平成 27 年 10 月 15 日改訂 9 物質生命科学ディビジョン MLF実験課題申請書記入要領 -成果公開型用- 1. MLF 実験課題申請書を作成するにあたって MLF の実験課題申請書は、1)「基本情報」、2)「実験責任者」、3)「共同実験者」、4)「実験試料」、5) 「持ち込み機器」、及び 6)「研究計画」、から構成されています。物質・生命科学実験施設課題審査部会 (MLF-PAC)により、「研究計画」について審査を行い、「実験試料」及び「持ち込み機器」については、 MLF 施設側により安全性の確認を行います。 J-PARC 実験課題申請システムにおいて実験課題申請書の作成を始める前に、以下の事項について 準備して頂くと、円滑に作業を進めることができます。 (a) 共同実験者の氏名、所属等 (b) 実験を希望するビームライン(実験装置)とマシンタイム (c) 使用する試料等及び持ち込む装置・器具の仕様、安全対策 (d) 実験責任者の発表論文リスト (e) 実験内容:実験の目的・意義(科学的意義、産業利用上の価値、社会的意義、教育的意義)、 J-PARC のパルス中性子またはミュオンを必要とする理由、実験の準備状況、実験方法、ビーム ライン(実験装置)の選定理由、マシンタイムの算出根拠 (c)の持ち込み機器及び(e)の実験内容は、PDF形式に作成し、これをアップロードすることができます。 持ち込み機器については、持ち込む機器毎に A4 用紙1ページ以内とし、図を挿入することも可能ですが、 ファイル容量は 5MB 以下として下さい。(付録1にテンプレートを添付します。) 実験内容については、A4 用紙 4 ページ以内とし、図を挿入することも可能ですが、ファイル容量は 3MB 以下として下さい。(付録2にテンプレートを添付します。) より良い課題申請書を作成して頂くためには、技術的な内容、必要なマシンタイム、試料環境等について、 ビームライン(実験装置)の責任者又は担当者と事前に相談して頂くことをお奨めします。 MLFの利用を計画する上で、以下のことにご注意下さい。 ・ 核燃料物質を使用することはできません。 ・ 定格出力が 7.5kW 若しくは 7.5kVA を超え、または定格電流が 30A を超える電気工作物を持ち込 む場合、事前に審査を受けて頂く必要があります。審査の手続きは課題採択後に行って頂きます が、持ち込む機器の仕様は申請段階において明示して下さい。 ・ 実験試料等(化学薬品、毒物、劇物等も含む)については、申請段階で分かっている範囲のものを 申請して下さい。課題採択後に別途届け出をして頂きます。 ・ MLFでは限られたものを除き、放射性同位元素を取り扱うことはできません。試料を持ち帰る場合 1 には、減衰するまで MLF で保管する必要があります。 2.記入要領 ウェブページは、一般的に入力できるようにデザインされています。(*)印を付記した項目は、入力が 必須の事項です。 研究分野が多少異なる審査員が読んでも、その提案の重要性が理解出来るように、研究の目的や方 法等それぞれの項目について具体的に記述して下さい。また、半年の利用期間の範囲内で実行出来る 内容の申請を行って下さい。 2.1 基本情報 (Basic Information) (1)利用する線源(*)(Requested beam source) セレクトメニューから、「中性子源」と「ミュオン源」のどちらを利用するか選択して下さい。 (2) 課題の新規/継続/再応募の選択(*)(New or continuing proposal or reproposal) 「新規」の申請課題か、「継続」の申請課題か、または「再応募」の申請課題かを選択して下さい。 (3) 実験課題名(*)(Title of experiment) 実験方法や測定対象を明らかにした 6 ヶ月の利用期間で遂行出来る具体的な実験課題名を記述して 下さい。申請者の優先性の保護のため、実験が終了するまで課題名を公表しません。(即ち、課題の採 択時には、実験責任者の名前と所属、配分マシンタイムのみ公表し、課題が終了後に課題名を公表しま す。) (4) 希望ビームライン(実験装置) (*) (Requested beamline) 使用するビームライン(実験装置)を選んで下さい。現在申請が可能な実験装置についてはMLFのホ ームページを参照して下さい。( http://j-parc.jp/researcher/MatLife/ja/applying/koubo.html ) (5)希望ビームタイム(*) (Requested beamtime) 実験目的を達成するために必要なビームタイムを記述して下さい。このとき、申請した課題は 6 ヶ月間 の利用期間内に実施することを考慮して下さい。 (6)審査希望分野(*)(Review field) セレクトメニューの中から希望する審査分野(分科会)とその中の小分類の名前を各1つずつ選んで下 さい。セレクトメニューには、中性子源を選択した場合、P1~P9 が,ミュオン利用を選択した場合、Q1、Q2 が表示されます。分科会に関する情報は MLF のホームページを参照して下さい。 ( http://j-parc.jp/researcher/MatLife/ja/applying/index2.html#subcommittees ) また、小分類名に関しましては、上記ホームページの「分科会別のキーワードリスト」のリンクよりご参照 頂けます。 2 (7)研究分野分類(Research areas) セレクトメニューの中から、あてはまるものを選んで下さい。セレクトメニューの内容は巻末の表 1「研究 分野分類表」に示します。このメニューの中にあてはまるものがない場合は、「その他」を選択し、下側の ボックスに全角 20 文字以内で研究分野を記述して下さい。 2.2 実験責任者 (1)実験責任者(*)(Principal investigator) ユーザー登録に基づきシステムに記録された、実験責任者の E-mail、氏名、所属(機関、部署名)、職 位、連絡先(電話番号、住所等)が表示されます。所属機関情報の欄に表示された「選択」ボタンを押して 下さい。登録された情報が自動的に入力されます。 登録情報に誤りがあれば TOP ページに戻って頂き、「ユーザ情報設定」より、情報の修正を行って下さ い。 学生は実験責任者になれませんのでご注意下さい。 2.3 共同実験者 (1)共同実験者(Collaborator(s)) 実際にビームライン(実験装置)を利用する実験メンバーの氏名、所属(機関、部署名)、職位、E-Mail を入力して下さい。既にユーザー登録済みの方については、E-mail を入力し、検索をすることによって、 登録された情報が表示されますので、その欄に表示された「選択」ボタンを押して下さい。登録された情 報が自動的に入力されます。 2.4 実験試料(Chemical safety) 施設側で安全性の確認を行うために、施設に持ち込む物質(試料、化学薬品等)について、申請時点 で分かっている範囲で、その名称、化学式、物理的形態(形状)、寸法及び重量、混合物(不純物)、試料 ホルダ使用の有無、使用目的、性質(危険性)、有害性のある物質を実験で使用する場合は安全対策に ついて記入して下さい。また、危険性がある物質(爆発性のある物質、測定条件において、分解し、 ガスが発生する恐れのある物質)を使用する予定がある場合、その取り扱い方法等、安全対策を 記述して下さい。 MLFに持ち込まれた物質等は、原則、全て持ち帰って頂くことになります。 現在、MLFでは、 (1)粉末試料は試料ホルダに封入する。 (2)液体試料または試料を重水等の溶媒に浸して使用したい場合、事前に放射線安全管理室と相談 する、という運用をしています。 そのため試料を封入する管、キャピラリー、セル等のホルダの使用計画があれば、記述して下さ い。 3 (1) 物質名(*)(Name of substance) 可能な範囲で化学物質が特定できるように記述して下さい。 燃料電池など組み立て品を測定する場合は主要構成材を列挙下さい。 (2) 化学式または元素記号(*)(Chemical formulas or elements) 試料の化学式または組成を記入して下さい。化学式において、組成が異なる複数の試料を使用する 場合、一般的表記(例:AxByCz)を用いて表した後、各試料の組成を x, y, z の範囲として記述すること もできます。但し、プレーンテキストのみの入力となりますので、以下の例に倣って入力して下さい。 (例、YBa2Cu3O7-δ:δ=0.0 - 0.5、 → YBa2Cu3O(7-delta): delta=0.0 – 0.5 Li1-X Ni1+X O2 :X=0.1 → Li(1-x)Ni(1+x)O2 : x=2) 組成等が分からない場合は構成元素を列挙して下さい(意図せぬ不純物は除く) (3) 測定時の物理的形態(*)(Type of substance at measurements) 持ち込み・使用時の物質の形状をチェックボックス(選択肢:「粉末」、「固体」、「液体」、「その他」)から 選んで下さい。粒径が 3mm 以下のものは、「粉末」として下さい。組み立て品の場合は「その他」を選択 して下さい。 (4) 寸法及び重量(*)(Dimensions and weight of material with unit(s)) 寸法と重量を、単位をつけて記述して下さい。 (5) 混合物(不純物)(*) (Presence of specific elements as impurities) 試料に混合物または不純物として次の物質が含まれるかどうか、該当するチェックボックスを選んで下 さい。対象物質:Cr, Hg, In, Mn, Sc, Ta, Tb, Tm, V. (6) 試料セル(容器)と反応性(*)(Sample cell (container) and reactivity) 試料セルを使用するかどうか、チェックボックスで「使用」/「不使用」を選んで下さい。「使用」する場 合、さらに、 1) 試料セルの種類をチェックボックス(選択肢:「バナジウム管」/「アルミニウム管」/「キャピラリー」 /「その他」)から選び、「その他」を選んだ場合、入力欄にセルの素材名を記入して下さい。 2) 試料と混合・接触させるガスや液体があるかどうか、チェックボックスで選んで下さい。該当がある 場合、そのガス、溶液、溶媒、電解質名と化学式を記入して下さい。 液体を内部に含むような組み立て品(例:液体燃料電池、エンジンなど)は「使用」を選び、「その他」に 記載して下さい。装置付随の試料セルを用いる場合は持ち込み機器のページにおいて MLF の機器 利用を申告して下さい。 (7) 使用目的(*)(Purpose) 物質の使用目的をチェックボックス(選択肢:「測定」/「溶媒」/「洗浄」/「冷媒」)から選択して下さい。 該当する選択肢がない場合、「その他」を選び、入力欄に具体的な目的を記述して下さい。 (8) 性質(危険性)(*)(Hazards) 物質の持つ性質、特に危険性の有無についてチェックボックス(選択肢:「無害」/「毒性」/「腐食性」/ 4 「爆発性」/「放射性」)から選択して下さい。該当する選択肢がない場合、「その他」を選び、入力欄に 性質を記述して下さい。内部にガス・液体・粉末を含む組み立て品を実験に用いる場合、「その他」を 選択し密閉性に関して記述して下さい(非密閉の場合、十分な漏洩対策を施さないと実験できない恐 れがあります)。 (9) 安全対策(*)(Safety measures) 有害性のある物質を実施で使用する場合、持ち込み時、準備時、実験中における安全対策について、 封入容器や装着器具の仕様等も含めて、具体的に記入して下さい。毒物、劇物、放射性物質等の使用 において、事前に安全の手続きが必要となる場合、その旨を記述して下さい。 2.5 持ち込み機器(Experimental equipment) ここでは、申請者が MLF に持ち込む装置/器具の情報を記入して頂くほか、MLFで提供される共通試 料環境設備の使用やその他に必要とする施設の装置、器具について申請して頂きます。MLF に持ち込 む装置、器具については、各々毎に、(1)名称、(2)仕様、(3)安全対策の情報を記入して頂きますが、 これらを別途 PDF 形式(A4 用紙 1ページ以内、図の挿入可、ファイル容量:5MB 以下)で作成し、アップ ロードして頂くこともできます。 尚、MLFの試料環境機器については、現在準備中で、提供できるものがありません。 (1)MLF 施設の試料環境機器の利用の有無(Will you use any MLF’s equipment?) 利用する場合、機器名と仕様を記入して下さい。 (2)持ち込み機器の有無 (*) (Will you bring any equipment or devices to MLF?) 施設に持ち込む装置・器具の有無を選択して下さい。 (3) 装置・器具の名称(*) (Name(s) of the equipment) 施設に持ち込む装置・器具の名称を記述して下さい。 (4)仕様(電圧、使用電力、圧力、等)(Specification(-s)-) 仕様(電圧、使用電力、圧力、温度等)について記述して下さい。特に、電気機器については以下の事 項の記入をお願いします。尚、施設に持ち込んだ装置、器具は、全て持ち帰って頂くことになっていま す。 ・ 製作会社名, 商品名、製品番号、入力電圧(V)、位相(単層/三相)、、周波数(Hz)、定格出力 (kW/kVA)、(以下、必要な場合)冷媒: 水/ 空気、圧力(Pa), 流量(l/min), 配管サイズ、 ノイズ対策(NCT, LFIL, FCCVCF, Grounding wire sq., etc.): また、持ち込み機器を入射中性子ビームで直接照射する場合、その旨を記述し、機器の材料に次の 物質が含まれるかどうか記述して下さい。 対象物質:Cr, Hg, In, Mn, Sc, Ta, Tb, Tm, V。 5 (5)安全対策 (Safety measures) 持込機器を MLF で使用する際に生じる可能性のある危険要素(例えば、火災、感電、試料の突出、酸 欠…)をあげ、それへの安全対策(例えば、過熱防止のインターロックシステムの導入、試料突出用防護 板の設置、酸素モニターの設置…)を記述して下さい。 定格出力が 7.5kW 若しくは 7.5kVA を超え、または定格電流が 30A を超える電気工作物を持ち込む場 合、課題採択後、審査を受けて頂きます。 2.6 研究計画(申請書本文)(Research plan) 研究分野が多少異なる審査員が読んでも、その提案の重要性が理解できるように、実験の意義、目的 や方法等それぞれの項目について具体的に記述して下さい。 申請書本文については、(1) から(6) まで(該当する方のみ(10)まで)の内容を、別途 PDF 形式(A4 用 紙 4ページ以内、図の挿入可、ファイル容量:3MB 以下)で作成し、アップロードして頂くこともできます。 (1)研究背景(*) (Background of your research project for the proposed experiment) 課題に関連した先行研究を参照しながら、当該分野における申請者の研究についてその位置付け、及 び現在の到達点と解決すべき課題等を簡潔に述べて下さい。。課題審査では、科学的意義、産業利用 の意義、社会的意義、教育的意義が審査の観点とされることに留意して、研究の重要性と意義を専門外 の審査員にもわかるよう記述して下さい。 (2)これまでに MLF で採択された課題と本申請との関連(*)(Relationship(s) between this proposal and your previously approved proposal(s) by MLF) これまでに採択された課題との関係、関連テーマで他に申請があるときは、その課題の課題番号・課 題名・本申請と同課題との関連・成果報告の予定を記述して下さい。さらに、本実験に関わる過去の採択 課題がプロジェクト課題や装置開発課題である場合については本申請に関わる競争的資金についても 記載して下さい。 (3)当該研究グループによる本申請に関連した成果リストト(*)(List of relevant publications by this experiment group) 当該研究グループが発表した本申請に関連する課題の論文リスト(著者名、タイトル、雑誌名、巻、発 行年、ページ)を示して下さい。J-PARC MLF で行った実験課題の成果を発表した論文には(*)印を付 けて下さい。 (4)本課題の目的(*)(Purpose(s) of this proposed experiment) 研究の学術的背景を参照しながら、この課題の位置付けと短期的な目的を具体的に記載して下さい。 先行研究や予備実験等のデータ(特に放射光などの類似の実験によるデータが望ましい)を参照しなが ら、本課題の中性子/ミュオン実験で更に何を明らかにするのか記載して下さい(継続的な課題の場合 はこれまで MLF で行ってきた課題との違いを明確に示して下さい)。特に当該装置を強く必要とする場合 6 は、それを記載して下さい。 (5)希望する利用時間と算出根拠(*)(Beamtime request and justification) 実験内容の章と照らし合わせて希望するビームタイムの算出根拠を示して下さい。 (6)実験・解析方法(*) Experimental and data analysis methods 前述の目標を達成するための具体的な実験内容(測定条件、解析の手順等)を記載して下さい。測 定データから得られる解析結果(格子定数の変化、励起エネルギーの変化、膜厚の変化、組成分布の 変化等)について予想可能な範囲で記載し、研究目的を達成する上でどのような知見が得られるのか示 して下さい。また、同位体ラベリングなどの特殊な実験を行う場合は、その実験条件や解析方法等につ いて詳細を記述する一方で、実験を行う上で予想される困難についてはその対策を具体的に記述して 下さい。 以下の項目で対象ビームラインに該当する課題は、測定に必要な諸条件(エネルギー(波長)、測定 する運動量-エネルギー(Q-E)範囲、分解能温度や圧力等の周辺環境状況を記述して下さい。 (7)散乱実験で希望する Q(または d)領域、またはイメージング実験で希望する空間分解能 (Q (or d) range (scattering experiment) or spatial resolution (imaging experiment) with unit(s)) 対象ビームラインはBL01、02、03、08、09、(10)、11、12、14、15、16、17、18、19、20、21、22 です。 単位を付けた上で空間分解能について記述して下さい。 (8)非弾性散乱実験で希望する E 領域から入射エネルギー、またはエネルギー弁別イメージング実験で 希望するエネルギー(または波長) ( E range or incident neutron energy/wavelength with unit(s) and resolution) 対象ビームラインはBL01、02、(10)、12、14、(22)です。単位と分解能を付けた上で記述して下さい。 (9)実験条件( Experimental conditions) 対象ビームラインは全てのビームラインです。温度、圧力、磁場、ガス、危険性について実験の際の 条件となるものを選び、具体的な値を記入して下さい。試料環境・装置開発等において機器を用いる場 合は持込機器のページにおいて機器利用を申告して下さい。 (10)サンプル、および持ち込み機器の準備状況等(Preparation status of experimental samples and equipment) サンプルや機器を持ち込んで実験を行う場合、以下の該当する項目について回答して下さい。サン プルについては準備状況、放射化、格子パラメーターと空間群。持ち込み機器については準備状況と放 射化。さらに、特記事項がある場合はそれを記入して下さい。 7 表 1 研究分野分類表 研究分野名称 結晶構造・フォノン 磁気構造・磁気励起 強相関電子系 固体化学・非晶質・液体ガラス 生物物理・生物化学・構造生物 ソフトマター 中性子源・中性子制御・検出・装置開発・新技術 ミュオンビーム 中性子光学・基礎物理(素粒子・原子核) 化学 原子・分子 産業利用・残留応力・中性子ラジオグラフィ・即発ガンマ線分析 8 実験責任者: 付録―1(テンプレート) 実験課題名: MLF持込予定機器情報 1. 機器名: 2. 仕様 機器の種類に応じて以下の情報を記載して下さい。 ►試料環境機器 - 到達可能な試料環境条件, 例: 10 T, 600oC, 1kV, 10GPa, 4K - 上記試料環境条件を実現する手法, 例:パルス磁場、レーザー過熱 - 機器を特徴付ける材料名, 例:アルミニウム窓、サファイアセル、ニオブヒーター ►商用製品 - 製作会社名, 商品名、製品番号 ►電気機器 - 入力電圧, 位相(単相/三相), 周波数 - 定格出力 (kW or kVA) - ノイズ対策(必要な場合) ►冷却システムが必要な場合 - 媒体: 水/ 空気 - 圧力(Pa), 流量(l/min), 配管サイズ 3. 機器の放射化に関する情報 (中性子利用者に対して) 利用する機器に直接、中性子ビームが照射されますか? (はい・いいえ) “はい”の場合 以下の物質を含む場合、その物質名を記載して下さい。 Cr, Hg, In, Mn, Sc, Ta, Tb, Tm, V. 4. 機器構成と実験時の機器配置 以下の情報を示して下さい。 - 機器の外観写真 - 機器の構成図(種々の独立した部品から構成されている場合) 9 ビームライン上での、持込機器および主要なビームライン機器とともに示された実験レイ アウト( “研究計画”の中で示してもよい) 5. 安全対策 持込機器を MLF で使用する際に生じる可能性のある危険要素(例えば、火災、感電、試料 の突出、酸欠)をあげ、それへの安全対策(例えば、過熱防止のインターロックシステム の導入、試料突出防止用防護板の設置、酸素モニターの設置)を記述して下さい。 [ファイルのアップロード; 独立した機器が複数ある場合はそれぞれにつき1つの A4 サイ ズの PDF ファイルを作成して下さい(複数の機器で1つのシステムを構成する場合は1フ ァイルでも可) 。1ファイルの容量は 5MB 以下として下さい。アップロード可能なファイ ルは PDF 形式のファイルのみです。アップロードにあたってはファイル名に“.pdf”の拡 張子が必要です。 10 4) 研究計画 付録―2(テンプレート) 以下の指示に従い作成すること。 ・ページ数を A4 で 4 ページ以内に収める。 ・ファイルサイズが 3MB を超えないようにする。 ・ファイル名には.pdf の拡張子を付ける。 ・パスワード等のセキュリティー設定を外す。 ・赤文字で記載されたインストラクションを削除する。 i) 研究背景(研究計画に関連する国内外の研究動向及び申請課題の位置づけ) ・ 課題に関連した先行研究を参照しながら、当該分野における申請者の研究についてその 位置づけ、および現在の到達点と解決すべき課題等を簡潔に述べること。 ・課題審査では、科学的意義、産業利用の意義、社会的意義、教育的意義が審査の観点と されることに留意して、研究の重要性と意義を専門外の審査員にもわかるよう記述するこ と。 ii) これまでに MLF で採択された課題と本申請との関連 ・ 以下の例に従い、課題番号・課題名・本申請との関連・成果報告の予定を記載すること。 - 2014B9999 AAA に関する研究, 本研究で使用する試料について粉末構造解析を行った。 (論文投稿中) - 2014A9999 BBB に関する研究, 本研究とは別の試料に関する研究で、直接の関係は無い。 (査読付き雑誌に掲載済み) - 2013B9999 BBB に関する研究, 施設の都合によるビーム停止により実験を行うことがで きなかった。 (成果掲載の予定無し) ・ プロジェクト課題、装置開発課題については本申請に関わる競争的資金についても記載 すること。 iii) 当該研究グループによる本申請に関連した成果リスト(MLF を用いた成果については* を付けること) ・ 当該グループが発表した本申請に関連する論文リスト(著者名、タイトル、雑誌名、巻、 発行年、ページ)を示すこと。MLF で行った実験結果を含む論文は、行頭に(*)印を付 けること。 iv) 本課題の目的(本課題で何をどこまで明らかにするかを、予備実験等による検討と共に 記載) ・1.研究の学術的背景を参照しながら、この課題の位置づけと短期的な目的を具体的に記載 すること。 11 ・先行研究や予備実験等のデータ(特に放射光などの類似の実験によるデータが望ましい) を参照しながら、本課題の中性子/ミュオン実験でさらに何を明らかするのか記載すること (継続的な課題の場合はこれまで MLF で行ってきた課題との違いを明確に示すこと)。 ・特に当該装置を強く必要とする理由がある場合は、それを記載すること。 v) 実験・解析方法 ・前述の目標を達成するための具体的な実験内容(測定条件、解析の手順等)を記載する こと。 ・測定データから得られる解析結果(格子定数の変化、励起エネルギーの変化、膜厚の変 化、組成分布の変化等)について予想可能な範囲で記載し、研究目的を達成する上でどの ような知見が得られるのか示すこと。 ・同位体ラベリングなどの特殊な実験を行う場合は、その実験条件や解析方法等について 詳細を記述すること。 ・実験を行う上で予想される困難(サンプル作成・試料環境・先端的手法におけるデータ 解析・分解能の影響・バックグラウンド対策等)については、その対策を具体的に記述す ること。 vi) 希望する利用時間と算出根拠 6.実験内容の章と照らし合わせて希望するビームタイムの算出根拠を示すこと 例) ・1(時間/サンプル)x12(サンプル)×5(温度)+6 時間(温度変化)+6 時間(基礎データ・ロスタ イム)=72 時間 ・時分割測定として 3(時間/サンプル)x2(サンプル)x5(温度)=30 時間。各終状態について統 計をためたデータを測定するために 0.5(時間/サンプル)x2(サンプル)x5(温度)=5 時間。これ に基礎データ測定とロスタイム(1 時間)を加え、合計 36 時間を希望する。 以下の設問で対象ビームラインに該当する課題は、測定に必要な諸条件(エネルギー(波 長) 、測定する運動量-エネルギー(Q-E)範囲、分解能温度や圧力などの周辺環境条件)を 記述して下さい。実験装置の仕様範囲にあるか判断するために使用します。 vii) 散乱実験で希望する Q(または d)領域、またはイメージング実験で希望する空間分解能 [単位を付けること] 対象 BL: BL01, 02, 03, 08, 09, (10,) 11, 12, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22 viii) 非弾性散乱実験で希望する E 領域か入射エネルギー、またはエネルギー弁別イメージ ング実験で希望するエネルギー(または波長)[単位と分解能を付けること] 12 対象 BL: BL01, 02, (10,) 12, 14, (22) ix) 実験条件 対象 BL: 全 BL 以下にあてはまる条件で実験を行う場合は行頭の{}に X を入力し、具体的な値を記入するこ と。また、試料環境・装置開発等において機器を用いる場合は持ち込み機器のページにお いて機器利用を申告すること。 { } 温度: K- K { } 圧力: Pa- Pa { } 磁場: 最大 T { } ガス: (使用ガス名) { } 危険性: (化学反応等) x) サンプル、および持ち込み機器の準備状況等 対象 BL: 全 BL サンプルや機器を持ち込んで実験を行う場合、以下の該当する項目について回答を行うこ と。 [サンプル] 準備状況:{ }いつでも実験可、{ }現在作成中(*月までに準備可能) 放射化 :{ }なし、{ }放射線同位体、{ }放射化物 格子パラメーターと空間群(結晶構造解析のみ、わかる範囲で単位を付けて記載すること) : 特記事項: [持ち込み機器] 準備状況 :{ }いつでも実験可、{ }現在作成中(*月までに準備可能) 放射化 :{ }なし、{ }放射線同位体、{ }放射化物 特記事項 : 13
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