プレスリリース 平成27年12月21日 国立研究開発法人 水 産 総 合 研 究 セ ン タ ー 平成27年度 第4回 東北海区海況予報 - 別表の水産関係機関が検討し国立研究開発法人水産総合研究センター 東北区水産研究所、北海道区水産研究所がとりまとめた結果 - 今後の見通し(平成27年12月~平成28年1月)のポイント ・ ・ ・ ・ 近海の黒潮続流の北限位置はやや南偏で推移する。 親潮第1分枝の張り出しは極めて北偏で推移する。 釧路沖の暖水塊は停滞し、三陸近海の暖水塊は12月まで停滞したのち東進する。 三陸はるか沖の暖水塊は停滞する。 問い合わせ先 国立研究開発法人水産総合研究センター東北区水産研究所 業務推進部 担当:渡邊、山田 電話:022-365-1191 、ファックス:022-367-1250 国立研究開発法人水産総合研究センター北海道区水産研究所 業務推進部 電話:011-822-2131 、ファックス:011-822-3342 当資料のホームページ掲載先URL http://abchan.fra.go.jp/ http://tnfri.fra.affrc.go.jp/ 平成27年度東北海区海況予報 第4号 《今後の見通し (2015年12月~2016年1月) 》 (注)FRA-ROMSシステムによる結果 近海の黒潮続流の北限位置はやや南偏で推移し、親潮第1分枝の張り出しは極めて北偏で推移する。釧路沖の暖 水塊は停滞し、三陸近海の暖水塊は12月まで停滞したのち東進する。三陸はるか沖の暖水塊は停滞する。 《海況の経過 (2015年9月~2015年11月) の特徴》 (注)FRA-ROMSシステムによる結果 近海の黒潮続流の北限位置は平年並で推移し、親潮第1分枝の張り出しは極めて南偏~極めて北偏で推移した。 釧路沖と三陸近海の暖水塊は停滞した。三陸はるか沖の暖水塊は西進した。 《現況 (2015年12月上旬) の特徴》 (注)FRA-ROMSシステムによる結果 近海の黒潮続流の北限位置はやや南偏で、親潮第1分枝の張り出しは極めて北偏である。釧路沖、三陸近海、三 陸はるか沖に暖水塊がある。 (注)この海況予報は、国立研究開発法人水産総合研究センターにより開発され、2012年5月より運用を開始したFRA-ROMSシステム を用いている。 1月中旬予測水温分布図 12月上旬現況水温分布図(100m深) 図中の記号はそれぞれO1が親潮第1分枝、O2が親潮第2分枝、KEが黒潮続流、TWが津軽暖流、WRが暖水塊を表して いる。 参 画 機 関 地方独立行政法人 青森県産業技術センター 水産総合研究所 岩手県水産技術センター 国立研究開発法人 水産総合研究センター 北海道区水産研究所 (取りまとめ機関) 国立研究開発法人 水産総合研究センター 宮城県水産技術総合センター 福島県水産試験場 茨城県水産試験場 東北区水産研究所
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