清掃設営業務仕様書 - 横浜市社会福祉協議会

福祉保健研修交流センター ウィリング横浜
清掃設営業務 仕様書
1. 業務内容
社会福祉法人横浜市社会福祉協議会(以下「本会」と言う。)が運営する福祉保健研修交流
センターウィリング横浜における清掃設営業務の区分としては、日常清掃業務、定期清掃業
務、研修会場設営業務があり、各業務水準の仕様にて業務を履行し、利用者に安全で快適な
空間を提供することを目的とする。
2. 実施場所
横浜市港南区上大岡西1-6-1
ゆめおおおかオフィスタワー4階~6階、8階~12階
福祉保健研修交流センターウィリング横浜
3. 契約期間
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで(1年間)
4. 受託者の要件
受託者は業務開始前に従事者の履歴等を提出し、本会の承認を得るものとし、契約期間中
は変更しないことを原則とする。なお、真にやむを得ない事情により変更する場合は、履歴
等を提出し、本会の承認を得るものとする。
5. 施設を開いている日及び時間
年末年始及び臨時休館日を除く毎日
※年末年始:12月29日~1月3日(6日間)
開館時間:午前9時~午後9時
6. 従事者の配置
受託者は上記期間内に別紙「館内清掃・諸室準備業務 人員配置表」のとおり人員を配置
し、業務にあたることとする。
特にマネジャーについては、本会のフロント担当及び別途委託するレストラン業務担当者
と十分な連携の上、清掃設営業務を行うための各種調整に努めることとする。
なお、マネジャーの勤務体制については、年末年始(12月29日~1月3日)を除き、
別紙「館内清掃・諸室準備業務 人員配置表」のとおり配置することとする。
7. 受託者負担
洗剤、水石鹸、消臭剤カートリッジ等の消耗品は、受託者の費用負担とし、清掃用具につ
いても同様に受託者の費用負担とする。
なお、ロールペーパー、水、電力等については、本会の負担とする。
8. その他
(1)従事者は利用者の安全並びに快適な利用に配慮しなければならない。
(2)業務の実施に当たっては、常に火災、盗難、その他の事故が発生しないよう十分な注
意を払うこと。
(3)業務実施方法等については、この仕様書に定めるものの他は、本会と受託者が協議し
て決定する。
1
(4)業務実施中に、受託者の責に帰すべき事由により本会の管理する建物、備品等に損害
を与えたときは、速やかに本会の担当職員に報告し、その者の指示に従うこと。この
場合において、原型又は原状に復旧する必要がある場合には、受託者の費用をもって
行うこと。
(5)業務実施に当たり、受託者の社員等に仕様書の内容を周知徹底させること。
(6)受託者は、受託者の社員等を本会の主催する防災訓練に積極的に参加させること。
(7)業務中に緊急事態等で判断しかねる問題が生じた場合には、速やかに本会の指定する
者に連絡すること。
(8)受託者は、受託者の社員等の健康管理に努め、日常清掃従事者には 12 ヶ月に 1 回以
上健康診断を行うものとする。また、本会の求めがあった場合には、健康診断結果を
提出しなければならない。
(9)受託者は、事故及び災害発生時には、本会に直ちに報告し、本会の指導により、被害
を最小限度に止どめる努力をするものとし、平常時の従事者以外の動員について協力
するものとする。
(10)従事者は、その業務上知り得た情報、その他の守秘義務を負う。なお、契約期間終了
後も同様とする。
9. 業務詳細
I. 日常清掃業務 ※業務の詳細は別紙「清掃範囲」のとおり
(1)業務内容
①研修室内、ロビー・エントランス、廊下等の清掃
②トイレ・多目的トイレの清掃
③リフレッシュコーナーの清掃(湯沸し室部分、12 階の喫煙ブースを含む)
④照明器具の交換
(2)業務範囲
別紙「日常・定期清掃業務範囲」のとおり
(3)業務実施方法
①研修室内、ロビー・エントランス、廊下等の清掃
・カ ー ペ ッ ト
カーペットは吸塵清掃する。必要に応じて染み抜きを行う。
・塩ビ床シート
拭き掃除の後、モップ掛けを行う。
・手
す
り
雑巾で拭く。
・ドア(ガラスドア含む)
雑巾で拭く。必要に応じて洗剤で汚れを除去する。
・調理実習室調理台
使用の有無を確認し、使用されたものはスポンジに洗剤をつけ、
流す等の対応をする。(ビルトインオーブンレンジ内を含む)
②トイレ・多目的トイレ
・洗 面 台 ・ 鏡
洗面台、蛇口・液体石鹸入れはスポンジに洗剤をつけて洗い流し、
液体石鹸を補充する。鏡は拭きあげる。
・便
器
便座、手すりは雑巾拭きし、便器の中については必要に応じて洗
剤を使用してブラシ掛けを行う。(4 階オストメイト用流し台を含む)
・ペーパーホルダー
雑巾で拭き、必要に応じてトイレットペーパーを補充する。
・塩ビ床シート
拭き掃除の後、モップで拭く。
・ダストボックス
ごみを収集し、ごみ袋を交換する。必要に応じて洗浄する。
・ド
ア
雑巾で拭く。必要に応じて洗剤で汚れを除去する。
・ベッド(4 階多目的トイレ)
雑巾で拭く。必要に応じて洗剤で汚れを除去する。
③リフレッシュコーナー(湯沸し室部分、12 階の喫煙ブースを含む)
・シ ン ク 周 り
スポンジに洗剤をつけ洗い流す。三角コーナーはごみを収集し、
ごみ袋を交換する。
2
・カ ウ ン タ ー
・椅
子
・灰
皿
雑巾で拭く。
埃を払い、必要に応じて染み抜きをする。
灰皿の灰、吸殻、汚水を専用のバケツに収集し、灰皿本体を拭き
あげた後、水を入れる。
カーペットは吸塵清掃する。必要に応じて染み抜きをする。
・カ ー ペ ッ ト
④照明器具の交換
清掃範囲内の管球類について、球切れやチラつきのあるものについて交換する。なお、
管球類については、本会より支給する。
(4)業務体制
年末年始及び休館日を除き、次項のとおりの勤務体制とする。
(5)人員及び勤務
①受託者は開館日に別紙「館内清掃・諸室準備業務 人員配置表」のとおり従事者を配
置する。
②本会は、受託者の従事者の勤務状態不良その他の理由により、勤務が不適当と認めた
場合は、受託者に従事者の変更を命ずることがある。
③勤務中従事者は胸部に、社名・氏名等を明記した名札等をつけること。
④従事者はその業務に関しては、本会またはこれにかかわる者の指示に従うこと。
(6)業務報告
受託者は、毎月業務終了後、次を掲げた内容を記した業務報告書を提出することとす
る。
①1日毎の業務従事者と従事時間
②実施作業の内容
③特記・報告事項等があればその内容
なお、様式については、上記内容を網羅していれば特段の定めはない。
II. 定期清掃業務内容
受託者は、上記日常清掃とは別に次のとおり定期清掃作業を実施することとする。
(1)業務内容
①床面清掃(カーペット・塩ビ床シート)
②照明器具清掃
③空調吹出口清掃
④手すり清掃
⑤ガラス・ブラインド清掃
⑥トイレ内排気口清掃
(2)業務の範囲
別紙「日常・定期清掃業務範囲」のとおり
(3)清掃方法
①床面清掃
・カ ー ペ ッ ト
事前にシミや付着物等の汚れを除去し、クリーナー掛けを行った
後、カーペット専用洗剤を使用して清掃する。カーペット床は全て
OAフロアーとなっているため、清掃方法には十分に注意し、使用
する薬剤が他に害を及ぼさないよう配慮する。
・塩ビ床シート
埃・ごみを取り除き、ポリッシャーによる洗浄を行った後、樹脂
ワックス等の塗布仕上げを行う。なお、年1回必ず塗布済ワックス
の剥離作業を行うこととする。
②照明器具清掃
蛍光灯、白熱灯、反射板及びカバー等は、付着したほこりを完全に除去した後、適正
3
な洗剤で洗浄を行う。この際、管球類で球切れやチラつきのあるものについて交換す
る。
③空調吹出口清掃
埃を完全に除去した後、洗剤で洗浄を行う。
④手すり清掃
手すりに付着した汚れを洗剤で除去した後、乾拭きする。
⑤ガラス・ブラインド清掃
付着した汚れを薬品により除去した後、乾いた布でムラや曇りのないよう乾拭き仕上
げを行う。
⑥トイレ内排気口清掃
埃を完全に除去した後、洗剤で洗浄を行う。
(4)業務実施時期
4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月
床面清掃(※)
〇
〇
〇
〇
照明器具清掃
〇
〇
空調吹出口清掃
〇
〇
手すり清掃
〇
〇
ガラス・ブラインド清掃
〇
〇
トイレ内排気口清掃
〇
〇
※床面清掃の 1・3 回目はセミドライクリーニング、2・4 回目はウェットクリーニングとする。
※利用状況等により受託者と本会で協議のうえ実施時期を変更することができるものと
する。
(5)作業全般を通しての注意事項
①定期清掃作業を開館時間に行うときは、利用者及び作業実施中の振動・騒音等には十
分に注意すること。
②作業は受託者の責任に於いて安全を十分に図り実施すること。
(6)業務報告
受託者は、定期清掃終了後、次を掲げた内容を記した業務報告書を提出することとす
る。
①業務従事者と従事時間
②実施作業の内容
③特記・報告事項等
なお、様式については、上記内容を網羅していれば特段の定めはない。
III. 研修会場設営業務
(1)業務内容
①「午前帯―午後帯」の研修室設営業務
②「午後帯―夜間帯」の研修室設営業務
③翌日の午前帯以降の研修室設営業務
(2)業務の範囲
①設営業務の対象となる研修室等は、別紙「清掃範囲」において「貸館」に区分される
28室を対象とする。
②受託者は、設営にあたっては、本会から提示される翌日の「ご利用一覧」「設営指示
書」
「介護備品リスト」に基づき、利用者の希望するテーブルレイアウト、備品の配置
等を行う。
③マネジャーは、毎開館日の16時より本会のフロント担当と指示書に関する申し合わ
せを行い、「設営指示書」「介護備品リスト」に関する確認を行うこととする。なお、
4
当日分の指示書ついては、前日の16時までに本会より提示されることを前提とする。
④受託者は、設営にあたり使用する研修機材・介護備品については、破損させることの
ないよう十分に留意の上、丁重に取り扱うこととする。
⑤受託者は、介護実習室で使用するリネン類について、調達・在庫管理を行うとともに、
設営にあたり、
「介護備品リスト」で指定された数量を準備すること。なお、リネン類
のクリーニングにかかる経費については、本会に別途請求することができる。
(3)設営方法
①「設営指示書」に記載されたレイアウトをもとに配置することとし、不明な点等は必
ず本会のフロント担当に確認の上、設営を行うこととする。
②レイアウトについては、設営の詳細が指示されていない場合は、別途定める基準レイ
アウト図を参照に設営する。
③研修備品(付帯設備)については、「設営指示書」に記載されたとおり設営を行うことと
し、正常に作動するかの確認を事前に行うこととする。
④設営終了後、部屋前に指定された案内看板を表示し、「ご利用一覧」と照合して最終
確認を行うこととする。
(4)業務体制
年末年始及び休館日を除き、次項のとおりの勤務体制とする
(5)人員及び勤務
①受託者は開館日に別紙「館内清掃・諸室準備業務 人員配置表」のとおり従事者を配
置する。
②本会は、受託者の従事者の勤務状態不良その他の理由により、勤務が不適当と認めた
場合は、受託者に従事者の変更を命ずることがある。
③勤務中従事者は胸部に、社名・氏名等を明記した名札等をつけること。
④従事者はその業務に関しては、本会またはこれにかかわる者の指示に従うこと。
(6)レストラン営業に伴う設営について
本会が別途委託するウィリング横浜レストラン業務において、宴会等を実施するにあ
たり受託者が事前に行う会場設営・準備にかかる経費については、別途レストラン業務
受託者に請求することとする。
5
〇館内清掃・諸室準備業務
7:00
9:00
人員配置表
13:00
午前帯
9:00~
12:00
※
16:00
午後帯
13:00~17:00
18:00
※
22:00
夜間帯
18:00~
21:00
※各時間帯を連続利用
の場合は入替なし
マネジャー
従事時間
7:00~16:00
A
午
後
・夜
間
入
替
B
(実働:8h)
従事時間
7:00~13:30
(実働:5.75h)
従事時間
7:00~13:30
C
(実働:5.75h)
D
午
前
・
午
後
入
替
従事時間
17:00~22:00
(実働:5h)
従事時間
17:00~22:00
E
(実働:5h)
注1)従事者 A・B・C・D・E の勤務時間帯については、上記配置を基本とするが、研修室等
の予約状況に応じて適宜調整することができることとする。ただし、マネジャーを除く
従事者の実働時間の合計である 29.5 時間を下回ることはできない。
注2)受託者は、朝の清掃開始前の鍵の開錠及び設営業務終了後の施錠を行うこととし、鍵の
受け渡しについては、ゆめおおおかオフィスタワー地下防災センターにて行うこととす
る。
6