『 超解像と解像力制御の技術 』

JOEMセミナー開催案内
『 超解像と解像力制御の技術 』
日
時:2015年12月17日(木)
会
場:機械振興会館
9:30~16:50
地下3階2号室
協賛 : 応用物理学会,日本光学会,日本光学工業協会,光産業技術振興協会,
映像情報メディア学会,電子情報通信学会(予定)
本セミナーの目的
2014 年のノーベル化学賞が「超解像顕微鏡」に授与されたことが記憶に新しいように、今日「超解像」という
キーワードは画像関係の各分野で広く利用されており、4K・8K ディスプレイの実用化などの光学・デジタル画像
機器の進歩に伴って、「超解像と解像力制御」の技術は、その応用領域を日々拡張し続けています。
しかしながら、これらの技術には、大きく分けて、光学とデジタル信号処理の二つの側面があるため、片方の
みに注目しただけでは、技術や製品の動向について全貌を捉えきれないという問題があります。
本セミナーでは、「超解像と解像力制御」のトピックスについて、現在大学や企業において先進的な研究や開
発に携わる研究者・技術者を講師陣に迎え、最新の話題を提供して頂くことによって、この分野の現状を多面
的に理解し、全体像を把握すると共に、今後の展開と方向性を捉えて頂けるよう企画いたしましたので多くの
方のご参加をお待ちしております。
プ
時
間
9:30~ 9:40
ロ
グ
講
ラ
演
ム
内
容
本セミナーの狙い
JOEM 人材育成委員会
9:40~11:15
(休憩5分)
11:20~12:25
(昼食55分)
13:20~14:25
(休憩5分)
14:30~15:35
(休憩10分)
15:45~16:50
超解像の基礎知識
「超解像」を理解するための光学の基礎について講義する。結像系の基本および分解能につ
いてわかりやすく解説するとともに、点像分布関数、光学的伝達関数の物理的意味を紹介する。
顕微鏡の光学系などについても紹介する。
川田 善正氏(静岡大学 電子工学研究所 教授)
リアルタイム超解像
テレビの刑事ドラマ等の影響で「超解像」はその限界を超えた性能を期待され、言葉だけが一
人歩きしている。本講では代表的な超解像技術について紹介し、その限界を打破する技術につ
いて紹介する。
合志 清一氏(工学院大学 情報学部 教授)
ライトフィールドカメラの原理と超解像処理による高画素化
ライトフィールドカメラは、撮影後に、ピント合わせや被写界深度の制御などが可能なカメラで
ある。一つの課題は、最終画像の解像度が小さいことである。この講演では、その原理と計算ア
ルゴリズム、および超解像処理による高画素化について解説する。
蚊野 浩氏(京都産業大学 コンピュータ理工学部 教授)
顕微鏡における超解像技術の基礎
2014年、顕微鏡の超解像技術がノーベル化学賞を受賞し、細胞内の構造や、分子の挙動の
詳細を明らかにすることが期待されている。今回、基本となる共焦点顕微鏡からノーベル賞で話
題となった手法まで、顕微鏡の超解像技術の基礎について紹介する。
西脇 大介氏(オリンパス株式会社 技術開発部門 光学システム開発本部
光学システム開発 2 部 3 グループ チームリーダー)
ステッパーにおける解像力制御
ステッパー特有の光学技術および周辺技術を駆使することで理論限界を超えた解像力制御に
ついて、これまでの進化と現状を解説する。
松山 知行氏(株式会社ニコン 半導体露光装置事業部
カスタマーソリューション部 結像性能課 課長)
※各講演には質疑応答の時間(5分程度)を設けております。
公
開
セ
ミ
ナ
ー
参
加
要
領
当協会のホームページ(http://www.joem.or.jp/moushikomi.htm)からお申し込み下さい。
※ 申込受付後、申込責任者様宛に受講票とご請求書をご送付いたします。
(但し、お申込期限後のお申込は、当日受付にて受講者の方にお渡しいたします。)
【参 加 費】 1名につき(テキスト代を含みます)
区
分
正会員・賛助会員
協
賛
一
般
税 抜 き
消 費 税
税 込 み
14,000 円
18,000 円
24,000 円
1,120 円
1,440 円
1,920 円
15,120 円
19,440 円
25,920 円
※当協会の会員外でも、協賛されている団体に所属されている方は、その旨を申込用紙にご記入
ください。参加費が協賛の金額となります。
※参加費の払い戻しは致し兼ねます。お申込みされた方のご都合が悪くなった場合は、代理の方が
ご出席下さいます様お願いします。
※当協会に入会されますと本技術講座をはじめ、その他の諸事業への参加費が割安になりますので、
この機会に入会をお勧めします。入会ご希望の方は、当協会へお問い合わせください。
【定
員】 40名
【申込期限】 2015年12月10日(木)まで
※定員になり次第、申込期限前でも締め切らせていただきます。
【申 込 先】 一般社団法人 日本オプトメカトロニクス協会
〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5番22号
TEL:03-3435-9321
【参加費振込先】
FAX:03-3435-9567
E-mail:[email protected]
口 座 名:一般社団法人 日本オプトメカトロニクス協会
取引銀行:み ず ほ 銀 行
【会
機械振興会館 別館4階
神谷町支店 普通預金 2187994
場】 機械振興会館 地下3階2号室
http://www.joem.or.jp/access.htm
(所在地)東京都港区芝公園3丁目5番22号
(交 通)・ 東京メトロ 日比谷線
神 谷 駅 下車 徒歩
8分
・ 都営地下鉄 三 田 線
御成門駅 下車 徒歩10分
・ 都営地下鉄 大江戸線
赤羽橋駅 下車 徒歩10分
・ 都営地下鉄 浅 草 線
大 門 駅 下車 徒歩15分
・ JR;山手・京浜東北線 浜松町駅 下車 徒歩17分
【連 絡 先】 一般社団法人 日本オプトメカトロニクス協会 事務局
TEL:03-3435-9321