資料2 「(仮称)豊見城市家庭的保育事業等設備及び運営の基準に関する条例」骨子案 1.条例の名称 「(仮称)豊見城市家庭的保育事業等設備及び運営の基準に関する条例」 2.内 容 市条例で定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の骨子案は下表のとおりとする。 3.家庭的保育事業類型について 家庭的保育事業等は、認可保育施設より少人数の単位で0~2歳(原則)の子どもを預かる事業で、 以下の4類型があります。 類 型 家庭的保育事業 内 容 保育者の居宅などで家庭的雰囲気のもとで、少人数(利用定員5人以下)を 対象にきめ細かな保育を行う事業 小規模保育事業 保育を目的とした小規模な施設で少人数を対象に、家庭的保育に近い雰囲気 のもと、きめ細かな保育を行う事業 ・A型:保育園分園に近いもの (利用定員6人以上19人以下) ・B型:A型とC型の中間的なもの( ・C型:家庭的保育に近いもの 居宅訪問型保育事業 〃 〃 ) (利用定員6人以上10人以下) 子どもの居宅で、障害・疾患などで個別のケアが必要な場合などに1対1で 保育を行う事業 事業所内保育事業 会社の事業所の保育施設などで、従業員等の子どもと地域の子どもを一緒に 保育を行う事業 ・保育所型(利用定員20人以上) ・小規模型(利用定員19人以下) 4.条例制定に当たっての考え方 この条例は、職員配置や設備など、施設・事業に必要な「認可」基準を定めるものです。 基準は、児童福祉法第34条の16第2項の規定により、厚生労働省令で定める基準に従い、又は 参酌して内容を定めるものとされています。 「従うべき基準」と「参酌すべき基準」は、次のとおり区別されます。 従うべき基準 条例の内容を直接的に拘束する必ず適合しなければならない基準であり 、当該基準に従う範囲で、地域の実情に応じた内容を定める条例は許容さ れるものの、異なる内容を定めることは許されないもの。 参酌すべき基準 十分参照した結果、地域の実情に応じて異なる内容を定めることは許容さ れるもの。 ※「従うべき基準」を下回ることは許容されないが、当該基準に従う範囲内で、地域の実情に応じ 「従うべき基準」を上回ることは許容されます。 【家庭的保育事業】(※)従:従うべき基準 項 目 参:参酌すべき基準 国 の 対 応 方 針 ※ 市の考え方 従 国の方針どおり 従 国の方針どおり 参 国の方針どおり 従 国の方針どおり 参 国の方針どおり 従 国の方針どおり 従 国の方針どおり 家庭的保育者 ※市町村長が行う研修(県知事その他の機関が行う 保育従事者 研 修も含む)を終了した保育士、保育士と同等以 上の 知識及び経験を有すると市町村長が認める 者 家庭的保育補助者 ※市町村長が行う研修(県知事その他の機関が行う 研 職 員 数 修も含む)を終了した者 乳幼児 3人につき1人 (家庭的保育補助者を置く場合には、5人につき2人 ) 保育を行う専用の部屋 ※乳幼児1人3.3㎡以上。部屋の面積自体は 設 備 保育室等 ・ 9.9㎡以上必要。 (3人を超えて保育を行う場合は、乳幼児1人に 面 積 つき3.3㎡を加えた面積であること) 屋外 遊技場 同一敷地内に幼児の屋外における遊戯等に適した広 さの庭(付近の代替地可) ※満2歳以上の幼児1人につき3.3㎡以上 方 法 自園調理 ※調理業務の全部委託可。連携施設等からの搬入可 設 備 給 食 調理設備 調理員 ※調理業務の全部を委託する場合、連携施設等から搬 職 員 入する場合は不要。 ※保育を行う乳幼児が3人以下の場合は、家庭的保育 補助者で対応可。 耐火基準等 基本的に建築基準法の上乗せ規制はなし。 連携施設の設定が必要(経過措置あり) 連携施設 <連携の内容> ①保育内容の支援 ②卒園後の受け皿 嘱 託 医 嘱託医(連携施設と同一の嘱託医への委嘱も可) 【小規模保育事業】 ①小規模保育事業A型 項 目 国 の 対 応 方 針 市の考え方 ※ 保育士 保育従事者 ※保健師又は看護師を1人に限って保育士としてカウ ン 職 員 数 従 国の方針どおり ト可 0歳児 おおむね3人につき1人 1・2歳児 おおむね6人につき1人 ※上記により算定した職員数に1人追加配置する。 従 国の方針どおり ※常時2人を下回ってはならない。 ※特例地域型保育給付の対象となる満3歳以上の児童 の場合、認可保育所と同等の職員数とする。 満2歳未 設 備 乳児室又はほふく室 保育室等 満 1人につき3.3㎡ 以上。 ・ 参 国の方針どおり 面 積 満2歳以 保育室又は遊戯室 上 屋外 1人につき1.98 ㎡以上。 屋外遊技場(付近の代替地可) 遊技場 ※満2歳以上の幼児1人につき3.3㎡以上 方 自園調理 法 ※調理業務の全部委託可。連携施設等からの搬入可 給 食 設 備 調理設備 従 国の方針どおり 調理員 職 員 ※調理業務の全部を委託する場合、連携施設等から搬 入する場合は不要。 耐火基準等 設備運営基準において上乗せ規制あり 参 国の方針どおり ※保育室等を2階以上に設置する場合は、耐火・準耐火 建築物であること。 (追加事項) ①消化器等の消火器具 ②非常警報器具 ③保育室等を2階以上に設置する場合には、保育所と 同様に、手すり等の乳幼児の転落事故防止設備 連携施設の設定が必要(経過措置あり) 連携施設 <連携の内容> 従 国の方針どおり ①保育内容の支援 ②卒園後の受け皿 嘱 託 医 嘱託医(連携施設と同一の嘱託医への委嘱も可) 従 国の方針どおり ②小規模保育事業B型 項 目 国 の 対 応 方 針 市の考え方 ※ 保育士 保育従事者(市町村長が行う研修を終了した者) 保育従事者 ※保育士割合いは1/2以上 従 国の方針どおり ※保健師又は看護師を1人に限って保育士としてカウ ン ト可 0歳児 おおむね3人につき1人 1・2歳児 おおむね6人につき1人 ※上記により算定した職員数に1人追加配置する。 職 員 数 ※常時2人を下回ってはならない。 従 国の方針どおり ※特例地域型保育給付の対象となる満3歳以上の児童 の場合、認可保育所と同等の職員数とする。 満2歳未 設 備 乳児室又はほふく室 保育室等 満 1人につき3.3㎡ 以上。 ・ 参 国の方針どおり 面 積 満2歳以 保育室又は遊戯室 上 屋外 1人につき1.98 ㎡以上。 屋外遊技場(付近の代替地可) 遊技場 ※満2歳以上の幼児1人につき3.3㎡以上 方 自園調理 法 ※調理業務の全部委託可。連携施設等からの搬入可 給 食 設 備 調理設備 従 国の方針どおり 調理員 職 員 ※調理業務の全部を委託する場合、連携施設等から搬 入する場合は不要。 耐火基準等 設備運営基準において上乗せ規制あり 参 国の方針どおり ※保育室等を2階以上に設置する場合は、耐火・準耐火 建築物であること。 (追加事項) ①消化器等の消火器具 ②非常警報器具 ③保育室等を2階以上に設置する場合には、保育所と 同様に、手すり等の乳幼児の転落事故防止設備 連携施設の設定が必要(経過措置あり) 連携施設 <連携の内容> 従 国の方針どおり ①保育内容の支援 ②卒園後の受け皿 嘱 託 医 嘱託医(連携施設と同一の嘱託医への委嘱も可) 従 国の方針どおり ③小規模保育事業C型 項 目 国 の 対 応 方 針 市の考え方 ※ 家庭的保育者 ※市町村長が行う研修を終了した保育士、保育士と同 保育従事者 等 以上の知識及び経験を有すると市町村長が認める 従 国の方針どおり 者 家庭的保育補助者 ※市町村長が行う研修を終了した者 職 員 数 乳幼児 3人につき1人 従 国の方針どおり (家庭的保育補助者を置く場合には、5人につき2人) 満2歳未 設 備 乳児室又はほふく室 保育室等 満 1人につき3.3㎡ 以上。 ・ 参 国の方針どおり 面 積 満2歳以 保育室又は遊戯室 上 屋外 1人につき1.98 ㎡以上。 屋外遊技場(付近の代替地可) 遊技場 ※満2歳以上の幼児1人につき3.3㎡以上 方 自園調理 法 ※調理業務の全部委託可。連携施設等からの搬入可 給 食 設 備 調理設備 従 国の方針どおり 調理員 職 員 ※調理業務の全部を委託する場合、連携施設等から搬 入する場合は不要。 耐火基準等 設備運営基準において上乗せ規制あり 参 国の方針どおり ※保育室等を2階以上に設置する場合は、耐火・準耐火 建築物であること。 (追加事項) ①消化器等の消火器具 ②非常警報器具 ③保育室等を2階以上に設置する場合には、保育所と 同様に、手すり等の乳幼児の転落事故防止設備 連携施設の設定が必要(経過措置あり) 連携施設 <連携の内容> 従 国の方針どおり ①保育内容の支援 ②卒園後の受け皿 嘱 託 医 嘱託医(連携施設と同一の嘱託医への委嘱も可) 従 国の方針どおり 【居宅訪問型保育事業】 項 目 保育の内容 国 の 対 応 方 針 ※ 傷害、疾病等の程度を勘案して集団保育が著しく困難 従 であると認められる乳幼児に対する保育 市の考え方 国の方針どおり など 家庭的保育者 保育従事者 ※必要な研修を終了し、保育士、保育士と同等以上の 従 国の方針どおり 知識及び経験を有すると市町村長が認める者 職 員 数 乳幼児 1人につき1人 従 国の方針どおり ※障がい、疾病等のある子どもの個別ケアを行う場合 従 国の方針どおり 連携施設の設定は一律には求めない 連携施設 、それに関するバックアップ等の形で必ず設定を求め ていく。 ※保護者・子どもの居宅において保育を行うという特性を踏まえ、給食・耐火基準等については 基準の設定なし 【事業所内保育事業】 項 目 国 の 対 応 方 針 ※ 市の考え方 従 国の方針どおり 従 国の方針どおり 1人につき1.98 参 国の方針どおり 【定員20人以上】保育士 【定員19人以内】1/2以上保育士 保育従事者 ※0~2歳児を4名以上受け入れる場合、保健師又は 看護師を1人に限って保育士としてカウント可 ※保育士以外には必要な研修を実施 【定員20人以上】 職 員 数 0歳児 おおむね3人につき1人 1・2歳児 おおむね6人につき1人 3歳児 おおむね20人につき1人 4・5歳児 おおむね30人につき1人 【定員19人以内】 0歳児 おおむね3人につき1人 1・2歳児 おおむね6人につき1人 ※上記により算定した職員数に1人追加配置する。 ※常時2人を下回ってはならない。 保育室 設備 満2歳未満 乳児室又はほふく室 等 1人につき3.3㎡ 以上。 ・ 満2歳以上 保育室又は遊戯室 面積 ㎡以上。 屋外 遊技場 方 法 屋外遊技場(付近の代替地可) ※満2歳以上の幼児1人につき3.3㎡以上 自園調理 ※調理業務の全部委託可。同一事業者が運営する施設 又は連携施設等からの搬入可 給 食 設 備 【定員20人以上】 調理室 従 国の方針どおり 参 国の方針どおり 従 国の方針どおり 【定員19人以内】 調理設備 調理員 職 員 ※調理業務の全部を委託する場合、連携施設等から搬 入する場合は不要。 耐火基準等 設備運営基準において上乗せ規制あり ※保育室等を2階以上に設置する場合は、耐火・準耐 火建築物であること。 (追加事項) ①消化器等の消火器具 ②非常警報器具 ③保育室等を2階以上に設置する場合には、保育所 と同様に、手すり等の乳幼児の転落事故防止設備 連携施設 連携施設を確保しないことができる 嘱 託 医 嘱託医(連携施設と同一の嘱託医への委嘱も可) 従 国の方針どおり
© Copyright 2025 ExpyDoc