ミュージシャンプロフィール松本治 [Composer, Arranger, Trombone] 武蔵野音楽大学在学中、クルト・プツケ氏、坂本辰則氏などにトロンボーンを師事。森寿男とブルーコーツ、原信夫とシャープス＆フラッツ、東京ユニオン等のBIG BANDに在籍する。山下洋輔、渡辺香津美、坂田明、辛島文雄、渋谷毅、はにわオールスターズ等のライブ、コンサート、レコーディングに参加。渡辺香津美『ロマネスク』や山下洋輔『フィールド・オブ・グルーヴス』のレコーディングではトロンボーン演奏の他、編曲、指揮を手掛ける。リディアン・クロマチック理論のジョージ・ラッセルのオーケストラ、ナタリー・コールのジャパン・ツアーにもソリスト、リード・プレイヤーとして参加。先進的音楽集団として話題になった今堀恒雄率いる「Tipographica」のメンバーとして、97年の解散まで活動を続ける。現在は「渋谷毅オーケストラ」、「Vincent Atmicus」等のグループに参加。2002年、初のソロ・アルバム『和風』、2005年にはセカンド・アルバム『蒼き空に身悶えて』を発表する。レコーディング・ミュージシャン、アレンジャーとして数多くのアルバムに参加。「筒井康隆断筆祭」の音楽アレンジ、自由劇場（ティンゲル・タンゲル）での音楽監督、映画『東京上空いらっしゃいませ』の音楽のほか、近年では横浜ベイスターズ応援歌「ベイスターズ・ジャンプ」のビッグバンド・アレンジや山下洋輔「ジャズマン忠臣蔵」など多方面にわたる音楽活動を続けている。「山下洋輔Special Big Band」では「ラプソディ・イン・ブルー」をはじめ、「ボレロ」、「組曲・展覧会の絵」などクラシックの大作を斬新なアプローチで見事にビッグバンドに編曲し、大きな評価を得ている。また、演奏活動の傍ら、洗足学園音楽大学にてジャズ・トロンボーン、アレンジ講座、ジャズ・ソルフェージュ、ジャズ・アンサンブル、BIGBANDを指導し、オリジナル作品や編曲を提供するなど、後身の指導にも意欲的に取り組んでいる。