朝礼講話第１１回目今月が誕生日だという子います？れる？今月が誕生日だという子？手をあげてくおぉ、たくさんいるね。じゃその子ちょっと立ってみてくれる、立って。じゃあその中でさらに今日、１４日が誕生日だという子います？たね、３人もいたね、じゃあ、名前教えてくれる？おぉいすずかちゃん、さわちゃん、みんな非常にきれいないい名前だね。じゃあ、残ってる座ってるみんなは、誕生日の人に、誕生日おめでとうと大きな声で言いましょう。和尚さんがせーのと言ったら言います、ね、せーの、誕生日おめでとう！誕生日の人は何て答えます？とうと言われたら？はい、じゃあ、どう、誕生日の人は何て答えますか？黙ってるの？何て言うの？おめでどういたしまして、他は、ありがとう。そうだね、ありがとうという言葉が一番いいかもしれません。じゃあ、誕生日の子たちは、せーのでありがとうと言いましょう。せーのありがとう。どうもてれくさいよな。はい、じゃあ座ってください。今ありがとうと言いました。先日テレビでこんな場面を見ました。『ありがとう･･････』実はね、この“ありがとう”という言葉は、日本語の中で一番美しい言葉なんだ。きれいな言葉。ありがとうと言うと心が穏やかになったり、心がうれしくなったり、心がさわやかになったりします。みなさんはありがとうと言われるとどういう心になりますか？どう？うれしくなる、気持ちよくなる。そうだね、ありがとうと言われると心がうれしくなったり、気持ちよくなったりします。じゃあ、その心というのはみんな、どこにあります？肩？どの辺にあるの？心って？どこ、胸、頭、胸、そうか、この辺か、この辺の中に心っていうのがあるんだね。じゃあ、その心を和尚さんに見せられる人？心はこれですよ。僕の心はこれだよって出せる人？せない。どうして出せないの？います？出せる？私の出出せないよね、心というのは見ることも見せることも出来ません。ですから私たちは普段、友達や学校の先生や、おうちの人たちと接するときに何気なく言ってる言葉で相手に傷つけてしまうことがあります。または、悲しませることがあります。たった一言でケンカして、たった一言で仲直り、たった一言で怒ったり、たった一言で笑ったりすることが出来るね、言葉というのは大変な力がある。特にこのありがとう、という言葉は魔法の言葉です。和尚さんがいっぱいお経を唱えても、ありがとうという言葉にはかないません。ありがとうという言葉は魔法の言葉です。ありがとうという言葉をたくさん言った子は幸せになります。しかし、ありがとうという言葉を言わずに、いつも人の陰口や悪口や人の嫌がるようなことを言っていると、幸せにはなれません。和尚さんの教えの中に、人の悪口を言ったり、嘘をついたり、だましたり、人の嫌がることを言っていると、地獄に堕ちるという教えがあります。地獄の閻魔大王様に聞いてみましょう。えんま様「ここはな、ふだん、ありがとうを一言も言わずに、いつも人の悪口や陰口や悪いことばっかり言ってると、舌を抜いて、二度とそういうことが言えないようにしてやる。」えんま様、この世界から抜け出す方法はあるんでしょうか。「一つだけある、毎日、ありがとうという言葉を必ず言うことだ。そうすれば地獄から抜け出すことが出来る。」いよいよ新学期始まってから、みんなも学校に慣れてきた頃だと思います。これからは毎日、少なくとも一日一回は、ありがとう、例えば、お母さん、料理を作ってくれてありがとう、お父さん、お小遣いをありがとう、お兄さんお姉さん、遊んでくれてありがとう、勉強を教えてくれてありがとう、地域のおじさん、下校パトロールをありがとう、このありがとうという言葉をたくさん言いましょう。ありがとうという言葉は、人の心を動かします。ありがとうという言葉を大切にしてこれからも楽しい学校生活を送ってください。はい、短い話でしたが、今日は和尚さんの話を聞いてくれてありがとうございました。