ち ん た お ま お ず ぶ こうせん き ね ん か ん 青島毛子埠抗戦記念館だより NO.18 広げよう 日中友好の輪を! (編集責任:近藤) 連絡先 2015.5.15(春季号) 記念館を支援する会 発行 石郷岡日出子(042-663-4136) 4/10日中友好協会東部ブロ ック『中国百科検定』委員会主催 《中国を知る》学びの 会場に“中国書画展示” 足立区梅田のエルソフィアで、《知りたいこと いっぱいの中国》が開催されました。 あいさつする石郷岡さん(記念館を支援する会・代表) 左は講師の大西広先生(慶応義塾大学教授) 書画の雰囲気に囲まれ、知の探求を進めた 《両国は一衣帯水の隣国どうし、古代からの交 流の歴史は長く、現在もまた経済や人的交流の結 びつきも非常に強いものがあります。 中国からの観光客も年間200万人を 超えました。》 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 記念館館長・丁春源 書 民間交流こそ、友好の土台 右: 《和平為紐帯:平和は絆》 1 左:《翰墨伝友情:書画は友情》 戦後70周年(あの時の“臣民”、今の国民は?) (左:紀元二千六百年記念 中野氷川神社) (右:紀元二千六百年記念碑 世田谷八幡宮) 今から75年前、1940年は神武天皇即位 2600年とされ、日中戦争の長期化、物資統 制による生活の窮乏や疲弊感を晴らそうとした “臣民”は、内閣主催の奉祝会に迎合した。ま た、オリンピックや万博の開催も計画された。 現在も各所に記念碑が残されている。現行の “建国記念の日”も同様の起源に基づいている。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ “抗日戦争勝利と世界反ファシズム戦争勝利七十周年を記念す る海外、国内書画作品展示会”原稿募集通知 一、出展時間:2 015 年 8 月 15 日から 二、出展場所:1 青島名家書画研究院 2 黄島新区芸術センター 三、募集対象: ①中国美術協会、中国書道協会、中国書画家協会会員、各地の美術、書道会員 ②各大専、中専の学校の書道、美術教師 ③一定のレベルのある海外や国内の書画愛好者 ④近年の各種類のコンテストに入賞者 四、作品規格: (一)原稿の内容は制限無し(草、篆書は解釈の文章を提供する必要がある)。抗日戦争勝利と世界反ファシズ ム戦争勝利七十周年を記念する内容は歓迎する。 (二)作品種類:中国画と書道作品。 (三)作品寸法:原則として全体のサイズは 4 尺以上、横と立ては 6 尺に超えないこと。 (四)作品表装:国画、書道作品は委員会にて表装する。 五、作品募集締め切り時間: 本通知発表してから 2015 年 6 月 30 日まで, 六、郵送住所(連絡先) : 住所:山东省青岛市黄岛新区灵山卫北街社区四楼 郵便番号:266427 受取人: 劉 颖:18553289241 ご連絡をお願いします。 2 *出展を希望する方は、支援する会(石郷岡:042-663-4136)まで 加害の歴史を直視する (右) 《満洲東京 報国農場 殉難者 慰霊碑》 (拓 魂公苑) (上)東京府拓務訓練所(日野市七生:現 七生福祉園・七生特別支援学校) (左) 《満洲国成立1932》のポスター 1931年満州事変を起こすと、翌年《満洲国》を成立させ た。1937年盧溝橋事件を皮切りに日本は中国への全面的侵 略(日中戦争)を開始し1939年には東京府拓務訓練所を開 所した。そこでは、君が代を歌い、国旗を揚げ、 「天皇陛下弥栄」 三唱等の後、農作業の訓練を経て「満洲」(中国東北地方)へ送り込んだ。1945年の敗戦、 引き揚げの過程で多くの死者を出した。(日野市ふるさと博物館『明日に伝える戦争体験』より) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 《満蒙大陸林業人供養塔》 (高尾山) 《国威宣揚 本庄繁 寂 男爵 書》碑(中野氷川神社) 湖北農場慰霊碑 侵略の代償【学生56名・教員2名の殉難】は重い。 3 東京農業大学 陸軍大将 洪小珍・再来日、日中の絆は固く 記念館と深くかかわり、現在も丁館長と連絡をとってくれ ている洪さんが再来日し、楽しい時を過ごしました。彼女 も1児の母となり、同僚の王さんも一緒でした。 【左から、加藤・洪・石郷岡・近藤・王】 石郷岡日出子:もう、7年も前のことになります。 日中友好協会のツアーで青島へ行きました。懐かし の毛子村です。待ちに待ったと言わんばかりに館長 の丁さんと村の人たちが大勢で迎えてくれました。 書道会の面々もそろっていました。式典のあと、いよいよ食事会が始まりました。お酒も少し回 ってにぎやかな宴会が盛り上がって来たころ、何やら旅行社の添乗員さんたちが、困惑をした顔 で、ひそひそと話し合っているのです。あとで聞いたことなのですが、人数に入っていなかった 村の人達が大勢入ってきて、お料理が足りなくなり、困って東京の会社に問い合わせをしたのだ そうです。本社の回答はもちろん「どん どんやりなさい」でした。その時私は思いました。「友 好というのは、口先だけでなくこのように自然に生まれた暖かい雰囲気の中から生まれるのが本 物なのだなあ」と。添乗員さん、ありがとうございました。 チャンスがあったら、ぜひ毛子村の祈念館に行ってみてください。必ず大歓迎されますよ。 洪小珍 : 夕べ中国の家に着きました。今日から仕事です。ちょっとつかれましたが日本でも滞 在はとても楽しかったのです。あの日、大変ご馳走様でした。ありがとうございます。お料理は とてもおいしかったのです。有村さんとも会えてよかったですね。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 新作・中国書画(約30幅)を展示しませんか 左 奮進(奮い立って前進する) 右 書画製作 中国書画を貸し出します。各種の会合・催物の会場に飾って 鑑賞してください 毛子埠記念館に行ってみませんか 連絡先(石郷岡 042-663-4136) 行き方〔青島市<四方>平度行きバスーー>(1時間半) ――>記念館前〕 熱烈歓迎してくれます 気楽に訪問してみてください。 楽しい旅行の思い出に。 〒266041 青島市李沧区 永平路73号4単元 502 戸 TEL 15253230362 館長:丁春源 4 メール:[email protected]
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