ウ 語彙力と伝える力を育む読書環境づくり (ア) 読書量を高める取組 子どもたちが,多くの言葉や表現に触れるためには,多くの本との出会いが大切である。 そのために,以下のようなことに取り組み,1年間で一人平均243冊の読書量を達成し た。 ○ 読書目標の設定 学校目標は低学年120冊,中・高学 年は100冊,その他に個人目標の設定 や読書貯金(ページ集計)に取り組んだ。 ○ おすすめの本の紹介 読書郵便や本のPOP作成,ビブリオ バトル,図書委員会の読み聞かせ,ペア 読み聞かせなどの活動を通して,子ども たち同士で本を紹介しあったり,先生お ペア読み聞かせ すすめの本や必読書の設定を行ったりした。 ○ 家庭・地域との連携 毎月1週間生活リズム調べを実施して いる。その中に読書の項目を設け,家庭 での読書時間の確保を呼びかけた。 また,保護者や地域の方による読み聞 かせを行ったり,市の移動図書や公民館 図書の活用を促したりした。 地域の方による読み聞かせ (イ) 伝える力を育む取組 読書を通して感動したことを伝え合うために,以下のようなことに取り組んだ。子ども たちは,内容を要約することや相手にわかりやすく伝えるという目的意識を持って,真剣 に取り組んでいた。 ○ POP作成 読書月間を活用し,全校児童が本のPOP 作成を行った。今回で2回目となるが,昨年 より充実したPOPが出来上がった。 ○ 読書郵便 読書月間に読書郵便にも全校で取り組んだ。 各学年代表の作品は,市立図書館の読書郵便 1年生のPOP 展に出品した。 ○ ビブリオバトル・アニマシオン 各学年の国語学習に合わせて,ビブリオバト ルやアニマシオンに取り組んでいるが,特に2 年生では,図書の時間に定期的にビブリオバトル を行っている。前回は,恐竜の動作をしながら 「きょうりゅうたち」という本を紹介した児童 が優勝し,盛り上がった。 2年児童のビブリオバトル 1
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