氏 名 渡邉 流理也

ふ
り
氏
が
わたなべ
な
名
渡邉
取得学位
る り や
職
流理也
博士(教育学)
名
講師
東京学芸大学
受賞歴等
主な担当科目
知的障害児の心理・生理・病理、知的障害児教育論Ⅰ、病弱児の心理・生理・病理
所属学会
教
育
業
績
実施
事項
概要
年月(日)
【作成した教科書,教材】
「重症心身障害の理解と発達―教育の視点か
平成 19 年 10 月
重症心身障害児の教育という観点から、①重症心身障
ら」
害児の教育形態、②重症心身障害児の教育課程の編成
『インクルージョン時代の障害理解と生涯発
と授業、③重症心身障害児の指導方法、④自立活動と
達支援』、高橋智(編),第 9 章 3 節,pp123-
個別の指導計画、4つのテーマについて基礎的な概要
127.
を記述した。③の指導方法では、具体的な事例を挙げ
て、具体的な教育目標、授業の構成について記した。
研
分
品・演目などの名称
著
書
1 (再掲)「重症心身障害
の理解と発達―教育の視
・
区
単 共
著書・論文・発表テーマ・作
共著
究
業
績
発行
・
発表
年月(日)
発行所/誌名・巻号/学
平成 19 年
日本文化科学社
10 月
会・展覧会・演奏会の
備考
名称(会場名)
重症心身障害児の教育とい
う観点から、①重症心身障
点から」
害児の教育形態、②重症心
『インクルージョン時代
身障害児の教育課程の編成
の障害理解と生涯発達支
と授業、③重症心身障害児
援』、高橋智(編)
の指導方法、④自立活動と
個別の指導計画、4つのテ
ーマについて基礎的な概要
を記述した。③の指導方法
では、具体的な事例を挙げ
て、具体的な教育目標、授
業の構成について記述し
た。
担
当:(123~127 頁)
編
著:高橋智
共著者:渡邉流理也、小池
敏英
2 「重症児の生きる力と
共著
学力問題」
平成 26 年
ジアース教育新社
11 月
重症心身障害児の生きる力
とは何か、あるいは生きる
『知的障害教育における
力を構成している確かな学
学力問題』、渡邉健治(監),
力、といったことについて
丹羽登、岩井雄一、半澤嘉
問題提起をしつつ、今まで
博、中西郁(編)
に議論されてきた重度の障
害児の学力観を検討した。
また重症児が受ける学校教
育で多くの時間をしめる
「自立活動」と生きる力と
の関係性についても論じ
た。
担
当:(194~201 頁)
編
著:丹羽登、岩井雄一、
半澤嘉博、中西郁
共著者:渡邉流理也
3 「特別支援学校の教育実
習を通して」
共著
平成 27 年
3月
風間書房
特別支援学校教育実習につ
いて、現在の特別支援教育
『教育発達学の構築』、藤
の実態や学校現場での免許
﨑眞知代、松村茂治、水戸
状保有率などをはじめ、特
博通(編)
別支援学校教諭一種免許状
取得に必要な学科で定めて
いる科目や、教育実習まで
になされるオリエンテーシ
ョン、事前指導・事後指導
などの免許状取得のための
学科の取り組みを記述し
た。
担
当:(313~325 頁)
編
著:藤﨑眞知代、松村
茂治、水戸博通
共著者:渡邉流理也、金子
健、小林潤一郎
論
文
1 高選択性近赤外分光機
共著
能画像法 NIRS-Imaging に
平成 16 年
臨床脳波第 46 巻 1 号
概要:NIRS-Imaging によっ
1月
(20-32 頁)
て、言語野におけるHb濃
よるブローカ野の脳血流
度変化について、光機能画
動態と局在化に関する検
素の精度を向上させる目的
討(査読付き)
で、従来と異なるプローブ
配列によって、検出可能な
脳回が選択可能となるかを
検討した。その結果、3c
m前後の広範囲から約1c
m程度に測定精度を向上さ
せることが可能であること
を示した。
担
当:
(実験の実施、デー
タの分析、図表作成)
共著者:加藤俊徳,小池敏
英,前迫孝憲,雲井未歓,
大川佳美,成基香,渡邉流
理也
2.視覚障害を伴う重症心
平成 16 年
日本重症心身障害学
概要:本研究では、視覚障
11 月
会誌第 29 巻 3 号(231
害を伴う重症児を対象とし
拍反応の生起と脳形態所
-237 頁)(日本重症
て、心拍による期待反応の
見との関係(査読付き)
心身障害学会)
生起について検討を行い、
身障害児における期待心
共著
その際に期待反応の有無に
関連する脳領域を検討する
ために、MRI画像からの
脳形態の特徴を検討した。
その結果、前頭葉が萎縮し、
視床に破壊性病変があった
事例においても、期待反応
の生起を確認した。これら
から、前頭葉の萎縮が重度
である場合でも、期待反応
が生起することを指摘し
た。
担
当:
(231~237 頁、研究
の中心的役割を行い執筆も
担当した)
]
共著者:渡邉流理也,小池
敏英,加藤俊徳,鈴木康之
3.脳酸素機能マッピング
共著
平成 17 年
日本重症心身障害学
概要:本研究では、重症児 1
11 月
会誌第 30 巻 3 号(265
名を対象として、8 ヶ月間の
教育指導効果の評価法』
-270 頁)(日本重症
意思表出指導による行動変
(査読付き)
心身障害学会)
容と COE の応答特徴の変化
(COE)を用いた重症児の
について検討を行い、脳形
態と言語支援による局所脳
機能の促進について考察す
ることを目的とした。その
結果、指導を行う前と 8 ヶ
月指導を行った後で、ブロ
ーカ野で応答性の局在化が
認められた。これは、指導
内容が前頭葉機能への負荷
に関係しており、言語操作
により限局してきた可能性
を指摘した。
担当:
(265~270 頁、研究の
中心的役割を行い執筆も担
当した)
共著者:渡邉流理也,大賀
愛紀,小池敏英,加藤俊徳
4.重症心身障害児の初期
コミュニケーションの支
単著
平成 19 年
3月
博士論文
概要:
コミュニケーショ
ンの初期段階にいる重症心
援に関する生理心理学的
身障害児を対象として、心
研究(査読付き)
拍指標・脳機能イメージン
グ法を用いて、コミュニケ
ーション指導を通してこれ
ら生理的指標を通して、コ
ミュニケーションに関連す
る能力を評価し、有効とな
る支援方法について検討し
た。特に、脳形態と心拍反
応の生起様相、言語刺激に
対する脳活動の変化を、児
のコミュニケーションの受
容行動・表出行動の相違と
合わせて検討を行い、重症
心身障害児に有効なコミュ
ニケーション支援方法につ
いて考察した。
5.全国市区町村における
共著
平成 25 年
SNE ジャーナル第 19
概要:市区町村における特
10 月
巻第 1 号(161-174
別支援教育の推進体制につ
についての研究
頁)
(日本特別ニーズ
いてどのような相違や特徴
(査読付き)
教育学会)
があるのか質問紙を用い
特別支援教育の推進体制
て、①特別支援教育に関す
る推進計画の作成、②特別
支援教育に関する推進委員
会の設置、③巡回相談の実
施、④特別支援教育支援員
の配置、⑤教員の研修の実
施、⑥個別の指導計画と教
育支援計画の作成、⑦交流
及び共同学習の実施、⑧就
学支援に関する組織の設置
の 8 つの分野に関して検討
を行った。
担当:(主にデータの収集、
分析、図表の作成を行った)
共著者:半澤嘉博,渡邉健
治,岩井雄一,濱田豊彦,
渡邉流理也,田中謙,中村
昌宏,宮井清香
そ
の
他
1.高機能広汎性発達障害
児における集団活動の評
価について―活動内容の
適合性と対象児の行動特
性との関連に関する検討
共著
平成 17 年
『鹿児島大学教育学
5月
部研究紀要集 56 巻
(89-101 頁)
2.重症心身障害児におけ
共著
る図形シンボル連鎖によ
平成 18 年
『東京学芸大学紀要
概要:重症児 1 名を対象と
2月
総合教育科学系第 57
して、AACによる語連鎖
集(189-198 頁)
指導経過における言語理
る要求表出支援と NIRS 支
援評価に関する検討
解・表出の変容について検
討した。その際に、指導前
後の 2 回NIRS法の計測
を行い、指導による言語野
の活動性の変化を検討し
た。その結果、指導前と全
指導後でのNIRS法の計
測では、脳活動の応答性が
限局した部位で認められ
た。このことは、指導に伴
い言語理解・表出が改善さ
れたために、活動部位が限
局した可能性を指摘した。
担当:
(189~198 頁、研究の
中心的役割を行い執筆も担
当した)
共著者:渡邉流理也,内山
幹雄,小池敏英
3.重症児における NIRS に
単著
よる言語関連領域の脳機
平成 18 年
第 41 回日本発達障害
シンポジウム発表(話題提
6月
学会、北海道
供者)
平成 18 年
第 35 回日本臨床神経
共著者:渡邉流理也、小池
11 月
生理学会学術大会、
敏英
能評価とその課題
4.NIRS による言語周辺領
共著
域における単語の意味処
理時の応答特徴の検討
5.重症心身障害児におけ
る言語に関するコミュニ
ケーション行動と期待心
拍反応の関連性の検討
横浜
共著
平成 19 年
第 44 回日本特殊教育
共著者:渡邉流理也、小西
9月
学会、神戸
千春、片桐和雄、小池敏英
6.Anticipation to
共著
sensory stimulation
平成 20 年
14th World Congress
共著者:宮地弘一郎、渡邉
9月
of
流理也、片桐和雄
activates the sensory
Psychophysiology、
area; A NIRS and EEGstudy
Russia
7.心拍指標による表出困
共著
難な重障児における授業
平成 20 年
第 34 回日本重症心身
共著者:渡邉流理也、宮地
9月
障害学会、埼玉
弘一郎、吉川一義
平成 22 年
第 36 回日本重症心身
共著者:渡邉流理也、渡邉
9月
障害学会、東京
美帆子
平成 24 年
第 38 回日本重症心身
共著者:渡邉流理也、渡邉
9月
障害学会、東京
美帆子
平成 25 年
第 51 回日本特殊教育
共著者:渡邉流理也、矢島
9月
学会、東京
卓郎、小笠原恵、氏森英亞
平成 25 年
第 51 回日本特殊教育
シンポジウム発表(話題提
9月
学会、東京
供者)
平成 25 年
第 19 回日本特別ニー
ラウンドテーブル発表(話
10 月
ズ教育学会、北海道
題提供者)
平成 26 年
第 52 回日本特殊教育
シンポジウム発表(話題提
9月
学会、高知
供者)
平成 26 年
第 20 回日本特別ニー
ラウンドテーブル発表(話
10 月
ズ教育学会、茨城
題提供者)
場面の応答性の検討
8.在宅生活している 13 ト
共著
リソミー児 1 事例の発達に
関する縦断的検討
9.13トリソミー児の発
共著
達的特徴に関する縦断的
検討-在宅生活している
1事例を通して-
10.特別支援学校に在籍す
共著
る障害児の AAC の利用に関
する実態調査研究
11.特別支援教育を推進す
共著
るための教員の資質向上
に関する取組について
12.市区町村における特別
共著
支援教育の推進に関する
取組について
13.重症児の生きる力と学
共著
力問題
14.小中学校における特別
支援教育体制についての
検討
共著