平成 28 年度 幼稚園入園願書 受付開始 10/1~

即是道場
一瞬即永遠
尚志必成
おぎょうぎのよい子 しんせつな子 がまんする子
園章:しょうちゃん
学園章・校章
ごあいさつ 幼稚園園長 首藤厚子
9月のシルバーウイークもゴールデンウイーク並
に盛り上がり、園児の皆さんからあちこちにお出か
けした楽しいお話を沢山聞きました。遠くに離れた
おじいちゃんやおばあち
ゃんのお宅訪問やすぐそ
ばのおじいちゃんやおば
あちゃんと美味しいもの
を食べたり、プレゼント
をあげたりと敬老ウイー ↑敬老会「白虎隊」を終えて
クにもなったようです。これからも今の自分がある
のはご先祖様のお蔭と折に触れながら、お話をして、
感謝の気持ちを育てて行きましょう。
年長組はいろいろな小学校を訪問し、少
しずつ就学に向けた準備が始まっています。
園児達は、小学生が真剣な表情で授業をうける様子
を見て、就学への期待を高めました。また、通学路
を
を自分で歩いてみてその
大変さに驚きました。
購入したランドセルの色
を話す園児もいました。
家庭でも、機会を見て
就学する小学校まで歩く
↑芳賀小学校の見学
練習をお願いします。
10月1日からは入園
願書の受付で、園も来年
度の準備が始まります。
たくさんのお友達が入園
し、一緒に「遊び」
・「学
ぶ」事ができるように望
みます。園案内はいつで
↑緑ケ丘第一小学校の見学 も致します。友人や知人、
地域の方々にご紹介ください。どうぞ、皆さんご協
力よろしくお願い致します。
9月は全国各地で天災が続き心が痛みました。
10 月はどうか穏やかな月になりますように。
尚志幼稚園の行事予定
10/1 木 平成28年度幼稚園願書受付開始
10/8 木 5歳児個別懇談 ~10/22(木)
10/13 火 人形劇鑑賞会
10/24 土 わくわく一日入園
10/29 木 10月誕生会
10/30 金 ハロウィンパーティ
体育 火 10/6、10/15(木)、10/20、10/27
英会話 金 10/9、10/16、10/23
連載 脳科学から見る、乳幼児保育の重要性
文教大学教育学部特別支援教育専修
教授・小児科専門医 成田奈緒子氏
「脳の育ち」から発達を考える(3)
【脳育てのバランスとは】
まずは脳を育てる、ということを二階建ての家を建てるこ
とに置き換えてイメージしてみましょう(図)。二階建ての家
を建てるときには、一階部分から作り始め、ある程度一階が
できてから二階をその上に作ります。そして、一階と二階が
できたら、最後に階段をつけて完成です。脳育てでは、一階
が O~5 歳で盛んにつくられる「からだの脳」、二階が 1 歳
を過ぎてから 18 歳までの時間をかけて作られる「お利口さ
んの脳」、そして階段は、10 歳を過ぎてやっと完成に向かう
「こころの脳です。
現代の子育ての中でしばしばみられる良い子、賢い子をな
るべく早く作りたい」という風潮をこの、家を建てるという
イメージで考えていただければ、その危うさが良く理解でき
ると思います。子どもに早くからたくさんの知恵をつけるた
めのお稽古事をさせることは二階建ての家を建てるのに二
階から先に作っていくことですね。そして「お利口さん」な
二階ばかり大きく広く頑丈に作っても、それを支える一階部
分、つまり「からだの脳」が貧弱であれば、家としてのバラ
ンスがとても悪く、結果として長持ちしないのは当然です。
実際、小児科の臨床をしていると、3~5 歳頃には、親の言
うことを良く聞いて何をやらせても優秀な、まるで「神童」
のようなエピソードを持つ子どもが小学校高学年~中学生
になって不登校や不安障害など心身の障害で外来を訪れる
ケースが大半です。順番を崩した脳育てはしばしば「こころ
の脳」の問題を引き起こすのです。(次号に続く)
平成 28 年度
幼稚園入園願書
受付開始 10/1~
尚志緑ケ丘幼稚園・緑ケ丘保育園の行事予定
10/1
10/8
10/14
幼稚園は平成 28 年度
10/15
入園願書の受付を開始し
10/17
ます。入園希望の方はお早
10/22
めに手続きをお願いしま
10/30
す。お知り合いの方にもお 10/31
声掛けをお願いします。心
体育
からお待ちしております。 英会話
木
木
水
木
土
木
金
土
水
火
平成28年度幼稚園願書受付開始
4・5歳児マラソン大会
5歳児子ども遠足(ムシテック)
4歳児子ども遠足(大安場)
2・3歳児運動会
0・1歳児参観日
10月誕生会
5歳児もちつき大会
10/7、10/14、10/21、10/28
10/20、10/23(金)
≪写真で振返る園生活 8月・9月≫
←避難訓練
↑0・1 歳児シャボン玉
↑緑ケ丘遠足(二本松) ↓尚志遠足(石筵)
親子二世代卒園表彰に
該当者する方、教えて下さい
平成26年度から親子二世代にわたっ
て卒園された方を表彰しています。尚志幼
稚園40周年、尚志緑ケ丘幼稚園20周
年、緑ケ丘保育園11周年を記念して始め
ました。素敵な表彰状と記念品をさしあげ
ます。尚志幼稚園・尚志緑ケ丘幼稚園を卒
園した親と、3園のうちいずれかの園を卒
園した子の親子が該当します。知合いを含
め心当たりの方は園に連絡をお願いしま
す。5歳児については別途調査します。
↑2 歳児トンボの制作
↑3 歳児(遠足に向け魚制作)
←素敵な賞状と記念品↑
子育てパパ・ママに贈る 子どもとの関わり方ワンポイント
子どものウソ
真生会富山病院心療内科 明橋大二
子どもはよくウソをつきます。いくつかの場合を考えてみたいと思います。
1.自分の空想を、事実のように言うウソ
小さな子どもは、空想と現実の区別がまだ十分についていないことがあります。
「この前、ディズニーランドに行ってきた」とか、自分の願望を、あたかも事実のように言う
ことがあります。こういうウソは、そんなに心配ありま
せんし、いちいち目くじら立てて叱る必要はありません。
「そうなの」くらいで、聞き流しておけばよいと思います。
2.叱られないためのウソ
悪いことをしたのに「してない」というウソです。こういうウソは、しっかり注意しな
ければなりませんが、あまりにこれが頻繁になる場合、背景にあるのは、たいてい「叱ら
れすぎ」です。
こういう子は、叱られたストレスを、友達にいじわるするとか、友達のゲームを取ると
か、親のお金を盗むといった形で出します。それは大抵すぐばれますから、こっぴどく叱
られます。そうすると、よけいモヤモヤがたまって、また悪いことをします。すると、ま
た見つかって、さらに叱られる。そういう悪循環になっているのです。これはちょっと心
配なウソで、親の対応を少し見直す必要があります。悪いことをしたことはしばらく叱ら
ず、まず、やったことを正直に話をする子にしなければなりません。
根気強く、とにかく本当のことを話してほしいんだ、と繰り返し伝えていく。そのうち
に、本当のことをたまたま言ったら、
「よく本当のことを話してくれた」と認める。ちゃ
んと本当のことを言えるようになったら、その時ようやく、ほかの子並みに少しは叱って
もいい、ということです。
ウソをつくのは、自分の非に向き合えないからです。それはプライドが高いからではあ
りません。むしろ、自己肯定感が低いからです。そういう子どもをこれ以上追い詰めても、
逆効果なだけです。
いけないことはいけないと伝えると同時に、子どもなりのがんばりや、いいところを伝
えて、自己肯定感を育てる関わりが絶対的に必要です。
「子どもはよくウソをつくけれど、
ウソをつかずにおれない気持ちはホントウだ」といわれます。
なぜそういうウソをつくのか、その背景をしっかリ把握することこそが、大切なことで
はないかと思います。