流星観測用送信機の 状態モニタシステム

流星観測用送信機の
状態モニタシステム
発表者 永原 一輝
指導教官 前川 公男
発表の構成
 流星電波観測について
 目的
 概要
 システム構成
 成果
 今後の予定
流星電波観測とは
流星エ
コー
送信機
受信機
流星電波観測の現状
 電波は1996年以来、前川研究室より休
みなく送信されている
 観測者は全国に百人程度存在する。
 観測者のほとんどがPCを使った24時間
自動観測を行っている
目的

流星電波観測者に対して送信機の状態を
伝える

正確な観測データが得られる
目的

電波管理者にも伝える

異常発生後の復旧時間を短縮できる
概要
Webブラウザ
メール
システム構成
観測者
受信機
送信機
インターネット
管理者
監視用PC
観測者
観測者
受信機
監視システム
時刻
NTPサーバ
プログラムが
24時間動作し
監視する
送信出力
デジタル
マルチメータ
送信機
温度
PIC
(温度センサ内臓)
監視用PC
(Linux)
NTP
(Network Time Protocol)

正確な時刻情報が得られる

自動的に時刻の修正をしてくれる
送信機
冷却ファン
PIC
(温度セ
ンサ)
開発環境
OS・・・Vine Linux
 言語・・・Ruby
 PCのスペック・・・Pentium75MHz
メモリ56MB
HDD2GB

Vine Linux(OS)
ネットワークに強いOS
 プログラミング環境が整っている
 低スペックのマシンでも動作する
 多くのディストリビューションの中でもっとも
日本語化が進んでいる

Ruby(プログラミング言語)
ネットワークプログラミングが容易にできる
 読みやすく書きやすい文法
 CGI向きの言語

ユーザインターフェース

クライアントの要求に応じた情報をWebブ
ラウザから返す
→CGI

ユーザが視覚的に理解しやすいように
データをグラフ化する
→Gnuplot
CGI
→要求に応じて結果を返すもの
要求
Web
ブラウザ
起動
Web
サーバ
結果
CGI
スクリプト
結果
Gnuplot

あらゆるデータを簡単にグラフ化すること
ができる。

Rubyのプログラムから機能を呼び出すこ
とができる。
成果
温度情報のみであるがグラフ化する
ことができた。
メール機能は現在検討中
2001/12/18 18:00のグラフ
24時間前
現在
一週間前
現在
今後の予定
デジタルマルチメータを接続し、送信
出力も得られるようにする。
異常を検出する方法について検討し、
メールを送れるようにする。