に行 動 を 求 めるもの で
す。
「塾 説 明 会 にいらした方 だけに、成 績 アップの秘 密 をお話 しします」
「君 の夢 を叶 えるために
まずは、体 験 授 業 から始 めてみませんか。」
どのタ イプ を使 うか は 、最 初 は 好 みでいいと思 います。一 番 作 りやすいのは 利 益 誘
導 タ イプ ですが、このタ イプ は 結 構 、ちまたにあふ れていますので、よ ほ ど読 者 のニ
ーズにマッチしたものでないと興 味 は引 かないと思 います。
どのタ イプにしても大 切 なのは 、見 込 み客 (保 護 者 や生 徒 )のベネ フィットをヘッドラ
インコピーに盛 り込 むことです。ダイレクトメールを作 る作 業 の前 にあなたの商 品 のベ
ネ フィットを書 き出 す作 業 をしています。どのベネフィットがいちばん読 者 にとって訴
えかけられるかということを考 えてヘッドラインコピーを作 ることが必 要 です。
このよ うに書 くとすごく難 しそ うでね。しか し、は っきり言 いますと、プ ロ のコピーライタ
ーでもゼロ からコピーを考 え 出 すことは あまりありません。今 まで使 われたコピーに少
し変 更 を加 え るということが多 いのです。ですか ら、まずは じめはいろいろなコピーを
参 考 にしてみてはどうでしょう。
下 に昔 からよく使 われている例 を挙 げました。実 際 に効 果 のあったコピーなので少 し
ずつ変 更 され使 われています。
「みんな私 がテストでいい点 をとるなんて思 っていません でしたが、私 は
○○出 来 るようになっていたのです」(○さん談 )
他 の誰 が○○を望 むのでしょう。
私 はどのように○○になったのか?
あなたはまだ○○ですか?
もしあなたが、○○なら、あなたは○○ができるでしょう。
今 では 何 万 人 もの人 が○○ となっています 。最 初 そ の人 たちは このお
知 らせを聞 き入 れなかったのに。
私 に○○ください。そうすれば私 はあなたに○○できるでしょう。
する○○通 りの方 法
○日 間 で○○する方 法
3-2. ボディコピー
a. 「つかみコピー」
「つか みコピー」は、ボ ディコピーの最 初 の部 分 です。その目 的 は 、ヘッドラインコ
ピーを読 ん で関 心 を持 ってもらった見 込 み 客 をあなたの商 品 の説 明 の部 分 ま で
引 き込 むことです。
ですか ら、ヘッドラインコピーと「つか みコピー」がダ イレクトメールにおいては最 も
重 要 となります。
読 者 は 、あなたのヘッドラインコピーに少 しでも興 味 を持 ってくれたので、ボディコ
ピーの段 階 まで読 み進 めてくれています。この段 階 では 少 しはあなたの塾 に親 し
みを感 じているのです。ですから、ボディコピーでは 、理 詰 めに「問 題 提 起 →煽 動
→問 題 解 決 タイプ」で書 きましょう。
ちがうパターンでダイレクトメールを作 っている方 もいますが、初 心 者 は このパター
ンが書 きやすいです。そ こで、まずこのタ イプのダイレクトメールを書 けるよ うになる
ことが一 番 です。
この場 合 は 、「つか みコピー」の部 分 は、問 題 の提 起 &煽 動 ということになります。
問 題 を提 起 してそれが解 決 されないとなんと悲 惨 な目 に遭 うだろうと煽 動 します。
まず、問 題 を探 しましょう。
あなたの塾 に通 っていない方 、または競 合 の塾 に通 っている方 はどんな問 題 を抱
えているでしょう。
例 を挙 げます。
当 然 、見 込 み客 (この場 合 は、ライバル塾 に通 っている生 徒 です)は
成 績 が今 ひとつ上 がらないと気 にしています。
授 業 中 に質 問 ができなかった経 験 もあるかもしれません。
部 活 で塾 に通 いきれなかったのかも知 れません。
ライバル塾 に不 満 を持 っているとしたらどうして不 満 を持 っているのでしょう?
考 えられるのは、
指 導 方 法 が合 わない。
講 師 の教 え方 がよくない。
部 活 動 で塾 に行 けない日 がある。
きめ細 かい指 導 をしてくれない。
このように考 えられる問 題 点 を挙 げてみます。
この問 題 点 の中 で、あなたの塾 が解 決 策 となるものはありませんか?
この「つかみコピー」で見 込 み客 を文 章 に引 き込 めるとあとあとが楽 になります。
ここまでが「つかみコピー」となります。
問 題 提 起 −解 決 型 アプロ ーチですと、解 決 策 提 示 はどちらかというとその他 のボ
ディコピーの部 分 に含 まれます。
ということで、つかみコピーは「問 題 提 起 −煽 動 」までです。
b. 解 決 策 提 示
これが大 事 です。
解 決 策 の提 示 ですから、当 然 ここではあなたの塾 にくれば、見 込 み客 が抱 える問
題 が解 決 できるという文 章 にすることはいうまでもありません。
まだこの時 点 では見 込 み客 は疑 っています。
あなたが、そ の道 のスペシャリストと自 己 紹 介 しても、あなたの商 品 が見 込 み客 の
問 題 を解 決 できると説 明 してもです。
c. 信 頼 性 を高 めるコピー
そ こで、ここで「 ユーザーの声 」 もしくは 権 威 ある第 三 者 か らの「推 薦 文 」 をいれま
す。
人 は第 三 者 の声 を信 用 する傾 向 にあります。カタログ販 売 や新 聞 の折 り込 みチラ
シにユーザーの声 が入 っているのはそのような理 由 です。
ここまで読 んだ見 込 み客 は、
あなたのことがよくわかりました――――少 しは信 用 が出 来 る人 間 かもしれない
あなたの商 品 のことが少 しは わか りました―――もしか したら、自 分 の抱 える問 題
を解 決 してくれるかもしれない。
d. ベネフィットの説 明
この時 点 で読 者 は、あなたとあなたの商 品 に共 感 の気 持 ちを持 っています。
さあ、ここまでくれば、つぎにすることは、あなたの商 品 のベネフィットの説 明 です。
ベネフィットとは、お客 様 がその商 品 で得 られる満 足 感 のことです。
ですか ら、 ここ で間 違 っては いけないのが 、商 品 の 特 長 をずらずらと 並 べては 駄
目 だということです。
見 込 み客 はあなたの商 品 の宣 伝 を聞 きたいとは思 っていません。
この商 品 を使 ったら、お客 様 にどのよ うな利 点 があるのかを書 き出 さなければいけ
ません。
e. オファーについて
次 は、オファーです。
ダイレクトメールはアメリカから入 ってきたコンセプトです。はじめに書 きましたとおり、
アメリカのダイレクトマーケティング、特 にダイレクトメールでは 、オファー(プ レゼン
ト)がよく使 われます。
たとえば、Time 誌 を 1 年 間 購 読 すると本 をプレゼントのように。ですから、ダイレク
トメールを使 用 したインターネットビジネスでもオファーが使 われます。
アメリカのコンセプトをそのまま日 本 にも適 用 しましたので、多 くの日 本 のダイレクト
メールでもオファーを使 っています。
オファーを使 った方 が、効 果 はあるようです。
通 常 オファーは、価 格 面 のディスカウントか 、何 か のプレゼントということになります。
一 般 的 には、価 格 を下 げるオファーよ りプレゼントをするオファーの方 が反 応 はい
いといわれています。塾 業 界 で一 般 的 なオファーは、
「入 塾 金 無 料 (もしくは半 額 )」
「月 謝 1 ヶ月 無 料 」
「電 子 辞 書 プレゼント」などです。
同 じオファーをするなら、他 より高 価 のあるものを呈 示 しなければ見 込 み客 は動 き
ません 。 最 近 では 、 入 塾 金 無 料 程 度 の オフ ァーに 顧 客 は 慣 れているの で 、そ の
程 度 では効 果 が期 待 できないでしょう。
一 番 いいのは 、 オファ ーを呈 示 しなくて もボ ディ コ ピーの段 階 でベネ フ ィッ トが見
込 み客 のニーズにあったものにするということです。
ここまでがボディコピーです。
3-3. クロージングコピー
クロージングコピーは文 字 通 り見 込 みにクロージングを迫 るものです。
a. 保 証
そこでまず必 要 なのが、「保 証 」です。
お客 様 は 、見 ず知 らずの人 からのダイレクトメールで行 動 (塾 の説 明 会 に行 く、
入 塾 する)を決 断 するわけですから、すこしでもお客 様 の不 安 を解 消 するために
「保 証 」をつけます。
保 証 には、返 金 保 証 、1 ヶ月 無 料 で○○というサービスをつける、料 金 の後 払 い
などです。
b. 行 動 を促 すコピー
不 安 と少 しでも和 らげてから、「行 動 を促 すコピー」をいれます。
「すぐにお電 話 ください!」というようなコピーです。
単 純 に「今 すぐお電 話 ください」というコピーだけでは、反 応 はあまり良 くないもの
です。
なぜなら、お客 様 は すぐに行 動 しなければいけない特 に差 し迫 った理 由 はない
からです。
それではどうしたらよいのでしょうか?
いくつかの方 法 があります。
① 限 定 キャンペーン
あなたのダイレクトメールを読 んで塾 が気 に入 れたお客 様 に「行 動 を促 す」には、
いいコピーです。人 数 限 定 でキャンペーン(塾 の説 明 会 に来 てくれた人 にプ レ
ゼントをあげる、入 学 金 の割 引 を行 うなど)は行 動 を促 すのに有 効 でしょう。クラ
ス定 員 を明 らかにして「残 り○人 だけ募 集 します」という限 定 キャンペーンもすぐ
に行 動 を起 こしてもらう方 法 です。
② 締 め切 り
心 理 学 的 に「締 め切 り効 果 」というものがあります。締 め切 りが決 まっていると、
そ れに間 に合 わせるよ うに人 間 は行 動 するものです。キャンペーン期 間 が限 ら
れていれば、お客 様 の方 には 当 然 、行 動 をするにあたって緊 急 性 が生 まれま
すから、行 動 を促 す効 果 があります。
③ 期 間 限 定 で割 引 価 格 での提 供 、その後 は通 常 価 格 へもどす
ある期 間 までは割 引 価 格 で入 塾 を促 して、それを過 ぎると通 常 価 格 へもどすと
いう方 法 です。安 いときに入 った方 がいいという心 理 が働 きます。
④ 問 い合 わせしやすい方 法
意 外 と顧 客 の行 動 を促 すのに効 果 があるのが、フリーダイヤル(通 話 料 無 料 )
の電 話 ・ファクスなど です。こ れは お客 様 にとって 問 い合 わせしやすい仕 組 み
なのです。新 聞 の折 り込 みチラシを利 用 している通 信 販 売 は 、ほ とん どすべて
に企 業 がフリーダイヤルの 番 号 をチラシに入 れています。学 習 塾 では 、フリー
ダイヤルを取 り入 れているところは 少 ないですので、ダイレクトメールやチラシに
フリーダイヤル番 号 を入 れていると注 目 されます。毎 月 の経 費 も通 話 料 を含 め
て数 千 円 もかからないので一 度 検 討 してみる価 値 はあると思 います。
⑤ 塾 名 ・連 絡 先
塾 名 、連 絡 先 (電 話 番 号 など)は 必 ず目 立 つよ うに大 きな文 字 で書 きます。場
所 は、横 長 の場 合 は右 上 もしくは左 下 です。左 下 の方 がデザイン的 にもいいと
思 います。
おわりに
「反 応 率 が上 がる!学 習 塾 向 け DM の作 り方 」はいかがでしたでしょうか?皆 さんがこれま
で作 られてきたダイレクトメール、新 聞 折 り込 みチラシを本 書 で述 べた数 々のチェックポ イ
ントで一 度 考 えてみてください。
このレポートでは、理 論 的 なことを中 心 に述 べてきました。実 際 にこんなコピーをこのように
改 善 した方 が効 果 的 とか、全 体 のレイアウトで注 意 した方 がいい点 については細 かく触 れ
られませんでした。
実 際 のコンサルティングにおいては 、クライアントのこれまで作 成 したチラシを拝 見 させて
いただきながら、改 善 点 などを指 摘 させていただいております。
今 後 みなさまの役 に立 つ集 客 方 法 などについての情 報 はブロ グ(「マーケティングのちか
ら」 http://exemarketing.blog64.fc2.com/)を中 心 に書 か せていただきますので、ご興
味 のある方 はご訪 問 ください。
また、ご好 評 いただいております「これまでの 20 倍 生 徒 を集 める 8 つのステップ」につきま
しては 、常 にみなさまからの質 問 などを反 映 させながら改 訂 しています。集 客 でお悩 みの
塾 長 さんは是 非 ご一 読 をお勧 めいたします。
最 後 までお読 みいただきましてありがとうございました。
エグゼ・マーケティングサポート
代表 清水 徹