報道関係各位 News 2015年10月21日 No. 40 特集展示・トピック展示のご案内 長崎歴史文化博物館では、2階常設展示室の展示替えを定期的に行っております。 是非、ご取材・情報掲載の程、宜しくお願い申し上げます。 特集展示「川原慶賀と洋風画」 特集展示「川原慶賀と洋風画」 会 期:2015年10月21日(水)~12月13日(日) 時 間:8:30~19:00(最終入館18:30) 会 場:美術展示室 (2階常設展示室 歴史文化展示ゾーン内) 観覧料:大人600円、小中高校生300円 ※県内小中学生は無料 1826(文政9)年、出島に居住していたシーボルトは商館長の参府に付き添い江戸へむかいました。その時の旅行記録 に次のような文章が残っています。「画家としては登与助(慶賀の通称)が私に随行した。彼は長崎出身の非常にすぐれた 芸術家で、とくに植物の写生に特異な腕をもち、人物画や風景画にもすでにヨーロッパの手法をとり入れはじめていた」 (『江戸参府紀行』平凡社、1966)。慶賀は、植物画が得意であり、人物や風景を西欧風に描くことのできる画家としてとら えられていました。慶賀作品のどのような点にシーボルトは「ヨーロッパの手法」を見出したのでしょうか? 本展では、当館が収蔵する慶賀作品をご紹介するとともに、西欧の影響をうけた絵画の歴史を振り返ります。 トピック展示「オランダ東インド会社と長崎」 トピック展示「オランダ東インド会社と長崎」 展示期間:2015年9月16日(水)~12月13日(日) 時 間:8:30~19:00(最終入館18:30) 会 場:オランダとの交流コーナー (2階常設展示室 歴史文化展示ゾーン内) 観 覧 料:大人600円、小中高校生300円 ※県内小中学生は無料 オランダ東インド会社が設立されたのは1602年であり、同じ頃、イギリスに、少し遅れてフランスなど、ヨーロッパ各国でも アジア地域と貿易を行うために東インド会社が設立されました。日本との関係では、同会社は1609年に平戸にオランダ商館 を設置、その後江戸幕府の命により1641年に長崎・出島へと商館を移転させます。出島は1799年に同会社が解散した後も、 1855年の日蘭和親条約まで、日本との貿易の拠点として、日本にとっては西洋文化の窓口として役割を果たしていたので す。展示ではオランダ東インド会社について、日本の商館であった出島だけでなく、各地の商館の様子を踏まえてご紹介し ていきます。 〒850-0007 長崎市立山1-1-1 TEL:095-818-8366 FAX:095-818-8407 担当 教育普及グループ 広報担当 大石美・前田 ☆れきぶんメールマガジン 登録無料! 最新情報をお届けします。 詳しくは右のQRコード または http://www.rekimaga.info/ まで!
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