平成27年度 教科 1年 2年 3年 4年 児童・生徒の学力向上を図るための調査結果及び、実態に基づく授業改善プラン 【音楽】 東村山市立秋津東小学校 平成27年7月 授業改善のための具体策(意欲をもって学ぶ児童を目指し 児童の実態から見られる課題 成果と課題 て) ・器楽(鍵盤ハーモニカ)の技能に個人差がある。 ・個別指導を充実させる。(タンギングや指使いなど) ・簡単な課題曲を設定し、ステップアップしていき、様々な 楽曲をできるだけ多く経験させる。 ・楽器を使ったリズム遊びを多く取り入れる。 ・歌うことが大好きで、楽しく歌うことができる。 ・教科書以外の曲も取り入れ、歌うことの喜びを味わわせる。 ・器楽(鍵盤ハーモニカ)の技能に個人差はあるが、 ・タンギングや指づかいなど、一人一人の演奏を聴く機会を 作る。 意欲的に取り組んでいる。 ・スモールステップの課題曲を設定し、適時適切な評価と称 揚を与えることによって、意欲の向上を図る。 ・リズム打ちをたくさん行い、拍感やリズム感を育てる。 ・階名唱を繰り返し指導し、定着を図る。 ・拍の流れにのったり、身体表現を楽しんだりしな ・範唱に合わせて歌う機会を増やす。 ・合奏や歌唱の楽しさを味わわせる。 がら歌っている。 ・感じたり、気付いたりしたことを簡単な言葉で表現させる。 ・初めて学ぶリコーダーの学習には、関心が高く、 ・スモールステップの課題を設定し、無理なく練習できるよ 日々の練習に励む姿が見られる。 うに、ドリルを使用する。 ・自力解決しながら、曲を吹くことで、達成感を味わわせる。 そのために読譜力をつける。 ・歌声は、のびやかである。明るい声で前向きに歌 ・小節数の多い曲も徐々に歌えるようにするために、教科書 う姿がみられる。 以外の曲も取り入れていく。 ・音楽会等で、発表する場を取り入れ、人前で演奏すること で、自信をもたせる。 ・集中できる時間が短い。 ・こちらの指示がしっかりと伝わるよう、座席に配慮し、声 掛けの回数を増やす。 ・音楽室での3つの約束を繰り返し指導する。 ・地声と歌う時の発声の違いに気付くようになって ・発音や呼吸の仕方を指導するとともに、聴き手を意識した きている。また、友達がきれいな声で歌うことに 歌い方を身に付けさせる。また、意欲をもって、表現して も、関心が高い。 いる児童は褒め、自分の声に自信をもたせる。 ・去年 1 年間で、楽譜が読めるようになり、3年生 ・教え合い・学び合う場を設定し、教えることで自分の技術 にリコーダーの技術を教えることにも意欲的で、 を高めたり、言語活動を活性化する機会とする。 休み時間にやさしく教える場面も見られる。 ・こちらの指示が皆と同じペースだと遅れ気味にな ・教員サポーターや担任等と連携し、内容によっては、個人 ってしまうことがある。 指導の場面をとる。また、放課後学習の時間等と活用し、 個人指導にあたる。 ・1/2 成人式での発表等で、演奏を認めてもらえたこ とで、自分の声に自信をもてるようになってきた。 上手な児童の演奏をよく観察し、自分の演奏に取 り入れようとする姿も見られる。 ・リコーダーの演奏に自信をもっている児童が多く、 5年 楽譜を見ると、自力解決しながら曲を仕上げる姿 が見られる。 ・生の演奏を通して、楽器やクラシック音楽に興味 をもつ児童が増えた。また、生の音楽を自分たち も演奏したいとの関心も高い。 ・約束を守って、楽しく活動しようとする児童がい る反面、話が聞けず指示が伝わらないこともある。 6年 ・腹筋運動や発声練習を継続し、発声の仕方を身に付ける。 また、音楽会や長寿をともに祝う会等、発表の場を設定し、 聴いていただく機会を設ける。 ・音楽会等発表に向け、個別指導の時間をしっかり確保し、 成就感や達成感を味わわせる。 ・反復・対比等が分かりやすい曲を選曲したり、作曲家の話 をしたりして、鑑賞の時間の充実に努める。 ・自分たちで考え、表現していくことの楽しさを、様々な場 面で指導する。話がうまく伝わらない人へは、席を考慮し、 個人指導の時間をとる。 ・リコーダーへの苦手意識がずいぶんなくなってき ・音楽会等発表の場で、自信を付けさせ、達成感を味わわせ た。楽器への関心は高く、あきらめたり、投げ出 る。 したりする児童は少なく、最後までやろうとする。 ・男子の一部に、変声期にかかってきた児童がいる。 ・今の自分の状態を知り、無理のない歌い方をすることを指 導するとともに、まわりの児童には、変声期について、出 しづらい音域が一定期間あることを理解させ、いじめなど につながらないよう配慮する。
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