雄 飛

雄
向陽高校進路便り 第
飛
1 号 20期生センター試験まで
平成 27 年 4月 7 日 (火)
285!
~咲来勢為~
平成 27 年度進路だより「雄飛」(第1号)の発刊に寄せて
校
長
半嶺
通男
「大・中・小」の目標を立てよう!
4月から赴任することになりました半嶺(はんみね)です。平成6年4月、島田賢松校長以下10名余り
の職員のひとりとして、第1回目に入学式に参加したことがつい昨日のように懐かしく思われます。今年は
創立から22年、これまで培ってきた伝統を大切にしながら、生徒の皆さんの夢実現のため「新たなステー
ジの展開」を目指したいと考えています。3月下旬、引き継ぎのため本校に来校すると、自習室で黙々と学
習したり先生方に質問したりしている姿に、向陽高校の良き伝統を垣間見て改めて感心すると同時に「手応
え」を感じました。向陽高校は、充実した教育内容、恵まれた教育施設、優秀な職員が揃っており、学習す
る環境にはとても恵まれています。
さて、新しい年度がスタートしました。1年生は、義務教育であった中学校と違って、早朝講座や60分
授業など、大きく環境が変わります。特に最初の6ヶ月は、高校生活を決定づける大事なスタートになるで
しょう。規則正しい生活習慣を心がけ、
「自己管理能力」を高め、早く高校生活に慣れて下さい。
2年生は、だいぶ学校生活にも慣れ、部活動、学校行事、生徒会活動の中心としての活躍が求められます。
しかし、けっして学習面をおろそかにしないで下さい。ある意味で高校3年間で最も大事な学年です。1日
1日を大切に、しっかり計画を立て「集中して学習する時間」と、それ以外の時間のメリハリを付けて下さ
い。3年生は、いよいよ勝負の年になります。センター試験までおよそ300日を切り、不安になったり焦
ることもあると思いますが、模試の結果などに一喜一憂することなく、担任、進路部の先生方とよく相談し
て、最後まで諦めずに頑張って下さい。学年当初の模試の結果はEやD判定だったにもかかわらず、受験直
前まで粘り強く頑張って合格した先輩方は、過去にたくさんいます。皆さんの健闘を祈っています。
最後に、人生で目標をたてることの大切さがよく言われていますが、皆さんに「大・中・小」の目標を立
てることを薦めます。
「大の目標」とは、
「20年後、30年後、の自分の姿をイメージし、自分はどのよう
な形で地域や社会に貢献しているのか」ということです。
「中の目標」とは、
「1年後の自分の姿のことです。
さらに充実した高校生活や大学生活を過ごすには、どのような目標を立てればいいのか」を常に意識し行動
して下さい。そして「小の目標」とは「今日、明日やるべきことです。宿題、部活動など、1日1日を大切
に、将来の自分の姿を想像しながら、今やるべきこと何なのか」をいつも考えながら、こつこつと努力を惜
しまない向陽高校生であることを望みます。