ハラスメント相談 - 有明教育芸術短期大学

ハラスメントとは
自分が意識しているいないにかかわらず、
相手に不快感や脅威を与えてしまう発言や行
為です。ハラスメントには「セクシュアル・
ハラスメント」「アカデミック・ハラスメン
ト」「パワー・ハラスメント」「そのほかの
ハラスメント」があります。
セクシュアル・ハラスメントとは
性的な発言や行為、視覚情報により、相手
に不快感や脅威を与えることです。
たとえば、卑猥な発言をしたり、顔つきな
どの身体的特徴や、異性関係を話題にするこ
とです。
また、不必要に身体に接触したり、交際を
迫ったりつきまとったりすることです。
そのほか、人目につく所にわいせつなポス
ターを掲示したり、パソコン等で同様の画像
を表示することです。
アカデミック・ハラスメントとは
教育・研究の場で優位な立場にある者が、
不適切な言動、指導、待遇により相手の教育・
研究意欲や環境を損ねることです。
たとえば、高圧的な態度や大声で怒鳴った
り、逆に相手を無視したりすること、個人情
報や個人の能力、性格などについて不適切な
発言をすることです。
そのほか、学習や研究の機会を奪って不当
な待遇をしたり、相手によって対応にあから
さまな差をつけることです。
パワー・ハラスメントとは
職場で優位な立場にある者が、不適切、不
当な発言や行為により、相手の就労意欲や環
境を悪化させることです。
たとえば、職場等で相手を脅迫したり、名
誉を毀損するようなひどい暴言を発したり、
個人情報に不当に立ち入ることです。
そのほか、仲間から隔離したり無視するこ
と、職務に不要なことや遂行不可能なことを
強制したり、
仕事を妨害したりすることです。
そのほかのハラスメント
そのほか、人種、宗教、文化、国籍、年齢、
性別、性的志向、障がい等に関する差別的な
発言や行為もハラスメントにあたります。
ハラスメントを防ぐには
気軽な気持ちから出た言動が、相手に不快
感や脅威を与えてしまうことがあります。
誰もがハラスメントの加害者にも、被害者
にもなりうるのです。
大切なのは、お互いの人格を認め合い、尊
重し合うことです。相手の気持ちを推し量り、
自分の言動を客観的に振り返ることができれ
ば、そこに信頼関係が生まれ、ハラスメント
を防げるのです。
ハラスメントの加害者とならないために
あなたの言動を相手がどう思うか、自問自
答してみましょう。
自分は好意でしていることでも、相手が嫌
がっていませんか?
自らの思い込みを相手に押し付けていませ
んか?
あなたの言動に対して明確に拒否をしてい
なくても、相手は心の中で嫌がっているかも
しれません。そのサインを見落としていませ
んか?
●ハラスメント相談員
ストップ
大貫裕子
ハラスメント!
辻元早苗
中西菊乃
羽田紘一
深澤瑞穂
桃田義和
諸井泰子
●ハラスメント相談専用メールアドレス
[email protected]
●そのほか、一般的な学生相談に応じる学生相
ハラスメントを受けたら
勇気を出して、相手に自分が不快であるこ
とを伝えましょう。
いつ、どこで、どんなハラスメントを受け
たか記録しておきましょう。
一人で悩むことはありません。まず、信頼
できる人に相談してみましょう。
本学にはハラスメント相談員がいます。一
人で相談しにくい時は、信頼できる人に同行
してもらって一緒に相談しましょう。相談の
秘密は固く守られます。
もしハラスメントを受けているところを見
かけたら、注意してあげましょう。ハラスメ
ントを傍観しない意識が、
その抑止力となり、
ハラスメントのない環境を作ります。
談室もあります。
電話:090-2557-1844(平日 10~17 時)
※電話で相談日時を予約してください。
加害者にも被害者にもならないために
ARIAKE College of Education and the Arts
平成 27年4月発行
有明教育芸術短期大学
人権委員会