『 デジタル画像基礎技術 』 - 日本オプトメカトロニクス協会

『 デジタル画 像 基 礎 技 術 』
講
師:小 寺 宏 曄 氏(元・千葉大学工学部 情報画像工学科 教授)
日
日
時:2016年4月21日(木)
時:2016年4月22日(金)
会
場:機械振興会館 別館4階 (一般社団法人 日本オプトメカトロニクス協会 研修室)
協賛
応用物理学会,日本光学会,電子情報通信学会,映像情報メディア学会,カメラ映像機器工業会,
日本写真学会,画像電子学会,日本印刷学会,日本光学工業協会,光産業技術振興協会 (順不同)
本 講
分 野
レベル
10:00 ~ 17:00
10:00 ~ 17:00
計2日間
(昼食1時間及び休憩を含みます。)
座
の
位
置
光エレクトロ
ニクス分野
光学設計分野
付
け
光学加工分野
画像技術分野
上 級
中 級
初 級
※ 上記はあくまで受講する際の目安です。
本
講
座
の
目
的
西暦 2000 年にグーテンベルグ生誕 600 年を迎えて、活字文明の歴史的意義を再認識しましたが、
21世紀は、デジタル画像・映像がビジュアルコミュニケーションの主役であることは誰もが実感していると
ころです。画像は最終的に人の視覚に呈示されて認識評価されるところから視覚との関わりが深く、審美
な画像への希求は尽きるところがありません。最新の画像機器や記録メディアの高画質化には目覚まし
いものがありますが、さらなる発展のためには、「人が視ているように撮り、人が視ているように再現する」
カラー画像処理技術が求められています。カラー画像再現の基盤をなす色彩科学もまた人の視覚特性を
ベースに発展してきました。人に優しく快適な画像再現には、デジタル画像処理技術を基盤として、色彩
科学と視覚工学の基本的な考え方を導入し、具体的に応用していくことが重要です。
本講座は、このような背景を踏まえて、デジタル画像設計のための基礎的手法に重点を置きながら、
視覚的画像再現に不可欠な色彩・視覚工学の基礎理論を画像応用の視点から平易に解説致します。
また、視覚特性を反映した快適なカラー画像再現処理の具体的な応用事例を紹介し、これからの
カラーイメージングの進むべき新しい方向について考えて頂く契機になればと考えています。
講義は、プロジェクタを用いて行ないますが、受講者にはすべてのスライドのハンドアウト(カラー刷り)
を配布するとともに、疑問点には都度、質疑応答の時間を設けて理解を深めるように配慮いたします。
これからこの分野に従事される方はもちろん、すでに実務を担当されており、さらに理解を深めたい方
にも、ぜひ受講されることをお勧めいたします。
前 回 受 講 し た 方 の 感 想 !!
・ 大学や会社で学んだことの復習が出来た。脳科学の分野は、工学の分野にも活かしていけるように勉強を続けたいと思う。
・ 非常に分かり易かったです。画像処理入門として非常に有意義でした。
・ スライドも説明も丁寧で分かり易かった。画像処理では人の眼というものにとても注意を払っていることがわかった。また、
局所コントラスト諧調変換はとても画期的だと思う。
・ 講義にない雑談においても、広い知識と経験から興味深いお話を聴くことが出来ました。
・ メタメリズムは初めて聞く話で面白かった。
技 術 講 座
JOEM技術講座開催案内
これでカラー画像技術の基本がわかる!
JOEM技術講座
『 デジタル画 像 基 礎 技 術 』
Ⅰ.
講義内容
デ ジ タ ル 画 像 処 理 の 基 礎 [1 ]
1 画像処理の目的と分類
2 視覚特性と画像設計
3 画像の標本化と量子化
4 線形代数の画像応用基礎
5 主成分分析の画像応用基礎
Ⅱ.
デ ジ タ ル 画 像 処 理 の 基 礎 [2 ]
1 フーリエ変換の画像応用
2 画像のボケのモデルと鮮鋭化の基礎
3 空間フィルタによる画質改善の基礎
Ⅲ.
カ ラ ー 画 像 科 学 の 基 礎 〜 マトリクスR理論のすすめ
1 色はいかにして測られたか
2 メタメリズムとは何か 〜 数 学 的 解 釈
3 視覚の基本色空間 〜 FCS (Fundamental Color Space)
4 測色的色再現の基礎
5 カラーマネジメントの概念と色再現
Ⅳ.
視 覚 的 画 像 再 現 (応 用 編 ) 〜 人 は 何 を 視 て い る か
1 視覚の中心対周辺場モデル 〜 中 心 視 と 周 辺 視
2 視覚的階調変換 〜暗 闇 も 視 え て く る 空 間 可 変 処 理
3 視覚的シャープネス/コントラスト強調
4 快適色変換 〜 忠 実 か ら 快 適 へ
5 視覚的可変解像度変換 〜 モ ナ リ ザ は 微 笑 む か
参
加
要
領
当協会のホームページ(http://www.joem.or.jp/moushikomi.htm)からお申し込み下さい。
※ 申込受付後、申込責任者様宛に受講票とご請求書をご送付いたします。
(但し、お申込期限後のお申込は、当日受付にて受講者の方にお渡しいたします。)
【参 加 費】 1名につき(テキスト代を含みます)
区
分
デジタルイメージング技 術 部会 登 録 企 業
正
会
員
賛
助
会
員
協
賛
一
般
税 抜 き
消 費 税
税 込 み
39,000 円
43,000 円
52,000 円
58,000 円
65,000 円
3,120 円
3,440 円
4,160 円
4,640 円
5,200 円
42,120 円
46,440 円
56,160 円
62,640 円
70,200 円
※当協会の会員外でも、協賛されている団体に所属されている方は、その旨を申込用紙にご記入
ください。参加費が協賛の金額となります。
※参加費の払い戻しは致し兼ねます。お申込みされた方のご都合が悪くなった場合は、代理の方が
ご出席下さいます様お願いします。
※当協会に入会されますと本技術講座をはじめ、その他の諸事業への参加費が割安になりますので、
この機会に入会をお勧めします。入会ご希望の方は、当協会へお問い合わせください。
【定
員】 24名
【申込期限】 2016年4月14日(木)まで
※定員になり次第、申込期限前でも締め切らせていただきます。
【申 込 先】 一般社団法人 日本オプトメカトロニクス協会
〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5番22号
TEL:03-3435-9321
【参加費振込先】
FAX:03-3435-9567
E-mail:[email protected]
口 座 名:一般社団法人 日本オプトメカトロニクス協会
取引銀行:み ず ほ 銀 行
【会
機械振興会館 別館4階
神谷町支店 普通預金 2187994
場】 機械振興会館 別館4階(一般社団法人 日本オプトメカトロニクス協会 研修室)
http://www.joem.or.jp/access.htm
(所在地)東京都港区芝公園3丁目5番22号
(交 通)・ 東京メトロ 日比谷線 神 谷 駅 下車 徒歩 8分
・ 都営地下鉄 三 田 線 御成門駅 下車 徒歩10分
・ 都営地下鉄 大江戸線 赤羽橋駅 下車 徒歩10分
・ 都営地下鉄 浅 草 線 大 門 駅 下車 徒歩15分
・ JR;山手・京浜東北線 浜松町駅 下車 徒歩17分
・ 東京モノレール 浜松町駅下車(徒歩15分)
【連 絡 先】 一般社団法人 日本オプトメカトロニクス協会 事務局
TEL:03-3435-9321
JOEM技術講座の特色
近年、光応用産業革命の時代を迎え、各企業では技術体質をこれに対応させていく必要があります。
しかしながら、今日のように産業技術が変化発展する時代にあっては、企業内教育が効率的に行っていく
ことが困難であり、コスト高になります。
また、企業が必要とする技術の中には、大学等で十分な基礎教育を受けることができない分野もあり、
専門技術を習得することが困難と考えられます。
当協会は、このような情勢を考慮し、会員のための講義内容を選定し、著名な講師を招聘して技術講座
を開講しております。また、本講座は質疑応答を含め双方向的な講義を行うものを特色としています。
『 デジタル画像基礎技術 』参加申込書
年
一般社団法人 日本オプトメカトロニクス協会 御中
参加者氏名
部 課 名
月
日
(FAX:03-3435-9567)
学歴・専攻科目
職 種(具体的に)
職業経験年数
※ 学歴・専攻科目,職種,経験年数は、講義を進める上での基礎資料に致しますので、もれなくご記入下さい。
※ 協賛団体からのお申込みの方は協賛団体名と会員番号を必ずお書き下さい。
協賛団体名:
会員番号:
【申込責任者記入欄】
所 在 地:〒
会 社 名:
部 課 名:
氏
名:
TEL
FAX
E-mail
※ご記入いただいた個人情報は一般社団法人日本オプトメカトロニクス協会で管理し、今後当協会が
主催する研修会、技術講座、セミナー等のご案内に利用させていただく場合がございますので予め
ご了承下さい。