【大学院共通科目】 科 目 名 講義コード 科目コード 連番 専修・科目 週 時 講義形態 間 単 位 開 講 期 曜時限 担 当 者 備 考 他専修・他学部(研究科)共通 シラバス番号 8036 108 シュメール語(初級) 語学 2 2 通年 金1 森 若葉 言語学108 8039 110 スワヒリ語(初級) 語学 2 1 前期 火3 井戸根 綾子 言語学110 大学院共通 2 8038 111 スワヒリ語(中級) 語学 2 1 後期 火3 井戸根 綾子 言語学111 大学院共通 3 8062 124 サンスクリット(2時間コース) 語学 2 2 通年 水3 川村 悠人・置田 清和 インド古典学124 仏教学124 大学院共通 4 8046 125 サンスクリット(4時間コース) 語学 4 2 前期 月5木5 VASUDEVA, Somdev インド古典学125 仏教学125 大学院共通 5 8046 126 サンスクリット(4時間コース) 語学 4 2 後期 月5木5 VASUDEVA, Somdev インド古典学126 仏教学126 大学院共通 6 8102 127 ヘブライ語(初級) 語学 2 1 前期 火3 手島 勲矢 キリスト教学127 大学院共通 7 8103 128 ヘブライ語(中級) 語学 2 1 後期 火3 手島 勲矢 キリスト教学128 大学院共通 8 8070 129 イラン語(初級) 語学 2 2 通年 火5 竹原 新 8114 130 チベット語(初級) 語学 2 1 前期 金2 宮崎 泉 仏教学130 大学院共通 10 8129 131 チベット語(初級) 語学 2 1 後期 金2 宮崎 泉 仏教学131 大学院共通 11 8115 132 チベット語(中級) 語学 2 1 前期 月1 高橋 慶治 仏教学132 大学院共通 12 8115 133 チベット語(中級) 語学 2 1 後期 月1 高橋 慶治 仏教学133 大学院共通 13 8080 134 アラブ語(初級) 語学 2 2 通年 火2 西尾 哲夫 西南アジア史学134 8082 136 ポーランド語(初級I) 語学 2 2 通年 火4 Bogna Sasaki 8117 137 ポーランド語(中級II) 語学 2 1 前期 水4 Bogna Sasaki 8117 138 ポーランド語(中級II) 語学 2 1 後期 水4 Bogna Sasaki スラブ語学スラブ文学 136 スラブ語学スラブ文学 137 スラブ語学スラブ文学 138 8118 139 満州語(初級) 語学 2 1 前期 火5 岸田 文隆 言語学139 大学院共通 18 8119 140 満州語(中級) 語学 2 1 後期 火5 岸田 文隆 言語学140 大学院共通 19 8104 141 ヒンディー語(初級) 語学 2 2 通年 金5 小松 久恵 8105 142 ヒンディー語(中級) 語学 2 2 通年 火3 西岡 美樹 アジア・アフリカ地域 研究研究科 ◎アジア・アフリカ地 域研究研究科 8120 143 オランダ語(初級) 語学 2 1 前期 火3 河崎 靖 8121 144 オランダ語(中級) 語学 2 1 後期 火3 8122 145 タイ語I(初級) 語学 2 1 前期 8123 146 タイ語II(初級) 語学 2 1 8124 147 インドネシア語I(初級) 語学 2 8125 148 インドネシア語II(初級) 語学 8126 149 ベトナム語I(初級) 8127 150 西南アジア史学108 大学院共通 1 大学院共通 9 言語学134 大学院共通 14 大学院共通 15 大学院共通 16 大学院共通 17 インド古典学141 大学院共通 20 インド古典学142 大学院共通 21 言語学143 総合人間学部 大学院共通 22 河崎 靖 言語学144 総合人間学部 大学院共通 23 木5 弓庭 育子 ◎アジア・アフリカ地域 研究研究科 後期 木5 弓庭 育子 1 前期 木2 柏村 彰夫 2 1 後期 木2 柏村 彰夫 語学 2 1 前期 金4 清水 政明 ベトナム語II(初級) 語学 2 1 後期 金4 清水 政明 8135 161 アラビア語I(初級) 語学 2 1 前期 木3 竹田 敏之 8136 162 アラビア語II(初級) 語学 2 1 後期 木3 竹田 敏之 8137 163 アラビア語I(中級) 語学 2 1 前期 木4 竹田 敏之 8138 164 アラビア語II(中級) 語学 2 1 後期 木4 竹田 敏之 8139 165 ビルマ語I(初級) 語学 2 1 前期 火5 小島 敬裕 8140 166 ビルマ語II(初級) 語学 2 1 後期 火5 小島 敬裕 ◎アジア・アフリカ地 域研究研究科 ◎アジア・アフリカ地 域研究研究科 ◎アジア・アフリカ地 域研究研究科 ◎アジア・アフリカ地 域研究研究科 ◎アジア・アフリカ地 域研究研究科 アジア・アフリカ地域 研究研究科 アジア・アフリカ地域 研究研究科 アジア・アフリカ地域 研究研究科 アジア・アフリカ地域 研究研究科 アジア・アフリカ地域 研究研究科 アジア・アフリカ地域 研究研究科 M603 001 科学技術と社会に関わるクリティカルシンキング 演習 2 2 前期 火5 伊勢田 哲治 9801 001 アジア研究(英語プレゼンテーション) 講義 2 2 前期 火2 山田 真寛 大学院共通 37 9801 002 アジア研究(英語プレゼンテーション) 講義 2 2 後期 火2 山田 真寛 大学院共通 38 9802 003 アジア研究(Introduction to Japanese Languages) 講義 2 2 前期 火3 山田 真寛 大学院共通 39 9802 004 アジア研究(Introduction to Japanese Languages) 講義 2 2 後期 火3 山田 真寛 大学院共通 40 9822 005 アジア研究(戦争と植民地をめぐる歴史認識問題) 特殊講義 2 2 後期 木2 平田昌司 9822 006 アジア研究(タイ研修) 特殊講義 30 2 前期 不定 9822 007 アジア研究(ベトナム研修) 特殊講義 30 2 前期 9822 008 アジア研究(フィリピン研修) 特殊講義 2 2 9822 009 アジア研究(東南アジア研究概論) 特殊講義 2 9822 010 アジア研究(経営組織の社会学) 特殊講義 9822 011 横断型教育科目(Aタイプ) 大学院共通 24 大学院共通 25 大学院共通 26 大学院共通 27 大学院共通 28 大学院共通 29 大学院共通 30 大学院共通 31 大学院共通 32 大学院共通 33 大学院共通 34 大学院共通 35 大学院共通 36 社会学080 大学院共通 41 安里和晃 社会学081 大学院共通 42 集中 安里和晃 社会学082 大学院共通 43 前期 火4 安里和晃 社会学083 大学院共通 44 2 前期 水2 玉田 芳史 社会学084 大学院共通 45 2 2 前期 火2 伊藤 公雄 社会学085 大学院共通 46 アジア研究(近現代文化論) 特殊講義 30 2 前期 不定 米野みちよ 社会学086 大学院共通 47 9822 012 アジア研究(東アジアワークショップ) 特殊講義 2 2 前期 月4 安里 和晃 社会学091 大学院共通 48 9822 013 アジア研究(国際移動) 特殊講義 2 2 前期 火3 安里 和晃 社会学092 大学院共通 49 9822 014 アジア研究(次世代グローバルワーク ショップ) 特殊講義 30 2 前期 集中 安里 和晃 社会学093 大学院共通 50 9822 015 アジア研究(インドネシア研修) 特殊講義 30 2 前期 集中 安里 和晃 ・佐々木幸喜 社会学094 大学院共通 51 9822 016 アジア研究(分析アジア哲学入門Ⅰ) 特殊講義 16 1 前期 不定 出口 康夫 哲学080 大学院共通 52 横断型教育科目(Aタイプ) 横断型教育科目(Aタイプ) 横断型教育科目(Aタイプ) 横断型教育科目(Aタイプ) 専修・科目 週 時 講義形態 間 単 位 開 講 期 曜時限 9823 017 アジア研究(分析アジア哲学入門Ⅱ) 特殊講義 16 1 前期 不定 出口 康夫 哲学081 大学院共通 53 9823 018 アジア研究(分析アジア哲学入門Ⅲ) 特殊講義 30 2 前期 不定 八木沢 敬 哲学082 大学院共通 54 9823 019 アジア研究(分析アジア哲学入門Ⅳ) 特殊講義 16 1 後期 集中 八木沢 敬 哲学083 大学院共通 55 9823 020 アジア研究(現代アジアメディア学) 特殊講義 16 1 前期 不定 Mitsuyo Wada-Marciano 社会学096 大学院共通 56 9823 021 アジア研究(中国古典小説概論) 特殊講義 15 1 前期 集中 平田・胡曉真 中国語学中国文学080 大学院共通 57 9823 022 アジア研究(社会言語学の方法) 特殊講義 16 1 前期 集中 Karen Corrigan 英語学英米文学080 大学院共通 58 9822 023 アジア研究(日本家族の歴史人口学) 特殊講義 30 2 前期 不定 Mary Louise Nagata 横断型教育科目(Aタイプ) 社会学087 大学院共通 59 9823 024 アジア研究(コミュニティ・ケア) 特殊講義 15 1 後期 集中 Worawet Suwanrada 横断型教育科目(Aタイプ) 社会学088 大学院共通 60 9823 025 アジア研究(親密圏と公共圏の再編成) 特殊講義 15 1 後期 社会学089 大学院共通 61 9823 026 アジア研究(グローバリゼーションと東アジ ア福祉資本主義の制度的変容) 特殊講義 15 1 後期 社会学090 大学院共通 62 9824 027 アジア研究(韓国研修) 演習 4 前期 講義コード 科目コード 連番 科 目 名 60 担 当 者 Sang-jin HAN 木3木4 Young-Hee SHIM 木3木4 Jen-Der LUE 不定 千田 俊太郎 備 考 他専修・他学部(研究科)共通 言語学096 社会学095 シラバス番号 大学院共通 63 大学院共通 1 授業科目名 シュメール語(初級) <英訳> Sumerian 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 国士舘大学 森 若葉 職名・氏名 イラク古代文化研究所 研究員 授業 形態 語学 開講年度・ 2015・ 曜時限 金1 開講期 通年 使用 言語 日本語 シュメール語文法と楔形文字書記体系のしくみ [授業の概要・目的] 古代メソポタミア文明で話されていたシュメール語は、紀元前四千年紀末からおよそ三千年間に わたって数多くの資料を残す楔形文字言語である。 この言語は、複雑な動詞組織をもち、系統関係が不明な膠着語であることが知られている。本授 業は、楔形文字で記されるシュメール語の文法について学ぶことを目的とする。 前期は、文法の解説とともに、最古の文字である楔形文字の成立としくみ、および系統不明の古 代語であるシュメール語の解読についてもあわせて解説する。 後期は、文法の概説の続きをおこなうとともに、シュメール語資料の講読・紹介をおこなう。死 語となってのちに長期間にわたって書き継がれた言語の文法の問題点などもあわせて論じる。授業 で扱うシュメール語資料は、王碑文、行政経済文書、裁判文書、文学作品、文法テキストを予定し ている。 [到達目標] 世界最古の文字で、その後三千年間古代オリエント世界の様々な言語を書き記した楔形文字の書 記体系、およびシュメール語の基本的文法構造を理解する. また、楔形文字で記されたシュメール語のさまざまな文献を実際に講読し、内容を知ることによ り、シュメール語文法と楔形文字についての知識を深める。 [授業計画と内容] <前期> 1.シュメール語の背景―メソポタミア文明の世界について(第1回) 2.シュメール語と楔形文字について(第2回) 3.楔形文字の解読と楔形文字で書かれた諸言語について(第3回) 4.楔形文字の成立としくみについて(第4-5回) 5.シュメール語文法解説と簡単な王碑文購読(8週程度) 6.楔形文字実習(1週) <後期> 文法概説と並行して講読を進めていく予定である。 1.シュメール語文法解説(続き) 2.講読1 王碑文(初期王朝期、アッカド期、ウル第三王朝期) 3. 講読2 行政文書(初期王朝期、ウル第三王朝期) 4.購読3 裁判文書(初期王朝期、アッカド期) 5.講読3 文法テクスト(古バビロニア期、新バビロニア期) 6.講読4 裁判文書、契約文書(アッカド期、ウル第三王朝期) 7.講読5 文学作品(ことわざ、神話、叙事詩等) 授業計画・内容は、変更されることがある. シュメール語(初級)(2)へ続く↓↓↓ シュメール語(初級)(2) [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点(出席状況・授業中の発言)[20点]および学年末レポート(シュメール語文献の翻字・翻訳) [80点]を予定. [教科書] 使用しない 授業時に資料およびテキストのコピーを配布する. [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する 楔形文字の実習の際、粘土やカッターナイフ等を各自用意してもらう必要がある。 [授業外学習(予習・復習)等] 文献購読については、授業前にシュメール語テキストの文字や単語を調べてきてもらうことがあ る. また、文献紹介のさいは、事前に授業中に配布する資料に目を通してもらうことがある. (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 2 授業科目名 スワヒリ語(初級)(語学) <英訳> Swahili 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火3 開講期 前期 非常勤講師 井戸根 綾子 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 スワヒリ語初級 [授業の概要・目的] スワヒリ語はタンザニアおよびケニアの国家語であり、東アフリカを代表する共通語である。スワ ヒリ語の標準文法の理解を基本とし、初級に相当する読解力と日常的な会話能力の習得を目指す。 またスワヒリ語独特の表現をより理解するために、その社会・文化的背景についても説明する。 [到達目標] バンツー諸語の特徴である名詞クラスなどのスワヒリ語の標準文法の理解を基本とし、語彙、文型、 実際の会話表現なども学ぶことで、初級に相当する読解力と日常的な会話能力の習得を身につける。 併せて、テキストの基本的な表現に基づいた応用練習を行うことで、スワヒリ語を用いて自ら表現 する技能を習得することができる。また、テキストの会話表現には社会的・文化的事象が多く含ま れる。その背景についての補足説明によって、東アフリカの言語だけでなく文化や社会についての 知識も深めることができる。 [授業計画と内容] 第1週はオリエンテーションを行う。 第2週より、以下の項目について学習する。 あいさつ表現、自己紹介、動詞を使わない文(コピュラ・存在・所有)、現在時制・過去時制・未 来時制・完了時制の表現、名詞クラスなど。 なお、授業の進度は適宜調整する。 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 出席状況、予習・復習状況、定期試験の結果により、総合的に判断する。 なお、3分の2以上の出席率を必須とし、それに満たない場合は授業放棄とみなす。 [教科書] 竹村景子 『ニューエクスプレス スワヒリ語』(白水社)ISBN:978-4-560-08527-1 [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する スワヒリ語(初級)(語学)(2)へ続く↓↓↓ スワヒリ語(初級)(語学)(2) [授業外学習(予習・復習)等] 教科書の各レッスンの予習・復習は必須とする。 各レッスンのスキットについては、予め付属のCDを聴いておくこと。 文法事項についての補足プリントや練習問題のプリントは授業中に配布する。 練習問題で宿題となったものについては、次週までに予習・復習をしておくこと。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 3 授業科目名 スワヒリ語(中級)(語学) <英訳> Swahili 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火3 開講期 後期 非常勤講師 井戸根 綾子 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 スワヒリ語中級 [授業の概要・目的] スワヒリ語はタンザニアおよびケニアの国家語であり、東アフリカを代表する共通語である。スワ ヒリ語の標準文法の理解をさらに深め、総合的な読解力と基礎的な表現力の習得を目指す。またス ワヒリ語独特の表現をより理解するために、その社会・文化的背景についても説明する。 [到達目標] 初級で習得した知識を基本とし、さらなる文法事項や新たな語彙・慣用表現を学ぶことで、簡単な 昔話などを読める読解力と基礎的な表現力を身につける。併せて、テキストの基本的な表現に基づ いた応用練習を行うことで、スワヒリ語を用いて自ら表現する技能を習得することができる。また、 テキストの会話表現には社会的・文化的事象が多く含まれる。その背景についての補足説明によっ て、東アフリカの言語だけでなく文化や社会についての知識も深めることができる。 [授業計画と内容] 第1週は初級で学習した文法の復習を行う。 第2週より、以下の項目について学習する。 接続形、動詞の派生形(受身形・相互形・使役形・状態形など)、指示詞、条件節、関係節、こと わざ・格言など。 なお、学習の進度は適宜調整する。 [履修要件] 「スワヒリ語初級」受講者に限る。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 出席状況、予習・復習状況、定期試験の結果により、総合的に判断する。 なお、3分の2以上の出席率を必須とし、それに満たない場合は授業放棄とみなす。 [教科書] 竹村景子 『ニューエクスプレス スワヒリ語』(白水社)ISBN:978-4-560-08527-1 スワヒリ語(中級)(語学)(2)へ続く↓↓↓ スワヒリ語(中級)(語学)(2) [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 教科書の各レッスンの予習・復習は必須とする。 各レッスンのスキットについては、予め付属のCDを聴いておくこと。 文法事項についての補足プリントや練習問題のプリントは授業中に配布する。 練習問題で宿題となったものについては、次週までに予習・復習をしておくこと。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 4 授業科目名 サンスクリット(2時間コース)(語学) 担当者所属・ 白眉センター 助教 置田 清和 職名・氏名 <英訳> Sanskrit (2H) 学術振興会 特別研究員 PD 川村 悠人 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 開講年度・ 2015・ 曜時限 水3 開講期 通年 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 サンスクリット初級文法(2時間コース) [授業の概要・目的] サンスクリット語は南アジアにおいて発生した文化、哲学、宗教(仏教、ジャイナ教、ヒンドゥー 教等)を理解する為に欠かせない言語である。また、インド・ヨーロッパ語族の一部として重要な 位置を占めるサンスクリット語を学ぶことは、西洋古典、言語学を学ぶ者にとっても有益である。 [到達目標] このコースでは古典サンスクリット語の初級文法を習得し、基本的な文法事項と語彙を身につける ことによって、平易なサンスクリット文章を読解する運用力を養成することをめざす。 [授業計画と内容] 文法事項の解説と練習問題による読解演習とを平行して授業を進める。扱う主な文法事項は: 前期(担当:川村悠人) サンスクリット語概論、音論・連声(第1-3週) 名詞・形容詞曲用(母音語幹:第4-9週、子音語幹:第10-14週) 複合語、代名詞、数詞(第15週) 後期(担当:置田清和) 動詞現在活用(第1種活用:第16-18週、第2種活用:第19-22週) 未来、完了、受動、使役、アオリスト、準動詞(第22-28週) 試験(第29週) フィードバック(第30週) *授業の進行は学習の理解度に応じて調整する場合がある。 [履修要件] 予備知識は必要ない。幅広い専攻からの受講を歓迎する。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平素の成績(出席30点、毎週の小テスト30点)と年度末筆記試験(40点)による。 [教科書] J.ゴンダ(鎧淳訳) 『サンスクリット語初等文法』(春秋社)ISBN:4393101081 [参考書等] (参考書) 上村 勝彦 『サンスクリット語・その形と心』(三省堂)ISBN:4385364656 サンスクリット(2時間コース)(語学)(2)へ続く↓↓↓ サンスクリット(2時間コース)(語学)(2) [授業外学習(予習・復習)等] 予習:毎週授業で行う小テスト、読解練習問題に準備してくること。 復習:授業で説明した文法事項を復習、暗記すること。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 5 授業科目名 サンスクリット(4時間コース)(語学) 担当者所属・ 文学研究科 特定外国語担当教授 VASUDEVA, Somdev 職名・氏名 <英訳> Sanskrit (4H) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 開講年度・ 2015・ 曜時限 月5,木5 開講期 前期 授業 形態 語学 使用 言語 英語 Sanskrit Grammar [授業の概要・目的] An introduction to the Sanskrit language for beginners. This class aims to cover the basics of Sanskrit Grammar in one term. [到達目標] The aim is to learn the basic skills of reading and interpreting elementary prose and verse in classical Sanskrit. This involves learning the basics of both Sasnkrit and modern grammatical analysis. [授業計画と内容] We will focus on covering the material taught in R. Goldman's Devavanipraveshika, reading all of the exercises and actively translating into Sanskrit. Supplementary materials and exercises will be provided as necessary. Week 1: Introductory, phonology, devanagari script Week 2-14: lessons 2-14 of Goldmann’s Devavanipraveshika Week 15-16: revision [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] Attendance, participation, quizzes. [教科書] 1) Devavanipravesika: An Introduction to the Sanskrit Language (Paperback) by Robert P. Goldman (Author), Sally J. Sutherland (Author), Paperback, Publisher: Center for South & Southeast; 2nd Rev edition (August 1987), ISBN-10: 0944613004, ISBN-13: 978-0944613009 Arthur A. MacDonell, A Sanskrit Grammar for Students (OUP, 1971) [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] Homework involves preparing translations from Sanskrit into English and translations from English into Sanskrit. Weekly review of grammatical categories and memorization of vocabulary. The expected preparation time is approximately two to three hours per week. (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 6 授業科目名 サンスクリット(4時間コース)(語学) 担当者所属・ 文学研究科 特定外国語担当教授 VASUDEVA, Somdev 職名・氏名 <英訳> Sanskrit (4H) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 開講年度・ 2015・ 曜時限 月5,木5 開講期 後期 授業 形態 語学 使用 言語 英語 Sanskrit Grammar [授業の概要・目的] An introduction to the Sanskrit language for beginners. This class aims to cover the basics of Sanskrit Grammar in one term. [到達目標] The aim is to learn the basic skills of reading and interpreting elementary prose and verse in classical Sanskrit. This involves learning the basics of both Sasnkrit and modern grammatical analysis. [授業計画と内容] We will focus on covering the material taught in R. Goldman's Devavanipraveshika, reading all of the exercises and actively translating into Sanskrit. Supplementary materials and exercises will be provided as necessary. The aim is to complete approximately one lesson of the textbook per week. [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] Attendance, participation, quizzes. [教科書] 1) Devavanipravesika: An Introduction to the Sanskrit Language (Paperback) by Robert P. Goldman (Author), Sally J. Sutherland (Author), Paperback, Publisher: Center for South & Southeast; 2nd Rev edition (August 1987), ISBN-10: 0944613004, ISBN-13: 978-0944613009 Arthur A. MacDonell, A Sanskrit Grammar for Students (OUP, 1971) [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] Homework involves preparing translations from Sanskrit into English and translations from English into Sanskrit. Weekly review of grammatical categories and memorization of vocabulary. The expected preparation time is approximately two to three hours per week. (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 7 授業科目名 ヘブライ語(初級)(語学) <英訳> Hebrew 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火3 開講期 前期 非常勤講師 手島 勲矢 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 ヘブライ語文法(初級) [授業の概要・目的] ヘブライ語の文字、テキスト伝統などの歴史的概要に加えて、文法の基礎(母音記号、名詞、人称 代名詞、形容詞、前置詞、語根、動詞/分詞ほか)の導入。授業では、イスラエルの幼児向け絵本 や聖書テキスト・ラビ・ユダヤ教テキストの例文を用いて、動詞の完了・未完了を伴わないヘブラ イ語文の特徴的構造に慣れてもらう。その中で文法情報とテキスト解釈との関係について、またヘ ブライ語文法の哲学的意義・思想的特徴についても授業では言及する。 [到達目標] ヘブライ語の文字と母音記号を認識して声に出して読めること書けること。名詞と形容詞の変化、 人称代名詞と前置詞の人称変化が認識できること。動詞のシステム、分詞の活用、さらに名詞・形 容詞・分詞などからなるヘブライ語文章構造の特徴を理解し、和訳できること。またヘブライ語作 文できること、辞書を利用できること。 [授業計画と内容] 1.ヘブライ語の歴史(聖書へブライ語と賢者のヘブライ語ほか)、2.母音記号と文字、3.形 容詞と名詞(男性形と女性形他)、4.形容詞と名詞(単数形と複数形他)、5.人称代名詞と指 示代名詞、6.数詞と前置詞、7.語根と動詞、8.7つの動詞(分詞のみ)、9.名詞文、10. 存在の名詞ほか。*1課題あたり1∼2回を当てる。内容や順番は授業の進捗状況で多少変化する こともある。 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点評価・・・・出席と授業参加(30%)、中間テスト(30%)、期末テスト(40%) [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する ヘブライ語(初級)(語学)(2)へ続く↓↓↓ ヘブライ語(初級)(語学)(2) [授業外学習(予習・復習)等] 授業の中で、なすべき宿題、予習、復習については指示をする。 (その他(オフィスアワー等)) 授業では、文字や母音記号を覚えるための実践的練習、また文法の意義を確認する解説の中で聖書 テキストやラビ文献他も紹介する。初級は動詞の完了形・未完了形・命令形を扱わない。それらは 中級において導入する。初級と中級をあわせての履修が好ましい。最終的には、辞書を使って独力 で様々な時代の文章を読めるようにすることを目標とするため、現代ヘブライ語辞典の購入を勧め る。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 8 授業科目名 ヘブライ語(中級)(語学) <英訳> Hebrew 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火3 開講期 後期 非常勤講師 手島 勲矢 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 ヘブライ語文法(中級) [授業の概要・目的] 中級では、ヘブライ語動詞の基礎(完了形・未完了形・命令形の活用など)を身に付ける。聖書ヘ ブライ語と賢者のヘブライ語の差異を紹介する。動詞の活用の一般的な導入をしたのち、やさしい 論文の抜粋ほかのテキストを用いて、それを声に出して読み、さらに辞書を引きながら和訳して読 む中で、動詞の諸形態が意味として認識できるように練習を繰り返す。 [到達目標] 動詞/完了・未完了の変化に習熟すること。不規則変化を語根パターンにおいて認識できること。 完了・未完了の動詞を含むヘブライ語文章を理解し翻訳できるようになること。聖書ヘブライ語の 基本的な特徴を理解すること。徐々に母音記号をへらしながら、母音記号なしのテキストが読める ことをめざす。 [授業計画と内容] 1.ヘブライ語動詞パラダイムの諸問題、2.完了形(基本)、3.未完了形(基本)、4.不規 則変化(III-h/y)、5.不規則変化(II-w/y、I-y)、6.不規則変化(I-n、II&III-Geminated)、7. 不規則変化(喉音文字を含む語根)、8.人称接尾辞と不定詞と命令形、9.時制の問題、10. 聖書へブライ語と賢者のヘブライ語、11.まとめ。1課題あたり1∼2回の授業を要する。進捗 状況をみながら内容や順番は多少変化する。 [履修要件] ヘブライ語(初級)を履修済であること。もしくは同程度のヘブライ語知識があること。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点評価・・・出席・授業参加(30%)、中間テスト(30%)、期末テスト(40%) [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 授業時に、なすべき宿題、予習、復習については指示をする。 (その他(オフィスアワー等)) 中級でのテキストは思想・哲学・言語に関するやさしい論文の抜粋、また聖書、ミシュナー・タル ムード他から抜き出したものを考えている。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 9 授業科目名 イラン語(初級)(語学) <英訳> Iranian 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 大阪大学 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火5 開講期 通年 授業 形態 語学 竹原 新 使用 言語 日本語 イラン語(初級) [授業の概要・目的] イランの公用語であるペルシア語の初級を学ぶ。基本文法、基礎単語を修得し、初級レベルの総合 的なペルシア語力を養うことを目的とする。 [到達目標] 平易なペルシア語の文章であれば辞書を使用しつつ読むことができ、基本的な文法規則を間違えず に表現できるようになることを目指す。 [授業計画と内容] 第1回 イントロダクション 第2∼29回 基礎語学力の修得 文字の読み方や書き方を練習しつつ、基本的な文法や単語を学ぶ。徐々に難易度を上げ、後半には 簡単な物語が読める段階まで語学力を高める。原則として、毎回、復習テストを行う。 第30回 授業の総括 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点評価 [教科書] 授業中にプリントを配布する。 [参考書等] (参考書) 黒柳恒男 『現代ペルシア語辞典』(大学書林) [授業外学習(予習・復習)等] 文字の書き方、基本文法、基礎単語の修得が中心となる前半においては十分な復習が必要となるが、 簡単な物語を読み進める後半においてはこれに予習が加わる。 (その他(オフィスアワー等)) 特になし。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 10 授業科目名 チベット語(初級)(語学) <英訳> Tibetan 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 文学研究科 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 金2 開講期 前期 准教授 宮崎 泉 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 チベット語(初級) [授業の概要・目的] チベット語初級文法の基礎を解説する。古典チベット語文献の基礎的な読解能力の養成を目的とす るが、授業では現代チベット語も扱う。 [到達目標] 後期のチベット語(初級)の授業を受講するための初歩的な知識を習得する。 [授業計画と内容] 授業の際に配布するプリントに従って、おおよそ以下の順序で文法を解説する。 ・文字と発音 ・名詞 ・形容詞 ・助動詞 初級文法の解説はさらに後期のチベット語(初級)の授業に続く。この前期の授業は後期の授業を 受講するためにチベット語初級文法の基礎を解説する授業になる。 [履修要件] 特にないが、後期のチベット語(初級)をあわせて受講することが望ましい。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点。出席と授業の中で発表の内容により評価する。 [教科書] 授業中にプリントを配布する。 [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 配布するプリントにある例文を予習しておくことと、毎回の授業の要点を復習することが求められ る。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 11 授業科目名 チベット語(初級)(語学) <英訳> Tibetan 配当 学年 1回生以上 単位数 1 題目 担当者所属・ 文学研究科 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 金2 開講期 後期 准教授 宮崎 泉 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 チベット語(初級) [授業の概要・目的] チベット語初級文法を解説する。古典チベット語文献の基礎的な読解能力の養成を目的とするが、 授業では現代チベット語も扱う。 [到達目標] 基本的なチベット語の読解能力を習得する。 [授業計画と内容] 前期のチベット語(初級)に引き続き、チベット語初級文法を解説する。授業の際に配布するプリ ントに従って、おおよそ以下の順序で文法を解説する。 ・動詞 ・複文 基本的な文法の解説を終えた後は、性格の異なる短い文章をできる限り読み、実践的なチベット語 の習得を目指す。 [履修要件] 前期のチベット語(初級)を受講していることが望ましい。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点。出席と授業の中で発表の内容により評価する。 [教科書] 授業中にプリントを配布する。 [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 配布するプリントにある例文を予習しておくことと、毎回の授業の要点を復習することが求められ る。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 12 授業科目名 チベット語(中級)(語学) <英訳> Tibetan 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 愛知県立大学 外国語学部 教授 高橋 慶治 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 月1 開講期 前期 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 チベット語(中級) [授業の概要・目的] この授業では、チベット語初級を終えた学生が次の課題として取り組みうる程 度の現代チベット語の物語を読む。現代チベット語の読み物を通して中級レベ ルのチベット語を学ぶ。 [到達目標] チベット語の文献をじっくり読み、文法理解を深めることによって、より適切 な解釈ができるようにする。 [授業計画と内容] この授業で使用するテキストは、中国から出版された笑い話集である。同書は、 比較的短い物語を集めており、文法的にも容易で読みやすい。同時に、チベッ ト人が持つユーモアや皮肉を含んでおり、たんに文法を学ぶだけではなく、そ の精神世界の一部をかいま見ることができよう。 前期の授業は、テキストを丁寧に読みながら、文法事項を確認することで進め られる。テキストは毎回1∼2話ずつのペースで読む予定である。受講生は、内 容を把握するだけではなく、文法事項についても理解することが求められる。 助詞や助動詞の用法、また動詞の形態変化などの理解を深めることが目標の一 つである。 [履修要件] チベット語(初級)の授業を履修していることが望ましい。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点(担当個所について十分な予習しているかどうか、また非担当個所につ いての担当者への質問など)。必要に応じて、学期末に試験を行うか、レポー トの提出を求めることがある。 [教科書] テキストは、プリントとして配布する。 チベット語(中級)(語学)(2)へ続く↓↓↓ チベット語(中級)(語学)(2) [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 配布されたテキストを担当を決めて読むので、担当者はかならず予習しなけれ ばならない。非担当者にも質問をすることがあるので予習を欠かしてはいけな い。また、授業でテキストの内容が理解されたというだけで終らず、じゅうぶ んな復習によってはじめて文法理解が深まる。 (その他(オフィスアワー等)) 授業中わからないことがあれば、積極的に質問することを期待する。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 13 授業科目名 チベット語(中級)(語学) <英訳> Tibetan 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 愛知県立大学 外国語学部 教授 高橋 慶治 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 月1 開講期 後期 授業 形態 語学 チベット語(中級) [授業の概要・目的] この授業では、チベット語初級を終えた学生が次の課題として取り組みうる程 度の現代チベット語の物語を読む。現代チベット語の読み物を通して中級レベ ルのチベット語を学ぶ。 [到達目標] チベット語の文献をじっくり読み、文法理解を深めることによって、より適切 な解釈ができるようにする。 [授業計画と内容] この授業で使用するテキストは、中国から出版された笑い話集である。同書は、 比較的短い物語を集めており、文法的にも容易で読みやすい。同時に、チベッ ト人が持つユーモアや皮肉を含んでおり、たんに文法を学ぶだけではなく、そ の精神世界の一部をかいま見ることができよう。 後期の授業は、テキストを丁寧に読みつつ、前期よりもペースを上げて読む予 定である。受講生は、文法事項を正確に把握しつつ、内容をより深く理解する ことが求められる。 [履修要件] チベット語(初級)の授業を履修していることが望ましい。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点(担当個所について十分な予習しているかどうか、また非担当個所につ いての担当者への質問など)。必要に応じて、学期末に試験を行うか、レポー トの提出を求めることがある。 [教科書] テキストは、プリントとして配布する。 [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 平常点(担当個所について十分な予習しているかどうか、また非担当個所につ いての担当者への質問など)。必要に応じて、学期末に試験を行うか、レポー トの提出を求めることがある。 (その他(オフィスアワー等)) 授業中わからないことがあれば、積極的に質問することを期待する。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 使用 言語 日本語 大学院共通 14 授業科目名 アラブ語(初級) <英訳> Arabic 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 国立民族学博物館 西尾 哲夫 職名・氏名 民族社会研究部 教授 開講年度・ 2015・ 曜時限 火2 開講期 通年 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 アラビア語の初級 [授業の概要・目的] アラビア語は、西はモロッコから東はイラクまでの中東・北アフリカ諸国で使われており、およそ 一億五千万人の母語となっている。またイスラム教(イスラーム)の聖典『コーラン(クルアーン) 』はアラビア語で書かれているため、南アジア・東南アジア・中国などのムスリム(イスラム教徒) もアラビア語の知識をもっている。 この授業では、アラビア語の文字の書き方からはじめ、初級程度の文法事項をおしえる。 [到達目標] アラビア文字が読めて書けるようになる。また基本的単語については、弱子音を語根に含む単語に ついてアラビア語の辞書が引けるようになる。基本的な文章表現について読む・書く・話すができ るようになる。 [授業計画と内容] (1)アラビア語についての概説(第1回目の授業) (2)アラビア語学習法の概説(第1回目の授業) (3)アラビア文字(第2回目から第8回目の授業) (4)初級程度のアラビア語文法(第2回目から最後の授業) (5)アラビア語辞書の引き方(第9回目以降の授業毎) [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点で評価する。出席を重視する。 [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 西尾哲夫 『世界史の中のアラビアンナイト(NHKブックス)』(NHK出版)(とくに現代アラ ブ世界の言語状況についてふれた第6章) [授業外学習(予習・復習)等] 授業毎に指示する。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 15 授業科目名 ポーランド語(初級I)(語学) <英訳> Polish 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火4 開講期 通年 非常勤講師 Bogna Sasaki 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 ポーランド語初級I [授業の概要・目的] ポーランド語の初級文法を習得する。 [到達目標] ポーランド語を初めて学ぶ受講生は、一年間の学習を終えてから、辞書を使って簡単な文章が読め るように、この言葉の構造や基本的な文法を身につけていきます。 [授業計画と内容] 前期 1.ポーランド語の基礎知識(文字、アクセント、語尾変化、発音など)【1週】 2.基本的な動詞(byc,miec)の変化、格の基礎知識、代名詞の主格、挨拶や自己紹介に関する語 彙【2週】 3.名詞と形容詞の単数主格、名詞と形容詞の性の見分け、動詞の第1変化(-m,-sz型)、「これ は○○である」「○○が△△をする」のような基本的な文型、日常生活に関する語彙【3週】 4.名詞と形容詞の単数複数造格、日本語の「∼である」に相当する主格と造格の使い分け、動詞 の第2変化(-e,-isz型)、国名や職業名に関する語彙【3週】 5.名詞と形容詞の単数対格、所有代名詞の単数主格、人称代名詞の対格、家族や趣味に関する語 彙、年齢を表すなどの数詞の使い方【3週】 6.ここまでの総復習、主格、造格、対格の使い分けや基本的な文型の確認、語彙の復習【2週】 7.前期小テストとフィードバック【1週】 後期 1.moc, musiec, lubicなどの助動詞の使い方、-owacで終わる動詞、動詞の第3変化(-e,-esz)、動 詞活用のまとめ、頻度を表す語彙、様々な活動を表す語彙【2週】 2.名詞と形容詞の単数生格、否定生格の用法、isc/chodzic, jechac/jezdzicの用法、人称代名詞の造 格、時間、曜日の表し方、znac, wiedziec, umiecの使い分け、do+場所とna+目的の使い分け【2週 】 3.名詞と形容詞の複数生格、malo,duzo等+生格の用法、形容詞の比較級と最上級、nosic,zakladac の用法、podoba mi sieなど人称の与格を使う用法、食料品や買い物に関する語彙【2週】 4.動詞の過去形、月の名前の前置格、過去の出来事の述べ方、時間帯を表す表現【2週】 5.動詞の未来形、現在形、過去形と未来形のまとめ、予定の表し方、希望の述べ方【2週】 6.名詞と形容詞の単数複数前置格、特定の場所への行きかたに関する表現、方角や観光に関する 表現、前置詞の使い方のまとめ【2週】 7.前後期の総復習、名詞と形容詞の格変化の補足と使い方の確認、基本文型の復習【2週】 8.期末テスト【1週】 9.フィードバック【1週】 ポーランド語(初級I)(語学)(2)へ続く↓↓↓ ポーランド語(初級I)(語学)(2) [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 出席状況と学年末に行う試験の両方で評価する。 [教科書] 授業中にプリントを配布します [参考書等] (参考書) 石井哲士朗・三井レナータ著 『ニューエクスプレス ポーランド語』(白水社)ISBN:978-4-56006794-9 木村彰一・工藤幸雄・吉上昭三・小原雅俊・塚本桂子・石井哲士朗・関口時正[編] 『ポーランド 語辞典』(白水社)ISBN:978-4-560-00095-3 [授業外学習(予習・復習)等] 特になし (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 16 授業科目名 ポーランド語(中級II)(語学) <英訳> Polish 配当 学年 1回生以上 単位数 1 題目 担当者所属・ 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 水4 開講期 前期 非常勤講師 Bogna Sasaki 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 ポーランド語中級Ⅱ [授業の概要・目的] 初級レベルよりやや高度な文法を学びつつ、語彙力を伸ばします。 [到達目標] この授業を通して、より複雑な文章構造を理解する力、自分の意見などをある程度伝え表現する力 を身につけていきます。 [授業計画と内容] 受講生の興味や要求を聞き、詳しい授業形態を決めます。特に希望がなければ数週間単位で、テキ ストを読み、翻訳や文章構造の説明、文法的な解説などを行いたいと思います。 テキストの詳細については出席者と相談のうえで決めます。ポーランドの文化、社会、文学、映画、 言語といったテーマについて書かれた雑誌の記事、簡単なエッセイといったものを使う予定です。 授業計画: 1.ポーランド語の知識の確認、教材の相談、短い記事の解説【1週】 2.テキストIー翻訳と解説【3週間】 3.テキストII−翻訳と解説【3週間】 4.テキストIII−翻訳と解説【3週間】 5.テキストIV−翻訳と解説【3週間】 6.総復習とまとめ【1週】 7.期末テスト【1週】 8.フィードバック【1週】 [履修要件] ポーランド語の文法の基礎知識、1年間以上の学習歴が要求されます。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 基本的に前期末の試験での評価となります。出席状況や授業での積極的な態度も考慮します。 [教科書] 授業中に資料を配付します。 [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 特になし (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 17 授業科目名 ポーランド語(中級II)(語学) <英訳> Polish 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 非常勤講師 Bogna Sasaki 授業 形態 語学 開講年度・ 2015・ 曜時限 水4 開講期 後期 使用 言語 日本語 ポーランド語中級Ⅱ [授業の概要・目的] 初級レベルよりやや高度な文法を学びつつ、語彙力を伸ばします。 [到達目標] この授業を通して、より複雑な文章構造を理解する力、自分の意見などをある程度伝え表現する力 を身につけていきます。 [授業計画と内容] 受講生の興味や要求を聞き、詳しい授業形態を決めます。特に希望がなければ数週間単位で、テキ ストを読み、翻訳や文章構造の説明、文法的な解説などを行いたいと思います。 テキストの詳細については出席者と相談のうえで決めます。ポーランドの文化、社会、文学、映画、 言語といったテーマについて書かれた雑誌の記事、簡単なエッセイといったものを使う予定です。 授業計画: 1.ポーランド語の知識の確認、教材の相談、短い記事の解説【1週】 2.テキストIー翻訳と解説【3週間】 3.テキストII−翻訳と解説【3週間】 4.テキストIII−翻訳と解説【3週間】 5.テキストIV−翻訳と解説【3週間】 6.総復習とまとめ【1週】 7.期末テスト【1週】 8.フィードバック【1週】 [履修要件] ポーランド語の文法の基礎知識、1年間以上の学習歴が要求されます。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 基本的に前期末の試験での評価となります。出席状況や授業での積極的な態度も考慮します。 [教科書] 授業中に資料を配付します。 [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する ポーランド語(中級II)(語学)(2)へ続く↓↓↓ ポーランド語(中級II)(語学)(2) [授業外学習(予習・復習)等] 特になし (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 18 授業科目名 満州語(初級)(語学) <英訳> Manchu 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 大阪大学 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火5 開講期 前期 授業 形態 語学 岸田 文隆 使用 言語 日本語 満洲語文語入門 [授業の概要・目的] 満洲語の文字、音韻、基礎的文法についての理解と習得をはかる。 [到達目標] 満洲語の輪郭と歴史を理解する。満洲文字を読んだり、書いたりできる。 [授業計画と内容] 満洲語は清朝を建国した満洲族の言語であるが、この言語の概要について解説したあと、満洲文字 の字母、表記システムの理解と習得をはかる。また、満洲語を満洲文字によって記録した資料とロ ーマ字、漢字、ハングル、かな等の外国文字によって記録した資料の表記の比較対照、さらには現 代の満洲語の音韻との比較対照を通して、満洲語音韻史の理解をはかる。また、満洲語の形態・統 語の基礎的文法についても学ぶ。 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点評価 [教科書] 河内良弘・他 『満洲語文語入門』(京都大学学術出版会) [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] テキストや配布した資料にあらかじめ目をとおしておくこと。 満洲文字の読み・書きの復習をすること。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 19 授業科目名 満州語(中級)(語学) <英訳> Manchu 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 大阪大学 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火5 開講期 後期 授業 形態 語学 岸田 文隆 使用 言語 日本語 満洲語文語初級 [授業の概要・目的] 満洲語の初級文法についての理解と習得をはかるとともに、満洲語の原資料を読み読解力を養成す る。 [到達目標] 満洲語の文献を辞書を引きながら読むことができる。 [授業計画と内容] 満洲語は清朝を建国した満洲族の言語であるが、清一代を通じて第一の公用語であったため、膨大 な量の古文書類、書籍類、金石資料が残されている。本授業では、それら資料のうち、代表的・重 要なもの、たとえば満洲実録、満洲固有文芸資料、「清文鑑」などの辞典類、「清文啓蒙」などの 満洲語学習書、主要漢籍類(経書、小説など)の翻訳などをとりあげる。また、往時朝鮮において 満洲語の通訳官養成に用いられていた教科書(清学書)も読む。 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点評価 [教科書] 河内良弘・他 『満洲語文語入門』(京都大学学術出版会) [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] テキストや配布資料にあらかじめ目を通し、辞書・語彙集を引いて、下調べをしておくこと。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 20 授業科目名 ヒンディー語(初級)(語学) <英訳> Hindi 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 追手門学院大学 小松 久恵 職名・氏名 国際教養学部アジア学科 講師 開講年度・ 2015・ 曜時限 金5 開講期 通年 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 ヒンディー語(初級) [授業の概要・目的] 21世紀の世界において重要な役割を果たすと予想される巨大国家インドの公用語ヒンディー語の初 頭文法と簡単な会話を学ぶ。また映像・画像などのビジュアルを通して、急激に変化を遂げる現代 インド社会に触れる。インド古典文学の専攻者だけでなく、将来商社マン・外交官あるいは技術者 として南アジア地域での活動を希望する諸君にも是非受講してもらいたい。 [到達目標] インドでは英語が通じると言われるが、実際には、英語を不自由なくしゃべることのできる話者数 は全人口の5パーセントにも満たない。インド人と深い意思疎通をするためには現地語を知ること が不可欠となる。インドの公用語であるヒンディー語を通して異文化世界としての北インドについ て学び、世界認識の幅を広げる。ヒンディー文字を習得し、ヒンディー語の初級文法と簡単な会話 を理解する。 [授業計画と内容] 教科書を毎回一課の速度で進んでいき、1年で文法を一通り終えて読み物を読んだり、簡単な会話 ができるようになることを目標とする。また適宜、映画を用いて音声でのヒンディー語のみならず インドの社会風俗にも触れる。 前期 1.導入 2.文字と発音【4週】 3.文法と会話【9週】 4.中間試験【1週】 後期 5. 中間試験のフィードバック【1週】 6.文法と会話【7∼8週】 7.文法と絵本講読【4∼5週】 8.期末試験【1週】 [履修要件] 授業には継続的に参加すること。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点(30%)と筆記試験(期末30、年度末40)によって評価する。 [教科書] 町田和彦 『ニューエクスプレス、ヒンディー語』(白水)ISBN:978-4-560-06791-8(同著者の「CD エクスプレス、ヒンディー」とは別の本なので、間違えないこと ) ヒンディー語(初級)(語学)(2)へ続く↓↓↓ ヒンディー語(初級)(語学)(2) [参考書等] (参考書) 辞書については初回の授業で紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 授業の前日までに前回の講義内容を見直し、特に前回の練習問題を復習しておく。インド関係の情 報に関心を持つこと。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 21 授業科目名 ヒンディー語(中級)(語学) <英訳> Hindi 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 大阪大学 西岡 美樹 職名・氏名 言語文化研究科 専任講師 開講年度・ 2015・ 曜時限 火3 開講期 通年 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 ヒンディー語(中級) [授業の概要・目的] この授業では、研究に必要なテキストを正確に理解できるよう、ヒンディー語の中級および上級文 法を導入し、読解力の向上を目指す。また、必要に応じ、映像・音声メディアも利用し読解力と相 関関係にある聴解力の向上も図る。 [到達目標] ・長い文章を読んで理解し、内容を把握できるようになる。 ・簡単な説明文を聞いて理解することができる。 ・単文および簡単な複文使って、日常会話レベルより少し高度な自己表現ができるようになる。 [授業計画と内容] 本授業における基本的な導入順序は以下の通りである。 第 1 ∼ 5週目:(アクバルとビールバル、パンチャタントラ、小話など) 第 6 ∼ 10週目:(短編:インド神話、新聞記事など) 第12 ∼ 15週目:(TVドラマのシナリオ、会話集など) 第16 ∼ 20週目:(新聞記事、小話など) 第21 ∼ 25週目:(TVドラマのシナリオ、会話集など) 第26 ∼ 30週目:(現代小説、概説書など) 第16週目の後期からは、前期で使用した教材より内容的に高度なものを扱う予定である。なお、進 度および内容は、受講者の理解度によって変更される場合がある。 [履修要件] ・ヒンディー語初級文法を修了していること。 ・語学訓練には継続性が欠かせないので、授業には継続的に参加すること。 [成績評価の方法・観点及び達成度] ・授業への積極的な参加(40%) ・期末試験(60%) [教科書] 授業中にコピーを配布 ヒンディー語(中級)(語学)(2)へ続く↓↓↓ ヒンディー語(中級)(語学)(2) [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] ・テキストに出てくる新しい単語については、授業前に辞書引いて意味を調べ、内容把握をきちん としておくこと。 ・聴覚の訓練については、インターネットの動画や音声放送、DVD化された映画やドラマ等を利用 し、各自で常に自習をすること。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 22 授業科目名 オランダ語(初級)(語学) <英訳> Dutch 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 人間・環境学研究科 教授 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火3 開講期 前期 授業 形態 語学 河崎 靖 使用 言語 日本語 オランダ語初級 [授業の概要・目的] オランダ語の総合的な語学力を養成することを目標とする。 [到達目標] CEFRのおよそA1/A2レベルの語学力を目指す。 [授業計画と内容] 入門レベルの文法解説から始め(第1∼5回)、話す・聴く能力を高めるドリルも行い(第6∼10 回)、併せて、ランデスクンデ的な情報を盛り込む(第11回以降)。専門分野を問わず熱心な参 加を期待する。 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 基本的に平常点による。積極的な授業参加が望まれる。 [教科書] こちらでプリント教材を準備する。 [参考書等] (参考書) 河崎 靖 『オランダ語の基礎』(白水社) 河崎 靖 『オランダ語学への誘い』(大学書林) [授業外学習(予習・復習)等] こちらで用意する教材を、授業の前後(予習・復習)確実に準備してもらう。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 23 授業科目名 オランダ語(中級)(語学) <英訳> Dutch 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 人間・環境学研究科 教授 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火3 開講期 後期 授業 形態 語学 河崎 靖 使用 言語 日本語 オランダ語 初・中級 [授業の概要・目的] オランダ語の総合的な語学力を養成することを目標とする。 [到達目標] CEFRでB1レベルに達することを目指す。 [授業計画と内容] 入門レベルの文法の復習を含め(第1∼5回)、話す・聴く能力を高めるドリルも行う(第6∼10 回)。専門的なテキストにもチャレンジできるくらいのレベルを目指す(第11回以降)。専門分野 を問わず熱心な参加を期待する。 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 基本的に平常点による。積極的な授業参加が望まれる。 [教科書] こちらでプリント教材を準備する。 [参考書等] (参考書) 河崎 靖 『オランダ語の基礎』(白水社) 河崎 靖 『低地諸国の言語事情』(大学書林) [授業外学習(予習・復習)等] こちらで用意する教材を、授業の前後(予習・復習)確実に準備してもらう。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 24 未更新 授業科目名 タイ語I(初級) <英訳> Thai 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 木5 開講期 前期 非常勤講師 弓庭 育子 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 初めてタイ語にふれる人のためのタイ語学習 [授業の概要・目的] 【学習目的】臨地研究に備えて、暮らしの中で交わされる基本的なタイ語会話と文字の知識を身に つける。 【期待される学習結果】発音と声調の基礎が身についている。約100語の生活語彙と約25項目の基 本文法が身についている。生活場面や話題に応じたタイ語表現を用いて意思疎通を図れる。タイ文 字の子音字、母音符号の組み合わせの基礎が身についている。 [到達目標] [授業計画と内容] 会話:講義形式による文法解説、単語、例文の口頭練習、文法事項の反復練習、ロールプレイ活動 を行う。 【学習内容:会話】1.発音練習 母音、声調 2.発音練習 子音 3.第1課 4.第2課 5.第3課 6.第4課 7.第5課 8.第6課 9.第7課 10.第8課 11.第9課 12.第10課 13.第11課 14.総復習 [履修要件] 特になし タイ語I(初級)(2)へ続く↓↓↓ タイ語I(初級)(2) [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点、筆記小テスト、口頭小テスト、筆記大テスト [教科書] 宮本マラシー・村上忠良 『世界の言語シリーズ9 タイ語』(大阪大学出版会)ISBN:978-4-87259333-4 [参考書等] (参考書) 中島マリン著赤木攻監修 『挫折しないタイ文字レッスン』(めこん)ISBN:4-8396-0197-6 C0387 [授業外学習(予習・復習)等] (その他(オフィスアワー等)) 上述と異なる学習レベル、学習内容を希望する場合にはオリエンテーション時に申し出ること。可 能であれば対応する。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 25 未更新 授業科目名 タイ語II(初級) <英訳> Thai 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 木5 開講期 後期 非常勤講師 弓庭 育子 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 タイ語II(初級) [授業の概要・目的] 【学習目的】 臨地研究に備えて、暮らしの中で交わされる基本的なタイ語会話の知識を身につける。 【期待される学習結果】 発音と声調の基礎が身についている。約200語の生活語彙と約50項目の基本文法が身についている。 生活場面や話題に応じたタイ語表現を用いて意思疎通を図れる。 [到達目標] [授業計画と内容] 【学習方法】 会話:講義形式による文法解説、単語、例文の口頭練習、文法事項の反復練習、ロールプレイ活動 を行う。 【学習内容:会話】 1.「∼したことがあります」経験 2.「あまり∼しません」程度、果物の名称 3.「もしもし∼」電話表現 4.「一緒にしませんか」勧誘 5.「∼したいです」希望 6.「いくつですか」小さな数の尋ね方 7.「念のため」予備、備え、月の名前 8.「いくらですか」大きな数の尋ね方 9.「∼に比べて」比較、色の名前 10.「∼と同じです」共通点の伝え方 11.「∼しなくては」義務、衣服の名称 12.「全然∼ない」否定の強調 13.「まだです」未然 14.総復習 [履修要件] タイ語I(初級)を履修していることが望ましい。 タイ語II(初級)(2)へ続く↓↓↓ タイ語II(初級)(2) [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点 [教科書] 宮本マラシー 『『【会話テキスト】「サワッディー 日常生活の中のタイ語」会話』(国際語学社) ISBN:ISBN:978-4905572190 [参考書等] (参考書) [授業外学習(予習・復習)等] (その他(オフィスアワー等)) 上述と異なる学習レベルや学習内容を希望する場合には第1回目授業日のオリエンテーションにて 申し出ること。可能であれば対応する。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 26 授業科目名 インドネシア語I(初級)(語学) <英訳> Indonesian 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 京都外国語専門学校 専任講師 柏村 彰夫 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 木2 開講期 前期 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 インドネシア語Ⅰ(初級) [授業の概要・目的] 基本的には、インドネシア語の学習歴の無い者を対象とする。 インドネシア語の基本的な運用能力の養成を目的とする。 [到達目標] 日常会話での慣用表現の発話・聞き取りができるようになる。また、基本的な文の創出ができるよ うになることを目指す。 [授業計画と内容] 基本的には教科書に則り、以下の項目について学習する。 1.名詞文 2.数詞、音声 3.人称代名詞 4.基語動詞、ber-動詞 5.meN動詞 6.アスペクト、助数詞 7.形容詞 8.疑問文 9.疑問詞 10.受動 11.時間表現 12.接尾辞 -an, 接頭辞 pe-, peN[履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点。語学の授業という性格上、出席状況を重視する。 [教科書] 森山幹弘・柏村彰夫 『教科書インドネシア語』(めこん)ISBN:4-8396-0159-3 インドネシア語I(初級)(語学)(2)へ続く↓↓↓ インドネシア語I(初級)(語学)(2) [参考書等] (参考書) 授業中に適宜紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 初歩段階では語彙数を増やすことが最も重要である。従って初出単語の暗記を中心とする復習が必 要。 (その他(オフィスアワー等)) 第一回目の授業では、学習上必要な文献などの紹介を行う予定であるので、教科書や辞書を用意す る必要は無い。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 27 授業科目名 インドネシア語II(初級)(語学) <英訳> Indonesian 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 京都外国語専門学校 専任講師 柏村 彰夫 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 木2 開講期 後期 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 インドネシア語Ⅱ(初級) [授業の概要・目的] インドネシア語Iでの学習内容を踏まえ、インドネシア語の運用能力の養成を目的とする。 [到達目標] 日常会話レベルの基本的表現の創出能力を習得する。 [授業計画と内容] 基本的には教科書に則り、以下の項目について学習する。 1. 程度の副詞、接頭辞 se2. 比較級、最上級 3. 接頭辞 ter4. 接続詞 5. 関係詞 yang 6. 接辞 peN-an, per-an 7. 相関構文、複合語 8. 接辞 ke-an 9. 命令文 10. meN-kan動詞 11. meN-i 動詞 12. memeper 動詞 [履修要件] インドネシア語Iの履修または同程度のインドネシア語能力を前提とする。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点、特に出席状況を重視する。 [教科書] 森山幹弘・柏村彰夫 『教科書インドネシア語』(めこん)ISBN:4-8396-0159-3 [参考書等] (参考書) 授業中に適宜紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 語彙習得が重要であり、既出単語を身につけるための復習が重要となる。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 28 授業科目名 ベトナム語I(初級)(語学) <英訳> Vietnamese 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 大阪大学世界言語研究センター 清水 政明 職名・氏名 准教授 開講年度・ 2015・ 曜時限 金4 開講期 前期 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 ベトナム語I(初級) [授業の概要・目的] フィールドワークに耐え得る基礎レベルのベトナム語運用能力を習得することを目指す。 [到達目標] 人称詞の多様性を考慮しつつ、基本的な会話が可能となるレベルのベトナム語を習得する。 [授業計画と内容] テキストに沿ってハノイ方言を基礎に学習する。フィールドで方言を必要とする場合も、方言習得 の基礎となるので、ベトナムでフィールドワークを行う者は必ず履修しして下さい。 場面シラバスに基づく全26課からなる会話テキストの前半を発音・語彙・文法の順に学習する。 必要に応じ方言(特に南部方言)に関する解説を行う。 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 普段の授業参加状況による。 [教科書] 清水政明『世界の言語シリーズ4 ベトナム語 『大阪大学出版会』(大阪大学出版会)ISBN:978-487259-328-0 [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 復習のみ必要。教科書付属のCD音声(自然なスピード)を携帯端末等に落とし、毎日30分程度聞 く。既習部分のみでよい。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 29 授業科目名 ベトナム語II(初級)(語学) <英訳> Vietnamese 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 大阪大学世界言語研究センター 清水 政明 職名・氏名 准教授 開講年度・ 2015・ 曜時限 金4 開講期 後期 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 ベトナム語Ⅱ(初級) [授業の概要・目的] フィールドワークに耐え得る基礎レベルのベトナム語運用能力を習得することを目指す。 [到達目標] 人称詞の多様性を考慮しつつ、基本的な会話が可能となるレベルのベトナム語を習得する。 [授業計画と内容] ベトナム語Iに引き続き、テキストに沿ってハノイ方言を基礎に学習する。 場面シラバスに基づく26課からなる会話テキストの後半を発音・語彙・文法の順に学習し、会話練 習により知識の定着を図る。 必要に応じ方言(特に南部方言)に関する解説を行う。 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 普段の授業参加状況による。 [教科書] 清水政明 『世界の言語シリーズ4 ベトナム語』(大阪大学出版会)ISBN::978-4-87259-328-0 [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 復習のみ必要。教科書付属のCD音声(自然なスピード)を携帯端末等に落とし、毎日30分程度聞 く。既習部分のみでよい。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 30 授業科目名 アラビア語Ⅰ(初級) <英訳> Arabic 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ アジア・アフリカ地域研究研究科 竹田 敏之 職名・氏名 研究員 開講年度・ 2015・ 曜時限 木3 開講期 前期 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 アラビア語Ⅰ(初級) [授業の概要・目的] イスラーム世界の共通語であり、中東・北アフリカの主要言語である現代アラビア語の基礎文法の 習得を目指します。 [到達目標] アラビア語の単語や文をしっかりと形態的・文法的に解析できるレベルを目標とする。 [授業計画と内容] アラビア語の基礎文法について次の事項を中心に学びます。 (1)アラビア語の概説 (2)文字と発音 (3)品詞分類 (4)名詞の性・数・格変化(イウラーブ) (5)人称代名詞・指示代名詞 (6)名詞文 (7)名詞の修飾関係 (8)属格連結(イダーファ) (9)関係形容詞(ニスバ) (10)語根の概念と動詞の原型 (11)動詞の類型 (12)動詞の活用(完了形) (13)派生語 (14)行為者名詞・受身名詞 (15)動詞の活用(未完了形) [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点(出席および授業中に出される課題) アラビア語Ⅰ(初級)(2)へ続く↓↓↓ アラビア語Ⅰ(初級)(2) [教科書] 小杉泰・岡本多平・竹田敏之 『京大式 アラビア語実践マニュアル』(京都大学アジア・アフリカ 地域研究研究科 グローバル地域研究専攻・附属イスラーム地域研究センター(KIAS)・若手研究 者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)、2011) [参考書等] (参考書) 小杉泰・岡本多平・竹田敏之 『京大式 実践基礎単語1300』(京都大学アジア・アフリカ地域研究 研究科 グローバル地域研究専攻・附属イスラーム地域研究センター(KIAS)・若手研究者インタ ーナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)、2012.) 竹田敏之 『アラビア語表現 とことんトレーニング』(白水社、2013.) [授業外学習(予習・復習)等] 各課の練習問題と読解について十分な予習を行ってくること。 (その他(オフィスアワー等)) 教科書については、初回の授業で説明します。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 31 授業科目名 アラビア語Ⅱ(初級) <英訳> Arabic 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ アジア・アフリカ地域研究研究科 竹田 敏之 職名・氏名 研究員 開講年度・ 2015・ 曜時限 木3 開講期 後期 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 アラビア語Ⅱ(初級) [授業の概要・目的] イスラーム世界の共通語であり、中東・北アフリカの主要言語である現代アラビア語の文法理解を さらに深め、読解力の向上を目指します。 [到達目標] アラビア語の単語や文をしっかりと形態的・文法的に解析できるレベルを目標とする。 [授業計画と内容] 文法については次の事項を中心に学びます。 (1)受動態 (2)動詞文 (3)動詞の用法(接続法・要求法) (4)命令形 (5)助詞の用法 (6)比較級・最上級 (7)対格の特殊用法 (8)完全動詞と不完全動詞 (9)カーナの用法と動詞の時制 (10)派生型 (11)正動詞と弱動詞 (12)インナとその姉妹語 (13)関係代名詞 (14)条件文 (15)数詞の用法 [履修要件] アラビア語Ⅰを履修済みであること。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点(出席および授業中に出される課題) アラビア語Ⅱ(初級)(2)へ続く↓↓↓ アラビア語Ⅱ(初級)(2) [教科書] 小杉泰・岡本多平・竹田敏之 『京大式 アラビア語実践マニュアル』(京都大学アジア・アフリカ 地域研究研究科 グローバル地域研究専攻・京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)・若手 研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)、2011.) [参考書等] (参考書) 小杉泰・岡本多平・竹田敏之 『京大式 実践基礎単語1300』(京都大学アジア・アフリカ地域研究 研究科 グローバル地域研究専攻・附属イスラーム地域研究センター(KIAS)・若手研究者インタ ーナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)、2012.) 竹田敏之 『アラビア語表現 とことんトレーニング』(白水社、2013) [授業外学習(予習・復習)等] 各課の練習問題と読解について十分な予習を行ってくること。 (その他(オフィスアワー等)) 教科書については、初回の授業で説明します。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 32 授業科目名 アラビア語III(中級) <英訳> Arabic 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ アジア・アフリカ地域研究研究科 竹田 敏之 職名・氏名 研究員 開講年度・ 2015・ 曜時限 木4 開講期 前期 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 アラビア語III(中級) [授業の概要・目的] 多様なアラビア語文献を読みつつ、プラクティカルな読解力を養うことを目的とする。アラビア語 を読むコツのようなものをできるだけ多く紹介したい。 [到達目標] 原文の統語的な分析と、正確な訳出ができるレベルを目標とする。 [授業計画と内容] 授業で読む文献は受講者と相談の上、決定する。なるべく、受講者が研究上、読む必要のあるもの を採用したい。原則として、3∼4回ごとに文献を変えていく。毎回の授業では、受講者が、それぞ れの担当箇所を音読し、その翻訳案を提示する。 [履修要件] アラビア語の基礎文法を一通り学習していること。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点(出席および授業中のパフォーマンス)。 [教科書] Yusuf Ibish and Yasushi Kosugi, eds., 『Turath al-Fikr al-Siyasi al-Islami』(Turath, Bayrut, 2005.) [参考書等] (参考書) 小杉泰・岡本多平・竹田敏之 『京大式 アラビア語実践マニュアル』(京都大学アジア・アフリカ 地域研究研究科 グローバル地域研究専攻・京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)・若手 研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)、2011.) 竹田敏之 『アラビア語表現 とことんトレーニング』(白水社、2013) その他の参考文献は、授業中に適宜紹介する。 [授業外学習(予習・復習)等] 講読する箇所について十分な予習を行ってくること。 (その他(オフィスアワー等)) 教科書については、初回の授業で説明します。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 33 授業科目名 アラビア語IV(中級) <英訳> Arabic 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ アジア・アフリカ地域研究研究科 竹田 敏之 職名・氏名 研究員 開講年度・ 2015・ 曜時限 木4 開講期 後期 授業 形態 語学 使用 言語 日本語 アラビア語IV(中級) [授業の概要・目的] アラビア語IIIに引き続き、多様なアラビア語文献を読みつつ、プラクティカルな読解力を養うこと を目的とする。アラビア語を読むコツのようなものをできるだけ多く紹介したい。 [到達目標] 原文の統語的な分析と、正確な訳出ができるレベルを目標とする。 [授業計画と内容] 授業で読む文献は受講者と相談の上、決定する。なるべく、受講者が研究上、読む必要のあるもの を採用したい。原則として、3∼4回ごとに文献を変えていく。毎回の授業では、受講者が、それぞ れの担当箇所を音読し、その翻訳案を提示する。 [履修要件] アラビア語の基礎文法を一通り学習していること。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点(出席および授業中のパフォーマンス)。 [教科書] Yusuf Ibish and Yasushi Kosugi, eds., 『Turath al-Fikr al-Siyasi al-Islami』(Turath, Bayrut, 2005.) [参考書等] (参考書) 小杉泰・岡本多平・竹田敏之 『京大式 アラビア語実践マニュアル』(京都大学アジア・アフリカ 地域研究研究科 グローバル地域研究専攻・京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)・若手 研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)、2011)) 竹田敏之 『アラビア語表現 とことんトレーニング』(白水社、2013) その他の参考文献は、授業中に適宜紹介する。 [授業外学習(予習・復習)等] 講読する箇所について十分な予習を行ってくること。 (その他(オフィスアワー等)) 教科書については、初回の授業で説明します。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 34 未更新 授業科目名 ビルマ(ミャンマー)語Ⅰ(初級) <英訳> Burmese 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 東南アジア研究所 職名・氏名 学振特別研究員 開講年度・ 2015・ 曜時限 火5 開講期 前期 授業 形態 語学 小島 敬裕 使用 言語 日本語 ビルマ語入門 [授業の概要・目的] この授業は、初学者が正確な発音を身につけるとともに、基本的な語彙や文法を用いて簡単な会話 ができるようになることを目的としています。そのため授業中には、ロールプレイなども取り入れ ながら会話の練習を積み重ねます。 [到達目標] 正確な発音を習得するとともに、平易な語彙や文型を用いたビルマ語会話ができるようになる。 [授業計画と内容] 第1回 ビルマ語の特徴、発音 第2回 文字(基本字母、複合文字、母音記号、末子音を伴う音節の表し方、有音化と綴り字) 第3回 文字(軽音音節の綴り、重ね文字、特殊な文字、不規則な読み方や不規則な綴り字、句読 点、ビルマ数字、記号を書く順序) 第4回 1.それはココヤシの実です 第5回 2.元気です 第6回 練習問題1.3.私は豚肉のおかずが好きではありません 第7回 3.私は豚肉のおかずが好きではありません、4.ご飯食べましたか? 第8回 4.ご飯食べましたか?、練習問題2 第9回 5.マンダレーに行きます 第10回 6.何の仕事をしているんですか? 第11回 練習問題3、7.十冊くらいあります 第12回 7.十冊くらいあります、8.シュエダゴン・パゴダに行きたいです 第13回 8.シュエダゴン・パゴダに行きたいです、練習問題4 第14回 9.電気製品を売っている店はありますか? 第15回 期末試験 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 小テスト(25点)、発音試験(25点)、期末試験(50点) [教科書] 加藤昌彦 『CDエクスプレス ビルマ語』(白水社)ISBN:4-560-00643-1 ビルマ(ミャンマー)語Ⅰ(初級)(2)へ続く↓↓↓ ビルマ(ミャンマー)語Ⅰ(初級)(2) [参考書等] (参考書) 岡野賢二 『現代ビルマ(ミャンマー)語文法』(国際語学社)ISBN:978-4-87731-384-5 [授業外学習(予習・復習)等] この授業では、復習を重視します。新出単語や文法事項が含まれる基本例文を必ず記憶してきてく ださい。次回の授業時に小テストを行い、確認します。 (その他(オフィスアワー等)) オフィスアワーは火曜日11:00-16:00です。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 35 未更新 授業科目名 ビルマ(ミャンマー)語Ⅱ(初級) <英訳> Burmese 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 東南アジア研究所 職名・氏名 学振特別研究員 授業 形態 語学 開講年度・ 2015・ 曜時限 火5 開講期 後期 小島 敬裕 使用 言語 日本語 ビルマ語初級 [授業の概要・目的] この授業の目的は、初級レベルのビルマ語を習得することです。ただし発音や基礎的な語彙・表現 はすでに身につけていることを前提とします。授業中には、語彙や文型を続けて習得するとともに、 反復練習によって定着させていきます。 [到達目標] ビルマ語を正確に発音するとともに、フィールドワークの前提となる日常会話や基本的な読み書き ができるようになる。 [授業計画と内容] 第1回 10.ブーディーは揚げて食べるとおいしい 第2回 練習問題5、11.お腹が痛いので行かない 第3回 11.お腹が痛いので行かない、12.これはこれより良い 第4回 12.これはこれより良い、練習問題6 第5回 13.日本語が話せます 第6回 14.竪琴が好きです 第7回 練習問題7、15.犬にかまれた 第8回 15.犬にかまれた、16.ビルマ語を勉強しに来たのです 第9回 16.ビルマ語を勉強しに来たのです、練習問題8 第10回 17.このロンジ―はいくらですか? 第11回 18.傘を持たずに出てきてしまった 第12回 練習問題9、19.車がこわれてしまったようだ 第13回 19.車がこわれてしまったようだ、20.まだ帰りたくない 第14回 20.まだ帰りたくない、練習問題10 第15回 期末試験 [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 小テスト(25点)、発音試験(25点)、期末試験(50点) [教科書] 加藤昌彦 『CDエクスプレス ビルマ』(白水社)ISBN:-560-00643-1 ビルマ(ミャンマー)語Ⅱ(初級)(2)へ続く↓↓↓ ビルマ(ミャンマー)語Ⅱ(初級)(2) [参考書等] (参考書) 岡野賢二 『現代ビルマ(ミャンマー)語文法』(国際語学社)ISBN:978-4-87731-384-5 [授業外学習(予習・復習)等] この授業では、復習を重視します。新出単語や文法事項が含まれる基本例文を必ず記憶してきてく ださい。次回の授業時に小テストを行い、確認します。 (その他(オフィスアワー等)) オフィスアワーは火曜日11:00∼16:00です。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 36 授業科目名 科学技術と社会に関わるクリティカルシンキング 担当者所属・ 文学研究科 准教授 伊勢田 哲治 <英訳> thinking of science,technology and soceity 職名・氏名 配当 学年 1回生以上 単位数 2 題目 開講年度・ 2015・ 曜時限 火5 開講期 前期 授業 形態 演習 使用 言語 日本語 科学技術と社会に関わるクリティカルシンキング (critical thinking on science, technology and society) [授業の概要・目的] 伊勢田ほか編『科学技術をよく考える』をテキストとして、科学技術と社会の接点で生じるさまざ まな問題についてディスカッションを行い、多面的な思考法と、思考の整理術を学んでいく。 【研究科横断型教育の概要・目的】 理系の大学院のカリキュラムでは、科学と社会の関わりについて学ぶ機会はそれほど多く与えられ ない。他方、震災後の状況に特に顕著に」あらわれているように、科学技術が大きな影響をおよぼ す現在の社会において、研究者が自らの研究の社会的含意について考えること、アカデミズムの外 の人々と語り合うことの必要性は非常に高まっている。練習問題を使いながら広い視野を持った大 学院生を要請することが目的である。 [到達目標] 目標は、クリティカルシンキング(CT)という考え方について知り、CTのいくつかの基本的なテクニ ックを身につけること、科学技術社会論の概念を学び、それを使って議論ができるようになること、 である。 [授業計画と内容] 授業はテーマにそったグループディスカッション、全体ディスカッション、講義、演習の組み合わ せで行われる。 テキストは以下の10のテーマから構成されているが、本授業ではそのうち5つをとりあげ、関連 する知識やスキルとあわせて各2回程度を使って議論を行う。取り上げる題材は受講者の興味も踏 まえて決定する。 ・遺伝子組み換え作物 ・喫煙 ・脳科学の実用化 ・乳がん検診 ・血液型性格判断 ・地球温暖化 ・地震予知 ・宇宙開発への公的投資 ・動物実験 ・原爆投下の是非を論じること自体の正当性 4月21日に第一回のミーティングを行い、前半のテーマを決定する。関連するプログラムの開始 時期とあわせ、本格的な授業開始は5月12日。以後、2週を一単位として5セットの授業を行う (全11回)。 科学技術と社会に関わるクリティカルシンキング (2)へ続く↓↓↓ 科学技術と社会に関わるクリティカルシンキング (2) [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 3分の2以上の出席が単位発行の最低条件となる。 積極的な授業参加による平常点が70%、提出物の評価が30%で採点する。 [教科書] 伊勢田哲治ほか編 『科学技術をよく考える クリティカルシンキング練習帳』(名古屋大学出版会) (授業内での著者割引での販売を予定) [参考書等] (参考書) 伊勢田哲治 『哲学思考トレーニング』(ちくま新書) [授業外学習(予習・復習)等] ディスカッションのテーマとなる箇所は事前に読むこと。また宿題という形で課題を課すことが あるのでそれをきちんと行うこと。 (その他(オフィスアワー等)) 文理を問わずさまざまなバックグラウンドを持った大学院生の参加を期待する。 オフィスアワー:水曜日15:00∼16:30 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 37 授業科目名 英語プレゼンテーション(講義) 担当者所属・ 学際融合教育研究推進センター 特定助教 山田 真寛 <英訳> Asian Studies(English presentation) (Lectures) 職名・氏名 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 開講年度・ 2015・ 曜時限 火2 開講期 前期 授業 形態 講義 使用 言語 英語 英語プレゼンテーション (Presentation in English) [授業の概要・目的] 考えや主張を決まった時間内で、効果的に、英語で人に伝える手法を習得する。たくさんのプレゼ ンテーションの観察から効果的なプレゼンテーションの仕組みを見つけ出し、実践する能力を身に 付ける。 [到達目標] 以下の能力を修得することをこのコースの到達目標とする -指定された時間内で他者・自分の考え・主張を英語で効果的に人に伝える -グループワークをとおして複数の意見を統合して英語で人に伝える -説得力のある議論を英語で展開する -他者の主張を批判する [授業計画と内容] 各回の内容は以下のユニットにわけた目標をもとに履修者の人数と希望に応じて決定する。 ユニット1:観察 プレゼンテーション動画のアウトラインを作成し、効果的なプレゼンテーションが持つ構造を抽出 する。構造の各部分を際立たせるための効果的な表現を見つけ出す。 ユニット2:要約の発表 プレゼンテーション動画をもとに、他人の考え・主張を元の動画より短い時間で人に伝える能力を 修得する。 ユニット3:論証 プレゼンテーション内の論理構造を分析し批判する能力と、ある主張を論理的帰結として提示する 能力を修得する。 ユニット4:グループワーク 複数の発表者によってプレゼンテーションを行い、複数の意見を統合して発表する能力を修得する。 ユニット5:プロジェクト 自分で問いを設定し、その解決法、結論に対して説得力ある議論を展開して人に伝える能力を修得 する。 このコースのコミュニケーションには英語を用いるが、クラス内以外では日本語の使用を禁止しな い。 インターネット上のプレゼンテーション動画を閲覧し、アウトラインと内容をまとめて宿題として 毎週提出する。動画の選択は各履修者が行う。 英語プレゼンテーション(講義)(2)へ続く↓↓↓ 英語プレゼンテーション(講義)(2) [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 宿題40%, 発表40%, 発表批判10%, クラス内活動10% [教科書] 使用しない [参考書等] (参考書) 授業で使用するスライドなどはコースウェブページでダウンロード可能 (関連URL) http://www.ted.com/(プレゼンテーション動画のアーカイブ。宿題はこのウェブサイト上のものを選 んでもよいし、これ以外でもよい。字幕、transcipt、一部は日本語訳付き。) [授業外学習(予習・復習)等] インターネット上のプレゼンテーション動画を閲覧し、アウトラインと内容をまとめて宿題として 毎週提出する。2014年度の履修者は5分から20分程度のプレゼンテーション動画の視聴とアウトラ イン作成で、毎週の宿題に1∼2時間程度かけていた。 (その他(オフィスアワー等)) オフィスアワー、連絡先、コースウェブページはクラス内で指示する。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 38 授業科目名 英語プレゼンテーション(講義) 担当者所属・ 学際融合教育研究推進センター 特定助教 山田 真寛 <英訳> Asian Studies(English presentation) (Lectures) 職名・氏名 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 開講年度・ 2015・ 曜時限 火2 開講期 後期 授業 形態 講義 使用 言語 英語 英語プレゼンテーション (Presentation in English) [授業の概要・目的] 考えや主張を決まった時間内で、効果的に、英語で人に伝える手法を習得する。たくさんのプレゼ ンテーションの観察から効果的なプレゼンテーションの仕組みを見つけ出し、実践する能力を身に 付ける。 [到達目標] 以下の能力を修得することをこのコースの到達目標とする -指定された時間内で他者・自分の考え・主張を英語で効果的に人に伝える -グループワークをとおして複数の意見を統合して英語で人に伝える -説得力のある議論を英語で展開する -他者の主張を批判する [授業計画と内容] 各回の内容は以下のユニットにわけた目標をもとに履修者の人数と希望に応じて決定する。 ユニット1:観察 プレゼンテーション動画のアウトラインを作成し、効果的なプレゼンテーションが持つ構造を抽出 する。構造の各部分を際立たせるための効果的な表現を見つけ出す。 ユニット2:要約の発表 プレゼンテーション動画をもとに、他人の考え・主張を元の動画より短い時間で人に伝える能力を 修得する。 ユニット3:論証 プレゼンテーション内の論理構造を分析し批判する能力と、ある主張を論理的帰結として提示する 能力を修得する。 ユニット4:グループワーク 複数の発表者によってプレゼンテーションを行い、複数の意見を統合して発表する能力を修得する。 ユニット5:プロジェクト 自分で問いを設定し、その解決法、結論に対して説得力ある議論を展開して人に伝える能力を修得 する。 このコースのコミュニケーションには英語を用いるが、クラス内以外では日本語の使用を禁止しな い。 インターネット上のプレゼンテーション動画を閲覧し、アウトラインと内容をまとめて宿題として 毎週提出する。動画の選択は各履修者が行う。 英語プレゼンテーション(講義)(2)へ続く↓↓↓ 英語プレゼンテーション(講義)(2) [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 宿題40%, 発表40%, 発表批判10%, クラス内活動10% [教科書] 使用しない [参考書等] (参考書) 授業で使用するスライドなどはコースウェブページでダウンロード可能 (関連URL) http://www.ted.com/(プレゼンテーション動画のアーカイブ。宿題はこのウェブサイト上のものを選 んでもよいし、これ以外でもよい。字幕、transcipt、一部は日本語訳付き。) [授業外学習(予習・復習)等] インターネット上のプレゼンテーション動画を閲覧し、アウトラインと内容をまとめて宿題として 毎週提出する。2014年度の履修者は5分から20分程度のプレゼンテーション動画の視聴とアウトラ イン作成で、毎週の宿題に1∼2時間程度かけていた。 (その他(オフィスアワー等)) オフィスアワー、連絡先、コースウェブページはクラス内で指示する。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 39 授業科目名 Introduction to Japanese Languages <英訳> Asian Studies (Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 学際融合教育研究推進センター 特定助教 山田 真寛 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火3 開講期 前期 授業 形態 講義 使用 言語 英語 Introduction to Japanese Languages [授業の概要・目的] This course is to introduce a method to analyze various aspects of Japonic languages (Japanese and Ryukyuan languages). The data mainly dealt with will be taken from the "standard" variant of modern Japanese and Dunan (Yonaguni-Ryukyuan). [到達目標] At the completion of this course, the participants will be able to set a solvable problem against a given set of linguistic data, find out how to solve it, and argue for the answer which may constitute a part of the native speakers' (unconscious) knowledge of the languages discussed in the course. In other words, the participants will be able to find out a pattern or an order in a given linguistic data, which could be characterized as a linguistic rule that lets a native speakers of a language to generate all and only linguistic patterns observed. [授業計画と内容] The data necessary for the investigation will be either provided or instructed how to collect. Thus the participants are not expected to have any knowledge of Japanese/Ryukyuan languages. The knowledge to be discovered in the course would be unconscious one to the native speakers of Japanese/Ryukyuan languages. Thus the participants are not expected to be non-native speakers of Japanese/Ryukyuan languages either. The detailed plan for each class will be determined depending on the number of and the feedback from the participants, but will cover the following topics. 1. Sound and orthography 2. Sound pattern 3. Verb conjugation 4. Hierarchical structure 5. Honorific system A class or two will be a discussion of the endangered languages in Japan. Lectures, individual and group exercises, and class discussions will figure 1/3 of the course each. [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] Homework and exercise (60%), feedback (20%), participation (20%) [教科書] 使用しない Introduction to Japanese Languages(2)へ続く↓↓↓ Introduction to Japanese Languages(2) [参考書等] (参考書) The course material such as the class slides will be available at the course webpage. Although no specific parts will be referred to in the course but some parts of this course may be influenced by "An Introduction to Language" by Victoria Fromkin, Robert Rodman, Nina Hyams. Reading this book is not necessary at all. [授業外学習(予習・復習)等] The participants are expected to come to every class and spend a certain amount of time outside of this class for this course. (その他(オフィスアワー等)) Office hour by appointment. The course webpage will be available to download the course material. Please contact the instructor Masa Yamada <yamada.masahiro.4r[AT]kyoto-u[DOT]ac.jp> for any questions regarding this course syllabus. ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 40 授業科目名 Introduction to Japanese Languages <英訳> Asian Studies (Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 学際融合教育研究推進センター 特定助教 山田 真寛 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火3 開講期 後期 授業 形態 講義 使用 言語 英語 Introduction to Japanese Languages [授業の概要・目的] This course is to introduce a method to analyze various aspects of Japonic languages (Japanese and Ryukyuan languages). The data mainly dealt with will be taken from the "standard" variant of modern Japanese and Dunan (Yonaguni-Ryukyuan). [到達目標] At the completion of this course, the participants will be able to set a solvable problem against a given set of linguistic data, find out how to solve it, and argue for the answer which may constitute a part of the native speakers' (unconscious) knowledge of the languages discussed in the course. In other words, the participants will be able to find out a pattern or an order in a given linguistic data, which could be characterized as a linguistic rule that lets a native speakers of a language to generate all and only linguistic patterns observed. [授業計画と内容] The data necessary for the investigation will be either provided or instructed how to collect. Thus the participants are not expected to have any knowledge of Japanese/Ryukyuan languages. The knowledge to be discovered in the course would be unconscious one to the native speakers of Japanese/Ryukyuan languages. Thus the participants are not expected to be non-native speakers of Japanese/Ryukyuan languages either. The detailed plan for each class will be determined depending on the number of and the feedback from the participants, but will cover the following topics. 1. Sound and orthography 2. Sound pattern 3. Verb conjugation 4. Hierarchical structure 5. Honorific system A class or two will be a discussion of the endangered languages in Japan. Lectures, individual and group exercises, and class discussions will figure 1/3 of the course each. [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] Homework and exercise (60%), feedback (20%), participation (20%) [教科書] 使用しない Introduction to Japanese Languages(2)へ続く↓↓↓ Introduction to Japanese Languages(2) [参考書等] (参考書) The course material such as the class slides will be available at the course webpage. Although no specific parts will be referred to in the course but some parts of this course may be influenced by "An Introduction to Language" by Victoria Fromkin, Robert Rodman, Nina Hyams. Reading this book is not necessary at all. [授業外学習(予習・復習)等] The participants are expected to come to every class and spend a certain amount of time outside of this class for this course. (その他(オフィスアワー等)) Office hour by appointment. The course webpage will be available to download the course material. Please contact the instructor Masa Yamada <yamada.masahiro.4r[AT]kyoto-u[DOT]ac.jp> for any questions regarding this course syllabus. ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 41 授業科目名 アジア研究(タイ研修) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 文学研究科 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 開講期 前期不定 曜時限 その他 准教授 安里 和晃 授業 使用 形態 特殊講義 言語 日本語 タイ研修 [授業の概要・目的] 国際交流センターが実施するSENDサマースクールプログラムとの協力で行う。本プログラム参加 学生は、2週間程度、タイ・チュラロンコーン大学で研修を受ける。研修では、タイ語・タイ文化 講座の受講や学外研修の他、プレゼンテーションによる日本語・日本文化の相互学習を通しての学 生交流が予定されている。本授業の実践を経て、自国の文化を違う角度から見つめ直し、再発見す る姿勢を養うことを目指す。 [到達目標] 日本語、日本文化について相手国学生に対し英語で紹介ができる。 日本を相対化しつつアセアン、タイについて理解を深める。 日本タイの両国関係について認識を深める。 [授業計画と内容] 9月実施予定。詳細は後日掲載する。 研修前には、タイ人留学生による語学・文化講座の開講を予定している。 [履修要件] タイ語初学者も歓迎するが、「日本語・日本文化演習」や、「タイ語Ⅰ(初級)」等の関連科目の 受講が望ましい。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 事前学習への参加状況、現地での評価および帰国後の報告会等による。 [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] タイに関する文献を読むこと。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 42 授業科目名 アジア研究(ベトナム研修) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 文学研究科 准教授 安里 和晃 職名・氏名 学際融合教育研究推進センター 特定助教 佐々木 幸喜 開講年度・ 2015・ 授業 使用 開講期 前期集中 曜時限 集中講義 形態 特殊講義 言語 日本語 ベトナム語とベトナム文化をまなぶ。 [授業の概要・目的] ハノイ国家大学との協力により実施。ハノイに3週間滞在し、ベトナム語の学習とフィールドワー クを行う。また、現地の学生の日本語教育、日本研究の支援を行う。 [到達目標] 日本語、日本文化について相手国学生に対し英語で紹介ができる。 日本を相対化しつつアセアン、ベトナムについて理解を深める。 日本ベトナムの両国関係について認識を深める。 [授業計画と内容] 9月実施予定。 詳細については後日掲載します。 [履修要件] SENDの実施にあたり「日本語・日本文化実習」など関連科目を受講することが望ましい。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 現地での評価および帰国後の報告会等による。 [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] ベトナムに関する文献を読むこと。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 43 授業科目名 アジア研究(フィリピン研修) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 文学研究科 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火4 開講期 前期 准教授 安里 和晃 授業 使用 形態 特殊講義 言語 日本語 小中学校生徒に対する学習支援とフィリピン研修 [授業の概要・目的] 京都市内小中学校における多様な児童・生徒に対する学習支援を実施し、その結果をフィリピン政 府在外フィリピン人委員会に対してフィードバックを行う。授業ではフィリピンと日本における人 の国際移動についての講義、関連論文の精読等を行う。フィリピン研修はフィリピン政府訪問の他、 貧困、ジェンダーと労働市場に関しても現地調査を実施します。 [到達目標] 多文化社会の実態について体験、理解し、問題点について英語のプレゼンテーションを実施し、質 問の受け答えができるようになる。またフィリピン社会理解を通じて、貧困やジェンダー、国際移 動に関する知見を深める。 [授業計画と内容] 人の国際移動、多文化社会、社会統合政策、学習支援に関する共有、フィリピン社会などについて 講義を実施する。 [履修要件] この授業は学習支援と授業を要件とし、フィリピン研修を実施します。また研修に際しては KUASUの支援に応募することができます。研修報告会、報告書の執筆も必要となります。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 学習支援、授業、フィリピン研修を総合して勘案する。 [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 学習支援、フィリピン研修やフィリピン政府職員との共同調査。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 44 授業科目名 アジア研究(戦争と植民地をめぐる歴史認識問題) 担当者所属・ 文学研究科 教授 職名・氏名 <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 1回生以上 単位数 2 題目 開講年度・ 2015・ 曜時限 木2 開講期 後期 平田 昌司 授業 使用 特殊講義 形態 言語 日本語 戦争と植民地をめぐる歴史認識問題 [授業の概要・目的] 東アジアの日,中,韓・朝間での「歴史認識問題」を中心とし,そこで焦点となっている慰安婦問 題など過去の歴史についてより正確な事実を学ぶことを主としつつも,これら三国の間での歴史認 識の差異を多面的に考察するとともに,より広く現代世界における「歴史認識問題」とくに過去の 戦争や植民地支配の記憶をめぐる問題について考える手引きとなる講義をオムニバス形式で提供し ます。 [到達目標] いわゆる「歴史認識」とはどういうことかを理解したうえで、歴史学的に正確な事実を把握する能 力を養う。 [授業計画と内容] 文学研究科,人文科学研究所,人間・環境学研究科,教育学研究科の教員を中心に,現在日本,中 国,韓国,北朝鮮などの東北アジア諸国の間で国際的な問題となっている,過去の戦争と植民地支 配にかかわる「歴史認識問題」について講義します。また,これらの問題について学外の専門家を ゲストに招いて話を聞きます。また,東北アジア以外の地域における「歴史認識問題」についても 取扱います。 学内の講義担当者は以下のとおりです。日程および学外ゲストについては後日掲示します。 永井和(文学研究科):慰安婦問題について 小山 哲(文学研究科):ポーランド・ドイツ 記憶の場 高嶋 航(文学研究科):中朝韓の歴史論争問題 永原陽子(文学研究科):植民地暴力をめぐるナミビア・ドイツの歴史認識 平田昌司(文学研究科):最近20年の中国における日本観 吉井秀夫(文学研究科):朝鮮総督府古蹟調査事業の評価をめぐって 駒込 武(教育学研究科):台湾近現代史における日本の植民地支配問題 江田憲治(人間・環境学研究科):満洲国 岡 真理(人間・環境学研究科):パレスチナ 石川禎浩(人文科学研究所):日中戦争をめぐる日中の歴史認識について 水野直樹(人文科学研究所):植民地支配をめぐる日韓の歴史認識 ほか [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点(出席点)とレポートにより総合的に評価します。 [教科書] 使用しない アジア研究(戦争と植民地をめぐる歴史認識問題)(2)へ続く↓↓↓ アジア研究(戦争と植民地をめぐる歴史認識問題)(2) [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 関連する資料を講義担当者が指定した場合、予習しての出席、あるいは事後の自学をおこなってい ることを前提に授業をすすめる。 (その他(オフィスアワー等)) 専門知識が無くともわかりやすい講義を心がけますので,学部や専修の枠にとらわれずに受講して ください。 昨年度後期の「戦争と植民地をめぐる歴史認識問題」とかなりの講義が類似の内容なので、重複履 修はできません。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 45 授業科目名 アジア研究(東南アジア研究概論) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ アジア・アフリカ地域研究研究科 教授 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 水2 開講期 前期 玉田 芳史 授業 使用 特殊講義 形態 言語 日本語 東南アジア研究概論 [授業の概要・目的] 東南アジア地域への理解を深めてもらい、東南アジア地域研究の特徴や面白さを学んでもらうこ とが目的です。京都大学における東南アジア地域研究の重要な特色である学際性文理融合性を活か して、東南アジアで起きている様々な事象について、自然系・人文系・社会系の地域研究者がそれ ぞれの得意分野から、初学者にも分かりやすく解説します。 [到達目標] 東南アジアにはどのような国があり、それぞれの国にはどのような特色や個性があるのかを理解 できるようになることを目指します。たとえば、日本からの投資の多寡を左右するのが、各国の政 治、天然資源、宗教、地理的な位置などであることがわかるでしょう。 [授業計画と内容] 次の通り、15回に分けて、9名の教員が交代で講義を行います。地域は東南アジア、学問領域は工 学、農学、環境学、経済学、政治学、歴史学、人類学、保健学など多様です。 1 なぜ東南アジアを学ぶのか--玉田芳史(ASAFAS) 2 気候と水文--甲山治(CSEAS) 3 水産資源とその利用―岩田明久(ASAFAS) 4 森林の保全と利用(1)--竹田晋也(ASAFAS) 5 森林の保全と利用(2)- 竹田晋也(ASAFAS) 6 人と健康(1)--古澤拓郎(ASAFAS) 7 人と健康(2)--古澤拓郎(ASAFAS) 8 自然と農業--水野広祐(CSEAS) 9 政治(1)--玉田芳史(ASAFAS) 10 政治(2)--玉田芳史(ASAFAS) 11 社会革命--小林知(CSEAS) 12 社会復興--小林知(CSEAS) 13 民族--速水洋子(CSEAS) 14 宗教--片岡樹(ASAFAS) 15 まとめ--玉田芳史(ASAFAS) [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 出席と期末レポートに基づいて評価します。9名の講師は授業時にレポートの課題を示しますので、 期末に所定の字数や本数のレポートを提出してもらいます。 [教科書] 使用しない アジア研究(東南アジア研究概論)(2)へ続く↓↓↓ アジア研究(東南アジア研究概論)(2) [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 受講前に、東南アジアの地図を眺めてどこにどの国があるのかを確認しておいてください。宗教 や民族の分布、気候図や植生図も確認しておくと理解が容易になります。また、東南アジアを土台 にして執筆されたベネディクト・アンダースン『想像の共同体』を可能ならば読んでおいてくださ い。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 46 授業科目名 アジア研究(経営組織の社会学) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 文学研究科 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火2 開講期 前期 教授 伊藤 公雄 授業 使用 特殊講義 形態 言語 日本語 経営組織の社会学 [授業の概要・目的] 「経営組織」は社会という大きなシステムの中の重要なサブシステムの一つです。現在の社会では 種々ある経営組織を代表するものは「企業」といえます。そのことは社会の中で生活するのに必要 な「モノ」「サービス」の提供の大部分を企業という経営組織が担っていることからも解ると思い ます。社会そしてそれを構成する人々の意識は時とともに大きく変化していきます。社会の中の経 営組織は、ある時はその変革の原動力になりますし、また大部分はその変化に対応(適応)して自 らを変化させていきます。社会の変化に適応できない時、その経営組織は存続していくことができ ません。それは自然界における「自然淘汰」と類似しています。その変化の方向は大きくいえば「 経営組織を取り巻く各種の(利害)関係者と如何にして良好な関係を築き続けられるか」という方 向になります。顧客、取引先、株主、従業員、経営者、金融機関、自治体(国家)、地域社会とい った経営組織を取り巻く(利害)関係者は、個々の点では利害が対立することがありますが、大き な観点では利害が一致するとおもいます。(たとえば企業の存続発展といった点)。これらの(利 害)関係者間の調整を行い、そして「良好な関係」を継続的に構築していくためには、「対話」と いう方法が欠かせなくなっています。この講座では、長年企業という経営組織の中に身を置いてき た人間から見て、企業が社会の変化、人々の意識の変化に如何に対応してきたのか、またこの(利 害)関係者との調整が如何に行われてきたのかを考え、そして今後はどのような方向に変化してい くべきなのかを、受講生のみなさんと一緒に考える場としたい。 [到達目標] 社会・企業での実践に直結した知識を得られる。 [授業計画と内容] ①1回目(4月15日) 今回の授業担当者の自己紹介、授業の目的、授業の進め方、および各回の授業内容の進め方 企業を取り巻く環境の変化を「日本の経済社会の成熟化」、「グローバル化」、「情報技術革命( ウェッブ革命)」の視点から考える。 ②2回目(4月22日) 1回目に引き続き、日本企業を取り巻く環境の変化について「少子高齢化」「社会意識の変化」の 視点から考える。とくにモノの豊かさからココロの豊かさへ、社会への貢献・環境意識が高まりつ つ、同時に「一人一人の個人」という視点が欠かせなくなってきていることを考える。 ③3回目(5月13日) 企業は基本的に営利組織であり利益が得られなくなれば退出を余儀なくされます。その意味で現在 存続している企業は何らかの意味で適切に適応してきたとも言えます。その中にあって厳しい環境 変化にもかかわらず、自らを変えていくことによって見事に適応した実例として「日清紡」と「富 士フィルム」の二社を取り上げて何がそうさせたのかを探る。 ④4回目(5月20日) 企業を取り巻く(利害)関係者の一つとして株主との関係を考える。現在大半の企業が「株式会社」 の形態をとっています。株主はある意味では「企業の所有者」の側面をもち、株主は経営者に対し て企業経営を委託していることになります。経済社会の国際化の中で株主も国際化しており、それ にともない企業の統治構造も変化していかざるをえません。その方向は株主を始め多くの利害関係 アジア研究(経営組織の社会学)(2)へ続く↓↓↓ アジア研究(経営組織の社会学)(2) 者に対する「透明性の確保」です。企業が如何にして株主との対話を進め、透明性確保のために統 治構造を変革してきているのかを考えていきます。同時に企業の統治構造はその国の歴史や文化と 深くかかわりをもっているため、その比較を試みる。 ⑤5回目(5月27日) 日本の企業の統治構造改革の実例として、オムロン株式会社の企業統治の改革への取り組みについ て研究をします。社会全体の変化に対応してその統治の仕組みをどのように変革してきたか、その 実践の実例を学ぶ。講師に、オムロン株式会社の鈴木吉宜専務取締役を予定。 ⑥6回目(6月3日) 企業の(利害)関係者の中で顧客は特別な存在である。それは「お客様は神様である」とか「販売 なくして企業なし」といった言葉が示唆する。かって企業は顧客を「大衆」と考えていましたが、 それが「一定の層」と捉え、今はそれを「個客」(一人一人の人間)と捉えなければならなくなっ ている。社会の変化とともに企業活動の中心である「個客」との対話がどのように変わってきたか、 また今後どう変化していくのかを考える。 ⑦7回目(6月10日) 企業と顧客との関係の変化の実例として大和ハウス工業の場合を考える。変化する社会の意識の中 で企業が顧客開拓にどのように取り組んできたのかを学び、今後どのように「個客との対話」を進 めていくべきであるのか考えていきたい。講師に、吉井貞夫元大和ハウス工業副社長を予定。 ⑧8回目(6月17日) 国際化の進展と共に日本の企業も海外活動が活発化する。その中心にあるのは「海外の顧客」との 関係を如何に築いていくか。文化が異なれば企業と顧客との関係の結び方は当然異なる。講師に、 海外経験の豊富な田畑芳彦元クボタ常務を予定。 ⑨9回目(6月24日) 企業が社会の一員であることに疑いの余地はない。企業の行き過ぎた営利活動、失敗行動にたいす る社会の目は厳しくなっている。その変化に対応するため企業は「よき企業市民」としての行動規 範の遵守が求められる。企業の社会的責任(CSR)の視点からその背景、企業の行動、日米欧の 経緯と今後の在り方を学ぶ。 ⑩10回目(7月1日) 近年とみに重要になってきた企業の社会的責任に対する取り組みの実例を紹介して、今後の企業の 在り方を考えていきます。講師には京都CSR推進協議会会長明致親吾氏を予定。 ⑪11回目(7月8日) 企業という入れ物の中で実際に活動しているのは従業員である。「人財」とも言われるとうり従業 員が企業の命運を握っている。企業から見て「人的資源管理」が社会の変化とともにどう変化して きたのか、今後はどのような方向に進んでいくのかを考える。 ⑫12回目(7月15日) 人の行動は「文化」そのものと言える。近年日本企業のアジアへの進出はますます多くなっていま す。そこでは文化の違いから一種の「文化摩擦」が生じてくる。東南アジアでの御経験が豊富な中 道道顕前オムロンアジアパシフィック社長をお招きして、アジア諸国での企業と従業員との関係が 日本とどのように異なるのかを実例を交えて話していただく予定。 ⑬13回目(7月22日) ここまでは主に企業(経営組織)の側からみた(利害)関係者との関係構築であったが、ここでは 逆に働く人から見た日本企業の特徴を考えてみる。日本企業で働いた経験のあるアジア人の感じる 違和感を題材にして、今後の日本企業の海外でのあり方を考えてみる。 ⑭14回目 まとめ アジア研究(経営組織の社会学)(3)へ続く↓↓↓ アジア研究(経営組織の社会学)(3) [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] レポート提出(2回を予定) 40%×2回 授業への貢献20%、講師と受講生との対話を出来るだけ多くしますのでそれを評価。 [教科書] 使用しない [参考書等] (参考書) 寺本 義也他 『日本企業のコーポレートガバナンス』(生産性出版) 伊丹 敬之・加護野 忠男著 『経営学入門』(日本経済新聞社) 丹下 博文著 『企業経営の社会性研究』(中央経済社 ) 高 巌他著 『企業の社会的責任』(日本規格協会) 梶原 豊著 『人的資源管理論』(同友館) [授業外学習(予習・復習)等] 授業内で指示をする。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 47 授業科目名 アジア研究(近現代文化論) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ フィリピン大学 米野 みちよ 職名・氏名 アジアセンター 准教授 開講年度・ 2015・ 開講期 前期不定 曜時限 木3,4 授業 使用 特殊講義 形態 言語 日本語 アジアの近現代文化論:国家とコミュニティの狭間 [授業の概要・目的] 今日の社会は、近代社会の特徴を「超えた」諸相を呈している。本講では、特に文化に関して、近 代化の過程の中で国民国家が制度化してきたもの、およびその制度からはみ出した部分について学 ぶ。そしてその後者において、様々なレベルのコミュニティが果たす役割に焦点をあて、現代社会 を脱近代社会として理解する手がかりとする。特にアジアの近代化と脱近代化に関しては、欧米諸 国のそれとの時差および植民地の歴史という観点から、学ぶ。 [到達目標] ①近代社会の特徴を文化の側面から理解し、現代社会を、脱近代社会として理解する際の手がかり とする。 ②アジアにおける近代化と脱近代化の特徴を、国家(権力)による文化の制度化と、それに対する 様々なコミュニティの挑戦という視点から理解する。 ③関連する事例若しくは理論を研究し、口頭、文章の両方で報告する。 [授業計画と内容] 5/21) 導入:近代化と脱近代化 近代性の特徴 アジアの近代化と脱近代化 5/28) 文化カテゴリーの制度化・脱制度化 性の制度化と多様なジェンダーの出現 事例:東ポピュラー文化受容の事例から 6/4)国民文化の形成の諸相 20世紀型:国家とマスメディアによる文化の「捏造」 21世紀型:新しいコミュニティの出現(越境、IT、人権) 6/11) 文化の規格化とコミュニティ 事例:インドネシアのガメラン音楽 研究計画ワークショップ1 6/25) マイノリティ文化の表象・表出 事例:フィリピンの先住民/在日コリアン 研究計画ワークショップ2 7/2) 多文化共生社会の実現へ向けて 21世紀アジアにおける移住 事例:子どもの移民(1.5世代)に焦点を当てて 7/9) まとめ:研究発表 [履修要件] 日本語(英語による質疑応答/討論、報告も可) アジア研究(近現代文化論)(2)へ続く↓↓↓ アジア研究(近現代文化論)(2) [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点およびレポート(口頭発表および提出) [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 特になし (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 48 授業科目名 アジア研究(東アジアワークショップ) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 文学研究科 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 月4 開講期 前期 准教授 安里 和晃 授業 使用 形態 特殊講義 言語 日本語 東アジアワークショップ [授業の概要・目的] 京都大学、国立台湾大学、ソウル大学の社会学科・社会学専修が共同で実施する授業である。今年 度は国立台湾大学で実施する。東アジア社会についての相互理解を深めると共に、英語での研究発 表を経験することを目的とする。 [到達目標] 台湾や韓国に関する文献を読むことで理解を深める。英語のプレゼンテーションを実施し、質問の 受け答えができるようになる。 [授業計画と内容] ワークショップは、参加3大学教員による講義(英語)とフィールドワーク、および大学学生によ る研究発表(英語)からなる。今年度は国立台湾大学がホスト校である。 [履修要件] 履修志望者はTOEFL・IELTS等による語学能力証明書を提出すること。英語での受講と研究発表に 充分な学力をそなえていることが求められる。社会学専修以外の学生も履修できる。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 授業へのコミットメント、英語でのプレゼンテーション、ワークショップでの発表により評価する。 [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 東アジアに関する主に社会学の文献を読むこと。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 49 授業科目名 アジア研究(国際移動) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 単位数 2 担当者所属・ 文学研究科 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 曜時限 火3 開講期 前期 准教授 安里 和晃 授業 使用 形態 特殊講義 言語 日本語 題目 [授業の概要・目的] この講義では統合が進むアジアにおける経済、社会、政治、人口について概観し、特に人の移動に 着目した上で、アジアの再編について検討する。取り上げるのはシンガポール、香港、台湾、 韓国 などの新興工業経済地域、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシアなどアセアン諸国、そ して、 中国と日本である。アジアに対する理解を深めると同時に、日本の位置づけについても考える。 [到達目標] 人の国際移動に関する現状と理論について理解する。 [授業計画と内容] 1.アジアの経済成長とその要因Economic development in Asia 2.人口構成の変化 Demographic change 3.多様な政治体制 Diversity of political system 4.開発と移住労働 development and migration 5.女性の労働力化と移住労働 feminization of labor and migration 6.高齢化と移住労働 ageing and migration 7.人口政策と結婚移民 population policy and marriage migration 8.多文化共生 ・社会統合政策 social integration policy 9.人権の論理 logic of human rights 10.送り出し国の論理 logic of sending countries 11.開発と国際労働市場 international labor market formation 12.国際協 調体制の構築 international collaboration and mutual benefit [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] 出席点、レポートで評価。積極的な参加も考慮される。 [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 関連論文の事前学習。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 50 授業科目名 アジア研究(次世代グローバルワークショップ) 担当者所属・ 文学研究科 准教授 安里 和晃 職名・氏名 <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 開講年度・ 2015・ 授業 使用 開講期 前期集中 曜時限 集中講義 形態 特殊講義 言語 日本語 次世代グローバルワークショップ [授業の概要・目的] 世界30数か国の大学から大学院生と若手研究者の参加を得て7年間開催してきた実績のある「次世 代グローバルワークショップ」を単位化する。 今年度は京都大学で開催。開催時期は7月から8月の2日間を予定。 [到達目標] テーマに従い英語で論文を作成、プレゼンテーションを実施し、質問の受け答えができるようにな る。 [授業計画と内容] 参加者は統一テーマについて英語論文を執筆し、英語で研究報告を行う。事前に論文執筆、英語発 表の訓練を行い、ワークショップ後に論文をリライトしてプロシーディングスを作成する。ワーク ショップでは世界各地からの参加者と同じセッションで報告し、やはり世界各地から参加する大学 教員からコメントを受ける。国際会議での学術発表の実践的経験を積む貴重な機会である。 [履修要件] 参加希望者はあらかじめ発表要旨を提出し、選考を通った者のみが参加を認められる。ワークショ ップ準備のための授業にも参加が必要。 [成績評価の方法・観点及び達成度] ワークショップでの発表とリライトした論文により評価する。 [教科書] 使用しない [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 応募要項に従い準備を進める。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 51 授業科目名 アジア研究(インドネシア研修) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 文学研究科 准教授 安里 和晃 職名・氏名 学際融合教育研究推進センター 特定助教 佐々木 幸喜 開講年度・ 2015・ 授業 使用 開講期 前期集中 曜時限 集中講義 形態 特殊講義 言語 日本語 インドネシア語とインドネシア文化をまなぶ [授業の概要・目的] インドネシア大学との協力により実施。ジャカルタに3週間滞在し、インドネシア語の学習とフィ ールドワークを行う。また、現地の学生の日本語教育、日本研究の支援を行う。 [到達目標] 日本語、日本文化について相手国学生に対し英語で紹介ができる。 日本を相対化しつつアセアン、インドネシアについて理解を深める。 日本インドネシアの両国関係について認識を深める。 [授業計画と内容] 研修実施に関する詳細については後日掲載します。 [履修要件] SENDの実施にあたり「日本語・日本文化実習」など関連科目を受講することが望ましい。 [成績評価の方法・観点及び達成度] 現地での評価および帰国後の報告会等による。 [教科書] 使用しない [参考書等] (参考書) [授業外学習(予習・復習)等] 全学共通科目「日本語・日本文化実習」など関連科目を受講することが望ましい。 インドネシアに関する文献を読むこと。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 52 未更新 授業科目名 アジア研究(分析アジア哲学入門Ⅲ) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 単位数 2 担当者所属・ カルフォルニア州立大 八木沢 敬 職名・氏名 学ノースリッジ校 開講年度・ 2015・ 開講期 前期不定 曜時限 その他 題目 [授業の概要・目的] [到達目標] [授業計画と内容] [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] [教科書] [参考書等] (参考書) [授業外学習(予習・復習)等] (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 授業 使用 形態 特殊講義 言語 日本語 大学院共通 53 未更新 授業科目名 アジア研究(分析アジア哲学入門Ⅰ) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 単位数 1 担当者所属・ 文学研究科 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 開講期 前期不定 曜時限 その他 題目 [授業の概要・目的] [到達目標] [授業計画と内容] [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] [教科書] [参考書等] (参考書) [授業外学習(予習・復習)等] (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 准教授 出口 康夫 授業 使用 形態 特殊講義 言語 日本語 大学院共通 54 未更新 授業科目名 アジア研究(分析アジア哲学入門Ⅱ) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 単位数 1 担当者所属・ 文学研究科 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 開講期 前期不定 曜時限 その他 題目 [授業の概要・目的] [到達目標] [授業計画と内容] [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] [教科書] [参考書等] (参考書) [授業外学習(予習・復習)等] (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 准教授 出口 康夫 授業 使用 形態 特殊講義 言語 日本語 大学院共通 55 未更新 授業科目名 アジア研究(分析アジア哲学入門Ⅳ) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 単位数 1 担当者所属・ カルフォルニア州立大 八木沢 敬 職名・氏名 学ノースリッジ校 開講年度・ 2015・ 授業 使用 開講期 後期集中 曜時限 集中講義 形態 特殊講義 言語 日本語 題目 [授業の概要・目的] [到達目標] [授業計画と内容] [履修要件] 特になし [成績評価の方法・観点及び達成度] [教科書] [参考書等] (参考書) [授業外学習(予習・復習)等] (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 56 授業科目名 アジア研究(現代アジアメディア学) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 開講期 前期不定 曜時限 その他 非常勤講師 Mitsuyo Wada−Marciano 授業 使用 特殊講義 形態 言語 日本語及び英語 映画における現代日本への思考 [授業の概要・目的] 映画作品は特定の社会状況下で製作されながらも、決してその社会を単に反映するわけではありま せん。ましてや社会を覗き見るための「窓」としての役割を果たしているわけでもありません。む しろ映画というメディアに内在する力、つまり小説・コミックス・ゲーム・音楽・テレビといった 他の文化メディアとは違ったやり方で、社会に対する、また時代に対する認識を提示することがで きるのだと思います。映画学者・中村秀之はそれを「作品の思考」と名付けることによって製作者 たちの考えや意志とも区別しています。本講義は映画作品がどのように現代日本に対しての「思考」 を表現しているのか、2000年以降に日本で製作された映画作品を分析しながらディスカッションを 進めて行きます。 [到達目標] 映画分析を基調としたディスカッションを積み上げながら幾つかの目標に向かいます。まず一つ目 の目標は、映画の読み方に関するバリエーションを体得する事です。映画作品について語る際にど のようなアプローチが可能なのか、またどういった理論を応用することができるのか、つまり映画 分析の方法論について実践を通しながら習熟してゆきます。またもう一つの目標は、映画によって 「思考」された現代日本とはいったいどういったものなのかということについて考察します。今回 の講義は8回と時間の制約があるため、「家族」「犯罪者」「女性」「男性」といった四つの主体 に焦点を絞ることにします。大学院生には、さらにもう一つの目標を課します。8回の講義を通し て学んださまざまな映画研究的な要素を各自の専門分野の中でいかに利用することができるか、そ のいった超学術領域的な思考に注意を向けた最終論文を書いて貰いたいと思います。 [授業計画と内容] 一回目家族という幻想I (黒沢清、石井裕也、細田守の作品紹介・上映) 二回目家族という幻想II (引き続き上記映画作家の作品分析・ディスカッション) 三回目犯罪者の不条理I (中島哲也、李相日、吉田大八の作品紹介・上映) 四回目犯罪者の不条理II (引き続き上記映画作家の作品分析・ディスカッション) 五回目 女たちに課せられるものI (熊切和嘉、タナダユキ、井口奈己の作品紹介・上映) 六回目女たちに課せられるものII (引き続き上記映画作家の作品分析・ディスカッション) 七回目立ち止まる男たちI (熊切和嘉、大森立嗣、藤田容介の作品紹介・上映) 八回目立ち止まる男たちII (引き続き上記映画作家の作品分析・ディスカッション) [履修要件] 受講希望者は一回目の授業に必ず出席してください。クラス内で映画上映をしますが、クラス外で も指定した作品を観てもらうことがあります。指定されたreading materials (参考文献)は必ず読ん で来て下さい。 アジア研究(現代アジアメディア学)(2)へ続く↓↓↓ アジア研究(現代アジアメディア学)(2) [成績評価の方法・観点及び達成度] 平常点評価(出席状況 5%、授業内での発言 10%)、reading report (15%)、final paper (outline 5%、 presentation 15%、final paper 50%)、尚大学院生のfinal paper は原稿用紙30枚を上限とする。 [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 「履修要件」でも記述しましたが、毎週割り当てられた参考文献を必ず授業を受ける前に自宅で読 んで来て下さい。参考文献は日本語か英語で書かれたものに限られます。 (その他(オフィスアワー等)) 二回目、四回目、六回目、八回目の授業後、質問等がある学生と面談をすることが可能です。授業 中に、あるいはメールにて連絡を下さい。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 57 未更新 授業科目名 アジア研究(Chinese Literature) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 非常勤講師 胡 曉真 授業 使用 開講年度・ 2015・ 開講期 前期集中 曜時限 集中講義 形態 特殊講義 言語 英語 Topics in Chinese Narrative Literature of the Late Imperial Period [授業の概要・目的] Narratives are essential to our understanding of the Chinese literary past. By narrative I do not limit it to short stories and novels, but refer to a mode of composing texts. A narrative is an account of an event or a series of events, be it truthful or fictitious. Its functions are more than the telling of a story, as it tries to present ways of making sense of the events, and in extension, ways of seeing the world. By reading a narrative text, the reader takes an empathetic look at its author's mind to conduct a dialogue with the author's rhetoric and sociocultural community, and by doing it, the reader is able to tell a narrative of his own. Ideally, the result of reading is a fusion of horizons. In this course we will read selections of Chinese narrative texts of the late imperial period, centering around the concept of space, which is fundamental to the interpretation of Chinese literature yet has been inadequately addressed in previous studies. [到達目標] This course aims to familiarize the students with important topics in Chinese narrative literature. Students will read a selection of canonical and non-canonical works and learn to do literary interpretation. [授業計画と内容] I.Absence and Presence of the Cityscape 1.Hangzhou Narratives 2.“Old Capital” Complex 3.Lost Cities Shall Not Be Forgotten II.Borderlands: The Site of Conflicting Values 4.Romance of Heroes and Heroines 5.Humble Words of a Rustic Old Man 6.History of the Myriad of Creatures III. Zhi: Construction by Collection 7.Narrating the Far and Foreign 8.Narrating the Near and Home [履修要件] 特になし アジア研究(Chinese Literature)(2)へ続く↓↓↓ アジア研究(Chinese Literature)(2) [成績評価の方法・観点及び達成度] 1.students are required to read and analyze assigned texts before each meeting 2.participation in general discussion 3.final presentation, 5 mins 4.term paper, 10-15 pages [教科書] 授業中に指示する [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] Students are required to read and analyze assigned texts before each meeting. (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 58 授業科目名 アジア研究(社会言語学の方法) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 非常勤講師 Karen Corrigan 授業 使用 開講年度・ 2015・ 開講期 前期集中 曜時限 集中講義 形態 特殊講義 言語 英語 Sociolinguistic Methodologies [授業の概要・目的] This course focuses on the diverse range of methods that are used in sociolinguistics to investigate patterns of variation and change at different levels of the grammar. We will examine research on a wide variety of Englishes across the globe including Asian Englishes which are distinctive on account of the fact that many speakers of these varieties acquire them as second languages (L2). A particular focus of attention will be on methods used to further our understanding of the sociolinguistics of Irish English varieties which, interestingly enough, were also originally acquired as an L2 in the nineteenth century when large numbers of speakers shifted from Irish to English. We will also look at the methodological practices underpinning investigations of Tyneside English in the UK as well as other L1 Englishes in North America. [到達目標] The goals of the course are: 1.) To outline the socio-historical context of the spread of English world-wide. 2.) To provide case studies of key English varieties spoken globally, including the historical backdrop, social context and linguistic characteristics of these. 3.) To introduce basic and more advanced methods used in sociolinguistic research to uncover patterns of variation and change as well as attitudinal dispositions to particular varieties. 4.) To enable students to provide descriptions of the socio-cultural and linguistic features of specific English dialects and how one might investigate these depending on a particular research question. 5.) To enable students to evaluate different sociolinguistic methods by encouraging them to think about their advantages and disadvantages. [授業計画と内容] The course consists of 8x90-minute sessions, 2 sessions per day over 4 days. The sessions will be a mix of lectures and more task-oriented workshops. Day 1, Hour 1: The Roots of English: Causes and consequences of the spread of English. Day 1, Hour 2: Varieties of English in the British Isles, Asia and North America. Day 2, Hour 3: Workshop on ‘The Roots of English’ and Varieties of English’. Day 2, Hour 4: The sociolinguistic interview, transcription and sociolinguistic corpora. Day 3, Hour 5: Acceptability judgment tasks; matched-guise techniques and draw-a-map tasks. Day 3, Hour 6: Workshop on methods. Day 4: Hour 7: Group Pecha Kucha presentations: a case study of the methods underpinning one sociolinguistic investigation of your choice (undergraduates). Day 4: Hour 8: Group Pecha Kucha presentations: a case study of the methods underpinning one sociolinguistic investigation of your choice (postgraduates). アジア研究(社会言語学の方法)(2)へ続く↓↓↓ アジア研究(社会言語学の方法)(2) [履修要件] The course requires a fairly good command of spoken and written English as well as comprehension. [成績評価の方法・観点及び達成度] Group Pecha Kucha PowerPoint presentations on a case study of the methods underpinning one sociolinguistic investigation of your choice (100%). [教科書] Christine Mallinson, Becky Childs and Gerard van Herk (eds.) 『Data Collection in Sociolinguistics: Methods and Applications』(Routledge)ISBN:978-0-415-89857-7(Online version: http://www. routledge.com/books/details/9780415898577/) [参考書等] (参考書) Kortmann, Bernd and Edgar Schneider (eds.) 『A Handbook of Varieties of English, vol. 1: Phonology』( Mouton de Gruyter)ISBN:3-11-017532-0 Kortmann, Bernd and Edgar Schneider (eds.) 『A Handbook of Varieties of English, vol. 2: Morphology and Syntax』(Mouton de Gruyter)ISBN:978-3-11-017532-5(Online versions: http://www.dawsonera.com/ depp/reader/protected/external/AbstractView/S9783110197181) Braj B. Kachru, Yamuna Kachru, Cecil L. Nelson. (eds) 『The Handbook of World Englishes』(WileyBlackwell)ISBN:9781405111850(Online version: http://onlinelibrary.wiley.com/book/10.1002/ 9780470757598) Kortmann, Bernd and Lunkenheimer, Kerstin (eds.) 『The Mouton World Atlas of Variation in English』( Mouton de Gruyter)ISBN:978-3-11-028012-8(Information available online: http://www.ewave-atlas.org/ languages) Beal, Joan C., Burbano-Elizondo, Lourdes and Llamas, Carmen 『Urban North Eastern English』( Edinburgh University Press)ISBN:9780748641529 Setter, Jane, Cathy S. P. Wong and Brian H. S. Chan 『Hong Kong English』(Edinburgh University Press) ISBN:9780748635962 Deterding, David 『Singapore English』(Edinburgh University Press)ISBN:9780748625451 Clarke, Sandra 『Newfoundland and Labrador English』(Edinburgh University Press)ISBN: 9780748626175 Corrigan, Karen P. 『 Irish English, Volume 1: Northern Ireland』(Edinburgh University Press)ISBN: 9780748634293 Kallen, Jeffrey, L. 『Irish English, Volume 2: The Republic of Ireland』(De Gruyter)ISBN:978-1-61451129-8 Newman, Michael 『New York City English』(De Gruyter)ISBN:978-1-61451-212-7 [授業外学習(予習・復習)等] Students are required to prepare at home the reading for the lectures as well as the exercises in the workshops and Pecha Kucha presentations. アジア研究(社会言語学の方法)(3)へ続く↓↓↓ アジア研究(社会言語学の方法)(3) (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 59 授業科目名 アジア研究(日本家族の歴史人口学) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 2 担当者所属・ 職名・氏名 非常勤講師 Mary Louise Nagata 開講年度・ 2015・ 開講期 前期不定 曜時限 火4,5 授業 使用 特殊講義 形態 言語 日本語及び英語 幕末京都の歴史人口学(The Historical Demography of Late Tokugawa Kyoto) [授業の概要・目的] 開講期:2015年6月2日∼7月21日(各火曜日) 幕末京都の歴史人口学*ジェンダー、家族、労働と町 he Historical Demography of Late Tokugawa Kyoto: Gender, Family, Labor and Community” 歴史人口学は出生、死亡、移動の分析を基本とする学問です。それも結婚継体、労働、世帯構成、 家族システム、または社会経済制とも関係しています。幕末京都ではこれらの人口と家族のライフ イベントは町共同体、商家同族組織、と手工業経営を背景にありました。この講座で歴史人口学を 基本とする幕末京都の社会経済史を学生に紹介します。 Historical demography studies fertility, mortality and migration to understand historical populations. These demographic events in turn are related to patterns of marriage, labor, household and family system, and the socio-economy. In late Tokugawa Kyoto, demographic and family events took place in the context of the neighborhood community and the family and business networks of commercial and handicraft enterprises. This course introduces the student to historical demography as the basis for studying the socioeconomic history of Late Tokugawa Kyoto. [到達目標] 人口史料などの分析をし、幕末京都の庶民の姿を知る。英語の実践力を高める。 [授業計画と内容] Course schedule Week 1 Introduction, data and methodology 講座と研究の紹介、歴史資料と分析方法 Historical context and change 幕末京都の社会と歴史的変化 Week 2 Population turnover 移動と人口の変動 Mortality 死亡率と行方不明 Due Week 2: What do you think life was like for Kyoto townspeople? Write a short discussion paper describing how you expect of family, demography and the life-course in late Tokugawa Kyoto including your expectations for gender, household, marriage, work and family. Considering the title of this course, what was the significance or relation of the neighborhood community to these issues? Week 3 Household structure 世帯の構成 Co-residence analysis 同居の分析 Week 4 Marriage patterns and market 結婚継体と結婚市場 Fertility 出生率と乳幼児死亡率 Due Week 4: Diagram the household/s you lived in when you were 5, 10, 15, 20 and currently. What types of households were they? Where do your grandparents live in relation to you? When they become elderly and unable to live independently, who will be responsible for their care? Consider your mother; does she have a career and has she worked? From when? If she does/has worked, what type of work? (Full-time, part-time)? How do you think this compares with the past in Kyoto? What has changed? アジア研究(日本家族の歴史人口学)(2)へ続く↓↓↓ アジア研究(日本家族の歴史人口学)(2) Week 5 Headship succession & inheritance 戸主、戸主変換と相続 Property, community and gender 町共同体、土地所有とジェンダー Week 6 Labor 都市の奉公人:商工業者の契約労働 Household network & family firm 世帯ネットワーク:親族経営と同族団 Due Week 6: Write a short paper based on library research on some aspect of the socio-economy of 19th century Kyoto. Potential topics are: 町用人、御救い借家、住み込み奉公人以外の労働形態、株仲間、 女性と経営、嘉永年間の京都市民、その他興味がある研究テーマ。Place your topic of gender, family, demography, society or economy within the larger history of Japan and global debates. What is the significance of studying 19th century Kyoto society? Week 7 Power relations in household and family; Divorce and remarriage 世帯と家族内の力関係 離別、 死別、再婚 Week 8 Family, community, and crises 難渋時の家族と町共同体 Final discussion 討議 Due Week 8: How has your understanding and view of the life of Kyoto townspeople in 19th century Kyoto changed? Look back at what you wrote for the first assignment and write a paper discussing life in late Tokugawa Kyoto and addressing whether or how your understanding changed. Was the position of women in household, family and business what you expected? Was the organization of household and family what you expected? Were the patterns and ages of marriage as you expected? What about fertility, mortality and mobility? What about property rights, inheritance and headship succession? What about the gendered life course? What did you find that was new or surprising to you? [履修要件] The class might be taught in English depending on students. [成績評価の方法・観点及び達成度] Discussion paper 1 20% Household homework 20% Research paper 30% Discussion paper 2 30% [教科書] 使用しない [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する アジア研究(日本家族の歴史人口学)(3)へ続く↓↓↓ アジア研究(日本家族の歴史人口学)(3) [授業外学習(予習・復習)等] 特になし。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 60 授業科目名 アジア研究(コミュニティ・ケア) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 1回生以上 単位数 1 題目 担当者所属・ チュラロンコン大学 職名・氏名 経済学部 准教授 Worawet Suwanrada 開講年度・ 2015・ 授業 使用 開講期 後期集中 曜時限 集中講義 形態 特殊講義 言語 日本語 タイの高齢少子化社会と政策対応(Population Ageing and Fertility Decline in Thailand and Policy Responses) [授業の概要・目的] 開講期:2015年12月10日・17日(各木曜日) タイ経済社会と人口 動態についての基礎情報を述べた後に、いくつかの政策対応について紹介します。たとえば、高齢 少子化に関連する国家計画、年金政策、高齢者ケア、労働政策、家族政策等です。 [到達目標] アジアにおける様々なトピックを多様な視覚から学ぶことができる。英語の実践力を高める。 [授業計画と内容] ・タイ経済社会と人口動態について基礎 ・高齢少子化に関する国家計画について ・年金政策について ・高齢者ケアについて ・労働政策について ・家族政策について ・まとめ [履修要件] 日本語と英語による授業。 [成績評価の方法・観点及び達成度] レポートによる。 [教科書] 使用しない [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 特になし。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 61 授業科目名 アジア研究(親密圏と公共圏の再編成) <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 担当者所属・ 職名・氏名 文学研究科 教授 伊藤 公雄 非常勤講師 Sang−jin HAN 非常勤講師 Young−Hee SHIM 開講年度・ 2015・ 曜時限 木3,4 開講期 後期 授業 使用 形態 特殊講義 言語 日本語 Reconstruction of Intimateand Pbulic Spheres [授業の概要・目的] 開講期:2015年10月(各木曜日) This coursse is aimed at exploring the delicate and complex relations between intimate and publicshperes in East Asia with respect to the eight topics suggested below by asking why the issuesemerge and yhow they can be solved(joint teaching by Sang-Jin Han and Young-Hee Shim). [到達目標] アジアにおける様々なトピックを多様な視覚から学ぶことができる。英語の実践力を高める。 [授業計画と内容] Lecture 1: Family Planning and Family Risk Lecture 2: Child Care and Social Welfare Lecture 3: Elderly Suicide Lecture 4: Sexuality Lecture 5: Youth Unemployment and Labor Market Lecture 6: Emotional Labor in Occupation and Politics Lecture 7: Disaster Lecture 8: Religion [履修要件] The lectures will be delivered in English. [成績評価の方法・観点及び達成度] レポートによる。 [教科書] 使用しない [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 特になし (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 62 授業科目名 アジア研究(グローバリゼーションと東アジア福祉) 担当者所属・ 文学研究科 教授 伊藤 公雄 職名・氏名 <英訳> Asian Studies (Special Lectures) 非常勤講師 Jen−Der LUE 配当 学年 全回生 題目 単位数 1 開講年度・ 2015・ 曜時限 木3,4 開講期 後期 授業 使用 特殊講義 形態 言語 日本語 Globalization and the Institutional Transformation of East-Asian Welfare Capitalism [授業の概要・目的] 開講期:2015年11月(各木曜日)予定 In recent discussion about globalizaton and welfare state, the case of East-Asia new industrial countries is an interesting one. This series of lecture take the development of social policy in East-Asia as a case to explore the role of social policy in the process of globalization. It will be argued that in the initial phase of industrialization the productive component of social policy has been highlighted by the developmental state to serve the goal of economic development. This social policy functioned at this stage as an effective instrument to dampen labor cost and has thus contributed to the low-cost strategy of developmental state. Since the 1980s, however, the social policy has been profoundly transformed as a consequence of economic globalization on the one hand and domestic democratization on the other. The new global division of labor between the center (the advanced industrial countries) and the peripheral (the ASEAN and China) has posited the NICs in a dilemma. In the context of Taiwan, it has resulted directly in the capital outflow to China and indirectly in the rapid rising of unemployment rate since 1999. It demands an economic structural transformation to cope with the challenge. Even with that, however, the low-skilled labor will nevertheless remain a disadvantaged group during the reconstruction. Along with the economic development and globalization has been a process of political democratization since the mid-80s. As democratization has meant the political relevance of popular demands, which may or may not tally with the requirements of the strategy of economic development, social policy has been used by the state as an effective lever for balancing between the two. The implementation of the NHI in 1995 and the planning of a universal pension program are best understood in this light. In other words, it is observed that social policy making since the 90s in Taiwan has shifted the emphasis from the productive to the consumptive component. Finally, this paper suggests that three factors will be decisive in determining the making of Taiwan’s social policy in the future: the limited governmental revenues, the fiscal strain due to the debt problem, and the steering capacity of the state that is in the hand of a minority government. [到達目標] アジアにおける様々なトピックを多様な資格から学ぶ事ができる。英語の実践力を高める。 [授業計画と内容] 1. Globalization and Welfare State: A Review of the Debates 2. Globalization and its Impact on East-Asian Welfare System 3. Globalization and East-Asia Welfare System: Case 1 (Taiwan) 4.Globalization and East-Asia Welfare System: Case 2 (Korea) 5. Globalization and East-Asia Welfare System: Case 3 (China, I) 6. Globalization and East-Asia Welfare System: Case 3 (China, II) 7. Globalization and East-Asia Welfare System: South-East Asia 8. Conclusion: Globalization and the Future of East-Asian Welfare Capitalism: Toward a Social Investment State? アジア研究(グローバリゼーションと東アジア福祉)(2)へ続く↓↓↓ アジア研究(グローバリゼーションと東アジア福祉)(2) [履修要件] The lectures will be delivered in English. [成績評価の方法・観点及び達成度] レポートによる [教科書] 使用しない [参考書等] (参考書) 授業中に紹介する [授業外学習(予習・復習)等] 特になし (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 大学院共通 63 授業科目名 アジア研究(韓国研修) <英訳> Asian Studies (Seminars) 配当 学年 全回生 題目 単位数 4 担当者所属・ 文学研究科 職名・氏名 開講年度・ 2015・ 開講期 前期不定 曜時限 その他 准教授 千田 俊太郎 授業 形態 演習 使用 言語 日本語 韓国語韓国社会実地研修 [授業の概要・目的] ソウル大学において、ソウル大学言語教育研究所(LEI)および国際研究大学院(GSIS)の協力を 得て実施する。韓国語の習得および韓国の社会と文化の概要を学ぶことを目的とする。授業は原則 として英語により実施する。 [到達目標] 入門レベルの韓国語を習得し、また韓国の社会と文化について理解を深める。 [授業計画と内容] 1)文学部で渡航前のオリエンテーション(昨年度参加者の体験報告など) 2)7月末∼8月 (予定、変更の可能性あり) ①ソウル大学言語教育研究所(LEI)において、3週間、週5日間、毎日午前9時から午後1時まで(1 日あたり4時間)、韓国語の授業を受講。クラス分けテストにより、各人の能力に応じたクラスに 所属。初心者も可。詳細は以下を参照。 http://lei.snu.ac.kr/site/jp/klec/3Week-Intensive/course.jsp ②国際研究大学院(GSIS)において、韓国の社会と文化についての講義を受講(12時間)。および 各人テーマを決めてソウル市内においてフィールドワークを行う(約18時間)。 (3)帰国後、修了証と韓国社会研究のレポートの提出が求められる。 [履修要件] 履修志望者は出発の一か月前までにTOEFL・IELTS等による語学能力証明書を提出すること。英語 での受講に充分な学力をそなえていることが求められる。その他費用負担等、詳細については1回 目のガイダンスで説明する。 [成績評価の方法・観点及び達成度] ソウル大学言語教育研究所(LEI)が発行する修了証および成績証明書と、韓国社会研究のレポー トの結果を総合して担当教員が評価し、単位を認定する。 [教科書] ソウル大学で購入する. [参考書等] (参考書) ソウル大学で購入する. [授業外学習(予習・復習)等] 語学の授業においてはほぼ毎回課題が課される。 (その他(オフィスアワー等)) ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。
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