多読授業とは?

2015 年 10 月 3 日(土)
USC 多読ワークショップ
多読授業とは?
NPO 多言語多読
粟野真紀子
1
多読とは?
「読んでわかる」は本来、楽しいことのはず
「読む」もコミュニケーション 受け身じゃない
「読む」は活字を解釈することではない。
「語彙+文法」で読めるようになる?
多読では――
★「一人一人が読みたいものを」
読みたいものなら読める 読みたくないものは読めない
理解度 100 パーセントは必要ない 読んで面白いということは本の中の「世界」を享
受しているということ
★「たくさん読む」
たくさんの場面に出会うことで言葉が吸収できる→発信へつながる
2
多読授業とは?
多読の方法
多読の4つのルール
1 やさしいものから読む
2 辞書を引かない
3 わからない言葉は飛ばす
4 進まなくなったら他の本へ移る
教師は何をするか?
・一人一人をよく見て、適切な読みものを用意する
・多読のルールを守らせる
・教えない、テストしない
・読書が楽しくなるような雰囲気作り
3
仲間作り
多読授業
① 多読の実際
・導入は「絵を読む」ことから
・一人一人がテキストに向き合う静かな時間
・「読み聞かせ」「聞き読み」…音の重要性
・支援の仕方 声かけ、本を楽しむ雰囲気作り・・・ブックトーク
②多読の効果
・読書習慣がついた
・漢字がわかるようになった
・話すことへつながった
4
多読を体験してみよう!
絵をよく見る
5
多読の本について
どんな本を使うか
「よむよむ文庫」「にほんご多読ブックス」
絵本/児童書/マンガ