SSW 講座楽曲制作レクチャー6

SSW 講座楽曲制作レクチャー6
音域から見るアレンジ
<各パートの音域>
※別紙参照
広がりのあるサウンドを求めるならば全ての音域をまんべんなく鳴らす
セクションによって支配音域を変化させても良い
<核となるパート>
メロディ、ベース、メインバッキング
メインバッキングはメロディとベースの架け橋(間を紡ぐ非常に重要な要素)
どのパートがメインバッキングなのかを把握する
<同じ音域にあるものはマスキング、濁りぶつかりが生じやすい>
ボーカルより上の音域にある楽器はメロディーを邪魔をしないように工夫する
動かしたい場合は「合いの手」のように出てくるタイミングをずらす
バッキングのトップノートを揃える 注)ハモリ
<ギターがメインバッキングの場合>
Eric Clapton - Tears in Heaven AG のトップノート&合いの手に注目
<メインバッキングのメリハリ>
Vanessa Carlton - A Thousand Miles ‒
バッキングの音域や ON-OFF を縦横無尽に操る
<ローインターバルリミット>
二つの音を密集した状態で低音部に移動した場合、倍音成分が干渉しあって音の濁り
はじめるポイントがある
これをロー・インターバル・リミット(Low Interval Limit)という
課題について
<提出物>
リードシート:A4 もしくは A3
再来週の講義(6/25)に提出
デモ音源:mp3 音源を次回の講義(6/25)までに以下のサイトにアップすること
http://g-semi.net/upload/upload.cgi
コメント欄には自分の名前を記入してください
<条件>
メインバッキングにこだわった曲をワンコーラス作ること
<ポイント>
・ メインバッキングのトップノートとメロディの音程が合っている箇所を作る
・ Voc の休みに「合いの手」を入れる
<上級者のために>
・ あえてメインバッキングが Voc より上の音域の箇所を作りメロディーを邪魔をしない
ように工夫する
・ バッキングの音域や ON-OFF にメリハリ変化をもたせる