台湾から台湾RoHSに関するWTO/TBT通報

作成日;2015,07,23
発行番号;EHS-EISC-201507282
作成;環境情報専門委員会
(作成:SEAJ 環境情報専門委員会
独自の見解を含んでおり、内容を保証するものでは有りません。参考情報としてご利用下さい)
(情報区分;b グリーン調達)
(取得区分;1 委員会報告情報)
1)件名
・台湾 RoHS WTO/TBT 通報
2)内容
・2015年7月2日、台湾から台湾RoHSに関するWTO/TBT通報(G/TBT/N/TPKM/208)が出された。
意見募集期限は、2015年8月31日までである。
施行は、2017年5月1日からの予定。
台湾RoHSは、既存の「商品検査法(EMC/安全)
」に追加される予定の為、商品検査法の
認証マークにRoHSの追記及び、台湾国内標準CNS15663/第5節「含有標示」への適合が
要求されると考えられる。
また、台湾RoHSの認証方法は、
「全ロット検査」又は「製品認証登録」になる可能性が高い。
・対象製品
- Automatic data processing machines
- Printers
- Photo-copying machines
- Televisions
- Monitors
- Monitors used in an automatic data processing
・対象物質
鉛、水銀、六価クロム、PBB、PBDE:0.1%
カドミウム:0.01%
3)SEAJ コメント
・台湾 RoHS の対策内容は、中国 RoHS のような含有の有無の表示や製品の各箇所の含有情報が
要求されると考えられる。
また、当業界の製品に関しては、PC やモニタに注意が必要である。
・台湾 RoHS への対応は各社の判断で行って下さい。
4)添付情報・資料
・G/TBT/N/TPKM/208
5)関連情報
・なし
6)その他
・なし
Semiconductor Equipment Association of Japan(制定;2011,4,22)