応用生命科学基礎実験Ⅰ Basic Experiments in Applied Life Sciences

K:】Server/15030663 薬科大 応用生命/応用生命科学科 2015/09 1年 033‐093
2015.03.23
応用生命科学基礎実験Ⅰ
Basic Experiments in Applied Life Sciences,Ⅰ
中学校教諭(理科)
高等学校教諭(理科)
教科に関する科目(必修1単位) 教科に関する科目(選択必修1単位)
!生・石黒
担 当 教
員 新井
卒 業 要
件 共通専門必修科目
年 次 ・ 学 期 1年次
正路・永塚
前期
食品衛生監視員及び食品衛生管理者
必修1単位
貴弘・田宮
実
単位数 1単位
フードスペシャリスト
【授業概要】
中和滴定、pH、化学電池金属、陽イオンの性質、について実験を行う。大学に入学して最初の実験であるので、基本的な実験技術を修得し、
実験中の安全対策、廃棄物処理、レポートの作成方法などを体得することも重要な目標となる。応用生命科学基礎実験 I は、1年次後期以降の化
学系の実験の基礎に位置づけられる。
【キーワード】
ガラス細工、中和滴定、化学電池、pH、pH 曲線、酸・塩基、金属イオン、錯イオン
【一般目標】
化学実験の基礎として、中和滴定、pH、化学電池、金属陽イオンの系統的分析などを理解し、基礎的実験技術を身につける。また、それらと
ともに、科学的態度を養い以後の学習の基礎とすることを目的とする。
【到達目標】
知識・理解
水素イオン濃度、化学電池、金属イオンの定性試験などについて理解する。
水素イオン濃度を理解し、pH 曲線が描ける。金属イオンの系統的分析を計画できるようになる。化学電池について、計算が
思考・判断
できる。
関心・意欲・態度 前もってテキストを読み、実験計画を実験ノートに書いておく。実験中は五感を働かせ実験の様子をノートに記録する。
あらかじめ実験計画をノートに記し、実験中はその結果を正確に記録できる。実験レポートを作成できるようにになる。ガラ
技能・表現
ス細工で簡単なガラス器具を作成できる。中和滴定、pH の測定、電位の測定、金属イオンの定性試験などを再現性よく正確
に実施できる。
その他
【授業計画】
回
授 業
項
目
授
業
内
容
授業外学習(予習・復習)
シラバスを基に、科目の概要奈一般目標、到達目標を
理解する。実験を行う上での注意事項を説明する。ま
授業オリエンテーション
予習:配布する実験テキストに目を通す。復習:
1
た、今後の実験に必要な最低限のガラス細工の技術を
ガラス細工と溶液調製
実験ノートを見直す。
身につける。また、次回以降に使用する試薬を調製し、
天秤の使い方、溶液の調製法を修得する。
予習:実験テキストの中和滴定の頁を読み、実験
中和滴定を行い、酸塩基についての理解を深めるとと
2 中和滴定
ノートにフローチャートを書く。復習:実験ノー
もに、ビュレットを用いる滴定操作をマスターする。
トを見直す。実験の結果を整理する。
予習:化学電池・酸化還元電位についてインター
数種類の化学電池を作成し、その原理を理解する。特 ネットで調べる。実験テキストを読み、実験ノー
3 化学電池
に、酸化還元電位について、理解を深める。
トにフローチャートを書く。
復習:データの整理および解析を行う。
予習:実験テキストを熟読し、
実験ノートにフロー
pH メーターを使って溶液の pH を測定し、その滴定
4 pH の測定
チャートを書く。
曲線を描くことによって中和の本質を理解する。
復習:「pH の測定」の実験レポートを作成する。
予習:実験テキストの金属イオンの頁を読み、実
Ag、Cu、Zn、Fe、Cr、Al の定性試験を行い、その
5 金属イオンの定性分析"
験ノートにフローチャートを書く。
復習:実験ノー
性質を理解する。
トを見直す。実験の結果を整理する。
数種のイオンの含まれている溶液の系統的定性試験を 予習:実験テキストの金属イオンの頁を読み、実
6 金属イオンの定性分析# 行い、各種イオンの挙動を学ぶとともに、定性試験法 験ノートにフローチャートを書く。
復習:実験ノー
の基礎を学ぶ。
トを見直す。実験の結果を整理する。
【教科書・参考書】
種 別
書
教科書
『一般化学』(三訂版)
名
著者・編者
長島弘三・冨田功
出
版
担当者
全員
全員
全員
全員
全員
全員
社
昇華房
教科書は、「化学Ⅰ」の教科書と同一である。これと、配布するテキストを使用する。
【成績評価方法】
評価方法
定期試験
(中間・期末)
到達目標
知識・理解
◎
思考・判断
◎
関心・意欲・態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
4
0
小テスト
レポート
授業態度
授業への参加度
成果発表
そ の 他
0
0
合
計
○
◎
0
◎
◎
◎
4
0
2
0
【連絡先】
オフィスアワー
月曜1
3
:
0
0∼1
5
:
0
0 在室のときはその
石黒 正路
他も可
新井 !生
月曜1
0
:
0
0∼1
4
:
0
0 その他も可
月 曜 日∼金 曜 日(1
0
:
0
0∼1
7
:
0
0)
、そ
永塚 貴弘
れ以外も随時可
田宮 実
いつでも可
研究室(場所)
E メールアドレス
生物機能化学研究室(E4
0
3a)
[email protected]
化学研究室(E3
0
1c)
[email protected]
栄養生化学研究室(E2
0
3b)
[email protected]
生物機能化学研究室(E4
0
3)
[email protected]
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