雪の舞う季節となり、平成26 年も残り僅かとなりました。

〒085-0054 北海道釧路市暁町11-1
(電話番号・FAX) 0154-25-3439
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学校長
田 近 和 憲
校長 田 近 和 憲
釧路地方も時折、雪の舞う季節となり、平成 26 年も残り僅かとなりました。保護者の皆様をはじめ、関係
の皆様には、本校の様々な教育活動の展開に対し、深いご理解と温かいご支援をいただき、心から感謝を申
し上げます。
さて、
私事で恐縮ですが
「趣味は読書です!」
と言い切れるくらいのレベルには及びませんが、
人並みに(?)
本を読むのが好きなので、休日に時間があれば書店に足を運び、ビジネス、小説、ノンフィクション、コミ
ックなど、ジャンルを問わず、お気に入りの本を物色しています。中でも「新書」には、その時々の世相が
深く反映されていると考え、新書コーナーでは、本の内容そのものよりも、並べられている本の様々なタイ
トルを興味深く観察しています。そんな中、最近、気がついたことは『まさか発達障害だったなんて』『発
達障害を乗りこえる』『発達障害に気づかない大人たち』『大人の発達障害をうまく生きる、うまく活かす』
等のタイトル本が数多く並べられていることです。数年前には、教育や福祉関係者くらいしか足を運ばない
であろう高価な専門書のコーナーに置かれ、社会の一部の人たちにしか関心のなかった内容の本が、新書コ
ーナーの中でも、目立つ場所に、しかも手頃な価格で数多く出版されています。ここ数年、発達障害と診断
される人の数が急増しており、書籍に限らずテレビや新聞など、マスコミの話題として取り上げられること
も多くなってきていることから、本人に限らず、周りの人たちも、その対応に頭を悩ませていることも想像
でき、理解者が増えることについては、大変ありがたいことと思います。しかし、特別支援教育に携わる一
人として、あまり過敏に思い詰めることなく、これらの本をきっかけに、正しい知識を身に付け、適切な対
応を知る手がかりの一つとして利用してほしいものだと感じているところです。そして、知的障害に関する
書籍については、相変わらず専門書のコーナーに置かれたままです。本校の教育に携わる者としては、発達
障害や自閉症スペクトラムに限らず、知的障害についても、いろいろな場面で数多く取り上げられ、障害へ
の理解が深まり、支援者が一層増えてくれるよう願うこのごろです。
ところで、すでに新聞等で報道されておりますが、改めまして大変うれしいお知らせをいたします。本校
の校舎等の狭隘化解消につきましては、ここ数年来、最大の懸案事項となっておりましたが、このたび校舎
の増築が決まりました。現在の高等部の校舎につなげる形で、津波への対策を兼ね、3階建ての校舎が増築
されることになります。今後のおおまかな予定ですが、年度内に実施設計を終え、平成 27 年夏頃から工事開
始、平成 28 年4月には増築校舎の供用開始、平成 28 年度中に外構工事と既存校舎の特別教室復元などの改
修工事が行われることから、2年に渡って工事が続くこととなります。来年度も、今年度以上の児童生徒数
の増加が見込まれることから、普通教室の確保など、相変わらずの対応が求められますが、今までの「いつ
になったら解消されるのか・・?」という漠然とした不安の中で過ごすのではなく「2年間の我慢・・!」
と先の見通しが持てるようになりましたので、少し安心しているところです。校舎増築決定に至るまで、保
護者の皆様のみならず、関係の皆様にたくさんのお力添えをいただき、感謝いたします。とりわけ、戸田悟
後援会長をはじめ、後援会の皆様には、学校の環境改善のために、いつも後押しをいただき、重ねて感謝を
申し上げます。
来年も、子どもたちを中心に、学校・家庭・地域・関係の皆様とこれまで以上に連携を深め、ご協力をい
ただきながら、さらに充実した指導を行っていきたいと考えています。今学期のご協力に感謝を申し上げま
すとともに、良いお正月をお迎えすることを願っております。
11月18日から3泊4日の日程で見学旅行に行ってきました。
2日目に行ったスカイツリーでは、展望台からの景色と、武井壮ら
有名人のロケを目の当たりにして、驚きと感動の連続でした。
また、フジテレビの見学では、外からおなじみの球体を見つけ、
入る前から大興奮。買い物など楽しみました。
3日目のディズニーランドは天気には恵まれませんでしたが、パレードやアトラクションなど夢
と魔法の国を満喫しました。初めての経験や、みんなで過ごした旅の時間。どれも一人一人にとっ
て忘れられない思い出になりました。
11月12日に行われました特別支援教育研修会についてお伝えします。毎年この時期に行われています
この研修会では、釧路市内の特別支援学級で日頃の指導に悩まれている方々が多く参加してくださいます。
特に最近の傾向としては低学年の授業を参観したいというニーズが多いようです。私たちもまだまだ勉強不
足なところも多いのですが、特別支援学級を取り巻いている現状の厳しさを肌身に感じ、特別支援教育のセ
ンター的役割を果たす一環として、本校の実践が少しでもみなさんの参考になればと思い、毎年教育委員会
と連携して行っています。今年度は生活単元学習にポイントを置いて公開授業と授業検討を行い、教育大学
釧路校の先生方に助言をいただきながら、より子どもたちが生き生きと学習に取り組めるようにする工夫に
ついて改善を図っていきました。授業を見ていただいた方たちからは本校の職員の児童生徒への接し方や授
業で使われる教材教具が非常に参考になりましたという声を多くいただき、ますます特別支援教育の専門性
を磨き、自己研鑽をしていかねばと感じました。
(研修部 小久保 造)
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授業公開日
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2計測(小)
2計測(中)
2計測(高)
建国記念日
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海の日
参観日
ひまわり集会
避難訓練
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成人の日
寄宿舎 避難訓練
第3学期始業式
児童生徒会活動日
個別懇談週間(高卒業生)
小中学部入学説明会