平成 27 年度 京都大学コアステージバックアップ研究費 1.趣 応募要領 旨 京都大学における多様な人材の育成、活用を図る観点から、本学の中枢を担うコア研究 者の意欲と能力を発揮できる研究活動基盤の支援策として、「京都大学コアステージバッ クアップ研究費」を募集します。 本研究費は、科学研究費助成事業(以下、「科研費」という)の研究課題に研究代表者 として取り組んでいる研究者のうち、本年度一時的に科研費による研究活動経費の獲得が できなかった研究者を対象とし、これまでの優れた研究の継続に著しい支障がある場合に おいて、過去の実績等も考慮し、研究活動の継続をバックアップするものです。 2.応募条件 以下の(1)~(4)の条件をすべて満たしている者。 (1) 平成 27 年 4 月 1 日時点で 39 歳以上の定員内の常勤教員。 (2) 平成 27 年度科研費(※1)に研究代表者として応募し、1件も採択に至らなかっ た者。 (3) 平成 28 年度科研費(※2)に研究代表者として応募する者。 (4) 平成 27 年度の大学運営費以外の自己資金(※3)が 500 万円以下である者(人文・ 社会科学系については 300 万円以下である者)。 ※1)対象種目:特別推進研究、新学術領域研究、基盤研究 ※2)対象種目:特別推進研究、新学術領域研究(研究領域提案型)の計画研究、基盤 研究 ※3)科研費、寄附金(これまでに受け入れた寄附金の持ち越し額を含む)、受託・共 同研究費、助成金等、その他外部から獲得した研究費 ただし、次の①~③のいずれかに該当する者は、本研究費に応募できません。 ①平成 27 年度科研費の最終年度前年度応募において不採択となった者。 ②過去に京都大学コアステージバックアップ研究費に採択されたことのある者。 ③平成 27 年度京都大学若手研究者ステップアップ研究費に応募する者。 3.応募額および研究期間 応募額 :平成 27 年度科研費において応募していた直接経費額(平成 27 年度分)も しくは 300 万円のどちらか低い方を上限とします。 研究期間:平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日 4.公募から採択までのスケジュール 公募 :平成 27 年 3 月 26 日(木) 提出期限 :平成 27 年 5 月 13 日(水) 審査・選考 :平成 27 年 5 月中旬 結果通知 :平成 27 年 5 月下旬 5.提出書類 (1) コアステージバックアップ研究費申請一覧 1部 (2) コアステージバックアップ研究費申請書 1部 (3) 平成 27 年度科研費研究計画調書(PDF) 1部 ※提出書類はすべて電子媒体で提出願います。 ※(1)の申請一覧は、各部局の事務部にて全申請者分を取りまとめて作成してください。 ※(3)の研究計画調書については、平成 27 年度科研費申請を本学から行っている場合は、 研究推進課で出力しますので、提出の必要はありません。但し、京都大学以外の機関から 行っている場合は、電子申請システム上で送信した最終版の PDF ファイルを提出してくだ さい。 ※(3)の研究計画調書について、重複応募した種目(例えば基盤研究(B)と新学術領域研 究(研究領域提案型)の計画研究など)がどちらも不採択となり、本研究費に応募する場 合は、本研究費の支援により獲得を目指す課題を1つ選択して提出してください。 6. 応募の手続き(研究者) ①コアステージバックアップ研究費申請書 ②平成 27 年度科研費の電子申請システム上で送信した最終版研究計画調書の PDF ファイル (②は京都大学以外の機関から応募した者のみ) 上記①~②の書類を準備し、所属部局事務の設定する締切までに、所属部局の事務へ提出 してください。 7.応募の手続き(部局の事務部) ①研究者から提出された書類について、内容等を確認してください。(特に、本研究費の 応募条件を満たしているか、必ず確認してください。) ②貴部局から応募する研究者の提出書類一式を取りまとめ、申請一覧を作成し、電子媒体 で提出してください。 8.審査方法・審査基準等 本研究費の審査は、研究担当理事の下に設置されている、研究戦略室プログラムオフィ サーによる審査にて選考します。 審査基準は、これまでの科研費の獲得実績や現在の自己資金の状況等を勘案し、本制度 の趣旨に鑑み、本研究費の申請内容について総合的に判断します。 なお、申請書の p2~p3 については、所属部局の担当事務等に確認するなどをし、くれぐ れも記入漏れのないようご留意ください。記入漏れにより応募条件を満たさないと判断さ れた場合には、審査に付されません。 9.経費執行にあたって 本研究費は本学の自主財源(大学運営費)により措置され、採択部局に予算配分する予 定です。 採択通知が出るのは 5 月以降の予定ですが、採択後、それまでに執行していた費用を、 本研究費に振替えることも可とします。 なお、本研究費は、設備備品、研究資料収集、国内外の調査旅費など研究者の裁量によ り使用することができますが、通常備えが必要な備品等は対象としません。また、研究員 の雇用はできませんので、ご留意願います。 10.平成 27 年度に申請中または申請予定の研究費の取扱い 現在申請中または平成 27 年度申請予定の研究費に採択され、平成 28 年度の科研費に申請 しない場合や自己資金の上限を超える場合など、本研究費の応募条件を満たさなくなった際 は、所属部局の事務部を通して、研究国際部研究推進課へ速やかにご連絡ください。 11.平成 28 年度科研費申請の際のフォローアップ 平成 27 年 11 月公募締切の平成 28 年度科研費申請にあたって、毎年 7 月~8 月にかけて学 術研究支援室より照会が行われる、「科研費公募申請書類のアドバイス事業」に応募するこ とを推奨します。 12.実績報告書の提出 研究成果等について、実績報告書を提出していただきます。 (なお、報告書の提出様式・時期等についてはあらためてお知らせします。)
© Copyright 2025 ExpyDoc