豊田通商グループ成長戦略

豊田通商グループ成長戦略
2015年
2015年2月24日
24日 財務部IR
財務部IR室長
IR室長 渋谷 恭一
(証券コード:8015)
証券コード:8015)
目
次
1.豊田通商について
2.モビリティ分野の取り組み
3.経営ビジョン
4.ライフ&
4.ライフ&コミュニティ分野、アース&
コミュニティ分野、アース&リソース分野の取り組み
5.パートナー・地域戦略(アフリカ事業の拡大)
6.利益推移・財務健全性・配当
7.当社個人投資家様向けホームページのご紹介
© 2013
1
1.豊田通商について
© 2013
2
トヨタグループ唯一の総合商社
(2014年
2014年3月31日時点)
31日時点)
・会社名
: 豊田通商株式会社
・事業内容
: 総合商社
・設 立
: 1948年
1948年7月1日
・代表者
: 取締役社長 加留部 淳 (2011年
(2011年6月就任)
月就任)
・資本金
: 649億
649億3千6百万円
・主要株主
: トヨタ自動車(21.6%
トヨタ自動車(21.6%)を筆頭にトヨタグループで約
(21.6%)を筆頭にトヨタグループで約37
)を筆頭にトヨタグループで約37%
37%
・連結会社数 : 国内107
国内107社、海外
107社、海外533
社、海外533社
533社
・従業員数
: 単体: 2,809名
2,809名
連結: 50,423名
50,423名
・格
格 付
: R&I/A+ S&P/A Moody’s/A3
Moody s/A3
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© 2013
名古屋本社
東京本社
豊田通商の歴史
【沿革】
1948年
年:豊田産業(株)の商事部門を継承し、「日新通商(株)」を設立
豊田産業(株)の商事部門を継承し、「日新通商(株)」を設立
1961年
年:名古屋証券取引所市場第二部に上場
1964年
年:ドミニカ共和国向けを皮切りにトヨタ完成車の輸出を開始
⇒以後、トヨタグループの窓口商社として発展
1977年
年:東京証券取引所市場第一部に上場
2000年
年:加商(株)と合併、(株)トーメンと資本・業務提携
2006年
年:(株)トーメンと合併
2012年
年:フランス商社CFAO
フランス商社CFAO S.A.に資本参画
S.A.に資本参画
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トヨタグループの紹介・当社格付
【R&I】
】格付(他総合商社、トヨタグループ
格付(他総合商社、トヨタグループ)
グループ)
トヨタグループ
デンソー
豊田通商
A+
三菱商事
AAAA-
三井物産
AAAA-
住友商事
AAAA-
伊藤忠
A+
丸紅
A
双日
BBB
トヨタ自動車
AA+
デンソー
AA+
アイシン精機
AAAA-
豊田通商
豊田合成
ダイハツ
豊田自動織機
トヨタ紡織
トヨタ自動車
豊通鋼管
アイシン精機
日野自動車
トヨタ自動車九州
豊田中央研究所
ジェイテクト
トヨタ車体
トヨタ自動車東日本
東和不動産
トヨタホーム
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トヨタグループの先鞭役
安定評価(A
)
安定評価(A+)
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2.モビリティ分野の取り組み
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当社独自の強固な自動車バリューチェーンの構築
アクセサリー・
設備調達・据付 生産部品調達
開発・
生産準備
テクノパーク
調達
原材料調達
金属加工
加工・物流
物流センター
タイヤ組付け 車載コンテンツ
部品組付け
CKD組立て
CKD組立て
金属屑・廃棄物
販売・サービス リサイクル
リサイクル
海外ディーラー
ELV(廃車)
ELV(廃車)
徹底したユーザー志向により川上から川下への事業を構築
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現場を持ち、現地・現物できめ細かなサービス提供
(例) 金属加工:自動車鋼板加工
豊田通商グループ
高炉メーカー
在庫
検品
加工
自動車工場
納品
ブランク(型抜き)
ジャストイン
タイムで納入
生産情報
生産計画
自動車鋼材・鉄鋼製品加工拠点:世界26
自動車鋼材・鉄鋼製品加工拠点:世界26拠点
26拠点
2014年3月末時点
「トヨタ生産方式」をトヨタ以外のメーカー・自動車以外の事業にも展開
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成長が見込まれる新興国が重要なマーケット
(例) 販売・サービス:自動車販売
豊田通商グループ
自動車メーカー
輸出
卸売・マーケティング
約21万台
21万台
世界18
世界18拠点
18拠点
お客様
小売販売
世界205
世界205拠点
205拠点14
拠点14万台
14万台
2014年3月末時点
新興国を中心に自動車の輸出・販売に注力
トヨタ車以外のブランドも展開中
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【モビリティ分野】
モビリティ分野】での新たな取り組み
小型EV(電気自動車)シェアリング
FCV(水素自動車)向け水素ステーション
FCV(水素自動車)向け水素ステーション
⇒小型EV
小型EVコムスのカーシェアリング実証実験に参加
EVコムスのカーシェアリング実証実験に参加
⇒愛知県内2
愛知県内2ヵ所で水素ステーションを運営
トヨタグループ商社として次世代自動車の普及を促進
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当社の強み・特徴
開発
調達
新素材・
先端技術
の提案・
開発
最適調達
生産
部品製造・部品物流・
自動車
トヨタ生産方式(TPS
TPS)
トヨタ生産方式(
TPS
) 組立・製造
販売
卸売・小売・
販売金融
サービス
リサイクル
中古車・アフター 金属屑・廃棄物・
サービス・ステー 使用済み自動車
のリサイクル
ション
①資材や製品・商品の単なる売買ではなく、機能を強化するための
事業投資を行い、モビリティ事業をコアとする商社として、
枠にとらわれず、幅広い領域で機能を発揮、付加価値を提供
②自動車事業で培ったノウハウを自動車以外の事業領域
にも展開
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3.経営ビジョン
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「GLOBAL 2020 VISION」
VISION」
当社グループの強みである自動車分野の事業領域の更なる強化
『 GLOBAL 2020 VISION 』
モビリティ
「次代の自動車の進化」に貢献する事業分野
ライフ&
ライフ&コミュニティ
「生活環境の向上」に貢献する事業分野
アース&
アース&リソース
「地球課題の解決」に貢献する事業分野
ライフ&
ライフ&コミュニティ
自動車以外
TRY
1
アース&
アース&リソース
自動車
モビリティ
2020
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「モビリティ分野」を拡大し、
「ライフ&
「ライフ&コミュニティ分野」「アース&
コミュニティ分野」「アース&リソース分野」のシナジーを
創出することで、「1:1:1」の事業ポートフォリオを目指す
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「GLOBAL 2020 VISION」
VISION」TRY1実現に向けた戦略
TRY1実現に向けた戦略
①既存の事業において機能強化・
①既存の事業において機能強化・改善への取り組み
②同時に、当社の強みを発揮できる領域を中心にTRY1
②同時に、当社の強みを発揮できる領域を中心にTRY1実現に
TRY1実現に
向け、積極的な新規事業投資の推進
ライフ&
アース&
コミュニティ分野
リソース分野
再生可能
医薬品卸売
エネルギー
EV/
EV/PHV
リテール・
アフター
電力
HEV/FCV
消費財事業
マーケット
導入
エレクトロニクス
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モビリティ分野
環境リサイクル
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4.ライフ&
ライフ&コミュニティ分野、
アース&
アース&リソース分野の取り組み
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【アース&
アース&リソース分野】
リソース分野】リチウム事業【
リチウム事業【ライフ&
ライフ&コミュニティ分野】
コミュニティ分野】テクノパーク
①アルゼンチン・リチウム事業
次世代自動車の普及に欠かせない資源の
安定供給を目指す
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②テクノパーク
中堅・中小メーカーを現地でサポート
海外進出を後押し
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【ライフ&
ライフ&コミュニティ分野】
コミュニティ分野】エレクトロニクス事業
③エレクトロニクス事業の横連携
【ライフ&コミュニティ分野】
ライフ&コミュニティ分野】
トーメンエレクトロニクスを中核とし
デジタル家電、アミューズメント、
グループ内の情報電子系商社4社
社会インフラ分野などで拡大
の横連携を強化
トーメン
デバイス
トーメン
エレクトロ
ニクス
エレマ
テック
総合力を活かして、拡大する電子
豊通
エレクトロ
ニクス
部品市場での地盤強化・拡販を図る
【モビリティ分野】
モビリティ分野】
次世代自動車(HEV、PHV)と
車体制御の高度化などで拡大
日本のエレクトロニクスNo
日本のエレクトロニクスNo1商社からグローバルプレーヤーを目指す
No1商社からグローバルプレーヤーを目指す
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【アース&
アース&リソース分野】
リソース分野】 再生可能エネルギー事業
④再生可能エネルギー事業
豊田通商
ユーラスエナジー
海外電力事業・プラント事業展開
ケニア地熱発電所建設プロジェクト受注
(同国総発電量の25
(同国総発電量の25%
25%相当)
国内ナンバー1の風力発電業者
(当社出資比率60
(当社出資比率60%)
60%)
風力発電量(14/3
風力発電量(14/3末現在)
14/3末現在)
日本
586 (単位:千kw)
(単位:千kw)
海外
1,599
133万世帯分相当
133万世帯分相当
2,185
当社が取組む発電事業
地
熱
太 陽 熱
太 陽 光
風
力
環境負荷の少ない持続可能な社会づくりに貢献
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【ライフ&
ライフ&コミュニティ分野】
コミュニティ分野】パプリカ栽培事業
⑤パプリカ栽培事業
農(栽培)、商(販売)、工(熱供給)連携による新しい農業ビジネスモデル。
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東北震災復興活動の一環。
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【ライフ&
ライフ&コミュニティ分野】
コミュニティ分野】マグロ養殖事業
⑥マグロ養殖事業
新規参入する事業領域
既存事業領域
世界初の産学連携によるクロマグロ人工種苗量産化
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天然資源に影響を与えず、マグロの安定供給を目指す
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5.パートナー・地域戦略(アフリカ事業の拡大)
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パートナー・地域戦略の重要性【
パートナー・地域戦略の重要性【モビリティ分野】
モビリティ分野】
GLOBAL 2020 VISION実現の為、パートナー戦略は重要
VISION実現の為、パートナー戦略は重要
⇒事例として、アフリカ事業の拡大に向けたCFAO
事例として、アフリカ事業の拡大に向けたCFAOとの協業
CFAOとの協業
2014年3月末時点
当社担当30
当社担当30ヶ国
30ヶ国 販売 1万7千台
CFAO担当
CFAO担当32
担当32ヶ国
32ヶ国 販売 7万8千台
アフリカ 54ヶ国中
54ヶ国中52
ヶ国中52ヶ国カバー
52ヶ国カバー
販売 9万5千台
両社統合効果を高める取組み
① 物流コストの削減
当社担当国
CFAO担当国
CFAO担当国
② 中古車販売・販売金融等
両社担当国
③ 部品・アクセサリー販売
④ 自動車のマルチブランド戦略
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パートナー・地域戦略の重要性【
パートナー・地域戦略の重要性【ライフ&
ライフ&コミュニティ分野】【
コミュニティ分野】【アース
】【アース&
アース&リソース分野】
リソース分野】
CFAO医薬品・コンシューマーグッズ
CFAO医薬品・コンシューマーグッズ
ケニア 地熱発電
日用品
日用品
飲料
飲料
菓子類
菓子類
化粧品
化粧品
医薬品
医薬品
ケニア・モンバサ港クレーン
CFAO
Network
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CFAOの持つ物流ネットワークを活用
CFAOの持つ物流ネットワークを活用
ケニアアカデミー設立(CSR
ケニアアカデミー設立(CSR)
CSR
東アフリカでの事業展開
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6.利益推移・財務健全性・配当
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利益推移・財務健全性
13/3期
13/3期
14/3期
14/3期
15/3期
15/3期
19/3期
19/3期
実績
実績
計画
目標
売上高
PL
(単位)億円
営業利益
当期純利益
63,043
1,158
674
77,432
1,613
730
9.6%
1.3
8.4%
1.1
ROE
財務
指標
ネットDER
86,000
1,620
760
120,000
2,600
1,300
12%~
~15%
8.0% ① 12%
1.1 ② 1.5以内
1.5以内
当期純利益(当社計画値含む)
トヨタ年間生産台数(当社推測値含む)
919
895
869
(単位)万台
856
812
759
710
728
734
753
688
630
573
1,300
目標
760
760
730
(単位)億円
675
662
674
12/3期
13/3期
計画
※582
471
457
402
375
273
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188
206
03/3期
04/3期
05/3期
06/3期
07/3期
08/3期
09/3期
10/3期
※合併による減税効果190
合併による減税効果190億円を除く
190億円を除く
11/3期
14/3期
15/3期
19/3期
25
配当 -2015年
2015年3月期は、5
月期は、5期連続の増配を予定期連続の増配を予定一株当り配当金
配当性向
60
26%
25%
24%
24%
50
23%
22%
23%
40
22%
30
21%
21%
56
50
(単位)円
20
42
21%
44
20%
28
10
19%
16
0
18%
10/3期
10/3期
11/3期
11/3期
12/3期
12/3期
13/3期
13/3期
14/3期
14/3期
15/3期
15/3期
(予定)
連結配当性向 20~
20~25%を目処に安定配当
25%を目処に安定配当
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7.当社個人投資家様向けホームページのご紹介
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当社HP
当社HP紹介(
http://www.toyota-tsusho.com/ir/individual/)
tsusho.com/ir/individual/)
HP紹介(http://www.toyota-
当社個人投資家HP
当社個人投資家HPへ是非アクセス下さい
HPへ是非アクセス下さい
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APPENDIX
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当社株式のパフォーマンス(他総合商社比)
他商社対比高いパフォーマンス
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当社株式のパフォーマンス(日経平均比)
日経平均を上回るパフォーマンス
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豊田通商株式会社 財務部 IR室
E-mail: [email protected][email protected]
東 京)Tel:
京)Tel: 0303-43064306-8201 Fax: 0303-43064306-8818
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