平成28年度使用中学校教科用図書について

平成28年度使用中学校教科用図書
小豆採択地区協議会
発
教科書
種目
番
号
行
者
略
教
称
記
号
番
科
号
書
書
名
国
語
38
光
村
国
語
731 国語1
831 国語2
931 国語3
書
写
2
東
書
書
写
731 新編 新しい書写
社 会
(地理的分野)
46
帝
国
地
理
727
社会科 中学生の地理
世界の姿と日本の国土
社 会
(歴史的分野)
46
帝
国
歴
史
732
社会科 中学生の歴史
日本の歩みと世界の動き
社 会
(公民的分野)
46
帝
国
公
民
932
社会科 中学生の公民
より良い社会をめざして
46
帝
国
地
図
724 中学校社会科地図
地
数
図
学
未来へひろがる数学1
未来へひろがる数学 MathNaviブック1
未来へひろがる数学2
未来へひろがる数学 MathNaviブック2
未来へひろがる数学3
未来へひろがる数学 MathNaviブック3
新編 新しい科学 1
新編 新しい科学 2
新編 新しい科学 3
中学音楽 1 音楽のおくりもの
中学音楽 2・3上 音楽のおくりもの
中学音楽 2・3下 音楽のおくりもの
啓林館
数
学
2
東
書
理
科
17
教
出
音
楽
17
教
出
器
楽
773 中学器楽 音楽のおくりもの
38
光
村
美
術
727 美術1
827 美術2・3
保健体育
224
学
研
保
体
728 新・中学保健体育
技術・家庭
(技術分野)
2
東
書
技
術
724
新編 新しい技術・家庭 技術分野
未来を創る Technology
技術・家庭
(家庭分野)
2
東
書
家
庭
724
新編 新しい技術・家庭 家庭分野
自立と共生を目指して
語
728 SUNSHINE ENGLISH COURSE1
828 SUNSHINE ENGLISH COURSE2
928 SUNSHINE ENGLISH COURSE3
理 科
音
(一
楽
般)
音 楽
(器楽合奏)
美
英
術
語
61
732
733
832
833
932
933
727
827
927
725
825
826
一・二・三年
9
開隆堂
英
中学校の特別支援学級で使用する教科書について
1
通常の学級と同様の教育課程を編成している特別支援学級では、当該採択地区内の中学校で使
用する教科書と同一のものを採択する。
2
特別の教育課程を編成し、教科により当該学年の検定教科書を使用することが適当でない場合
には、原則として、当該採択地区内の小学校及び中学校で使用する下学年の検定教科書と同一の
もの、または特別支援学校用の文部科学省著作教科書を採択する。
3
前1、2の教科書を使用することが適当でない場合等にあっては、絵本等を採択することがで
きる。
平成28年度使用
中学校教科用図書
採択理由書
小豆採択地区
種 目 名
発行者番号
書
国 語
38
名
略称
光 村
国語
3つの領域のバランスを考えて教材が配置されており、内容も豊富で多様であるこ
とにより、小豆地区の生徒の課題である「書くこと」や「コミュニケーション能力」
を高める効果が期待できる。
例えば、教材文を読んで説明の仕方や表現の工夫を学び、次の練習教材で実際に書
く活動が設定されているなど、
「読むこと」から「話すこと・聞くこと」
「書くこと」
の各領域に関連付けて学習ができるように教材の配置が工夫されている。
総合的な学習の時間や学校行事と関連させ、依頼文や礼状、報告会などの多様な言
語活動が展開できるよう工夫されている。
また、時事を反映した内容やメディアに関する単元など、生徒の発達段階に即し、
学習意欲が高まるような教材が選定されている。
読書案内では、ジャンル別に様々な本が紹介され、
「読書コラム」とともに、生徒の
読書への興味・関心を一層高める効果が期待できる。さらに、題材に応じて適切な挿
絵や写真、図表などが選ばれており、生徒の興味・関心を高めたり、理解を深めたり
できるようになっている。そして、
「季節のしおり」では、系統的に言語文化に触れ、
感性が豊かに育まれるよう配慮されている。
種 目 名
発行者番号
書
名
書 写
2
略称
東 書
新編 新しい書写
1~3年の合冊で、生徒が3年間の学習の見通しをもって取り組むことができるよ
うに構成されている。大判であり、半紙大の手本が載せられていることにより、小豆
地区の生徒にとって、手本の文字の大きさを参考にして自分の課題を見付けながら学
習を進め、書写の能力を高める効果が期待できる。
また、各教材に目標と学習の手引きを示すとともに、学習内容確認のための「振り
返ろう」や、関連した文字を書く欄を設けている。
各教材では、まず硬筆で書き、その後毛筆で練習し、そして、毛筆での学習を生か
して再度硬筆で書き込めるよう工夫されている。
楷書の学習、行書の学習ともに、基本点画を押さえ、その後、書体に調和する仮名
の学習をするように構成されている。また、生徒自身が好きな言葉を選んで書く活動
を設定し、生徒の創造性を高めるよう配慮されている。
さらに、トン(始筆)
・スー(送筆)
・ピタッ(終筆)というキャラクターが、
「吹き
出し」の形で表記され、各教材の注意点を示す工夫が見られる。
「生活に広げよう」では、入学願書や志望理由など、中学生が整った文字を書く場
面を想定した題材が設けられ、書写学習を日常生活に生かせるよう配慮されている。
種 目 名
社 会(地理的分野)
発行者番号
46
書
社会科 中学生の地理 世界の姿と日本の国土
名
略称
帝 国
世界や日本の地誌的な学習では、大きく掲載された写真などを用いて地域の概観を
とらえる学習、それを基に設定した課題を分析し解決する学習、それらを振り返りま
とめる学習というような授業を構築し、地理的な見方や考え方を育成しやすい構成と
なっている。資料は多彩であり、同縮尺の地図の比較など利用方法を示唆する指示も
明確であり、体験的学習から地理的技能を身に付ける工夫がなされている。
また、ほとんどの写真に人物が載っており、地域の人々の生活に注目し、学ぼうと
する意欲が高められるように配慮されている。
作図やグラフの特徴と利用法、資料の読み取り方と作成など、具体的に経験を通し
て学べるように、
「技能をみがく」や「やってみよう」のコーナーが設定されており、
様々な方面から地理的技能を習得できる工夫が図られている。語句や本文の理解を深
めるために解説を積極的に取り入れるとともに、原因と結果という視点を大切にして
本文が書かれており、内容を理解しやすいように構成されている。
過疎化対策として、観光客を呼び寄せる地域おこしの取組例が掲載されており、小
豆地区の生徒にとって、今後の小豆島を考える参考となる内容となっている。
種 目 名
社 会(歴史的分野)
発行者番号
46
書
社会科 中学生の歴史 日本の歩みと世界の動き
名
略称
帝 国
見開き2ページの中で、導入時の「学習課題」とまとめ時の「確認しよう」
「説明し
よう」により、探究的に歴史学習を進めることができる構成となっている。
「羅針盤マーク」
「技能をみがく」
「地域史」
「人物コラム」など、生徒が歴史的事象
を多面的・多角的に考察することができるコラムが豊富であり、特に「羅針盤マーク」
のコラムでは、現在の社会的課題を歴史的にも理解できるよう工夫されている。
各部の始めに、
「タイムトラベル」があり、各時代の人々の生活や社会の様子が、見
開き2ページで示されており、各時代の導入時に紹介することにより、歴史学習への
関心を高めるとともに、授業中適宜活用することで、イラストによる学習内容の確認
が可能であり、時代の様子について学習を深めることができる。
絵図や写真、統計、地図、文献などの幅広い資料が用意されており、数も豊富であ
る。疑問を投げかける吹き出しや、資料に関する作業活動や注意点を示す見出しを付
けて、資料が活用されるように工夫されている。
島原・天草一揆についてのコラムのページがあり、資料として小豆島の壺井家の文
書(矢文)が掲載されており、小豆地区の生徒にとって意義深いものとなっている。
種 目 名
社 会(公民的分野)
発行者番号
46
書
社会科 中学生の公民 より良い社会をめざして
名
略称
帝 国
導入資料として、身近な事象(
「クローズアップ」
)を取り上げることにより、自分
のこととして考え、個人と社会とのかかわりが考えられるように工夫されている。
また、学習を深めたり、発展的な学習が行えるように、豊富な資料が用意されてお
り、必要な資料の収集、選択、有効活用ができるように配慮されている。
「未来に向けて」や「羅針盤マーク」では、持続可能な社会に向けて各地域で行わ
れている取組を紹介し、最終章では、持続可能な社会の実現のための様々な課題につ
いての自分の考えをレポートにまとめるようになっている。
ディベートやロールプレイングなどの多様な学習形態が紹介され、話し合ったり、
意見をまとめたりしながら、生徒が主体的に学習を深められるようになっている。
地理的分野や歴史的分野との関連事項は、写真や絵など、様々な資料が多数掲載さ
れており、それぞれの関連を意識しながら学習ができるように工夫されている。
写真、統計、図表などが豊富で、幅広い資料や情報が用意されている。また、
「資料
活用」では、資料読み取りのポイントなどを示し、資料活用を促す工夫が見られる。
「オリーブ振興特区」など、小豆島に関連のある記述も掲載されており、小豆地区
の生徒が、興味・関心をもって学習に取り組むことが期待できる。
種 目 名
発行者番号
書
名
地 図
46
略称
帝 国
中学校社会科地図
一般図、資料図と多彩な地図を掲載するとともに、地図どうしの比較、関連性を意
図した同縮尺、同範囲の資料図が配列されている。また、資料図と関連した統計資料、
写真、イラストが積極的に取り上げられている。そのため、生徒に親しみやすい地図
帳であるとともに、課題発見や課題追究を意欲的に行うための工夫が随所に見られ、
生徒の学習意欲が喚起され、地理的な見方や考え方の基本を育成することが期待でき
る。
すべての一般図のページに地球上の位置図と標高、水深、記号などの凡例が記載さ
れており、土地の高低差や土地利用の様子が分かりやすくなっている。日本の領土に
ついて写真入りで掲載されており、
小豆地区の生徒が理解しやすいものになっている。
一般図の中に関連ある歴史的事象を紫色で表示し、歴史的分野の学習でも活用でき
るようになっている。また、今日的課題である環境、人口などに関する資料も豊富に
掲載されており、地理的分野の学習の補充や深化、公民的分野の学習の際にも活用し
やすくなっている。
「地図を見る目」や「やってみよう」などを設け、意識して地図に注目させたい課
題を提示することで、地理的技能や見方、考え方を身に付けられるように工夫してい
る。
種 目 名
発行者番号
書
数 学
61
名
略称
啓林館
未来へひろがる数学
生徒が興味・関心をもって学習に取り組むことができるように工夫されているとと
もに、数学的な見方や考え方を追究できるように構成されている。
さらに、数学を実生活で生かすことができる手立てとして、別冊をセットしており、
基礎から応用までを段階的に学習できるような工夫を凝らしている。問題量が十分確
保されていることで、小豆地区の教師の学習指導に役立つことが期待できる。
重要なポイントと振り返りのページを示し、解くためのヒントや関連させた問題を
載せ、学習の定着が図られるように構成されている。
数学的な表現を用いて、論理的に考察し表現したり、問題解決の過程や結果を振り
返って考えを深めたりする場面設定を随所に設けているので、数学的活動の充実を図
ることができる。
身の回りの事象や他教科、歴史的話題を効果的に融合させることで、意欲的に学習
活動ができるように作成されており、様々な角度から無理なく学べる工夫がされてい
る。また、挿絵や絵図、イラストを効果的に使っているので、情景などをイメージし
やすい。用語の定義を色分けしたり板書風に提示したりするなど、提示手段や配列方
法もバラエティに富んでいる。
種 目 名
発行者番号
書
名
理 科
2
略称
東 書
新編 新しい科学
生徒が主体的に探究的な活動に取り組めるよう、課題設定から考察までの過程が分
かりやすく記載されている。また、
「考察のポイント」や「まとめ」
「学びを活かして
考えよう」などにより、内容の理解を深めるとともに、言語活動を通して、科学的な
思考力・表現力を育成できるように構成されている。
また、観察、実験ごとに目的が具体的に設定され、生徒が目的意識をもって取り組
めるとともに、観察などでの留意点や注意点が文字色やマークで強調され、分かりや
すく明記されており、生徒の発達段階を考慮した安全への配慮もなされている。
各単元、各章のはじめに学習内容の序章となる事物・現象の最新の写真が多く掲載
されたり、図版により実際に観察できないものを可視化したりして、生徒の理解を助
けるよう工夫されている。また、文章中の難しい用語には解説を設け、より分かりや
すくなるよう工夫されている。
「これまでに学んだこと」で既習事項を確認する工夫がされているとともに、
「学び
を活かして考えよう」
「学びを広げよう」
「科学の本だな」など、補充的な学習や発展
的な学習を行う手立てが示されている。
挿絵や資料が多く、科学と職業の関連も紹介されており、小豆地区の生徒にとって
学習意欲を高め、知的好奇心をかき立てるようにまとめられている。
種 目 名
発行者番号
書
音 楽(一般)
17
名
略称
教 出
中学音楽 音楽のおくりもの
各学年の目次には、それぞれの題材の関連や配列が分かりやすく示されている。ま
た、
〔共通事項〕を意識して学習できるよう、目標が明示されている。
歌唱の活動を生かした旋律づくりをしたり、
〔共通事項〕を核として関連ある鑑賞曲
を扱ったりするなど、表現と鑑賞の関連が系統的に図られている。
「伝えてみよう!」コーナーを作り、作品のよさや特徴について生徒が自分の考え
をまとめ、他者と交流することで、学習内容をさらに深め合えるように構成されてい
る。
コンピュータを使った音楽、アウトリーチや音楽療法についての記載が充実してお
り、音や音楽を身近なものとして実感できるように工夫されている。
「Let’s Try!」では、指揮や器楽などについて取り上げ、基礎的な技能の向上とと
もに、生徒が楽しく、主体的に表現できるための工夫が見られ、小豆地区の生徒が意
欲的に学習に取り組むことが期待できる。
全体的に明るい色調で、写真が美しく、歌詞の表すイメージを広げたり、音楽のよ
さや美しさを味わったりする効果が期待できる。
種 目 名
発行者番号
書
名
音 楽(器楽合奏)
17
略称
教 出
中学器楽 音楽のおくりもの
小学校での既習曲、順次進行の曲、鑑賞教材と関連した曲などの教材を取り上げ、
生徒が主体的に学習活動に取り組めるような構成となっている。
〔共通事項〕を意識した活動のポイントが、教材名の下に明示されている。
歌唱や鑑賞で学習する楽曲の主な旋律が、
「名曲旋律集」の中に掲載されている。楽
器と創作を関連させたものとして、
「音のスケッチ」があり、楽器の基本的な演奏を身
に付けながら、創作の力も養っていくことが期待できる。
楽譜を中心に、運指をサイドに配置するなどのユニバーサルデザインに配慮し、視
覚的な支援の効果が期待できる。
箏や篠笛など、学校で使用される機会の多い和楽器を取り上げている。また、楽器
そのものの演奏の仕方を学ぶだけでなく、楽器と文化の移り変わりの歴史や楽器を用
いた創作活動も行えるよう工夫されているため、小豆地区の生徒が興味・関心を高め
ながら学習に取り組むことが期待できる。
口絵には、一流の演奏家のメッセージが掲載され、日本の文化や音楽を愛好する心
情に触れることができるように配慮されている。
種 目 名
発行者番号
書
美 術
38
名
略称
光 村
美術
美術が詩や歌などの芸術と関連付けられて紹介され、美術の学びがより豊かになる
ように工夫されている。
作家の制作の様子や言葉を効果的に配置し、個々の思いから内発的に主題が見出せ
るように工夫している。
目的に応じて表現された作品例や完成までの手順が、コメントとともに掲載されて
いるので、質の高い発想や構想ができるようにしている。
表現のページには著名な作家の作品が掲載され、鑑賞のページには表現の例が表さ
れており、常に表現の能力と鑑賞の能力を関連付けた授業展開ができるような工夫が
されている。
巻末の学習を支える資料には、共通事項の内容や作品例が掲載されており、そのペ
ージを利用するためのマークや関連ページが記されている。
左ページには大きな作品、
右ページには技法の説明や他の素材の作品、発展的な内容を掲載し、見やすく編修さ
れている。また、題材の目標は、教師と生徒がねらいを共有できる工夫がされている
ことで、小豆地区の生徒が主体的に学習に取り組むことが期待できる。
種 目 名
発行者番号
書
名
保健体育
224
略称
学 研
新・中学保健体育
具体例が多く示されており、思考が高まりやすい工夫が見られる。小学校で学習し
たことの振り返りや他教科との関連なども記載され、系統立てた学習が期待できる。
各項目において、発問により学習課題が明確になり、身近な生活と関連付けて、考
えたり判断したりして学習が深められるように工夫されている。
体育理論では、具体的な事例を挙げ、主体的に考えて実践する過程を示すなど、体
育分野に生かせる内容になっている。
各項目について、基礎的な内容の理解を深めるとともに、グラフを使用したり、図
や写真を載せたりして、発展的に考えられるように工夫されている。他の項目との関
連も明記されているので、情報が収集しやすくなっている。
「ウォームアップ」や「エクササイズ」
「活用しよう」が一連の流れになって課題解
決の手立てとなっているので、理解されやすい構成となっている。
まとめの問題やチェックシートが精選され、自己評価や新たな課題が設定しやすい
ように工夫されているため、小豆地区の生徒が自分の生活の振り返りや評価などをし
ながら、学習活動の充実を図ることが期待できる。
種 目 名
発行者番号
書
名
技術・家庭(技術分野)
2
略称
東 書
新編 新しい技術・家庭 技術分野 未来を創る Technology
各編とも1章から3章の内容を統一し、見通しをもって進められるような構成にな
っており、特に3章では技術の評価・活用について、新技術の紹介に加え、環境問題
や消費者としての心構えについて考えることができるような場面が設定されている。
基礎的な技能や作品の例示が多く記載されており、生徒が参考にしやすい。また、
情報モラルやセキュリティなど、生徒にとって関心の高い内容についての記載も多く
あり、意欲的に問題解決的な学習が展開できるように構成が工夫されている。
思考の流れを妨げないように、作業の手順が分かりやすい図版で見開き表示され、
巻頭で教科書の表記に関するルールやマークの意味を明記することで、自主的な学習
ができるように配慮されている。
「リンク」マークにより、他の項目や他教科、また小学校の内容と関連付けながら、
基礎・基本の確認や発展的な学習への展開など、効果的に活用することが期待できる
ため、小豆地区の生徒が興味・関心を高めながら学習に取り組むことが期待できる。
教科書のサイズ(幅)を拡大することにより紙面に余裕ができ、実習例の写真や資
料の図版が多く記載されている。
種 目 名
発行者番号
書
名
技術・家庭(家庭分野)
2
略称
東 書
新編 新しい技術・家庭 家庭分野 自立と共生を目指して
各編の最初に見開きを使って学習の手順などの全体の流れを確認できる場を設けて
おり、生徒が見通しをもって学習が進められるように工夫されている。
また、生徒が自分の生活の中から課題を見付けられるように、身近な実践例が多く
紹介されている。そして、見付けた課題を解決するための手順が分かりやすく示され
るとともに、ヒントなども効果的に配置されているため、小豆地区の生徒が意欲的に
学習に取り組むことが期待できる。
家庭分野の学習と社会の様々な方面や将来へのつながりを意識できるような題材を
選定し、他の編や他教科との関連のある事柄について、
「リンク」というマークを用い
て、学びの視野を広げる工夫をしている。
巻頭のガイダンスにおいて、
生徒が実習で起こしがちな状況をイラストで示すなど、
全編にわたり、
「安全」マークを付けて安全への意識付けを図っている。
一日に摂取する野菜の量が実物大の写真で表示されるなど、生徒にとって分かりや
すい写真や具体的な例が多く示されているため、生活をイメージしやすく、実践に結
び付けやすいよう配慮されている。
種 目 名
発行者番号
書
名
英 語
9
略称
開隆堂
SUNSHINE ENGLISH COURSE
各単元が見開きで基本文の確認・聞き取り、ペアでの対話、本文の読み取り、英作
文の4技能の総合的な育成が行えるようにまとめられ、基礎・基本の定着ができるよ
うに示されている。習得した知識を活用して発信することができるよう系統的でスパ
イラルな言語活動が効果的に配置されていることにより、小豆地区の生徒の課題であ
る「活用する力」や「コミュニケーション能力」を高めることが期待できる。
題材は、身近な日常生活を中心にし、学年が上がるにつれて環境・人権などの社会
的な課題をより深く探究できるように工夫されている。また、ノーベル平和賞のマラ
ラさんなど、最近話題の題材が効果的に配置されている。
全学年の巻末に「英語ができるようになったことリスト」があり、定期的に学習の
成果を振り返り、チェックできるように設定されている。また、発展的な学習ができ
るよう、2、3年では補充的読み物が掲載されている。
巻末資料の CAN-DO リストは、学年毎に色分けされ、3年間を見通した目標が立
てられており、分かりやすい。また、全学年で新文型の導入や新出単語がブロック体
で表記されており、見やすい構成となっている。