統計情報 VOL.3 土地白書(平成 27 年 6 月公表) 1 土地取引の動向 ● 土地取引について、売買による所有権の移転登記の件数でその動向を見 ると、平成 26 年の全国の土地取引件数は 125.7 万件(前年比 1.9%減)と なり、3 年ぶりに減少に転じた。 2 土地利用の動向 ● 平成 25 年におけるわが国の国土面積は約 3,780 万 ha であり、このうち 森林が約 2,506 万 ha と最も多く、それに次ぐ農地は前年より減少して約 454 万 ha となっており、これらで全国土面積の約 8 割を占めている。この ほか、住宅地、工業用地等の宅地は約 192 万 ha、道路は約 137 万 ha、水 面・河川・水路が約 134 万 ha、原野等が約 34 万 ha となっている。 法人企業統計(平成 26 年 9 月公表) 1 不動産業の売上高 ● 平成 25 年度法人企業統計年報によれば、平成 25 年度における不動産業 の売上高は約 37 兆 7,000 億円(37 兆 7,048 億円)となっており、前年度 比 15.4%増で、4 年ぶりの増加となった。不動産業の売上高は、全産業の 売上高の約 2.6%を占めている。 2 ● 不動産業の経常利益 平成 25 年度法人企業統計年報によれば、平成 25 年度における不動産業 の経常利益は約 4 兆 1,000 億円(4 兆 1,164 億円)となっており、前年度 比 32.7%増で、3 年ぶりの増加となった。 国土交通白書(平成 27 年 7 月公表) 宅地建物取引業者数の推移 ● 平成 26 年度国土交通白書によれば、平成 26 年 3 月末現在の宅地建物取 引業者数は約 12.2 万業者(12 万 2,127 業者)となっており、前年度比 0.03%減で、8 年連続の減少となった。 なお、タキザワ宅建予備校では「統計」の出題傾向や出題ポイントを解説する 「統計対策講座」を 8 月中にWebで配信します。無料ですので、ぜひご利用く ださい。 タキザワ宅建予備校 代表 瀧澤 宏之
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