「私の特別教育基金」取扱要綱 「私の特別教育基金」取扱要綱 ~子どもたちの未来のために~ 【趣意】 公益法人として認定を受けた本年、公益財団法人民際センターでは、永続的に広く皆 さまから寄附を募りその運用をもって、アジアの恵まれない子どもたちへの教育を支援 する「私の特別教育基金」の募集を開始しました。 「私の特別教育基金」は、皆さまご自身の気持ちや大切な故人のご遺志を、又は法人 としての社会貢献活動を後世に伝え、未来を担う子どもたちを助成する基金です。 ご自分の名前で末永く社会貢献ができ、税金の恩恵も受けられる「私の特別教育基 金」で、後世にまであなたのお志を託していただく、これが「私の特別教育基金」の趣 旨です。 【取扱要綱】 1.申込受付:寄附希望者は、公益財団法人民際センター(以下、当法人という。)が募 集する「私の特別教育基金」のための寄附申込みに当たり、本取扱要綱を承諾した上 で所定の申込書に必要事項を記入して民際センター事務局に提出する。併せて寄附金 を当法人指定の口座に振り込みその入金が確認された時点で申込の受付完了とする。 受付完了後、速やかに寄附金金額、該当事業、その他必要な事項が記載された受付票 を寄附者に交付する。寄附金の領収書は、翌年の1月末に当法人から寄附者に送達さ れる。なお、寄附者の依頼があれば申込受付完了後、直ちに仮領収書を発行すること もできる。 2.特定寄附:当法人は、上記にて振り込まれた寄附金を特定寄附として処理する。 3.登録:当法人は、受け付けた基金の寄附金を寄附者名(又は寄付者指定の名義)を冠 して、「○○○○特別教育基金」等として特定資産として登録する。 4.運用:受け付けた基金の寄附金は、原則としてタイ国の当法人グループ団体、EDFInternationalを委託先として預け、その管理を委託する。 ① EDF-Internationalは、預かった基金の寄附金をタイ国内の銀行の専用定期預金口 座に預け入れて運用する。 ② 当法人の海外事業地域の多くは、日本円や米ドル等より実質的にタイ・バーツ通 貨圏と言えるため、為替変動による事業への影響を極力回避し、事業活動を安定して 継続させるため、円で受けた寄附金をタイ・バーツに換えて運用する。 ③ 本基金でいうところの元本とは、当法人で受け入れた寄附金から送金手数料など の諸経費を差引いた金額をEDF-Internationalに送金し、日本円からタイ・バーツに 換えた時点でのバーツ建ての金額を意味する。 ④ 当法人からEDF-Internationalへの基金の寄附金の送金は、当法人の判断により適 切な時期に行われることとする。 ⑤ 前項①~④にかかわらず、寄附者が使途を当法人の管理・運営費に充当すべく指 定した基金の寄附金はタイ国に送金することなく、日本国内の当法人名義の専用定期 預金に預け入れて運用するものとする。また、使途にかかわらず、寄附者の意向等に より、日本国内における管理・運用もできることとする。 ⑥ 世界的な金融危機など著しい経済情勢の変化等が生じた際、又は、明らかにそれ が予測される状況に至った場合には、別途に定める「資金運用規程」に則り、本基金 を米ドルなど他の通貨に換えての運用としたり、基金の委託先の変更をしたりするこ とができるものとする。 ⑦ その他の取扱いを含め、受け付けた基金の寄附金の運用は別途に定める「資金運 用規程」に基づいて運用する。 5.基金の種類と寄附金額:本基金は寄附者の意向により、次の「永続型」と「期間限定 型」の2種類の基金に区別され、寄附金額は1件100 万円以上とする。(但し、既に登 録済みの基金への追加の積み増しについては金額を問わない) (1) 永続型:元本を取り崩さず、その運用果実を永続的に活用する基金 (2) 期間限定型:一定期間内に元本と運用益を使い切る基金 6.使途内容:「永続型」はその運用果実のみを、 「期間限定型」はその元本の取崩し分 及び運用果実を寄附者が指定する当法人の事業に活用する。 7.報告:当法人は、毎年度、本基金を構成する各寄附者の基金の運用実績、活用内容等 を記した報告書を作成し、各寄附者に報告するものとする。 8.不返還 :本基金への寄附金は、理由の如何を問わず不返還とする。 9.基金取崩:当法人は、「永続型」基金の取崩しを行わない。但し、万一取崩しを必要 とするような状況に至った場合は、定款及び規程に基づいて理事会の決議を経た上 で、(寄附者の死去等の止むを得ない場合を除き)併せて寄附者の了承を得ることに より取崩しができるものとする。 10.会計区分:当法人は、本基金を構成する各寄附者の基金を統合し、「私の特別教育 基金」として指定正味財産扱いとして位置づけて管理するものとする。 11.寄附者に関する個人情報については、細心の注意を払って情報管理に務めるものと する。 12.本取扱要綱の改廃は、理事会の議決により行うものとする。 附則 この要綱は平成26年12月1日から施行する。 (平成26年11月30日理事会承認) 附則 この要綱は平成27年5月21日から施行する。 (平成27年5月21日理事会承認)
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