第30号 お泊りデイサービス 東京都の独自基準

2013.10 吉日
No.28
税理士法人 長谷川会計
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お泊りデイサービス 東京都の独自基準
現在、介護保険部会において介護保険法改正に向けての話し合いが行われてい
ますが、その中でデイサービスの宿泊サービスいわゆる「お泊りデイ」に対して
も言及されています。
通所介護の設備等を利用して法定外の宿泊サービスを提供している場合について
は、泊りの環境が十分でない等の問題点も指摘されている。このため、利用者保護
の観点から届出、事故報告の仕組みや情報の公表を行い、サービスの実態が把握さ
れ、利用者やケアマネージャーに情報が提供される仕組みとすることが適当である。
(第 53 回介護保険審議会介護保険部会 資料1より)
現在は東京都と大阪府のみが独自に基準を設けていますが、いずれは東京都の独自基準が全
国の基準へと統一されていくことが予想されます。そこで今回はお泊りデイにおける東京都の
独自基準を改めてご紹介します。
【主な設置要件(抜粋)】
・ 利用定員はデイサービス定員の 2 分の 1 以下であること。
・ サービス提供時間帯に介護職員又は看護職員を 1 人以上配置すること。
・ 1 室当たり 1 人とすること。(利用者の希望等による場合は 2 人でも可)
・ 床面積は 1 室当たり 7.43 ㎡以上であること。
・ 消防法その他の法令等に規定された設備を設置すること。
・ 4 日以上連続して提供する場合は、担当ケアマネージャーと連携して宿泊
サービス計画書を作成すること
・ http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kourei/hoken/kaigo_lib/dokujikijyunn/kij
yunn.files/kijyunn.pdf
・
より詳しい資料は東京都福祉保健局のホームページでご確認ください。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kourei/hoken/kaigo_lib/dokujikijyunn/
参考:社会保険審議会 介護保険部会(第 53 回)資料1